彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひ
こにゃん」
1.ジニア 2.シモツケ 3.シャクヤク
4.シュウコンカスミソウ
【園芸植物×短歌トレッキング:シャクヤク 緋芍薬】
緋芍薬さします毒をうけしより友のうらやむ花となりにき
あやしむなわれと火焔にやかれたは姿ぞほそきひと重芍薬
与謝野晶子
シャクヤクは、ボタン科の多年草。学名 Paeonia lactiflora。初夏、大
形の紅・白色などのボタンに似た花を開く。アジア大陸北東部の原産。
花は一重、八重があり、花色もさまざまで、多くの園芸品種がある。
いずれも薬用になる。花言葉は「はじらい」「慎ましさ」。
【再エネ革命渦論 035: アフターコロナ時代 234】
--------------------------------------------------------------
コンパクトでスマートでタフな①光電変換素子と②蓄電池及び③水電
解に④水素系燃料電池、あるいは⑤光触媒由来有機化合物合成と完璧
なシステムが実現し社会に配置されようとしている。誰がこれを具体
的に想定しただろうか。その旗手に常に日本や世界の若者達の活躍が
あった。
--------------------------------------------------------------
● 技術的特異点でエンドレス・サーフィング
再生可能エネルギー革命 ➢ 2030 ㉟
洋上風力事業を本格化、グリーンアンモニア製造艦試航へ
8月30日、會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市)は10MW級の洋上風
力発電設備を支えるフルコンクリート製セミサブ型浮体にアンモニア
製造装置を搭載し、洋上で直接、再エネ由来のアンモニアを製造して
貯蔵する「グリーンアンモニア製造艦」(GAPS)の実証機開発に着手
したことを公表。 ➲目的:洋上風力発電の電力をその場で直接アン
モニアに燃料化してタンクに貯蔵し、海陸輸送した上で使う直前に水
素に転換する水素サプライチェーンの構築を目指す。➲理由:アン
モニアを水素キャリアとして使うことで、洋上風力発電の出力変動を
気にせず電力を燃料に転換して常時蓄えられる、水素輸送に係るコス
トを約7分の1に圧縮でき、水素サービスステーション(SS)を現行
のガソリンスタンド以下に小型化できる、といった利点がある。今回、
実証開発を開始したGAPS1号艦「MIKASA」は、コンクリートフロー
タを正三角形の頂点に配置した一辺68mのセミサブ型浮体で、連結部材
となる超大径パイルの梁の上に国際コンテナ型のアンモニア製造モジ
ュールを分散設置。フロータ部は、直径18m、高さ42mの円筒に、直径
28mのヒーブプレートを一体化させた形状で、コンクリート3Dプリン
タで積層造形した壁枠の中に構造体を充填することで、鋼鉄製型枠を
必要とせず工期短縮とコスト削減を実現する。3つのフロータをつな
ぐ梁部材には、規格大量生産が可能な直径1200mmの超大型PHCパイルを
採用する。アンモニア製造モジュールは、米国のスタートアップ企業
であるStarfire Energyと提携し開発を進める。同社のアンモニアリアク
タは、風力発電の変動電力に対応可能で1kgのアンモニアを水の電気
分解を含めて14kWhの電力で製造できる触媒技術を採用する。同シス
テムは、アンモニアリアクタ(REコンテナ)、アンモニアの原料とな
る水素製造装置(H2コンテナ)、窒素製造装置(N2コンテナ)、水素
の原料となる海水の浄化装置(ROコンテナ)など、合計10種類のコン
テナで構成される。10MW級の風車を想定した場合、アンモニア生産能
力は年産約1700tの見込み。50kLの貯蔵タンクを6基配置し、約40日分
の貯蔵が可能。同時に、陸上に運ばれたアンモニアから効率よく水素
を取り出すため、米Syzygy Plasmonicsと提携して次世代水素SSの実証
機開発を進める。GAPS艦上でつくられたアンモニアを、載貨重量1000
t級のアンモニア運搬船で回収・運搬して最寄り港に備蓄。アンモニア
ローリーで燃料のまま水素SSに運ばれ、使用直前にSyzygy の光触媒リ
アクタで水素転換され、FCV(燃料電池車)やFC(燃料電池)フォー
クリフトなどに供給される。
【技術的特徴】
従来の触媒ナノ粒子(リアクター)と、より粒が大きい光捕集プラズ
モニックナノ粒子(アンテナ)を組み合わせたLED光触媒技術「アン
テナリアクタ」により、1kgの水素を23kWhの電力でアンモニアから
99.999%(ファイブ・ナイン)の高純度で変換することを実証。同技
術は、水の電気分解による水素製造法式と比べて20%以下の省電力
で、コンパクトで環境に優しい分散型の水素製造システムの道を拓く
ものである。
尚、GAPS実証機開発とアンモニアおよび水素製造モジュールのプロ
トタイピングは、特別目的会社(仮称:Shin-Energy)を近く設立し、
投資家や内外の事業会社のパートナーを募りつつ進めていく。今後、
120m級タワーの本格普及期となる2020B年台後半を睨み、電気事業者
や風力発電設備メーカー、建設業者と連携して、実証機の建設に向け
た詳細設計のフェーズに入る。
【脚注及び関連情報】
①グリーンアンモニアとは? 製造方法は?:グリーンアンモニアとは、
再生可能エネルギーを用い、CO2を排出しない方法で生成された水素=
グリーン水素)を原料としたアンモニアのこと。具体的には、太陽光、
風力といった再生可能エネルギーによって発電した電力を用いて水を
電気分解して水素を製造し、その水素と窒素を合成させ、アンモニア
を作り出す。グリーンアンモニアはその製造プロセスでも、燃焼させ
て発電する際にも温室効果ガスを排出しないため、脱炭素に向けた次
世代のクリーンエネルギー資源として期待されており、将来的には、
火力発電所やボイラーなどの燃料として使用することで、エネルギー
分野のCO2排出量削減に貢献することが期待されている。
②WO2017160154A1 Ammonia cracking アンモニア分解
【要約】
ガスタービンを使用して電力を生成する方法であって、(i) 液体アン
モニアを気化および予熱して、予熱されたアンモニアガスを生成する
工程と、 (ii) 予熱したアンモニアガスを、アンモニアガスを水素と
窒素の混合物に変換するのに適したアンモニア分解装置に導入する。
(iii) 予熱したアンモニアガスを装置内で水素と窒素の混合物に変換
する。 (iv) 水素と窒素の混合物を冷却して、冷却された水素と窒素
の混合物を得る。 (v)冷却された水素と窒素の混合物をガスタービン
に導入する。 (vi)冷却された水素と窒素の混合物をガスタービン
で燃焼させて発電する。
【特許請求範囲】
1. ガスタービンを使用して発電する方法であって、
(i) 液体アンモニアを気化および予熱して、予熱されたアンモニアガ
スを生成する。
(ⅱ)前記予熱されたアンモニアガスをアンモニア分解装置に導入す
る工程であって、前記装置はアンモニアガスを水素と窒素の混合
物に変換するのに適している。
(ⅲ)前記装置内で前記予熱されたアンモニアガスを水素と窒素の混
合物に変換するステップと、
(ⅳ)前記水素と窒素の混合物を冷却して、冷却された水素と窒素の
混合物を得る;
(v) 前記冷却された水素と窒素の混合物をガスタービンに導入し、と
(ⅵ)前記冷却された水素と窒素の混合物を前記ガスタービン内で燃
焼させて前記電力を生成するステップ。
2.燃料源が、前記アンモニア分解装置における前記予熱されたアン
モニアガスの前記水素と窒素の混合物への変換を補助する、請求項
1に記載の方法。
3.前記燃料源が、前記冷却された水素と窒素の混合物の一部を含む、
請求項2に記載の方法。
4.前記燃料源が前記冷却された水素と窒素の混合物の10〜20%
を含む、請求項3に記載の方法。
5.前記液体アンモニアの前記気化および予熱が300〜700℃の
温度で行われる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
6.前記液体アンモニアの前記気化および予熱が2〜50bargの
圧力で行われる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
7.前記予熱されたアンモニアガスが、前記アンモニア分解装置に導
入される前に、前記ガスタービンに必要な燃料圧力に一致する圧力
までポンピングされる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
8.前記予熱されたアンモニアガスが、15〜40bargの圧力に
ポンピングされる、請求項7に記載の方法。
9.前記アンモニア分解装置が、触媒を含む接触アンモニア分解装置
である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
10.前記触媒アンモニア分解装置が改質反応器である、請求項9に記
載の方法。
12.前記改質反応器が対流圧力−圧力改質反応器である、請求項10に記
載の方法。前記触媒が、ニッケル触媒、鉄触媒、マンガン触媒、白
金触媒、パラジウム触媒、ランタン触媒、モリブデン触媒およびジ
ルコニウム触媒、またはそれらの混合物から選択される、請求項9
から11のいずれか一項に記載の方法。
13.前記触媒がアルミナまたはマグネシウムアルミナ上に担持されて
る、請求項12に記載の方法。
14.前記触媒がニッケル触媒である、請求項12または13に記載の
方法。
15.前記ニッケル触媒が、マグネシウムアルミナに担持されたニッケ
ル触媒である、請求項14に記載の方法。
16.前記予熱されたアンモニアガスの前記水素と窒素の混合物への変
換が、500〜1100℃の温度で起こる、請求項1〜15のいず
れか一項に記載の方法。
17.水素と窒素の前記混合物を40~300℃の温度に冷却する、請
求項1~16のいずれか一項に記載の方法。
18.水素と窒素の前記混合物の組成が、精製技術を使用して調整される、
請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
19.前記精製技術が膜 または圧力スイング吸着を含む、請求項18
に記載の方法。
20.未転化のアンモニアガスが前記冷却された水素と窒素の混合物か
ら除去される、請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法。
21.前記未変換のアンモニアガスが水スクラバーを使用して除去され
る、請求項20に記載の方法。 前記アンモニア分解装置を出る煙道
ガスの一部が、前記冷却された水素と窒素の混合物に供給される、
請求項1から21のいずれか一項に記載の方法。
12.前記煙道ガスが主に水と窒素を含む、請求項22に記載の方法。
13.前記煙道ガスが2%未満の酸素を含む、請求項22または23に
記載の方法。
14.前記アンモニア分解装置を出る煙道ガスの一部をエキスパンダー
で膨張させてそこからエネルギーを回収する、請求項1〜24のいず
れか一項に記載の方法。 前記アンモニア分解装置によって生成され
た過剰な熱を使用して水蒸気を生成し、前記水蒸気の少なくとも一
部を導入前に前記冷却された水素と窒素の混合物に供給する、請求
項1から25のいずれか一項に記載の方法。前記ガスタービンに。
15.前記ガスタービンによって生成された過剰な熱を使用して蒸気を
生成し、前記蒸気の少なくとも一部を前記冷却された水素と窒素の
混合物に導入する前に前記冷却された水素と窒素の混合物に供給す
る、請求項1から26のいずれか一項に記載のプロセス。ガスター
ビン。 前記ガスタービンに導入される前記蒸気の少なくとも一部を
構成する前記冷却された水素と窒素の混合物が、40〜60%の水
素、40〜60%の水素を含む、請求項26または27に記載のプ
ロセス。
③米Syzygyと光触媒水素リアクターで技術提携~超ハイパフォーマン
スの分散型水素製造システム 福島県浪江町で実装へ~:2021.9.28
會澤高圧コンクリート
【概要】Syzygy(シズィジー:惑星直列の意)は、米ライス⼤学でハ
ラス教授とノードランダー教 授が考案した世界最高性能のプラズモニ
ック光触媒技術をベースに、ベスト CEO らが両教 授をアドバイザー
とする開発チームを立ち上げ、ヒューストンで起業。2021年4⽉には
2,300万UDSのシリーズBの資⾦調達を成功させた有力スタートアップ。
LED光触媒リアクタ/光触媒ナノ粒子TEM画像
ここで、LED光触媒技術用アンテナリアクターで、1kgの水素をわずか
23kWhの電力でアンモニアから99.999%という高い純度で変換すること
を実証したことで、水の電気分解による水素製造方式と比べて20%以
下という驚異的な省電力で、火力などの内燃機関を備えた大型プラン
トとは全く異なる、コンパクトで環境にやさしい分散型の水素製造シ
ステムを採用することで、水の電気分解による水素製造方式と比べて
20%以下という驚異的な省電力で、コンパクトで環境にやさしい分散
型の水素製造システムに道を拓く。尚、アレーアンテナ技術は2000年
前半に始まり、収容目的触媒技術技術と合流し、今回のシステム開発
に至っている☈
④特開2007-221523 アレーアンテナ装置 情報通信研究機構
<アレーアンテナを構成するエスパアンテナ101において、棒状の給
電素子102周囲に複数の棒状の無給電素子103が平行に配置され、
給電素子には通信部105から送信すべき電気信号が出力され、複数
の無給電素子103のそれぞれについて、第1バラクタが接続され、
これを介して制御電圧印加部が無給電素子103に制御電圧を印加し、
無給電素子には、第1バラクタと逆向きに第2バラクタが接続され、
第2バラクタにはインダクタンスが接続され、複数の制御電圧印加部
により印加される制御電圧を変化させて、送信すべき電気信号による
電磁波が放射される指向性を変化させる。
☈革新的な光触媒を使ったリアクターユニットを東芝などの水素製造
コンテナーのようにモジュール化させる。貯蔵タンクのアンモニアと
電力を統合して燃料電池グレードの水素を製造・供給するフルストリ
ームのコンパクトな水素ステーションを実装。水素1kgを製造するため
の必要なアンモニアは5.67kg。約100kg/日の燃料電池級水素製造モデ
ルを想定(下図)。
Syzygy光触媒水素リアクターシステムのイメージ図
サイト面積:約80㎡(幅7m×長さ11m)
1.コンテナモジュール型光触媒水素製造リアクターユニット
2.5.0ton用アンモニアタンク
3.0.5ton用水素タンク
4.水素ディスペンサ
尚、この計画目標は、再生可能エネルギーの主力電源となる風力発電
の普及を後押しするため、タワー建設に係る様々な技術開発を進めて
いという。その風からの電気でつくられ、生産プロセスでCO2を発生さ
せないものであると主張する。
⑤會澤高圧コンクリート:1935年4月、北海道静内町(現新ひだか町)
において會澤芳之介が創業した「會澤コンクリート工業所」を前進と
する日本最古級の総合コンクリートメーカー。プレキャスト/プレスト
レストコンクリート、レディミクストコンクリート、コンクリートパ
イル等を総合的に展開する一方、Innovate・Challenge・Trustの経営理念
のもと、先端テクノロジーとマテリアル技術の掛け算によるオープン
イノベーションを新機軸として打ち出し、伝統的な素材産業からスマ
ートマテリアル主導のイノベーション・マーケティング集団へとDXを
仕掛けている。国内で13の製品工場、15の生コン工場、海外3工場を
展開。☈
画像:Starfireコンテナ型アンモニア製造モジュール(出所:会澤高
圧コンクリート)
☈10MW級の巨大な洋上風力タワーを支えるフルコンクリート製のセミ
サブ型浮体に、国際コンテナ型のアンモニア製造モジュールを搭載し
洋上で直接グリーンアンモニアを製造して貯蔵する「グリーンアンモ
ニア製造艦」(Green Ammonia Production Ship、開発コード:GAPS)
の実証機開発に乗り出す。コンクリート会社が、何故風力発電に手を
だしのか興味が湧くのは誰しも。曰く「現在計画されている風力発電
の大半は、電力会社の系統(グリッド)につなげるが、洋上風力で発
電した電気をその場で直接、運びやすいアンモニアへと燃料化してタ
ンク貯蔵し、それを海陸輸送したうえで、使う直前に燃料電池クラス
の水素に転換して使用する、低コストで安全かつ実現性の高い水素サ
プライチェーンを構築すべきである」として次のようなメリットを掲
げ、「電気」と「燃料」、そして「系統」と「非系統」が共存補完し
合う、多様でバランスの取れたエネルギー供給網づくりを急ぐべきだ
と考えており、GAPSを基軸とする新たな水素サプライチェーンは、化
石燃料の輸入に頼らない我が国のエネルギー自立と脱炭素化に道を拓
く“シン・エネルギー”になることを確信する。ここでの"シン"とは
幾何異性体(geometrical isomer)に由来していると思うのだが。
--------------------------------------------------------------
1.風力発電の出力変動を気にすることなく、電力をそのまま燃料と
して常時蓄えられる(24時間海の上で燃料をつくり続けるグリーン
洋上油田)
2.水素輸送に係るコストをおよそ七分の一に圧縮し、分散的な需要
地において低コストで安全かつ安定的な水素サプライチェーンを構
築できる
3.水素サービスステーション(SS)内に昇圧前の体積が大きい水素
を貯蔵する必要がなくなり、水素SSを現行のガソリンスタンド以下
に小型化できるうえ、課題であった水素の充填時間をガソリンの給
油と同等か、それより短くできる
--------------------------------------------------------------
GAPSの実証機開発とアンモニア並びに水素の製造モジュールのプロト
タイピングについて、特別目的会社(Shin-Energy Inc.)を近く設立し、
パートナーを募集。10MWの巨大風車がそびえるグリーンアンモニア製
造艦が我が国の領海に大量に浮かぶ、その第一歩を記すため、GAPS一号
艦は「MIKASA」と命名、「地球の興廃この一戦にあり」の決意のもと
実証機開発すると描いている(水素もそうだがアンモニアの取扱等の
総合的な環境安全性事前調査は注意。
□洋上風力とアンモニアが生み出す分散型の水素サプライチェーン
GAPSの艦上で造られたグリーンアンモニアは、載貨重量1000ton級のア
ンモニア運搬船で回収・運搬し、最寄り港に備蓄。アンモニアローリ
で燃料のまま水素SSに運ばれ、使用する直前にSyzygyの先端リアクタ
で水素に転換され、FCVやFCフォークリフトなどに供給。
図 FEM解析結果
□陸上はPCハイブリット風力タワー工法「VT」
陸上の風力に関しては、高さ80m級の鋼製の風力タワーをプレストレ
ストコンクリート(PC)のタワーで120m級に嵩上げし、タワー1本当
たりの発電効率を4倍強に引き上げる風の塔 “Ventus Turris”(通称
VT)の実用化を進める。
⑥PCハイブリット風力タワー工法:同社は、2020年4月より海外の大
手発電機器メーカーの協⼒を得ながら、5.8MWジェネリック風車(ロー
ター径155m)の マスモデルを完成させ、世界三⼤認証機関のひとつで
ある DNV財団(本部ノルウェー・オスロ)と設計認証に必要な構造解析
を開始し、台風や地震時の水平力によって生じる最大応力とその<発生
部位の検証を行いました。今後私たちは、次世代モデルとなる120m級
タワーの本格普及期(2020年代後半)を睨み、電気事業者や風力発電
機メーカ、そして建設業者 と連携して、実証機の建設に向けた詳細設
計のフェーズに入る。また、VT用PC部材の設計製造はもちろん、φ
1,200超大径パイルを道内で唯一供給できるパイル専用工場を有するほ
か送電用フリューム製品や洞道用ボックスカルバート等の設計製造を
数多く手がけており、グリッド整備を含むウィンドファームづくりの
トータルソリューションを提供する。
補足 ➲コンクリート3Dプリンタで宿泊施設を国内初 “印刷”、
AIZAWA 2022.07.28:
https://www.aizawa-group.co.jp/news2022072801/
--------------------------------------------------------------
✔ コロナ化禍や自治会活動、米中の確執による情報収集リスクによ
り直近3年間で取りこぼし痛感。「窓の太陽光発電」と同様に「風力
発電のアンモンニア➲水素」も巨大な未来型世界市場が約束されてい
る。次回は「森林とバイオマス発電」のシン構想を取り上げたい。
岸田政権のウソを一発で見抜く!日本の大正解
高橋洋一著 本体¥1,400 2022/05発売 NDC分類 304
ビジネス社
--------------------------------------------------------------
政策はもれなく不発なのに、なぜ支持率は高いのか?物価高、円安、
利上げから、与野党の実態、安全保障、そして私たちの未来まで。バ
カを黙らせ真実を見破る47の特別講義!
目次
1時限目 岸田政権から学ぶグダグダ経済学入門
2時限目 ウクライナ情勢から学ぶアブナイ安全保障入門
3時限目 ヤクザな隣国から学ぶワルの地政学入門
4時限目 現代日本から学ぶトンデモ政治学入門
5時限目 仮想空間から学ぶヤバイ未来学入門
補講 ポストコロナ時代を本気で生き抜く哲学入門
--------------------------------------------------------------
4時限目 現代日本から学ぶトンデモ政治学入門
4-25 信頼でき議員の選び方
Q:選挙で1票入れたい候補者が見っかりません。どうすればいいの
でしょうか?
A:そういうことは、選挙公約をちょっとでも読んでから言いましょ
うね。
ところが、投票率を上げればすべてが解決すると言わんばかりに、18
歳まで投票権を下げたり、あるいはネット選挙の導入で投票をしやす
くしようとしたりしているが、これはナンセンスきわまりない。投票
率のアップと政治の質の改善は、まったく相関関係がないからだ。
公約もまともに見ない有権者がいくら増えたところで、政治が変わる
わけないことぐらい、誰でもすぐにわかるはずなのだが。むしろ投票
のハ-ドルをアメリカ並みに上げたほうが、有権者だけでなく立候補
者の真剣度も上がるだろう。
ちなみに、「投票したい人がいないけど、かといって棄権したくな
いのなら白票を入れよう」と主張する人がいるが、これは絶対にやめ
るべきだ。白票を入れたところで何の意味もないうえ、ちょっと考え
ればわかるはずだが、余計な開票作業が増えて選挙管理のスタッフに
迷惑なだけだ。白票を入れようとする人には、投票所に行くなと強く
言いたい。
言っておくが、白票に意味などまったくない!
余計な開票作業が増えるだけだから投票所に行くな!
この項つづく
【ウイルス解体新書 144】
序 章 ウイルスとは何か
第1章 ウイルス現象学
第2章 COVID-19パンデミックとは何だったのか
第3章 パンデミック戦略「後手の先」
終 章 備えあれば憂いなし
風蕭々と碧い時代
John Lennon Imagine
● 今夜の寸評:「多重被災の禍対策整備」を急げ!
『引き寄せられる混沌』を賛同なら法整備などの対策を急ごう。
『ようこそ!ウェブ・コレックション・ルーム(H!WCR)』
出所:『世界の工芸』京都国立近代美術館創立30周年記念展
リットルトン、バーヴィ K(米国)/LITTLETON,Harvey K.
抛物線(ほうぶつせん)のフォーム Palabolic Form 1981
29.5×43×13.8cm
ハーヴィー・リトルトン:Harvey Littleton (June 14, 1922 – December
13, 2013))はアメリカのガラス工芸家、教育者、スタジオグラス運動
の創設者の一人。「スタジオグラスムーブメントの父」と呼ばれる。
ニューヨーク州コーニングで生まれ、1930年代に父親が研究開発を率
いたコーニンググラスワークスのもとで育つ。
Harvey Littleton, Yellow Ruby Sliced Descending Form (c. 1983) This four-
part glass sculpture is typical of the artist's "Arc" forms
光の浪 Optie Wave 1978 26.3×75×59.8 cm
↧
グリーンアンモニア製造艦建造って!
↧