● CES 2015をピックアップ Ⅱ
米ラスベガスで9日まで開かれた世界最大の家電見本市「国際家電ショー(CES)」で、身に着けられる「
ウェアラブル端末」をはじめ、柔軟な発想で生まれた新技術で注目を集めた(上図クリック)。それは、日
本のベンチャー企業「ログバー」(東京)の指先を動かすだけで家電を操作できる「指輪型ウェアラブル端
末」だ。スマートフォンと連携し、指で三角や四角などを描くだけで、照明のオン・オフやテレビの音量調
整などができ、「革新的なウェアラブル端末」として主催者から賞を受ける。
同社が2014年2月、インターネットを通じて小口の資金を募る仕組みを使い、わずか1日半で目標金額
の約25万ドル(約3000万円)を集めたこともCESで話題になった。同じように日本のベンチャー企
業――スノーボードのブーツの留め具にセンサーを取り付けた端末で速度や両足の力のかかり方などを計測
し、スマートフォンに表示した映像と数値で自分の滑りを分析できるシステムを開発した家電ベンチャー「
セレボ」(東京)。仮想現実ゲーム体験ができるゴーグル型ディスプレーを開発した{フォーブ{(東京)
遠隔操作できるコミュニケーションロボットを発表した「オリィ研究所」――なども人気が集中したことが
報じられている。ここでもデジタル革命渦が弾けているというわだ。
【漁網ロボット工学】
● 好適環境水とは何か
好適環境水とは、魚類の代謝に最低限必要な物質を含んだ水このこと。魚の浸透圧調整に深く関わるナトリ
ウムやカリウムを含む一部の電解質を特定(三種類)。わずかな濃度の電解質を真水に加えるだけで魚類の
代謝に最低限必要な物質を含む水「好適環境水」を岡山理科大学山本俊政准教授らの開発やナノ・マイクロ
バブル技術開発などの効果もあり、以来、内陸部の水族館や窯業じゃくなく、養魚(魚工場)が拡大普及し
ていく。内陸部に効く(=有利な)魚類は、体長が30センチメートル以下程度の非回遊性(あるいは回遊
性を矯正できる)で、今後とも新たな海水魚や貝類などの養殖・畜養は拡大していくだろう。数年後には、
植物工場の横で、魚工場が稼働している、と言う風なシーンは常識となるかも知れない。
昨年、魚介類の畜養・養殖で、近大マグロやウナギの人工ふ化・稚魚養殖など話題となったが、海洋部での
畜養・養殖工学は、地球環境や食糧資源乱獲の問題から大きく進展していくが、内陸部の魚工場のように多
くの課題は既に解決可能だとみている。海洋の場合は、大形の回遊魚だけでなく、貝類や蟹・海老などの甲
殻類だけでなく、海草類などの完全養殖・畜養事業が成長すると観られる。そこで、海洋部での水産業の成
長に欠かせないのが『漁網ロボット工学』だ。上図の自動ファスナや下図のような起電式自動洗浄籠網の機
能などを取り込んだ「自律型漁網ロボット」の出現で、イメージをいうと、このロボットが遠隔操作(テレ
メトリック)で目的地へ自律曳航→漁網同士が自動合体(トランスフォーメーション)→繋留固定(自動位
置是正機構作動)→水産種の放畜及び関連資材投入→自動畜養・養殖監視管理(食餌・浄化・保護)→自動
籠底浮上装置(例:エアーバッグ方式)→水産種の収穫→定期保全後投入するというイメージである。この
事業の成功可否は(1)初期投資に対する金融支援と(2)販路開拓である。これが成功すれば後は何とか
なる(例:水素ステーション整備と水素燃料電池車の普及)。
こんなことをしているから、日本の保守的風土の土建体質がいつまでたっても批判されるのじゃなのい?!「国土堅
牢化構想」に関わる誇り高き真っ当な「土建屋」はこんなことによね?!
● マッサンを鑑賞しながらウォーキング
NHK連続テレビ小説『マッサン』でヒロインの亀山エリー役を演じている米国人女優、シャーロット・ケ
イト・フォックスが昨日、大阪・今宮戎神社で行われた「十日戎」の恒例行事「宝恵駕(ほえかご)行列」
に参加したことが話題となっている。この朝の放送の時間帯は、ルームランナーでウォーキングと重なって
いるのでボリュームを上げトレーニングメニューをこなしている。ただし、日曜は関口宏のサンデーモーニ
ングだが。ここは北の大地の妖精、中島みゆきのカバー曲『麦の唄』が気に入ったのでこれを聴いてみたが、
なかなかの味ある楽曲となっている。