彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救
ったと伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備
え。(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした
部隊編のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。
ネオビジネスマン考 ④
知識ゼロからの空き家対策
著者名:杉谷範子【著】/名和泰典【著】
幻冬舎(2021/09発売)
“今”から始める空き家対策
「空き家をどうしようか」――気にはなっていても、何をすればい
いかわからない。問題化してしまう「空き家」対策のすべきことを
お教えします!
【要点】
●多様化する空き家の活用法
●親が元気なうちから対策を
●空き家対策の流れ ほか
【目次】
第1章 ●空き家問題と対策のポイントを理解する ●負不動産にな
る空き家と富動産になる空き家 ほか
第2章 ●空き家の履歴書を作成し、実態を把握する ●空き家の履
歴書の作り方 ほか
第3章 ●空き家の片づけ ●空き家の管理 ●外部に相談する ●相
続登記 ほか
第4章 相続争いを防ぎ、“未来の空き家”に備える ●未来の空き
家の原因 ●家族信託とは ●遺言とは ほか
第5章 これだけは知っておきたい トラブルを防ぐ不動産取引の基
礎知識 ●不動産取引の基本 不動産会社の選び方 査定 媒介契約
など ●売るとき 全体の流れ インスペクション 測量 など ●貸
すとき全体の流れ 賃貸条件 賃貸借契約 など 知識ゼロからの空き
家対策著者名:杉谷範子【著】/名和泰典【著】
幻冬舎(2021/09発売)
“今”から始める空き家対策
「空き家をどうしようか」――気にはなっていても、何をすればい
いかわからない。問題化してしまう「空き家」対策のすべきことを
お教えします!
人口減少時代の地域再生概論 ③
重要事項&用語 図解 最新 不動産契約基本法律用語辞典
森 公任/森元 みのり【監修】•NDC分類 324.2/Cコード C2032
【内容説明】
重要解説+用語辞典の2つの機能を1冊に集約。売買から賃貸、相
続・登記、税金まで、「難しい」「複雑」「なじみにくい」取引の
全体像と、実務上重要な法律用語が短時間でわかる!
目次;重要解説+用語辞典の2つの機能を1冊に集約。売買から賃
貸、相続・登記、税金まで、「難しい」「複雑」「なじみにくい」
取引の全体像と、実務上重要な法律用語が短時間でわかる! 第2
部 用語解説編(RC造;青田売り;悪意;悪意占有;言い値 ほ
か
『目次』
プロローグ 衝撃の海外レポート
第1章 一億人国家シナリオの行方
第2章 高出生率国と低出生率国の違い
第3章 出生率向上のための「3本柱」
第4章 「地方創生」と「移民政策」
第5章 議論百出の人口戦略法案
第6章 波乱の「人口戦略国会」
エピローグ 「始まり」の終わりか、「終わり」の始まりか
【著者略歴】
山崎 史郎(やまさき しろう、1954年〈昭和29年〉12月17日 -)は、
日本の厚生・厚労官僚。リトアニア国駐箚日本国特命全権大使等を
経て、内閣官房参与(社会保障・人口問題担当)。
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【再エネ革命渦論 143: アフターコロナ時代 142】
● 技術的特異点でエンドレス・サーフィング
特異点真っ直中 ㉖
ここ数年の科学技術進展に驚く昨今。今日も気になる事例を摘出。
森を守る最新システム開発 ④
仮に環境条件の気温を主要因として平均気温1℃上昇した場合、日
本の森林の成長に伴う、全植林重量及び体積は変化(増加)するの
だろうかと鬱蒼とした河川敷の間食する雑木林をみて考える。
今回は、合成プロパンシステムをリサーチする。
燃料の脱炭素化で期待される「合成メタン」
水素は、電化が難しい熱利用の脱炭素化や電源のゼロエミッション
化に向けた重要な技術であり、水素と炭素を原料とする合成メタン
や合成燃料は、カーボンリサイクル製品と位置付けられている。ま
た、2023年6月に改定された新たな「水素基本戦略」では、水素そ
のものだけでなく、アンモニアや合成メタン、合成燃料等も基本戦
略の対象とされている。特に、都市ガスの2050年カーボンニュート
ラル実現に向けては、合成メタン(e-methane)がその中核的な役割
を果たすと期待されている。都市ガスの脱炭素化手法の一つとして
今後の利活用が期待されている「合成メタン」。一方、合成メタン
によるCO2削減効果の定量化手法や、その取り扱いに関する制度は
整備されておらず、その確立が急務となっている。合成メタンはそ
の燃焼時にはCO2を排出するため、「企業活動レベル」及び「国レ
ベル」それぞれについて、CO2排出の取扱いを明確化する必要があ
る。 このため合成メタンの普及に向けて、メタネーション推進官
民協議会では、大規模サプライチェーンの構築やコストダウンなど
のほか、CO2の取扱いに関する制度・ルールの検討が進められている。
出所:経産省(エネルギー庁)
合成メタンの利用に係る「国レベル」の論点
合成メタンのコスト内訳の大半を水素が占めるため、安価で大量の
グリーン水素が入手可能な海外でメタネーションを行い、日本に輸
入するプロジェクトが複数進行中である。
海外で合成メタンの製造(メタネーション)を行う場合、CO2の回
収は合成メタンの製造国(図2のA国)で生じるが、CO2の排出は合成
メタンの利用国(日本)で生じることとなる。現在各国は、IPCCの
ガイドラインに基づき、温室効果ガス(GHG)インベントリを作成
しているが、現在のIPCCガイドラインは、合成メタン等のカーボン
リサイクル燃料の製造・利用について明確なCO2排出量の計上方法を
示していない。
パリ協定に基づき日本政府が作成したNDC(国が決定する貢献)達
成の観点から、合成メタンの利用が日本の排出削減に貢献すること
が重要であるため、今後、IPCC等の多国間もしくは二国間協議を通
じて、CO2削減価値の帰属ルールの整備が必要とされている
via スマート・ジャパン この項つづく
最新メタン合成特許技術
1.特開2023-18241 循環型反応器を用いた無触媒の合成メタン製
造技術
【要約】
循環型反応器を用いて、二酸化炭素と水素とからメタンを合成する
工程を含む、メタンの製造方法で、循環型反応器を用いた合成メタ
ン製造技術を提供する事を目的とする。
2.特開2022-108779 バイオメタンガス生成装置と利用技術
【要約】
本発明に係るメタンガス生成技術と利用方法は、過酸化水素水とエ
タノールの分子融合のメタンガス予備的液体を精製する添加剤が必
要である。その添加剤は本発明者の需要な組成分として守秘する。
またメタンガスの燃焼生成工程における科学反応は、圧力と温度帯
の技術によって可能になるが、本発明者の開発触媒によって簡易に
メタンガスが発生できる物を利用する事を特徴とする有機物や有機
廃棄物のメタンガス発酵や化石自然メタンガスの精製工程を一切経
ない方法で、簡易に人工的合成メタンガスを生成する技術と簡易に
利用できる利用方法を提供する。
3.特開2012-140382 二酸化炭素と水素からメタンを合成する方
法
【要約】
下図1のごとく、二酸化炭素と水素を原料とするメタン合成反応は
(1)式で示されるが、実際には、(2)式で示される第一反応工
程、(3)式で示される第二反応工程の熱平衡関係から成り立って
いる。CO2+4H2→CH4+2H2OΔH=-49.4kcal/mol(1)、
CO2+H2→CO+H2OΔH=+9.8kacl/mol(2)、
CO+3H2→CH4+H2O2H=-49.3kcal/mol(3)。
第二反応工程前の組成比に関わらず、1/((3CO+4CO2)/H2)
なるパラメータにより反応後の残留CO、CO2濃度を管理できるこ
とを見出した。これを利用して、合成メタンの用途に求められるC
O/CO2許容度に応じて反応を制御することができる2段階の素反
応に分離した反応工程を経て、最終的にメタンを合成する技術を提
供する。
4.特開2023-080453 気相反応用反応器及び気相反応 用反応器を
用いたメタン又はメタノールの製造方法
【符号の説明】
1:ベッセル 2:触媒複合体 3:気体分離膜 4:気体入口
5:気体出口 6:分離気体出口 7:掃引気体 8:ポッティン
グ部位 9:原料気体 10:非透過気体
【概要】
図1のごとく触媒複合体2及び気体分離膜3を独立して内包する気
相反応用反応器であって、前記触媒複合体は、繊維状の構造体であ
り、その比表面積が10㎡/g以上であり、前記気体分離膜は、繊
維状の構造体である、反応器で高い反応効率を実現可能な反応器を
供する。
5.特開2023-067262 メタンガス生成装置の操業方法、高炉の操業
方法、メタンガスの製造方法、溶銑の製造方法およびメタンガス
生成装置
【概要】
高炉ガス中のCO/CO2ガスと水素ガスとからメタンを合成して還元
材として利用できるので、これらはCO/CO2削減に効果的な方法
である。一方で、CO/CO2ガスと水素ガスとからメタンを合成す
るためにはニッケルなどの触媒を用いて反応を高速化することが必
須であるが、触媒は高温にさらされると劣化して反応効率が落ちて
しまう。特にCO/CO2ガスおよび水素ガスからのメタン合成反応
は大きな発熱を伴う反応となるため、シェルアンドチューブのよう
な強力な冷却機構を用いて温度を制御しながら合成反応を行うこと
となる。しかしながら、合成反応器を完全に均一に温度制御するこ
とはかなり難しく、局所的にホットスポットが発生して触媒が劣化
してしまうことは避けられない。加えて、高炉では1~3か月に1
度程度しか定期修理をするタイミングがなく、それ以外は昼夜連続
運転を行っており、触媒が劣化したとしても設備を停止させて触媒
交換作業を行うことは困難である。図1のごとく、高炉から排出され
る高炉ガスを含む原料ガスからメタンガス合成反応器を用いてメタ
ンガスを生成する工程と、前記メタンガス中のメタン濃度を求める
工程と、前記メタン濃度と予め定められたメタン濃度の目標値との
比較に基づいて前記メタンガスの生成条件を調整する工程と、を有
する、メタンガス生成装置の操業方法で高炉、およびメタンガス生
成装置の操業条件を適正に調整することで、触媒の劣化速度を制御
することを可能とするメタンガス生成装置の操業方法および高炉の
操業方法の提供する。
図1.実施形態に係るメタンガス生成装置の操業方法に用いる高
炉、およびメタンガス生成装置などの高炉附帯設備の模式的図
風蕭々と碧いの時代
John Lennon Imagine
● 今夜の寸評:(いまを一声に託す)