12 顔 淵 がんえん
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「内に省みて疾しからずんば、それ何をか憂え伺をか惺れん」(4)
「君子敬して失うなく、人と恭しくして礼あらば、四海の内みな兄弟なり」
(5)
「百姓足らば、君たれとともにか足らがらん。百姓足らずば、君たれととも
にか足らん」(9)
「君、君たり、臣、臣たり、父、父たり、子、子たり」(11)
「君子の徳は風なり。小人の徳は草なり。草これに風を尚うれば必ず催す」
(19)
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4 君子の資格について司馬牛から質問されたとき、孔子はこう答えた。
「心に心配や恐れのないのが君子だ」
「それだけで君子といえるでしょうか」
「良心に照らして恥じるところがあれば、心配や恐れから解放されないわけ
だ」
★司馬牛は宋の桓蛤(七-22)の弟だといわれている。桓魋(かんたい)は
宋公に叛いて出奔し、司馬牛は責を負って領邑を返上して宋から孔子のもと
に来学したが、つねに憂懼(ゆうく)の色があったという。次章の司馬牛の
嘆きも、兄桓魋の件をふまえてのものと解されている。
司馬牛問君子、子曰、君子不憂不懼、曰、不憂不懼、斯可謂之君子已乎、子
曰、内省不疚、夫何憂何懼。
Si Ma Niu asked about a gentleman. Confucius replied, "A gentleman
must not be anxious and afraid." Si Ma Niu asked,"If he is not anxious
or afraid, is the person called a gentleman?" Confucius replied, "He
has a clear conscience when he reflects on his actions. So he is not
anxious or afraid."
国際抗ウイルス創薬局と事業開発
新コロナウイルスとは
高血圧の患者はコロナウイルスで死亡するリスクが高いようだ、と1月中旬
から重病患者を治療する中国の集中治療医が話す。その理由の説明は未開公
開にあり、ウイルスの初期出現した中国の武漢で働く中国人医師は、その基
礎疾患に感染した患者が重度の苦痛に陥り死亡する可能性が高いことに注目。
1月に武漢で亡くなった170人の患者のグループのうち、現在世界中で流
行している病原体による死傷者の最初の波であり、ほぼ半数が高血圧症でこ
れは非常に高い比率である。2か月前に荒廃した都市に送られ、そこでの患
者治療の支援者で、すべての基礎疾患の中で、高血圧が重要な危険因子とな
る。高血圧は患者を悪化させ、予後不良を引き起こす重要な要因になる可能
性がある(China turns to propaganda to restore image in virus 'war' ,
The Japan Times, 2020.3.10)。イタリアのような国が危機に陥る中、医師
はわずか3か月で世界中で140,000人以上に感染している高感染性病原体の
治療に悪戦苦闘。病気の経過を理解し、最もリスクの高い個人を特定するこ
とは、12月の中国での出現以来4,380人以上が死亡した世界的な感染療養を
最適化が重要になる。現在新たな感染が劇的に鈍化し、15,000人以上が入院
している中国人患者の大規模な臨床データ研究の最中にあり、この病気は患
者の6%で、容体悪化がに急速に起こる高齢者と高血圧症患者を注視。高血
圧の要因に加えて、病気の治療に関する担当医の洞察は次のとおり。
すばやく換気
臓器不全がすぐに発生する可能性があり、医師は呼吸困難な患者対策をエス
カレートすべきでなく、侵襲性の低い方法で低血中酸素レベルが改善できな
い場合、医師は侵襲的な換気対策(患者の喉にチューブを挿入するか、喉を
切開して気道確保する)する必要がある。侵襲的機械的換気を必要とする患
者のほぼ半数は死に至るが、回復する患者の大部分は早期に侵襲的換気を行
った患者である。患者はできるだけ早く侵襲的換気を使用する必要がある。
遅くする意味はない。呼吸療法士(換気と酸素治療を専門とする医師)は、
Covid-19で重篤な患者の治療で、知識が豊富であり、患者の状態に合わせ人
工呼吸器を微調することが重要となる。
「魔法の弾丸」でない薬
ウイルス治療に開発されている薬剤への期待が高まっており、投資家は現在、
治療試験している製薬会社の市場価値に数十億ドル(約数千億円)を投入し
ているが、薬だけでは患者、特に重度の患者を救うことはできないと言う。
17年前にほぼ8,000人が疾病となったSARSの経験は、ほとんどの患者が特
定抗ウイルス薬なしで治癒できることを示している。そして、抗生物質の豊
富さは細菌感染による死を防がなかった。ウイルスに感染した場合、ウイル
スを殺し臨床結果を変えることができる薬の出現を願うものの、特効薬でな
い。代わりに、集中治療室の専門家と看護師のチームは、患者の生存維持す
る上でより重要になる可能性がある。ICUの医師は、オーケストラの指揮者
のように働き、さまざまな専門家の意見を考慮し生命維持治療を行う必要が
ある。
再感染の脅威
回復して病院から退院した人々は、後で再び陽性になり、さらには病気で死
ぬこともあるが、ウイルスが何らかの形で再出現する可能性があるとの報告
が存在する。退院後数日以内に再感染する患者は理論的に意味がない。なぜ
なら、病気との闘いから生まれる血流中抗体はそれほど速く消失しない。再
び陽性試験を行った人々の観点から、陰性に対する信頼性の懸念がある。た
とえば、同じ患者のさまざまな領域から採取されたサンプルは、ウイルスの
存在場所により試験方法が異なる。異なる製造業者によって作られたテスト
キットには、試験結果に影響を与える不整合な場合もあるだろう。物理的な
脆弱性があるように見えるが、妊婦と子供はコロナウイルスの深刻な影響を
受けないようである。これは、インフルエンザのような他のウイルスとは対
照的で、感染した妊婦はコロナウイルスで深刻な状況に陥ることはない。
インフルエンザの場合、妊娠は深刻な症状を引き起こし、悪い結果につなが
る可能性が高い危険因子だが、今回はそうでない。コロナウイルスに感染し
た子供も軽度の症状しか経験していない傾向にある。集中治療を必要とする
状態の子供の感染症悪化は見られないと担当医師はこのように話す。
新薬開発で注目の製薬会社は米ギリアド・サイエンシズ、アッヴィ、ジョン
ソン・エンド・ジョンソン、英グラクソ・スミスクラインなど海外勢が目立
ち、日本勢の影は薄い(下表を参照)。
製薬は“ビジネス”というが
感染症は「流行」があるため、治療薬やワクチンの開発(通常数年~十数年
)が完了した頃には流行が終息している可能性が高い。いざ上市の段階にな
って「ほとんど売れない」となれば、製薬会社は当然、研究開発費を回収で
きない。そもそも治験段階で必要な感染者が集まらず、開発断念という“リ
スク”すらある。2月25日時点で中国が約8万人、日本はクルーズ船を含めて
約900人。「潜在的な感染者数はもっと多い」との指摘はさておき、数字だ
けを見れば希少疾病(日本国内患者数が原則5万人未満)の部類には違いな
い。それで力が入らないと言うのだろうがそれは、おかしなはなしである。
そこで、”人命は地球より重し”主義の持論が登場というわけだ。以下、
ブログ展開されてきた経済的計算でいくと、「1人の命」=「世界のGDP」
に匹敵する約5千兆円~1垓円/人でいわゆる”ビジネス”でなく”カーム
(calm)”規模の投資も可能な価値をもつと考えれば、"政府力"を発揮し、
世界貢献すべき事業というのが持論であり、”株価”では”人命”ははかれ
ないと肝すべきものである(参考:新型肺炎の治療薬・ワクチン開発で日本
企業の影が薄い理由、 Close-Up Enterprise、 ダイヤモンド・オンライン
2020.02.28)。さあ、日本政府は「国際抗ウイルス創薬局」というユニ
ットを「観光庁」の横に新設しようではないか。^^;
从高血压管理角度,看ACE2在新型冠状病毒感染中的机制与争议
新型冠状病毒肺炎(NCP)的暴发影响巨大。新型冠状病毒与SARS一样,都是
通过ACE2感染细胞;同时有报道显示,新冠病毒感染死亡病例中合并有高血
压比例达60.9%。这些发现引起了高血压领域的极大关注:ACE2是什么物质?
与病毒感染后的肺损伤有什么关联?对于病毒感染和高血压治疗又有哪些启示
?目前的学术分歧有哪些?笔者试图进行初步的分析与解读,希望引发大家更
深入的思考与研究。
从高血压管理角度,看ACE2在新型冠状病毒感染中的机制与争议
图1:RAAS系统全貌和ACE和ACE2的作用途径 ACE促进AngⅡ生成,后
者激活肺组织AT1a受体,诱导支气管平滑肌收缩,增加肺血管通透性
、促进肺成纤维细胞增殖、诱导肺泡上皮细胞凋亡,在诱导急性肺损
伤时发挥重要作用。ACE2主要生理作用是降低AngⅠ、AngⅡ和Des-Ar
g缓激肽,促进Ang1-7生成,后者通过特异性Mas受体发挥舒张血管、
抗炎、抗增生、抗纤维化和抗肺泡上皮细胞凋亡等作用,达到拮抗An
gⅡ的生物学作用。ACE2组织分布具有器官特异性,主要表达于肾脏、
心血管及胃肠道系统,在正常肺组织中,Ⅰ型及Ⅱ型肺泡上皮细胞中
均存在ACE2。动物研究证实,在正常情况下,肺部ACE2和ACE的平衡
对于避免肺损伤的病变形成有重要意义[3,5],但由于动物肺部的Ang
Ⅱ受体表达可能与人体存在差异,仍需要进一步开展人体方面的研究
证实这一理论。
02 ACE2与新型冠状病毒
导致的肺损伤有什么关联?
最近研究已经进一步证实:2019-nCoV是通过S蛋白与ACE2结合入侵肺
部细胞;病毒进入人体后,主要通过激活免疫系统,通过细胞因子、
炎症因子等导致肺损伤。那ACE2在冠状病毒导致肺损伤的病理途径中,
到底发挥了怎么样的作用?
针对SARS相关研究对我们提供了启发性的思路——在冠状病毒进入人体
后,下调ACE2水平,导致肺内ACE2的水平下降,而ACE未受影响,肺
内ACE2和ACE失衡,AngⅡ水平升高,过度激活肺部AT1a受体,导致肺
部毛细血管通透性增加,随之出现肺水肿,诱发干咳,同时加重炎症
反应和细胞凋亡,加速肺损伤。
同时ACE2水平降低导致Des-Arg缓激肽-BK1受体途径激活,进一步加
重症状,放大肺部炎症与损伤。从病毒感染到发生肺损伤的进程来看,
ACE2既是冠状病毒感染人体的必要靶点,同时在发生感染后,ACE2水
平下降甚至缺失,也是导致NCP人群肺损伤和肺衰竭的关键病理因素
之一目前NCP与SARS仍有不同。有专家指出,与SARS的开始即表现为
严重的肺部损伤不同,NCP初期表现并不严重,但有些患者后期会出现
急剧恶化的多器官衰竭,机制上是一种“炎症风暴”,这也给救治和
机制研究提出了新的问题,哪些炎症因子参与此过程,又有哪些可以
有效阻断的干预手段
图2:冠状病毒导致肺损伤过程中ACE和ACE2的调节作用
この頁つづく
【ポストエネルギー革命序論152】
オーストラリアの研究者がタンデム型太陽電池の限界を押し広げる
オーストラリア国立大学の科学者は、機械的に積み重ねられたペロブスカイ
ト-シリコンタンデムセルの効率27.7%達成。オーストラリア国立大学(ANU)
の研究者は、ペロブスカイトシリコンタンデム太陽電池の新しい効率記録を
樹立し、2次元ペロブスカイトのバルク組み込みに対する表面コーティング
の効果を調査しました。タンデムセルの効率が30%に近づくと、ANUの研究
者は、その成果が技術の商業的競争力の向上に役立つことを望んでいます。
シリコン太陽電池は市場にありますが、ペロブスカイトは数年前から商業化
の危機にonしており、多くの主要な研究機関が低コスト、高効率の代替品を
提供する可能性に関心を持っています。シリコンセルの上にペロブスカイト
太陽電池をスタックすると、無機材料でできて赤色光を効率的に吸収します。
シリコン太陽電池は市場にありますが、ペロブスカイトは数年前から商業化
の危機にonしており、多くの主要な研究機関が低コスト、高効率の代替品を
提供する可能性に関心を持っています。シリコンセルの上にペロブスカイト
太陽電池をスタックすると、無機材料でできて赤色光を効率的に吸収します。
最近、3次元と2次元のペロブスカイトを組み合わせた混合次元ペロブスカイ
ト太陽電池は、効率と安定性が向上しているため、関心を集めています。
しかし、3Dペロブスカイトと2Dペロブスカイトをどの方法で組み合わせるの
が最適かは不明です。これに対処するために、科学者は2次元ペロブスカイ
トと3次元ペロブスカイトを組み合わせるさまざまな方法、つまり表面コー
ティングとバルク取り込みを検討しました。n-ブチルアンモニウムブロマイ
ドによる表面コーティング戦略を使用して半透明のペロブスカイトセルを製
造し、4端子タンデム構成でシリコンセルと組み合わせることにより、ANU
の研究者は、交互嵌合バックコンタクトシリコンボトムセル(サイズ不一致)
で27.7%のタンデム効率を達成しましたまた、1 cm2のサイズに適合したタ
ンデムで、背面に局所拡散したシリコンボトムセルを備えたパッシベーショ
ンエミッタで26.2%の効率を達成しています。
カイリー・キャッチポール教授は、この技術を世界中に展開する前に、これ
をわずかに(30%程度まで)改善する必要があると言います。「この結果は、
タンデム型太陽電池の可能性を示しています。彼らは、太陽エネルギーの特
定の部分、たとえば高エネルギーの青色光子をより有効に活用することがで
きます」と彼女は言いました。チームは現在、オーストラリアの再生可
能エネルギー庁(ARENA)からの財政支援を受けて、新しい太陽電池
の安定性をさらに向上させながら、さらに高い効率を達成することに
取り組んでいます。 「太陽光発電の国際技術ロードマップは、タン
デム型太陽電池が2023年に量産されると予測しているため、非常に
近い」と主任研究員のThe Duong博士は語った。
1月に、ヘルムホルツツェントラムベルリン(HZB)の科学者グルー
プが、効率29.15%でペロブスカイト/シリコンタンデムセルを生産
しました。これは、この技術の新しい世界記録です。HZBは以前 PS
/Siタンデムセル効率の効率記録を25.5%保持していたが、英国とド
イツのスタートアップOxford PVは、2018年後半に28%の効率的なセ
ルの生産をさらに推し進めた。HZBの新しい記録は、ドイツのこのグ
ループは、この技術の30%の障壁をターゲットにすると述べている。
この記事は11/03/20に修正され、シリコン太陽電池は赤色光しか吸
収できないという声明を削除した。
ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池がラボで30%の効率に近
づいています
Helmholtz Zentrum Berlinの科学者は、ペロブスカイト/シリコンタ
ンデム太陽電池の世界効率記録を取り戻し、1cm²のデバイスで29.15%
を達成しました。 記録はフラウンホーファーISEによって確認され
ており、HZBによると、これは30%の効率マークが手の届くところに
あることを意味します。
“燃えない”電解液を新開発、リチウムイオン電池の性能・寿命向上も実現
東京大学の研究グループが、リチウムイオン電池の発火原因となる可
燃性電解液に代わる、新たな溶媒の開発に成功。これを利用すれば、
高い安全性だけでなく、エネルギー密度や電池寿命など、性能面の向
上も見込めるという。東京大学の研究グループは2020年3月、炭酸エス
テル類に代わる多機能溶媒の設計・合成に成功したと発表した。この
多機能溶媒をリチウムイオン電池の電解液として用いれば、燃える危
険性がなく安全かつ、高いエネルギー密度と長寿命を同時に実現する
ことが可能になるという。
広く普及しているリチウムイオン電池は一般的に可燃性の有機電解
液を用いており、これが火災事故の主たる原因となっている。繰り
返し充放電のためには負極に保護膜を作る特定の有機溶媒(炭酸エ
ステル類)が必須とされているが、この炭酸エステル類が高い可燃
性を持つ。
そこで研究グループは炭酸エチレン(EC)や炭酸ジメチル(DMC)な
ど、炭酸エステル類の代替溶媒になりながら、難燃性と機能性を持
つ新たな電解液材料の開発に取り組んだ。ECと同じ五角形構造(五
員環)のフッ素化リン酸エステル(TFEP)を開発し、これはSEI
(solid electrolyte interphase)と呼ばれる保護膜を形成する能
力を持つ。さらにリン酸エステルのように難燃性とともに、フッ素
化溶媒の特長である高い酸化耐性を併せ持つという。開発した溶媒
は既存の電池生産ラインでそのまま使用することができるメリット
もあり、ほぼ全ての正極・負極材料で直ちに実証試験が可能という。
研究グループは今後、今回開発した電解液の実用化に向けて課題の
抽出および解決を行うとともに、さらなる高機能電池材料の開発を
進める方針だ。
次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の開発を行うAPBは、
JFEケミカル、JXTGイノベーションパートナーズ、大林組、慶應イノ
ベーション・イニシアティブ1号、帝人、長瀬産業、横河電機の計7
社を引受先とする第三者割当増資により、総額約80億円の資金調達
を実施する。
APBは、三洋化成工業とAPBの現代表取締役である堀江英明が共同で
開発したバイポーラ積層型のリチウムイオン電池である全樹脂電池
(All Polymer Battery)の製造及び販売を行うスタートアップ企業。
全樹脂電池は、界面活性技術を有する三洋化成が新開発した樹脂を
用い、活物質に樹脂被覆を行い、樹脂集電体に塗布をすることで電
極を形成している。このような独自の製造プロセスにより、従来の
リチウムイオン電池よりも工程を短縮することで、製造コスト・リ
ードタイムの削減を実現するとともに、これまでにない高い異常時
信頼性とエネルギー密度を実現している。部品点数が少なくて済む
バイポーラ積層型で、樹脂で構成しているため、電極の厚膜化が容
易に行え、セルの大型化が可能で形状自由度が高いことも特長であ
り、リチウムイオン電池理想の構造ともいえる。
今回の資金調達は、APBが開発する全樹脂電池の量産工場設立を主た
る目的とするものであり、今回の資金調達を踏まえて、全樹脂電池の
量産技術の確立、製造販売の開始に向けて投資を実施する。また、
全樹脂電池の量産やその後の市場展開において必要となる各分野に
おいて、豊富な経験を持つ新たなパートナーの支援を得ることで、
APBは成長を加速していく。
【APB株式会社代表取締役・堀江英明氏によるコメント】
従来、電池のデザインにおいて、電流を通す端子や集電体は、抵抗
を低減するための部材として金属であることが必須と考えられてき
ました。我々は今回、世界で初めて、集電体を含めた電池骨格を全
て樹脂材料で再構築し、またバイポーラ構造を採用することで、出
力は従来同様に確保しつつ、異常時においても電池内部での急激な
発熱・温度上昇を抑制する、世界初の電池デザインとそれを支える
一連の革新的な技術群を創出し、この高性能電池を『全樹脂電池』
と名付けました。今回の増資で、既存株主に加え新たなパートナー
からのご支援を頂くことにより、さらに強力な体制で、工場建設・
新生産プロセスを実現し、いち早く本技術の社会実装を図ってゆく
所存です。
【三洋化成工業株式会社代表取締役社長・安藤孝夫氏によるコメント】
自家発電、蓄電、電力の自由化、再生可能エネルギーの活用、IoT技
術による電力インフラの高度化、災害対応など、今まで以上に電池や
蓄電システムの重要性は高まっています。曲げても釘を打ちつけて
も発火せず安全で、形状自由度が高く、低コストにつくれるという
革新的でユニークな全樹脂電池は、あらゆる生活の場面を豊かにし、
持続可能な社会の創造に貢献できるものです。三洋化成はAPBの株主
としてそのような全樹脂電池の事業化を支援し、パートナー企業のみ
なさまとともに『オールジャパン』の体制を作っていければと思っ
ています。10月には株式会社日本触媒との統合を控えていますが、
三洋化成・日本触媒の強みを融合し、経営リソースを投入して統合
後も引き続きAPBをサポートしてまいります。