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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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優しく、丁寧に、賢明に④

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる "招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編成のこ
と)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクター。愛称「ひこに
ゃん」。 


                                          
13 子 路  し ろ
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「その身を正す能わざれば、人を正すをいかんせん」(13)
「近き者説べば、遠き者来たらん」(16)
「速やかならんと欲すれば、達せず。小利を見れば、大事成らず」(17)
「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」(23)
「剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、仁に近し」(27)
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23 君子は協調性に富むが、無原則な妥協は排斥する。小人は逆であ
る。やたらと妥協はするけれども、真の協調性には欠けている。(孔子)

子曰、君子和而不同、小人同而不和。
Confucius said, "Gentlemen harmonize with others and never flatter
others. Worthless men flatter others and cannot harmonize with
others."


下水の中のウイルス分析 新たな"コロナ感染指標"
5月27日イェール大学の調査によると、下水はコロナウイルスの症例数
を予測。下水はコロナウイルスのパンデミックの指標として、あるいは
少なくともCOVID-19が地域で再び感染状態が急上昇する予測に役立つか
もしれない。試験は、7日間の主要な指標を示し、便で発見されたウイ
ルスの量が3日後の入院量と相関----3月19日から5月1日までのイー
ストショア水質汚濁防止施設からの固形廃棄物を分析し、コロナウイル
スSARS-CoV-2の量が検査合計と入院と相関していることを発見した。推
測では、実験データが増えればおそらく7日未満で判定できる、監視方
法として使用可能となるだろう。多くの人々は、これらの社会的距離制
限(社会的密接距離)が解除された後、第2の波とを懸念している。下
水汚泥は常時、試験可能であると同研究グループの責任者は話す。
medRxiv.orgの投稿論文によると、管轄区域では、一次汚泥のSARS-CoV-2
濃度を使用、コミュニティの発生ダイナミクスを先取りしたり、特に臨
床試験制限がある場合の制限緩和したりするための基礎データとして提
供できる。ヨルダンペッチャイェール大学環境工学教授は、この実験は
費用対効果が高くつくウイルス蔓延追跡調査として役立つと語る。ウイ
ルスのRNAは、最初にスラッジを濃縮し抽出➲ウイルスRNA溶出し効率
的に非常に少量(約51百万分の1リットル)に抽出し➲長時間を要す
酵素プロセスを経てサンプルを増幅させる。今後はプロジェクトを拡大
し、他の地域にも拡大したいが研究資金難にある。イェールニューヘブ
ン健康センタとびイェール医学部の最高臨床責任者のトーマスバルセザ
ック博士は、COVID-19が便によって拡散した事例の見聞はないと話す
感染に影響があるとは思えないが、地域全体でのコロナウイルス負荷調
査方法が何らかの影響を与えるだろう。それを採取し、特定濃度が廃水
中にある場合、それを指標としたばあい、感染者数の何パーセントにな
るだろうか。興味深い研究だが、廃水処理プラント従業員にとって、そ
れが懸念原因だと考えなし、実際、懸念原因でもないと思うと話す。
ニューヘブン港の東側にある処理プラントは、ニューヘブン、イースト
ヘブン、ハムデン、ウッドブリッジから下水を取り入れ、工場では1日
あたり約4,000万ガロンの下水が処理されている。

✔ モニタリングとしては使えだろうが、PM2.5のモニタリングと同様で、
後ろ向きな、後衛的なアラート機能で、前衛的なPCRシステムの個体
別モニタリングシステムにははわない。速く、定期的なPCR検査シス
テムの構築を望むものには、サービス産業の接客業のように有っても無
くても良いものだろと思える。



煩雑な手作業を省き、検査時間を半分
新型コロナウイルス検出試薬キット
4月20日、島津製作所は、「新型コロナウイルス検出試薬キット」を発
売。現状の遺伝子増幅法(PCR法)による新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)
の検出では、鼻咽頭拭い液などの試料(検体)からRNAを抽出して精製す
る煩雑な作業が必要。これが多数の試料を迅速に検査する際の妨げにな
ってきた。本キットの使用によってRNAの抽出・精製工程が省けるため、
検査に要する人手を大幅に削減でき、かつ2時間以上かかっていたPCR
検査の全工程を従来の半分である約1時間に短縮できます。96検体用PCR
装置を用いて、96検体を検査した場合でも1時間半以内で行えます。ま
た、手作業を行わずに済むため、人為的なミスの防止にもつながる。
「新型コロナウイルス検出試薬キット」は、同社独自のAmpdirect技術を
ベースに国立感染症研究所のマニュアルに沿って開発。同技術は「生体
試料に含まれるたんぱく質や多糖類などのPCR阻害物質の作用を抑制で
きるため、DNAやRNAを抽出・精製することなく、生体試料をPCRの反応
液に直接添加できる」というもの。島津製作所は、これまでにAmpdirect
技術を用いて、腸管出血性大腸菌やサルモネラ属菌、赤痢菌、ノロウイ
ルスなどの病原体検出試薬を開発・販売しており、ここで培った技術を
応用して新型コロナウイルス検出試薬の開発を行っている。



米の死者10万人を突破、ブラジル感染者数が44万人に


2020.05.29

電気遺伝学デバイスで細胞のインスリンを放出
遠隔操作による医学的介入における電気遺伝学の利用を発展させ、研究
者らが新しいデバイスを報告。1型糖尿病のマウスモデルで試験したと
ころこのデバイスは遺伝子操作した細胞に無線操作でインスリンを放出
させ、数分以内に動物の血糖値を安定化させた。外部電場を使用して必
要に応じてインスリンを放出させるこの方法は、精密にコントロールさ
れた糖尿病療法への扉を開くものである。細胞機能の遠隔制御の手段と
して精密な波の光を使用する光生物学と同様、電気遺伝学は、電気刺激
を用いて電場応答性のデザイナー細胞の電位依存性受容体の発現に直接
影響を与える。
現在の遠隔操作による電気遺伝学医療機器は、直接的な電気入力を利用
して細胞挙動を制御する高度なバイオ電子インターフェースを利用して
いるが、デバイス電極と遺伝子操作した細胞の間の電気伝導が必要なた
め、その可能性は限定されている。Krzysztof Krawczykらは、着用可能
なデバイスを介して電場を利用して、in vivoで細胞機能を制御するバイ
オ電子インターフェースを開発した。


Krawczykらは、電位依存性カルシウムチャネルを利用して、改変したヒ
ト膵臓β細胞における電気刺激誘発性インスリン産生および分泌を高度
に制御できた。また、これらの細胞を用いて、貯蔵したインスリンを無
線で必要に応じて速やかに放出させることができる補助因子不要の皮下
埋め込みデバイスを設計した。デバイス内の改変したβ細胞は数週間再
利用でき、マウスの正常な血糖値を速やかに回復させることができた。
細胞シグナル伝達の遠隔活性化のためのこのアプローチならびに他のア
プローチについて述べた関連したPerspectiveで、Matthew BrierとJon-
athan Dordickは、「電気遺伝学は、ヒト治療の遠隔ソリューションを設
計するための拡大中の道具箱にある次なるツールである」と述べている。 
【要点】
遠隔制御医療介入のための高度なデバイスには、細胞の行動を直接プロ
グラムするためにデジタル電子入力を使用する電気発生インターフェイ
スが必要。人間の細胞のワイヤレス駆動の電気刺激を、合成プロモータ
駆動の導入遺伝子発現または小胞ストアからの構成的に発現するタンパ
ク質治療薬の急速な分泌のいずれかに直接リンクする、補因子なしの生
体電子インターフェースを提示する。電気発生制御は、L型電位依存性チ
ャネルCaV1.2の異所性発現と内在性カルシウムシグナル伝達を介して目
的の出力に内向き整流カリウムチャネルKir2.1を結合することによって
達成された。1型糖尿病に焦点を当てて、電気感受性のヒトβ細胞(
Electroβ細胞)を設計した。特注の生体電子デバイス内のElectroβ細
胞のワイヤレス電気刺激により、小胞インスリン放出のリアルタイム制
御が提供された。インスリンレベルは10分以内にピークに達した。皮下
移植すると、この電気トリガー小胞放出システムは、1型糖尿病マウス
の正常血糖を回復させた。


Electrogenetic cellular insulin release for real-time glycemic control
in type 1 diabetic mice

熱帯低気圧が強くなり黒潮が強くなり、高緯度地域も暖かくなる 
台湾東部で最強クラスの低気圧の強度と頻度が上昇したことで、北太平
洋西部一帯に熱を循環させている太平洋の海流である黒潮の強さも増し
た。新しい研究によると、熱帯低気圧が強まることで黒潮に流れ込む海
洋渦の中のエネルギー量が増加し、黒潮を加速させるという。この結果
から、熱帯低気圧(TC)と高緯度地域の大幅な温暖化の可能性の間には
正のフィードバックがあることが明らかになった。これとこれ同様のメ
カニズムを見落としている気候モデルは、今後予想される気候温暖化の
大きさとパターンを誤って示してしまう可能性がある。大西洋のメキシ
コ湾流と同様に、黒潮も大量の暖かい海水を熱帯から緯度の高い地域に
運び、熱帯の熱を気温の低い高緯度地域に供給している。黒潮の速度(
および熱伝導率)は主に風とより大きな潮に流れ込む海洋中規模渦に制
御されている。Yu Zhangらは今回、台湾東部でのTCの頻度と強度の上昇
―― 太平洋温暖化の結果―― には、黒潮に流れ込む低気圧性海洋中規
模渦を強化する全般的効果があったことを示した。同時にそれは高気圧
性海洋中規模渦を弱くしていた。
その結果、黒潮は北に向かって加速し、より多くの熱エネルギーが中緯
度および高緯度海洋に運ばれることになった。この結果は、温暖化との
関係で大きくなった熱帯低気圧が海流に流れ込む下部の渦場を変えるこ
とによって大規模な海洋循環に影響を及ぼし、さらには離れた地域の温
暖化を促進する仕組みを説明している。気候モデルで海洋渦を正確に表
すには、さらに理論的なモデリング研究を行って、海洋渦、TCおよび大
規模な海洋循環の相互作用に関係する物理過程をより正しく理解する必
要がある。


アラスカとカナダの広範囲で発生した原野火災の煙。GOESイースト衛星
とウエスト衛星が2019年7月23日に撮影した画像を合成して作成。米海洋
大気局(NOAA)提供(2019年7月29日提供)。

北極地方の「ゾンビ火災」に警戒、異例の高温と乾燥続
5月28日、北極地方の各地に眠っていた「ゾンビ火災」──昨年の記録
的な原野火災の残り火─が、この春の異例の暑さと乾燥で再燃する恐れ
があると、科学者らが27日に警告。欧州連合(EU)のコペルニクス大気
モニタリングサービス(CAMS)の上席研究員で原野火災が専門のマーク・
パリントン(Mark Parrington)は、「衛星による原野火災の観測で、
『ゾンビ火災』が再燃した兆候を捉えた」と述べた。原野火災は、詳し
くは地上からの調査で確認する必要があるものの、昨年火災があった地
域に集中しているという。
2019年はシベリア(Siberia)とアラスカ(Alaska)の広い範囲で、前
例のない規模と継続期間の原野火災が発生した高い気温と低い湿度で原
野火災のリスクは高まっている。欧州は、今年の3月と4月に特に気温
が高かったカナダのマクマスター大学(McMasterUniversity)で分水界
(隣接する河川の流域間の境界線)の生態系を研究しているマイク・ワ
ディントン(Mike Waddington)は、「北極地方では気温が非常に高く
なっているため乾燥し、泥炭が燃えやすくなっている」と指摘し、ゾン
ビ火災とは、地下で燃え続けしばらくたった後に地表で再び燃える火災
のことだと説明する。

  2020/5/17 
次亜塩素酸水、新型コロナへの有効性は確認されず
製品評価技術基盤機構(NITE)は、新型コロナウイルスへの消毒目的とし
て利用されている「次亜塩素酸水」について、「新型コロナウイルスへ
の有効性は確認されていない」との中間結果を発表した。 販売されて
いる製品については、製法(電気分解、混和等)や原料が明記されておら
ず、液性をpH値によって明記しないものも多く、また安全性も根拠不明
なものが多いとする。NITEの調査で販売状況を確認できた81品目中、66
品目が空間除菌を謳って販売しているが、空間噴霧については、ウイル
ス除去性能の評価方法が国際的に確立されておらず、また、次亜塩素酸
水の噴霧が「換気によるウイルス排出や、『3密』回避による感染防御よ
りも有効とする分析は、発見されていない」としている。 同様に消毒
液噴霧による人体への安全性についても、確立された評価方法が無く、
消費者からの事故情報データバンクには「次亜塩素酸(水)の空間噴霧に
よる健康被害」と捉えられる報告が届いていることなどを指摘している。
なお、新型コロナウイルスに対して有効な界面活性剤の検証も進めてお
り、新たに塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)、塩化ジアルキルジメチル
アンモニウム(0.01%以上)も有効と判断。 有効と判断された界面活性剤
は、以下の7種。 ・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%
以上) ・アルキルグリコシド(0.1%以上) ・アルキルアミンオキシド(
0.0%以上) ・塩化ベンザルコニウム(0.05%以上) ・塩化ベンゼトニウ
ム(0.05%以上) ・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上) ・
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上) これらを含んだ住宅・
家具用洗剤のリストも公開している。ただし、これらは身近な物の消毒
用で、手指・皮膚には使用してはいけない。


⛨ 詳しいデータをみていないので、困惑する(どうすればいいと言う
のだろう)。次亜塩素だけではない、オゾンもあり、紫外線(222nm)、
ナノ粒子(電解水蒸気)などで密室循環して、錆びない、50~60%の相
対湿度の空間環境システム(半導体製造レベルクリール対応設備となる
ためコストは高くなるが、高品質・高付加空間製造システムを必要とす
る分野で使われるだろう)、自分で殺菌システム開発してみようか思っ
たほどだが、煩瑣な毎日で忙殺されているので当面はその時間がない。



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