● 進化するライトウェイトスポーツカー マツダ 新型ロードスター登場
新型ロードスターがアンベールされた。全長×全幅×全高 / 3,915mm × 1,730mm × 1,235mmで、車体
重量 / 1020kg、ホイールベース / 2,315mm、エンジン / SKYCATIV-G 直噴ガソリンエンジン 直列4気
筒 1.5L 128hp 2.0L 155hp(上表の数値は参考)、トランスミッション / SKYACTIV-MT 6速マニュアル
トランスミッション、フロントサスペンション / ダブルウィッシュボーン方式、リアサスペンション /
マルチリンク式、ステアリング / 電動式ラックアンドピニオンパワーステアリング(EPAS)、ブレーキ
(前後) / ベンチレーテッドディスク / ソリッドディスク、 タイヤサイズ / 195/50 R16などの仕様
で(『ハイテン巡礼の明日』参照)、排気量は1.5リットルと2.0リットルの2種類。最大の特徴は、エ
ンジンをSKYACTIV-G をとしたことで、高圧縮比(14.0)で燃費と低中速トルクを従来比で15%改善して
いる。それ以外は、アテンザとCX-5の改良モデルに採用したLEDアレイ方式グレアフリー(防眩)ハイビ
ームを採用した「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)で、夜間走行におけるドライバーの認知支
援強化している。このように経済性だけでなく環境と安全配慮という現在的な品質要求側面を相乗させ
たマツダの総合技術力が光る一品である。
● ソニーの有機エレクトロルミネセン技術 "蠢くような黒”が評価されアカデミー賞授与
米映画芸術科学アカデミーは13日、米映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞のうち、今年の科学技術賞
をソニーの日本人技術者4氏らに贈ると発表。受賞するのは筒井一郎、武昌宏、田村光康、浅野慎の4氏。
映画の編集作業で利用される有機EL(エレクトロルミネッセンス)モニターの開発が評価された。有機EL
モニターは液晶モニターに比べて黒の再現率が高いのが特長。映画芸術科学アカデミーは「編集作業で映
像を忠実に再現できるようになった」と映画界への貢献をたたえた。4氏とも神奈川県厚木市の研究開発
拠点に所属している。
安倍首相は14日、関西テレビの番組に出演し、現行憲法について「日本人自らの手で作ったとは言い難い。
21世紀の理想の姿を込めた新しい憲法を自らの手で書くべきだ」と述べ、憲法改正に改めて強い意欲を示
した。その上で「与党だけではできない。維新の党に賛成していただければいい」と協力を呼びかけた。
維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長が進める大阪都構想については「二重行政をなくす意義はある(5月
予定の)。住民投票で賛成多数となれば必要な手続きは粛々と行いたい」と評価したことが報道された。
昨年の小学校同窓会で都構想の是非を尋ねてみたが、明確な賛成者は1名でその他の仲間は明確な意思表
示がなかった。高等学校の仲間の一人は(堺市を除く合併する)意味が分からないとのことだった。二重
政解消による維新の試算――賛成派の試算も、反対派の試算もその前提条件により大きく変化する。試算
の目的変数は説明変数で数理工学で推定で可能だが、想定外の説明変数が存在すれば信頼性を喪失するか
ら、疑ってかかった方が良い――では年間数7百億程度(公務員の人件費に換算すると数千人/年? )、
自民・民主・共産党の反対派の試算では、現在の府の借金が総額6兆円超(収入に対する借金返済の割合
を示す実質公債費比率は18.1%―2012年度決算、暫定値)と高く合併による大阪市民のデメリットが大き
すぎると反対している。
大阪市民の言い分は理解できる。市町村合併は大阪でなくても難しく、ここ彦根市でも甲良町・豊郷町・
た多賀町の合併は財政や歴史背景を理由――財政的に余裕のある多賀町との合併には賛同者が多かったも
のの――から頓挫している。したがって、大阪都構想も強力なリーダーシップがなければ実現しないこと
は住民が理解している。結局のところ「合併」によるメリット・デメリットの考え方に尽きる。公営ギャ
ンブル都市建設案などは、短期的な借金の帳消しを狙ったもので、絶対反対というものではないが、大局
的には決して感心できる方法――国が公務員を使い国債運用で利益増を狙うのと同じようなもので――で
はない。実質的な価値を増やす、例えば、福祉医療、防災、再エネ事業などの仕事に選択と集中し、住民
の所得を増やすこと以外になさそうだということを住民は理解している。ここは都民の力を結集し、大阪
都の地方債を独自発行できる経済基盤強化――言うは易く行うは難しだが――そのための原資が都民の労
働(仕事)にあることを――誇り高く掲げ王道を踏み出すしかないだろう。それが志であれば県外の住民
としても何らかの支援に参加したい。頑張ろう!大阪。
● 成長率:14年度実質-0.5% 15年度は1.5%予測
政府は12日、2015年度の経済見通しを閣議了解した。国内総生産(GDP)の成長率は物価変動の影響を
除いた実質で1.5%、物価の影響を含めた名目で2.7%と予測。一方、2014年度の成長率は、昨年春の
消費税増税後の消費低迷が長引き、実質でマイナス0.5%名目で1.7%と予測し、昨年7月の試算(実
質1.2‰名目3.3%)から大幅に下方修正した。実質でマイナス成長になるのは09年度以来5年ぶり。
政府は経済見通しを基に税収を見積もり、15年度予算案に反映させる。15年度に成長率が改善するのは、
原油価格の下落などで、民需主導の回復が進むと見通している。想定している円相場は平均1ドル=118円
70銭で、前年度比で8%円安が進み、原油の輸入価格は1バレル=69.3ドルと同26.6%低下すると予測。
大企業を中心に、春闘で2年連続の賃上げが期待されることもあり、個人消費の回復や企業の設備投資が
進むと見込んだ。消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)の上昇率は1.4%を見込み、完全失業率は3.5%
と完全雇用に近い水準にあるという。
しかし、これで明確になったことは、財務省や日銀、あるいはそれに同伴する経済専門家や保革の政治委
員の学習能力や自己責任のなさである。前政権と同様に現政権も同レベルだったのかと期待した分を裏切
られ嫌気をさした。元々、"アベノミクス"に先立つ、わたしが考案した、機動的な"双頭の狗鷲(経済戦略
)"を重ね合わせたものだ。可哀想なのは政治的な経済支援を得られない経済的弱者層である。不甲斐ない
情けない話ではあるが、ここは、"自立自尊"と気合い入れ直そうではないか。
● アベノミクスの改革停滞懸念、知事選連敗で与党に暗雲
アベノミクスにおける改革政策の停滞に市場の懸念が強まっている。11日投開票の佐賀県知事選では、与
党推薦候補が農協の支援を受けた対立候補に大敗。4月の統一地方選に暗雲が立ち込めている。地方選を
勝つために農業改革という象徴的な政策を後退させるという事態になれば、安倍晋三首相が進める改革全
体に影響が及びかねないと不安視する声が出ている。昨年の知事選で、自民党候補は、昨年の滋賀(7月)
と沖縄(11月)で敗北。福島(10月)は独自候補擁立を断念し相乗りしたため、佐賀を含め「実質4
連敗」との厳しい見方もある。衆院選では与党で3分の2以上を獲得し圧勝、地方選では民意を得たとは
言いにくい状況という。経済協力開発機構(OECD)は、関税や補助金といった保護策による収入の割
合を算出しているが、2011~13年のデータで日本は55.6%と 2番目に高く、OECD平均の3倍近い
水準。
さらに、陸上自衛隊が導入する新型輸送機オスプレイの佐賀空港(佐賀市)への配備計画をめぐり、佐賀
県の山口祥義知事が「白紙」と表明。これに対し、菅義偉官房長官は15日午前の記者会見で、「安全保障
上、極めて重要であり、早期配備に向け知事の理解と協力を得られるよう丁寧に説明したい」と述べ、説
得に努める考えを示したというが、自公圧勝後とはいえ前途多難な安部政権である。ここでは事実関係だ
け記載し、「農協改革」については残件扱いとしておく。
● マイ3Dプリンタを組み立てる
デアゴスティーニの週刊「マイ3Dプリンター」を組み立てることに(総額では約11万円)。
さて、最後までやり通せるのか疑問ですが。