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シン・カルトの子

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひ
こにゃん」

1.チンシバイ 2.ツキヌキニンドウ 3.トリカブト
4.トリトニア

【園芸植物×短歌トレッキング:チンシバイ 珍珠梅】
チンシバイはニワナナカマドの別名を持つ栽培植物で、中国原産。5月
になると、あちらこちらのお庭に白い総状の清楚な花が咲く。花は咲
き始めの近接が美しい。5月の中ごろから盛夏にかけて次々と咲き、1
つの花は直径5mmほどで、つぼみがかわいい。葉も端正で、鋸歯は2
重鋸歯で鋭く揃っており、葉脈もすっきりしている。裏面脈腋には毛
が多い。漢字では珍珠梅とのこと。白玉のようなつぼみに着目した名
前らしい。




図2. 地点毎の環境中農薬成分濃度の計算方法の概要

農薬使用による水生生物への生態リスク 過去20年間で減少
9月12日、農研機構は、これまでに開発してきた生態リスク評価の複
数の技術を統合させ、全国を対象に農薬使用による水生生物への生態
リスクの時間や地域による変動の見える化を可能とした。適用例とし
て日本で使用されている主要な水稲用農薬67種による生態リスクを全
国の河川350地点で評価し、その1990年~2010年にわたる推移を調べた
ところ、殺虫剤では92.4%、除草剤では53.1%の減少が見られたと公表。
本研究は、農薬の使用量ではなく生態リスクの度合いを「見える化」
する手法を提案するもので、行政等による科学的な意思決定のサポー
トに活用される。


図2. 日本の農薬有効成分の総出荷量と種類の経年変化
 全体として農薬の出荷量は1980年代をピーク、その後減少傾向にあ
 るが種類は増加


図3 種の感受性分布の概念図
この図はあくまで概念的な説明であり、生物種に対する感受性の順序
は農薬の種類によって異なることが知られている。
【関連論文】Nagai T, Yachi S, Inao K (2022) Temporal and regional varia-
bility of cumulative ecological risks of pesticides in Japanese river waters for
1990-2010. Journal of Pesticide Science, 47 (1). 22-29.https://doi.org/10.1584
/jpestics.D21-054
 





忙中閑あり閑中楽日あり。おかめ笹の丈50~100メートルまでに成長。
"北庄の迷路@ラコリーナ"、完成間近。



十三夜はみのり豊かな秋のころ。
十五夜を芋名月と呼ぶように、十三夜もまた栗名月の呼び名で親しま
れてきました。風も涼しい秋の宵に、里野のみのりを供えるのは、わ
ずかに欠けた秋の月。あわく輝くその姿をあらわした栗名月は、黄味
餡を小豆の時雨生地で包み、蜜漬けの栗を添えた歳時菓です。 


 

【再エネ革命渦論 039: アフターコロナ時代 238】
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コンパクトでスマートでタフな①光電変換素子と②蓄電池及び③水電
解に④水素系燃料電池、あるいは⑤光触媒由来有機化合物合成と完璧
なシステムが実現し社会に配置されようとしている。誰がこれを具体
的に想定しただろうか。その旗手に常に日本や世界の若者達の活躍が
あった。
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● 技術的特異点でエンドレス・サーフィング
   再生可能エネルギー革命 ➢ 2030 ㊵

発電・蓄電池
蓄電池のサステナビリティ確保が大きな課題
自動車の電動化や再エネの導入拡大に向けて、欠かせない重要技術・
製品である「蓄電池」。政府は2021年11月から検討を進めてきた、国
内の蓄電池産業の競争力強化を目指す「蓄電池産業戦略」について、
そのとりまとめ案を公表、


図1 .蓄電池の世界市場の推移(GWh) 

出所:IRENA、蓄電池産業戦略検討官民協議会

図2.地域別生産能力推移(GWh/年) 
出所:蓄電池産業戦略検討官民協議会

図3.蓄電池原材料のサプライチェーン 
出所:蓄電池産業戦略検討官民協議会

ところで、蓄電池産業は、最上流の鉱物資源確保から、電池材料・電
池セル・電池パック製造のサプライチェーンから構成されており、それ
ぞれ求められる競争力も異なり、世界各国の蓄電池メーカーや自動車
メーカーは、バッテリーメタルの権益獲得、大規模投資を進めている
が、日本は2030年にグローバルで600GWh/年の製造能力を確保するため
には、リチウム38万トン、ニッケル31万トン、コバルト6万トン、黒鉛
60万トン、マンガン5万トンが年間で必要と試算されている。権益確保
済み分を除き、新規権益確保へ必要とされる総投資額は2.2兆円に上っ
ており、新規の鉱物資源消費量を抑制するためには、既存の蓄電池の
リユース・リサイクルを進めることも有益と考えており、従来、蓄電
池メーカーは各社で必要な人材を育成してきたが、2030年での国内150
GWh、グローバル600GWhを目指すにあたっては、人材不足が懸念されて
いる。そこで国は蓄電池製造に係る人材として、技能系人材を1.8万人
、技術系人材を0.4万人の合計2.2万人を、また材料なども含めた蓄電
池サプライチェーン全体では、合計3万人を育成・確保することを目
指す。

✔ 蓄電池のリユース・リサイクル
EUの「バッテリー規則」が、蓄電池の製造・廃棄時の温室効果ガス排
出量(カーボンフットプリント:CFP)に対する規制のほか、環境・人
権等に配慮した責任ある材料調達(デュー・ディリジェンス)、リサ
イクル等を義務付けているように、世界的に蓄電池のサステナビリテ
ィ確保が求められている。

図4.「欧州バッテリー規則」案 

出所:蓄電池のサステナビリティに関する研究会

これに対して、経済産業省では、蓄電池産業の事業継続においてサス
テナビリティの確保が必須条件であるとして、「1.カーボンフットプ
リント(CFP)」「2.人権・環境デュー・ディリジェンス」「3.リユー
ス・リサイクル」および、これらを実施するための「4.データ流通の
仕組み」について検討を行う。現在CFPは各社で算定方法が異なり、
上流に遡るほど算定方法が複数存在し、サプライチェーン全体で、膨
大な作業工数が発生する門田を抱えているため統一化に向けた試行事
業を行い、ルールの具体化に向けての取り組みを始める。

表2.カーボンフットプリント 試行事業の進め方 

出所:蓄電池のサステナビリティに関する研究会

また、蓄電池の安全性は日本企業の強みの一つとされており、今後の
蓄電池大量導入に対する社会的受容性を高めるためにも、安全性の確
保は前提条件となる。日本はこれまでも、類焼試験など定置用大型蓄
電システムの安全性規格(IEC 62933-5-2)などを主導提案し、複数の
国際規格を作成・発行。今後は、リユース電池の活用と安全性維持の
必要性が高まることから、電池ライフサイクル管理による電池の安全
性維持等に関する国際規格の提案、策定を進め、日本企業の優位性を
生かしたグローバルスタンダードの形成を図る方針。

✔ 安価な再エネ電力の大量導入
そこで、前提となるのが、蓄電池や電池材料の製造工程においては多
量の電力を消費するが、上図1のように欧州では「バッテリー規則」
により、CFPの大きい製品は輸出が出来なくなるため、①変動再エネ電
源の大量導入には蓄電池が不可欠であるのと同時に、②国内で蓄電池
の製造拠点を維持するためには、安価でCO2排出の少ない再エネ電力を
供給が、国内蓄電池産業の環境整備の一つとして、今後さらに重要と
なる。蓄電池は、すでに欧米中韓の世界各国の企業や政府が大規模な
投資戦略を掲げている。例えば韓国では、「K-バッテリー発展戦略」
のもと、2030年に2次電池の世界トップを目指すとして、韓国電池メー
カー3社と素材・部品企業は、2030年までにR&Dと設備投資に合計3.9
兆円を投資する方針を表明。このため、韓国各社の投資計画の例とし
て、LGエネルギーソリューション社では250GWh(2023年)、SKイノベ
ーション社では500GWh(2030年)の大半は、国外での工場建設が計画
されている。 各国の蓄電池産業戦略は自ずと似通ったものとなるが、
日本の蓄電池産業の生き残りのためには、大規模投資が不可避となっ
ている。
via スマートジャパン|日本の蓄電池産業の課題と展望 2022.9.12


✺ 米史上最大の気候対策が可決 太陽光は拡大
今年8月7日に米議会上院、そして12日に下院は米国で過去最大規模の
気候変動対策を盛り込んだ「インフレ抑制法案(Inflation Reduction
Act: IRA)」---2022 年のインフレ削減法は、クリーン エネルギーを
促進しながら、赤字の削減、処方薬の価格の引き下げ、国内のエネル
ギー生産への投資によってインフレを抑制することを目的とした米国
の法律----が可決され、16日、バイデン大統領が署名し成立。「米史
上最大の気候変動対策」と呼ばれるこの法律は、2030年までに温室効
果ガスの排出量を2005年に比べて40%削減を目指し、今後10年間で、
再生可能エネルギーのインフラ改善、クリーンエネルギー設備、電気
自動車の導入を促進するために約3600億ドルもの予算が割り当てら
れる。IRA成立により、ITCと呼ばれる再エネ設備投資への税額控除が
10年間という長期間で延長されることになった。ITCは、連邦政府に
よる税制優遇措置で、太陽光発電システムを含む、再生可能エネルギ
ーの設備投資に適用される。太陽光発電設備の購入者であるホームオ
ーナー、ビジネスオーナー、さらに発電事業者が、設備導入にかかっ
た投資額の一定割合を税金の支払いから控除できる。つまり、この優
遇措置により、納税義務者が支払うべき税金を削減できることになる。

✔「蓄電池」単体でも税額控除
今回、ITCを前向きに見直したことは、太陽光発電だけでなく、蓄電
池システムなどエネルギー貯蔵設備にも恩恵が及ぶ。今まで、エネル
ギー貯蔵設備がITCの対象になるためには、太陽光発電システムに併設
され、太陽光発電による電力のうち最低75%は充電しなくてはならな
かった。今回は、太陽光発電を併設していないエネルギー貯蔵設備単
体(スタンドアローン)でも利用可能になった。これにより、太陽光
発電プロジェクトとの併設という制約を受けずに、採算面で最も有利
な場所でのプロジェクトが可能となることから、エネルギー貯蔵プロ
ジェクトの新たな導入拡大が期待される。 さらに、今回のITCには「
アドオン(付け足し)」と呼ばれるボーナスもつけられている。
 
 その中には、例えば、国産の鉄鋼や鉄の使用、低所得層や部族コミ
ュニティへの投資などがある。また、化石燃料の生産から再エネの生
産に移行するコミュニティを支援する仕組みもある。クリーンエネル
ギー開発者が、こうしたコミュニティに再エネプロジェクトを導入し
た場合、ITC のアドオンを得ることができる。具体的には、1999年以
降、石炭、石油、ガス生産部門で相当数の労働者がいる地域、または
既に廃止された炭鉱や石炭火力発電所のある地域が対象になる。顧客
の少なくとも 50% が低所得から中所得のコミュニティに住んでいる
コミュニティソーラー設備は、20% のアドオンが与えられる。ちなみ
に、コミュニティソーラーは、日照などの理由で住宅や建物に太陽光
発電システムを設置できない、もしくは設置条件が整っていても太陽
光発電システムを設置する十分な資金がない、といった電力需要家に
太陽光発電システムの利用を促す仕組み。これらのボーナスは積み重
ねることができ、追加要件のいくつかを満たすプロジェクトは、50%
以上もの ITC を得ることができるという。
via 日経クロステック 2022.9.9|米史上最大の気候対策が可決、太
陽光は拡大へ

2050年、系統安定調整力コストは
2050年の変動再エネ大量導入に伴い、系統の需給バランスを維持する
ための調整力も大量に確保することが必要とされる。広域機関の「調
整力及び需給バランス評価等に関する委員会」では、広域系統のマス
タープランを実現するための、調整力必要量およびその費用が試算さ
れた。

調整力「必要量」の推計結果(東北エリア):東北エリアでは、調整
力必要量の年間平均値は377万kWと推計された。2019年時点と比較して
再エネ設備量は8.3倍の増加に対して調整力の必要量は3.9倍に留まっ
ている。なお377万kWはあくまで年間平均値であり、調整力必要量の最
小値は80万kW、最大値は769万kWと推計されている。  

尚、今回の試算はいずれもさまざまな前提条件を置いたもの。このた
め調整力の必要量自体は、電力需要・再エネ導入量により変わり、調
整力をどのようなリソースから供出するかによって、調整力単価や供
出可能量も大きく変わり得る。将来の費用は、現在の制度設計や技術
開発等により変わり得るものであるため、kWhやkW、ΔkW等の全体費用
の最適化が進められることを期待されている。
via  スマートジャパン 2022.9.6



【ウイルス解体新書 146】 


序 章 ウイルスとは何か
第1章 ウイルス現象学
第2章 COVID-19パンデミックとは何だったのか
第7節 新型コロナウイルス
7-2 変異ウイルス
7-2-2 オミクロン株
2 オミクロン株の感染阻害分子発見した意義
第3章 パンデミック戦略「後手の先」
終 章 備えあれば憂いなし 

 



岸田政権のウソを一発で見抜く!日本の大正解
高橋洋一著 本体¥1,400 2022/05発売 NDC分類 304
ビジネス社
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政策はもれなく不発なのに、なぜ支持率は高いのか?物価高、円安、
利上げから、与野党の実態、安全保障、そして私たちの未来まで。バ
カを黙らせ真実を見破る47の特別講義!
目次
1時限目 岸田政権から学ぶグダグダ経済学入門
2時限目 ウクライナ情勢から学ぶアブナイ安全保障入門
3時限目 ヤクザな隣国から学ぶワルの地政学入門
4時限目 現代日本から学ぶトンデモ政治学入門
5時限目 仮想空間から学ぶヤバイ未来学入門
補講 ポストコロナ時代を本気で生き抜く哲学入門
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4-30 大躍進政党の次の一手
Q:自民党は公明党と連立を解消して、維新と連立した方がわかりや
 すい気が・・・・・
A:維新にとって何らメリットなし!
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前項で触れた維新躍進の立役者は、やはり吉村洋文知事だろう。橋下
徴さんはイヤだとう人も、吉村さんならいいというくらいで、女性人
気も高い。吉村知事が応援演説に来ると聴衆もダンと増えた。したが
って、橋下さんに替えて吉村さんを維新の顔にしたのは大正解。参議
院議員のときは目立だなかったが、知事となり▽皮むけた感じがする。
 もちろん自民が岸田政権となり左に寄った分だけ、維新が保守層の
受け皿になった而もあるだろう。立憲民主の支持者でも共産との共闘
をよく思わない人たちは維新に入れたのではないか。ただいずれにせ
よ、与野党から集票するという、キャスティング・ボードを握る第三
極としてはまさに理想的な選挙結果だった。
 そんな維新からすれば、自民に取り込まれる危険性もある連立など
する必要はない。それよりも、是々非々で白分たちの政策を推し進め
る。これができるというのは、実は自民党にとっても脅威だ。あとは
大阪から全国政党になれるか、これが次のポイントだろう。

       与野党から票を集めた第三極としての次の一手は、
       吉村さんが代表となって全国区になれるかどうか!

                        この項つづく


</ 2022.8.21 ブログ『時に長さがあるなんて』

【シン・カルトの子概論 ④】

  だが、彼女の精神状態は思ったより安定していた。
  「もうそろそろ還暦でしょ。やり直しはきかないから、そりや
 あ 落ち込んだし、泣いたし、私を編しつづけた組織に激しい怒
 りが湧きましたよ。7年間はそんな状態が続いたでしょうか。で
 も同じ境遇の人に会って、自分を取り戻すことができた。今では
 いろんな経験をしたと...。 それに私の場合、統一教会には
 勝典理論の部分に魅かれたこともあったから、ベルリンの壁が崩
 壊(八九年)してからは組織の存在価値が少し薄れていました」
  自分の人生の無を認めたくないがためにことさら強がっている
 ようには聞こえなかった。話を聞くことになった池袋の喫茶店・
 滝沢でも、周囲を気にして声をひそめることなどなく、ときに笑
 ったり、ときに眉間に皺をよせたりして、統一教会との出会いか
 ら退会に至るまで、若い頃に文鮮明と一緒に撮ったというスナッ
 プ写真を見せながら、包み隠さず語った。しやきしやきとした些
 事にとらわれない性格が立ち直りを早めたのかもしれない。気が
 楽になって、聞きにくいことも平気で質問できた。彼女は嫌がる
 ことなく率直に答えた。 
  「街頭で花を売ったり、ヒマラヤで修行した霊能者という触れ
 込みで高額な印鑑や壷も売りましたよ。印鑑や壷のときにはサク
 ラ役とセットでやるんですが、そのサクラ役もやった。三十年間
 で十億円は献金したでしょうか」
  「あるとき西友ストアで買い物をしているときにね、後ろから
 『あら、霊能者の先生!』って声をかけられたんです。まずいこ
 とに壷を売ろうとした人だった。近所の人だったんですね。それ
 で恥ずかしくなって、霊能者はやめにした。ハハハ」
  「十億円のうち三億円は親戚から集めました。ほんとうに申し
 訳ないことをした。私自身も三十年間で二億円以上は献金しまし
 た。家を担保にして献金したこともあった。神の国をつくるため
 にと信じてやってきたのに、文鮮明ファミリーや幹部の享楽に使
 われていたのが本を読んでわかった。ほんとうにバカなことをし
 たもんです。謝って済むことではありませんし、悔やんでも悔や
 みきれない」
  話のなかで、神野三千子には三人の女の子がいることがわかっ
 た。夫とともに入信したときすでに二人の子がいたが、七五年に
 既成祝福を受けてから三人目の子どもが生まれた。既成祝福とは、
 すでに結婚している夫婦がメシアである文鮮明の下で再び合同結
 婚式をあげることを意味する。祝福後に誕生した子どもは、組織
 から汚れなき「神の子」と呼ばれた。三人目の女の子はまさに
 「神の子」であった。
  ひと通り話を聞き終えてから、子どものことを話題にした。
  とたんに神野は表情を暗くした。そして、目にうっすらと涙を
 湯ませ、「神の子」が描いたという一枚のイラストをテーブルの
 上に載せた。図柄はこうだ。 

  両サイドに高いビルディングがあり、真ん中にビルの向こう側
 に通じる道がある。向こう側は何も描かれておらず、画用紙の素
 地のままの「白い世界」である。道の真ん中に母親と小さな女の
 子がいる。母親は女の子の手を握って、白い世界に連れていこう
 としている。母親は後ろ向きで、子どもぱこちらを見ている。
  一見すれば何の変哲もない構成だが、女の子は囚人として描か
 れていた。スカート姿の女の子の足は鉄の鎖で繋がれており、そ
 の先には重そうな鉄の丸い塊がある。母親は鎖の存在に気がつか
 ず、子どもの手を強引に引っ張っている。
  神野に指摘されてよく見ると、女の子の手が折れていた。思わ
 ずぞくっとした。
  母親が強引に引っ張るから折れたということなのだろう。母親
 は娘の手が骨折したことも知らず、白い世界に連れていこうとし
 ている。後ろ向きになっている母親の表情ぱわからないが、子ど
 もの顔は苦痛で歪み、こちらに向かって小さな声で何かを訴えて
 いるようだった。
  「助けて!」「何とかしてよ!」。そうつぶやいているように
 思えた。イラストにそって解説すれば、ビルの向こう側にある白
 い世界は文鮮明が打ち立てようとしている「神の国」であり、鉄
 の塊は神の国に行きたくない彼女の「自我」そのものである。鎖
 は統一教会の教義と自我との「葛藤」を意味し、于の骨折は彼女
 の「心の傷」を象徴している。光の世に向かって歩こうとしてい
 る母親をあえて後ろ姿にしたのは、自分への愛を「喪失」した、
 あるいは自分に関心を示さなくなった存在であることを表現した
 かったのだろう。 
  題名をつけるとすれば「切り裂かれる私」ということになろう
 か。末娘がこのイラストを描いたのは四、五年前。高校生時代の
 ことだったという。
  しかし、もはやイラストのモチーフとなったことはすべて消え
 去った。母親は統一教会と決別し、周囲に文鮮明ファミリーがい
 かに堕落した存在であるかを話すまでになっている。母親自らが
 鉄鎖を砕き、「神の子」は解放された。
  だが、「神の子」の骨折は癒えるどころか、ますます重くなっ
 ていった。神野が涙を拭いながら打ち明けた。 
  「美大(美術大学)」志望を諦め看護婦になったんですが、先
 日病院でミスをして、患者さんを傷つけてしまった。娘はすっか
 り自信をなくし、アパートで安定剤を大量に飲んだんです。今で
 も副作用の強い精神薬を飲まなければならない状態で、家にひき
 こもったままです。自殺未遂のきっかけはミスであっても、根っ
 こにあるのは私だと思っています。娘が生まれたときから統一教
 会一筋。娘は親から捨てられた、誰も自分のことを守ってくれな
 いという想いが強かったのだと思います」

    話は変わる。五年前のことだ。
   新宿の繁華街、ゴールデン街の入り目に、Oという店があった。
 薄暗い店内ぱコの字型のカウンターにテーブル席があり、ゴール
  デン街の店にしては広いほうだった。文壇系が多いわけではなく
  客筋は雑多だった。そこに、「住まいは東京湾が見えるところだ」
  という二十歳前後の女の子がときおり顔を出していた。
    彼女ぱ酔うと店の客としばしば寝た。あるときは″一夜の恋へ
  付き合っても三ヵ月とは続かなかった。二人の間の雰囲気が重く
  なると、さっさと別れ、また別の男を求めた。相手は誰でも良か
  った。だが、彼女は快楽を求めて、「男漁り」(彼女の表現)を
  していたのではなかった。
   二十五歳になった彼女はいま大学二年生。五年前のことを振り
  返って話してくれた。
 「あの頃はともかく人の温もりが飲しかったんだ。セックスなん
  て嫌いだった。でも、誰かそばにいてもらいたかった。横にいて
  くれるだけでいいのに、男の人は必ず体を求める。だから、セッ
  クスをした」
   彼女は小学校一年生のときに、「ヤマギシ会」という集団農場
  に入った。むろん、彼女の意志ではなかった。両親がヤマギシ会
  の集団農場を理想郷と思ったからだ。そこで十八歳まで「仮面を
  かぶったまま」暮らし、飛び出した。アルバイトでようやく生活
  ができるようになってから、
  「男漁り」が始まった。神野の娘と違って、彼女は自ら鉄鎖を
 砕き、ヤマギシ会の幌から逃れた。解放されたはずなのに、何ら
 かの心的理由で″男漁り″をせざるを得なかったのだ。
 どちらも鎖は切れたはずなのに、「神の子」は自殺未遂を図り、
 ヤマギシ会の子は夜な夜な男を替える。これはいったいどういう
 ことなのか。 
        米本和広 著『カルトの子 心を盗まれた家族』
               プロローグ|「神の子」の骨折

   "金融関連の凄腕営業のマンパワー組織論"と銘打って講演して欲
しい程の集金力ではないかと感心するが、「ヤマギシ会」なる事例が
と飛び出す展開、超人類の子(第1章 オウム真理教)やエホバの証
人の子(第2章、ものみの塔聖書冊子教会)、神の子(第3章 統一
教会)、未来の革命戦士(第4章 幸福会ヤマギシ会)と続いていく
のだが、「統一教会」の入信者が自殺することは禁止されているキリ
スト教の系譜を引くのであれば「自殺行為」はどのように扱っている
か知りたいと思ってみた。このブログでは、神の子(第3章 統一教
会)から入り、その都度、思いついたことを深掘りしながらに読み進
める。 うまくいくかどうかは分からぬが、「宗教」vs.「政治」vs.
「現代社会」との絡みを解きほぐしながら、"未来"社会をイメージし
てみたい。

  韓国生まれの統一教会(世界基督教統一神霊協会)が日本で鍛
 初に話題になったのは一九六〇年代後半の「親泣かせの原理運動」
 としてであった。苦労して大学に入れた息子や娘の挙動がおかし
 い。親たちが調べてみると、子どもは統一教会の学生組織、原理
 研究会に所属し、花売りや募金活動に奔走していた。家に戻って
 こいといっても言うことをきかない。原理研究会や統一教会を批
 判すると、あの真面目で聞き分けの良かった子が『原理講論』(
 教典)を振りかざし、反論してくる。血走った目はどうみても尋
 常ではない。
  そのうちに大学を中退し、ホームや教会に寝泊まりしながら販
 売活動や布教活動に専念する「献身者」になっていく。まさに「
 親泣かせ」の原理運動であった。
  たまりかねた親たちは六七年九月に「原理運動対策全国父母の
 会」を結成し、統一教会本部に①「原理運動」のために家出する
 者を″すばらしい″とほめて、家庭を破壊するような指導をやめ
 る、②学業を続ける者を「罪悪なり」とする大学の原理研内の風
 潮を改める、③子女に無理な献金を強要し、無報酬労働をさせな
 いた。などの九項目を申し入れた。が、効果はまるでなかった。
  それどころか、その後彼らは合同結婚式に参加するために次々
 と韓国に渡っていった。反対する親に彼らぱこう主張した。
  神はアダムとエバを創造した。神は人間始祖の二人が成人して
 から結婚するように願ったが、エバは霊的存在である天使ルーシ
 ェルの誘惑に負け、堕落してしまった。そのため人類は罪を血統
 的に引き継ぐことになり、罪悪世界が続くことになった。
  神は二千年前にイエス・キリストを遣わしたあと、再び救世主
 として一九二〇年生まれの文鮮明を地上に送った。文鮮明は韓鶴
 子と聖婚し、全人類の父母(真のお父様・お母様)となった。
  人類が救われるにはメシア(文鮮明)が伴侶を選ぶ合同結婚式
 に参加し、血統転換をはかるしか道はない。そして、罪から解放
 された真の家庭が次々とできあがり、万物(財産など罪悪世界の
 あらゆるもの)が文鮮明のもとに復帰したとき、地上天国(神の
 国)が建設される。
  そう説明されても、親には何のことかわからない。「何を荒唐
 無稽なことを言っているんだ。
  文鮮明が選んだ、見も知らない人との結婚なんか絶対に認めら
 れない」と反対するが、子どもは「合同結婚式に参加して血を清
 めれば、結局のところ、お父さんやお母さんを合めてうちの一族
 すべてを救うことになるんだ」を繰り返すばかり。親は終いには
 泣きながら思い止まるように懇願するが、子どもは一切耳を傾け
 ず、家を飛び出していった。
  彼らが参加したのは「七七七双(組)」と命名された七〇年の
 合同結婚式だった。文鮮明によってマッチング(組み合わせ)さ
 れた七百七十七組が合同で結婚式をあげる。俗にスリーセブンと
 呼ばれる、日本の若者が最初にまとまって参加した結婚式である。
 
  キレた花嫁
  あれから約三十年----。
  韓国のソウルから車で一時間余りのところに水渾洞という町が
 ある。統一教会の中央修練所があるところだ。その隣町に日本人
 の親子、永瀬親子(四七)と娘の好美(一八)がやってきたのは
 九七年の秋のことだった。
  二人を案内してきたのは韓国人の母と息子だった。韓国人の親
 子は車のなかで耳を覆いたくなるほどの大声でしゃべり続け、と
 きにゲタゲタと笑っていた。
  好美がいささかうんざりしていると、いきなり胃がおどるよう
 なデコボコ道となった。韓国の大通りは舗装されているが、そこ
 からそれると砂利道になる。アスフアルト道路しか知らない好美
 は驚くと同時に、すぐに気分が悪くなった。我慢が限界に達しよ
 うとしていたとき、韓国の親子がタクシーを止めた。
  車からよろけるように降りると、荒涼とした風景が好美の目に
 飛び込んできた。赤茶けた岩石が剥き出しになっている小高い丘
 に、壁が煤けたコンクリート造りの古いアパートが数棟。一棟に
 二十数世帯は住んでいようか。緑はほとんどなかった。
  雨が降ると泥流とともに流れてしまいそうな欠けた石段を登り、
 アパートの階段をあがった。
  三階の彼らの住まいは四畳半が三つあるだけの狭い部屋だった。
 机とタンス以外に家具はほとんどなく、壁という壁に張りつけて
 ある写真を除けば殺風景な佇まいである。写真は母親と息子、
  また息子の弟や妹たち。親戚と思われる人の写真もたくさん飾
 ってあった。ひときわ大きいのは統一教会では「真のお父様」「
 真のお母様」と呼ばれる、教祖の文鮮明と妻の韓鶴子の肖像であ
 った。
  この日は統一教会の、輝かしき「約婚式」の日だった。世界中
 の未婚の信者が文鮮明に写真を送りマッチングしてもらったあと
 に、統一教会の本部から「相対者」(婚約者のこと)となった相
 手の写真が送られてくる。約婚式は、写真だけでマッチングされ
 た若き信者たちが初めて対面し、結婚を誓う儀式である。
  永瀬克子は七〇年の「七七七双」の合同結婚式に参加した、当
 時親を泣かせた若者の一人で、十八歳の好美はその二世だった。
 写真を片手に日本からやってきた二人は、約婚式の会場となった
 水深淵の中央修練所の会場で、初めて写真の青年とその母親に会
 い、お互いを確認するだけの簡単な約婚式を終えたあと、彼らの
 家を訪問した。
  韓国人の母親は七五年の「一八○○双」で合同結婚式をあげた
 一世で、息子は好美と同じ二世だった。
 写真に囲まれた部屋で、青年の三人の弟と妹たちは慎ましやかに
 礼儀正しく挨拶をした。青年の祖母は顔を涙でぐちやぐちやにし
 て、小さい身体を折り曲げて克子と好美の手を握り、喜びをあら
 わにした。式が終わってから異様にはしやいでいた青年は家にも
 どってからも顔を上気させたまま、何やら叫んでいた。統一教会
 で単語程度の韓国語は学んできたが、好美にはみんなが何をしや
 べっているのかまるでわからない。
  克子が日本円にして十万円相当のウオンの包みを渡すと、相対
 者の母親は身体全体で喜びを表した。先ほどの約婚式の会場では、
 韓国人の親たちの間で日本人がなにをプレゼントしてくれるのか、
 現金だとしたら金額ぱどのくらいかが話題になっていた。「献金
 に明け暮れる日本の統一教会の信者は貧乏で、一ワォンも侍って
 こない日本人がいる」と話す韓国人もいた。それだけに、何も要
  求しないのに克子が多額の現金を渡してくれたことが、相対者の
 母親にとってはことのほかうれしかったのだ。
  みんなでご飯とキムチとテールスープの食事をしたあと、克子
 と好美は金浦国際空港に向かった。玄関先では二人の母親が「ニ
 カ月後の合同結婚式で再会しましょう」と手を握りあっていた。
  好美は小さい頃から合同結婚式はとても重要なことだと教え込
 まれてきた。が、約婚式を終えると、急に色あせて見えるように
 なってしまった。
  それには三時間余り前に見た光景が影響している。
  二世同士だけを対象とした約婚式は、日本と韓国の若者四百人
 とその家族が参加する賑やかな祭典だったが、好美が唖然とした
 のは青年の態度だった。式が終わるやいなや青年は椅子の上に立
 ち、後方にいた自分の母親に親指を突き出し「やったぞ」のサイ
 ンを出したのである。母親も椅子にのぼり興奮した口調でそれに
 応えていた。青年は式を終えてからずっとしやべりっぱなしだっ
 たまるで宝くじでもあてたように興奮し、家に戻る途中風船を買
 うと、満面の笑みを浮かべながら見知らぬ子どもたちに配るほど
 のはしやぎようだった。好美は次第に鼻白んでいった。
  好美は平凡な顔つきだが、韓国人が好む二重瞼だった。日本人
 には理解しがたいが、ソウルに整形通りと呼ばれる通りがあるく
 らいに、韓国の青年は男も女も二重を好んだ。青年は好美の二重
 瞼を見て「やったぞ」と思ったのである。また、好美の父親は統
 一教会系企業を転々としたあと、配管加工の会社を立ち上げた。
  社員一人、アルバイトー人の三人ばかりの零細企業だが、肩書
 は韓国人が好む「社長」である。一万、相対者の家は早くに離婚
 し、母親が統一教会系企業の株式会礼一和の工場に勤めながら祖
 母と四人の子を養っていた。
  相手の家からすれば、好美は文鮮明からもらった宝物である。
 それが韓国人親子の態度に露骨に出るから、好美は鼻白む。それ
 に、青年は鮮文大学(統一教会系の大学)の一年生の十九歳、好
 美は高校を中退して二年目の十八歳。写真とプロフィールが送ら
 れてきたとき、好美ぱ相手が大学生であることにほのかな期待を
 抱いたが、冷静に考えれば、結婚すれば言葉の通じない狭い家で、
 朝から晩まで一家六人の家事に追われるのは目に見えていた。小
 さい頃から懇っていた合同結婚式が現実的になればなるほど、好
 美は醒めていった。
  しかし、両親の期待を今さら裏切るわけにはいかなかった。合
 同結婚式(祝福)で血統転換をはかった両親からすれば、自分は
 サタンの血が流れていない汚れなき神の子(祝福二世)である。
 神の子同士が結婚し、さらに真っ白な子が生まれれば、永瀬一族
 は血統的に原罪から免れ、一族そろって地上天国に行くことがで
 きる。両親は昔からそれを期待していた。
 好美の約婚式からニカ月後に行われた九七年十一月の合同結婚式
 は、アメリカと韓国で同時に開催された。アメリカの現地時間に
 合わせたため、韓国では散々待だされた挙げ句、未明の開催とな
 り、雨の中、花嫁たちはずぶ濡れになりながら祝福を受けた。ち
 なみに、このときのワシントンでの合同結婚式は、出演予定だっ
 た有名な女性歌手、ホィットュー・ヒユーストンが直前になって
 キヤンセルしたことで話題になっている。
  好美の心は式が始まったときには完全に冷えきっていた。
  相手の母親と再会を約束していた母親の克子は渡航費用を捻出
 することができず、好美は一人で韓国にやってきた。前の日、再
 び青年の家を訪問すると、布団が散かれてある四畳半に案内され、
 「今晩は泊まっていけ」と言われた。青年は明らかに発情してい
 た。当日、ホテルに迎えにきた青年は「式が始まるまで時間があ
 る。プレゼントしたいから一緒にデパートに行こう」と片言の英
 語で誘った。日本の地方スーパーのような店に連れていかれ、好
 美の好みもきかず、帽子、手袋、セーター、マフラーなどを次々
 と買いまくった。全の出所は母親の克子が渡した包みであること
 はすぐにわかった。買い物が終わると、青年は道に迷い、結婚式
 の受付に遅刻した。
  十八歳の花嫁は完全にキレてしまった。記念写真のときだけは
 笑顔をつくったが、式の間中、青年の顔を見ることはなかった。
 式後にはあっちこっちで新しい家族の輪ができ、韓国人の親が日
 本人の親に「いくらくれますか」と持参金の交渉が始まっていた。
 まるで売買の対象にされているようで、好美は嫌悪感を抱いた。
 式が終わると、「このままここに残ってくれ」と哀願する相手の
 声を無視し、好美はさっさと日本に帰ってしまったのである。
  韓国の青年からはその後何度も国際電話がかかってきたが、好
 美は無視し続け、しばらくして「祝福二世成婚解消届け」を日本
 の統一教会本部の二世局に郵送した。両親は怒ったが、娘の意志
 が固ければ諦めるしかない。重要な教義に背けば、エホバの証人
 であれば排斥処分となるが、統一教会の場合は克子によれば「親
 子関係が多少ぎくしやくすることはあっても、組織から二世が処
 分されることはない。首に縄をつけて韓国に引っ張っていくわけ
 にもいかないから諦めるしかありませんでした」という。
  好美が両親の期待に妥協していれば、今頃は片田舎の煤けたア
 パートで、幼子を抱え、夫の三人の弟と妹、祖母の世話に追われ、
 私と会うことなどなかったであろう。

        米本和広 著『カルトの子 心を盗まれた家族』
            第3章 神の子 統一教会 P.145-155

  ここまで、読み及んで、著者の表現力(筆力)に感服するに至り、
一気に問題の解決に至る道筋が見通せたように思えた。この続きは紙
面の都合上次回に掲載。

❏ 米本和広(よねもと かずひろ、1950年-)は、日本のジャーナリ
スト。島根県生まれ。横浜市立大学卒。繊研新聞記者を経てフリーの
ルポライターとなる。本来は経済関係が専門だったが、幸福の科学の
取材をきっかけに、新宗教やカルトの問題をも多く扱うようになった。
1997年、「巨大カルト集団ヤマギシ「超洗脳」ルポ」(VIEWS)にて
編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞企画部門受賞。
 『月刊現代』2004年11月号に発表した「書かれざる『宗教監禁』の
恐怖と悲劇」を機に、世界基督教統一神霊協会(統一教会、現在の世
界平和統一家庭連合)の脱会活動を拉致監禁と主張する本を出版し、
それまでのカルト批判の立場に加えて、反統一教会・反カルト陣営の
活動も問題視するようになった。統一教会の公式サイトでも米本の活
動が複数回取り上げられている。米本の書いた書籍などに対して、カ
ルトと指摘されたヤマギシ会、ライフスペース、幸福の科学が裁判を
起こしたが、いずれも棄却判決(筆者勝訴)となっている。
via Wikipedia

風蕭々と碧い時代


John Lennon  Imagine



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