彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時
代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編のこと)の兜
(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。
秋薊 きみのようだねと 笑う僕
宇
2つの台風の爪痕も生々しいが、盆供養も無事すまし、コロナ禍でリモー
トから宗安時にて施餓鬼供養がいつものように行まわれる。ところで、本
日の秋薊(あきあざみ)は、人類が初めて出会った雑草といわれ、禁断の
果実を食べたアダムとイブは、エデンの園を追い出され、イバラやアザミ
の生えた中から、果実を見分けて食べなければならなくなる言われ、日本
語の「アザミ」の名は、「あざむ」に由来する。美しい花だと思いきや、
触れるとトゲがあり驚かされる所以、「あざむかれた」というこじつけに
あり、アザミは漢字で「薊」と書き、草冠に魚(骨)と刀を書き記した字
も、アザミのトゲを表し牛や馬もアザミを食べることはなくアザミだけが
食い残されて、雑草として繁殖する。が、スコットランドでは、アザミは
国花として祖国防衛の象徴とされるほどに... さようにして、この一句を
詠ませた。人類の危機と台風禍明けの二人。なにも語らぬがそこには安堵
とよろこびが混在している。
【俺の剪定日誌:百日紅】
オールメタネーションシステム概論
1.特開2023-112787 熱エネルギー循環システム及び冷熱エネルギー循
環方法 大陽日酸株式会社
【概要】
下図1のごとく、液化炭酸貯蔵施設、二酸化炭素回収施設、及び移動式冷
熱回収装置10を有してなり、移動式冷熱回収装置10は、液化炭酸貯蔵
施設に貯蔵された液化炭酸LCO2から冷熱エネルギーを回収し、さらに、
化炭酸貯蔵施設から回収した冷熱エネルギーを用いて、二酸化炭素回収施
設から排出される炭酸ガスGCO2を液化して液化炭酸LCO2とするととも
に、液化炭酸LCO2液化炭酸貯蔵施設に供給する、オンサイト型の水素
製造装置や水素ステーションの場合であっても、炭酸ガスを大気中に放出
することなく、低コスト且つ簡便な構成で、省電力で効率よく炭酸ガスを
液化して液化炭酸を得ることが可能な冷熱エネルギー循環システム及び冷
熱エネルギー循環方法を提供する。
図1.本発明の実施形態である冷熱エネルギー循環システム及び冷熱エネ
ルギー循環方法について模式的に説明する図であり、冷熱エネルギー循環
システムを構成する移動式冷熱回収装置の構成を示す概略図
【符号の説明】10…移動式冷熱回収装置(冷熱エネルギー循環システム)
1…CO2分離貯槽 2…熱回収用熱交換器 3…第1窒素ボンベ 4…液
化熱交換器 5…常温ブラインタンク(ブラインタンク) 6…第2窒素ボ
ンベ 7…低温ブラインタンク(ブラインタンク) 8…水素熱交換器 9…
冷凍機熱交換器 110…冷凍機ユニット 11…液炭蒸発器入口接続口
12…液化炭酸貯槽接続口 13…液炭蒸発器出口接続口 14…回収CO2
接続口 15,16…水素接続口 V1,V2,V3,V7,V8,V9,
V10,V11,V12,V13,V14,V15,V16…バルブ
CV4,CV5,CV6,CV19,CV20,CV21…コントロールバ
ルブ RV17,RV18…減圧弁 PD1,PD2,PD3,PD4…圧
力センサ TD1,TD2,TD3,TD4,TD5,TD6,TD7,
TD8…温度センサ LD1,LD2,LD3…液面センサ F1…液炭蒸
発器ライン F2…液化炭酸貯槽ライン F3…CO2ライン F4…液炭蒸
発器ライン F5…CO2回収ライン F6…ブライン供給ライン F7…ブ
ライン供給ライン F8…窒素ガス導入ライン F9…窒素ガス導入ライン
F10…熱回収ライン F11…排出ライン F12…炭酸ガス排出ライン
F13…窒素ガス排出ライン F14…窒素ガス導入ライン F15…窒素
ガス導入ライン F16…窒素ガス排出ライン F17…窒素供給ライン
F18…窒素供給ライン F19…ブライン熱交換ライン F20…水素ラ
イン F21…水素ライン FR1…冷凍機ライン20…液化炭酸貯蔵施設
21…液化炭酸貯槽 22…液炭蒸発器 23…メタネーション設備 24
…液水蒸発器 25…液化水素貯槽 26…液炭蒸発器入口 27…液化炭酸
貯槽入口 28…液炭蒸発器出口 29a,29b…水素接続口 V25,
V26…バルブ CV22,CV23,CV24…コントロールバルブ F
22…液化炭酸貯槽ライン F23…液炭蒸発器出口ライン F24…水素
受取ライン F25…水素送出ライン F26…液炭蒸発器入口ライン F
M1…メタン供給ライン30…二酸化炭素回収施設(冷熱エネルギー循環シ
ステム) 31…水素製造装置 32…精製器 33…圧縮機 34…回収C
O2ホルダー 35…水素ガスホルダー 36…液水蒸発器 37…バックア
ップ用液化水素貯槽 38…回収CO2出口 39a,39b…水素接続口
V28,V29,V30,V32,V33,V34…バルブ CV27,
CV31…コントロールバルブ F27…水素供給ライン F28…水素使
用ライン F29…CO2回収ライン F30…水素追加ライン F31…
水素受取ライン F32…液化水素蒸発ライン F33…水素送出ライン
F34…水素送出ライン40…トラックGCO2…炭酸ガス(二酸化炭素)
LCO2…液化炭酸 GN2…窒素ガス LB…ブライン LH2…液化
水素 GH2…水素ガス GR…冷媒
2.特開2023-111824 電解システム 本田技研工業株式会社
【概要】
固体酸化物型燃料電池セルに投入される二酸化炭素の排出源として、バイ
オマスを有する装置から排出される排ガス(バイオガス)、発電所または
製鉄所等から排出される排ガス等が採用される場合がある。しかし、これ
らの排ガス中に酸素ガスが含まれる場合がある。この場合、排ガス中の酸
素ガスは、固体酸化物型燃料電池セルを介して、メタネーション反応器に
用いられる触媒に到達する可能性がある。メタネーション反応器の触媒に
酸素が到達すると、当該触媒が酸化により劣化することが懸念される。
下図1のごとく、電解システム(10)は、水素を用いて排ガス中の酸素
ガスを消費する酸素消費装置(44)と、固体酸化物型電解スタック(18
)から出力される水素含有ガスの供給先を、酸素消費装置(44)および
生成装置(20)のいずれか一方に切り替え可能な弁装置(46)と、酸
素消費装置(44)から出力される排ガス中の酸素濃度に応じて弁装置を
制御して、水素含有ガスの供給先を切り替える制御装置(58)とを含む。
図1.第1実施形態による電解システムの構成を示す概略図
【符号の説明】 10…電解システム 16…蒸気発生機 18…固体酸化物
型電解スタック 20…生成装置 34…排ガス経路 38…水素含 有ガス
経路 42…酸素ガス消費機構 44…酸素消費装置 46…弁装置 50…
タンク 52…第2弁装置 56…酸素濃度センサ 58…制御装置 60…
水素含有ガス分岐経路 62…バイパス経路 64…出口部 66…開閉弁
68…圧力センサ 70…排ガス用の開閉弁 74…弁装置(第3弁装置)
76…排ガス分岐経路 82…温度センサ 84…封止弁
3.特開2023-103749 二酸化炭素回収システム 三菱重工業株式会社
(掲載済)
【発明の効果】
本開示の二酸化炭素回収システムによれば、二酸化炭素と水素とを反応さ
せてメタンを製造する反応器から流出した反応ガスと二酸化炭素を吸収し
た吸収液とを熱交換することにより吸収液を加熱するので、吸収液から二
酸化炭素を放散させる熱効率を向上することで別途の装置や工業用水を用
いずに、燃料合成触媒の温度を制御できる。
図1.本開示の実施形態1に係る二酸化炭素回収システムの構成模式図
【符号の説明】1 二酸化炭素回収システム 2 蒸留塔 3 吸収液ライン
5a 第1リボイラ 5b 第2リボイラ 7 二酸化炭素供給ライン 20
メタネーション装置 21 反応器 22 第1熱交換器 23 反応ガス供
給ライン 24 反応ガス戻りライン 25 第1気液分離器(気液分離器)
26 第2熱交換器 28 第2気液分離器(気液分離器) 30 水蒸気
供給装置 40 バイパスライン 41 第3熱交換器 51 第1塔 52
第2塔 53 水供給ライン
4.特許第727851 分散型メタネーションシステム 三菱電機株式会社
【概要】
本開示に係る分散型メタネーションシステム(1)は、共電解装置(11)
およびメタン反応器(12)を含み、電力、水、二酸化炭素が供給されて
メタンを生成するメタン生成システム(10)と、メタン生成システム
(10)から供給されるメタンを水素に変換する改質器(21)、および
、改質器(21)から供給される水素を用いて発電する燃料電池(22)
を含む燃料電池発電システム(20)と、を備えた分散型メタネーション
システム(1)であって、燃料電池発電システム(20)は、燃料電池
(22)で発生する水素のオフガスを再循環させる循環流路と、水素のオ
フガスから二酸化炭素を分離する分離器(24)と、を備え、分散型メタ
ネーションシステム(1)は、分離器(24)にて分離された二酸化炭素
を回収する二酸化炭素回収装置(40)を更に備えている。
5.特許第7278517 分散型メタネーションシステム 三菱電機株式会社
【概要】 本開示に係る分散型メタネーションシステム(1)は、共電解装
置(11)およびメタン反応器(12)を含み、電力、水、二酸化炭素が
供給されてメタンを生成するメタン生成システム(10)と、メタン生成
システム(10)から供給されるメタンを水素に変換する改質器(21)
、および、改質器(21)から供給される水素を用いて発電する燃料電池
(22)を含む燃料電池発電システム(20)と、を備えた分散型メタネ
ーションシステム(1)であって、燃料電池発電システム(20)は、燃
料電池(22)で発生する水素のオフガスを再循環させる循環流路と、水
素のオフガスから二酸化炭素を分離する分離器(24)と、を備え、分散
型メタネーションシステム(1)は、分離器(24)にて分離された二酸
化炭素を回収する二酸化炭素回収装置(40)を更に備えている。
図1.実施の形態1に係る分散型メタネーションシステムの模式図
【符号の説明】 1、1A、1B 分散型メタネーションシステム 2 発
電システム 5 地域EMS(エネルギーマネジメントシステム) 10
メタン生成システム 11 共電解装置 12 メタン反応器 20 燃
料電池発電システム 21 改質器 22 燃料電池 23 第2循環流
路 24 第2分離器 30 ガス供給経路 31 メタン貯蔵装置 32
ガスインフラ 40 二酸化炭素回収装置 50 二酸化炭素貯蔵装置 60
制御装置 70 経路切替装置 90 蓄電池
6.特開2023-17750 メタネーション反応触媒担体用のセラミックハニカ
ム構造体、およびその製造方法 日立金属株式会社
【概要】
本発明は、二酸化炭素からメタンを得るメタネーション反応触媒担体用の
セラミックハニカム構造体、および製造方法に関するもので、下図1のご
とく多孔質のセラミックスで構成された隔壁により囲まれた断面形状が多
角形状である複数のセルが、隣接して平行に設けられたセラミックハニカ
ム構造体であって、少なくとも一部の前記セルの片側に目封止部を有して
おり、前記隔壁の表面に触媒作用を有する触媒活性成分を含む触媒層が形
成され、二酸化炭素を主成分とする原料ガスの空塔速度を大きくしても、
原料ガスと触媒成分との接触面積を大きく保持することが可能であると共
に、冷媒等によってセラミックハニカム構造体を外周部から冷却する際に
効率的な冷却が困難である、セラミックハニカム構造体の中心部における
原料ガスの流量を制御するのに好適なメタネーション反応用のセラミック
ハニカム構造体とその製造方法の提供である。
図1.本実施形態に係るセラミックハニカム構造体10の端面5aまたは
5bを示す図
【符号の説明】 1 :隔壁 2 :セル 3a、3b:目封止部 4 :気孔
5a:入口側端部、5b:出口側端部 6 :ステンレス鋼製反応管 7 :
石英ウール 8 :熱電対 10:セラミックハニカム構造体
Part 1 Chapter 6
その建物の扉を押したのは、街に入って三日目の夕刻だった。これとい
風蕭々と碧いの時
John Lennon Imagine
● 今夜の寸評: