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【最新濾過膜/装置技術事例】
1.WO2020/013215 単離ナノシート及びその製造方法
厚みが100nm以下であるナノシートは、近年、薬剤、触媒、
光学材料、電極、生体材料などへの応用開発が進んでいる。材料
としては酸化チタン、窒化ボロン、窒化炭素、グラフェンなどが
従来用いられてきた(例えば、非特許文献1~5を参照のこと)
が、これら無機材料は不純物が混入しやすい一方、精製が困難で
あるため、生体安全性や適合性に問題があり、薬剤や生体材料へ
の応用は困難であった。生体適合性を有する有機分子を用いてナ
ノシートを合成する方法もいくつか提案されている。
例えば、ポリ乳酸(PLA)やポリジメチルシロキサン(PDM
S)などを用いて形成される高分子ナノシートを挙げることがで
きる。 これらは、高分子溶液を準備し、該溶液を基板上にスピン
コートし、得られたシートを基板から剥離させ、さらに得られた
剥離シートを粉砕することにより得られている(例えば非特許文
献6を参照のこと)。上記の有機分子を用いるナノシートは、薬
剤や生体材料への応用が期待できるが、合成プロセスやフィルム
成形プロセスが煩雑であり、莫大なコストがかかることが問題と
なっている。
ナノシートは、ナノ状態として安定に存在することが困難であり、
シート同士が付着するか又は凝集するという問題や、それを防ぐ
ための表面の改質・修飾が困難という問題もあり、これらの問題
の解決も望まれている。
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【非特許文献1】Zhang, S.; Sunami et al., Nanomaterials-Basel 2017, 7 (9).
【非特許文献2】Tan, C. L. et al., Chem Rev 2017, 117 (9), 6225-6331.
【非特許文献3】Li, X. et al., Small 2017, 13 (5).
【非特許文献4】Kong, X. K. et al., Chem Soc Rev 2017, 46 (8), 2127-2157.
【非特許文献5】Yang, G. H. et al., Nanoscale 2015, 7 (34), 14217-14231.
【非特許文献6】Okamura, Y. et al., Adv Mater 2013, 25 (4), 545-551.
----------------------------------------------------------【要約】
本発明は、擬ポリロタキサンを複数有して成るナノシートであっ
て、各々が付着せず、容易に単離する単離ナノシートを提供する。
本発明は、第1の環状分子の開口部が直鎖状分子によって串刺し
状に包接されてなる擬ポリロタキサンを複数有して成る単離ナノ
シートであって、直鎖状分子は、その一部が、水又は水溶液中で
電離する電離基を有する第1の直鎖状分子を有する単離ナノシー
トを提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1の環状分子の開口部が直鎖状分子によって串刺
し状に包接されてなる擬ポリロタキサン及び/又はポリロタキサ
ンを複数有して成る単離ナノシートであって、 前記直鎖状分子は、
その一部が、水又は水溶液中で電離する電離基を有する第1の直
鎖状分子を有する、上記単離ナノシート。
【請求項2】 前記電離基が、前記第1の直鎖状分子の少なくとも
一方の末端又はその近傍に有する請求項1記載の単離ナノシート。
【請求項3】 前記電離基が、前記第1の直鎖状分子の両末端又は
その近傍に有する請求項1又は請求項2記載の単離ナノシート。
【請求項4】 前記第1の直鎖状分子は、少なくとも2つの部位を
備える請求項1~3のいずれか一項記載の単離ナノシート。
【請求項5】 前記第1の環状分子が前記少なくとも2つの部位
のうちの1つの部位に包接されてなる請求項4に記載の単離ナノ
シート。
【請求項6】 前記電離基が、カルボキシル基、アミノ基、スルホ
基、リン酸基、塩化トリメチルアミノ基、塩化トリエチルアミノ
基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、メチルアミノ基、エ
チルアミノ基、ピロリジン基、ピロール基、エチレンイミン基、
ピペリジン基、ピリジン基、ピリリウムイオン基、チオピリリウ
ムイオン基、ヘキサメチレンイミン基、アザトロピリレン基、イ
ミダゾール基、ピラゾール基、オキサゾール基、チアゾール基、
イミダゾリン基、モルホリン基、チアジン基、トリアゾール基、
テトラゾール基、ピリダジン基、ピリミジン基、ピラジン基、イ
ンドール基、ベンゾイミダゾール基、プリン基、ベンゾトリアゾ
ール基、キノリン基、キナゾリン基、キノキサリン基、プテリジ
ン基、カルバゾール基、ポルフィリン基、クロリン基、コリン基
、アデニン基、グアニン基、シトシン基、チミン基、ウラシル基、
解離したチオール基、解離した水酸基、アジ基、ピリジン基、カ
ルバミン酸類、グアニジン類、スルフェン酸類、尿素類、チオ尿
素類、過酸類、およびこれらの類似体、誘導体からなる群からな
る群から選ばれる、少なくとも1種である請求項1~5のいずれ
か一項に記載の単離ナノシート。
【請求項7】 前記少なくとも2つの部位のうちの1つの部位は、
その鎖長が前記第1の環状分子の中心軸方向の厚さの2倍以上で
ある請求項4~6のいずれか一項に記載の単離シート。
【請求項8】 前記第1の直鎖状分子が、少なくとも3つの部位を
有する第2の直鎖状分子を有する請求項1~7のいずれか一項に
記載の単離ナノシート。
【請求項9】 前記直鎖状分子が、少なくとも3つの部位を有する
第2の直鎖状分子から本質的になる、請求項1~8のいずれか一
項に記載の単離ナノシート。
【請求項10】 前記第2の直鎖状分子は、少なくとも3つのブロ
ックを備えるブロックコポリマーである請求項8又は請求項9に
記載の単離ナノシート。
【請求項11】 前記少なくとも3つのブロックが、ポリエチレン
グリコール(PEG)からなる部位、及びポリプロピレングリコ
ール(PPG)からなる部位から形成される請求項10に記載の
単離ナノシート。
【請求項12】 前記直鎖状分子による包接を受けない第2の環状
分子をさらに有する請求項1~11のいずれか一項に記載の単離
ナノシート。
【請求項13】 前記第2の環状分子は、その開口部に第1の物質
を包接してなる請求項12に記載の単離ナノシート。
【請求項14】 第2の物質をさらに有する請求項1~13のいず
れか一項に記載の単離ナノシート。
【請求項15】 前記第1及び第2の環状分子が、α-シクロデキ
ストリン、β-シクロデキストリン、γ-シクロデキストリン、ク
ラウンエーテル、ピラーアレン、カリックスアレン、シクロファ
ン、ククルビットウリル、およびこれらの誘導体からなる群か
ら選ばれる請求項1~14のいずれか一項に記載の単離ナノシー
ト。
【請求項16】 前記直鎖状分子が、PEGからなる部位-PPG
からなる部位-PEGからなる部位:で表される構成を有するコ
ポリマーであり、 前記第1の環状分子がβ-シクロデキストリン
である請求項1~15のいずれか一項に記載の単離ナノシート。
【請求項17】 前記直鎖状分子が、PEGからなる部位-PPG
からなる部位-PEGからなる部位:で表される構成のみからなるトリブロックコポリマーであり、 前記第1の環状分子がβ-シク
ロデキストリンである請求項1~16のいずれか一項に記載の単
離ナノシート。
【請求項18】 前記単離ナノシートの厚さが0.5~100nm
である請求項1~17のいずれか一項に記載の単離ナノシート。
【請求項19】 請求項1~18のいずれか一項に記載の単離ナ
ノシートを有する材料。
【請求項20】 第1の環状分子の開口部が直鎖状分子によって串
刺し状に包接されてなる擬ポリロタキサンを複数有して成る単離
ナノシートの製造方法であって、
a)直鎖状分子を準備する工程;
b)水又は水溶液中で電離する電離基を、前記直鎖状分子に導入
し、第1の直鎖状分子とする工程;
c)第1の環状分子を準備する工程;及び
d)前記第1の直鎖状分子と前記第1の環状分子とを水又は水溶
液中で混合させる工程;を有することにより、前記単離ナノシー
トを得る、上記方法。
【請求項21】 第1の環状分子の開口部が直鎖状分子によって串
刺し状に包接されてなる擬ポリロタキサン及び/又はポリロタキ
サンを複数有して成る単離ナノシートの製造方法であって、
a)直鎖状分子を準備する工程;
c)第1の環状分子を準備する工程;
d’)前記直鎖状分子と前記第1の環状分子とを水又は水溶液中
で混合させて、擬ポリロタキサン及び/又はポリロタキサンを得
る工程; b’)前記d’)工程で得られた擬ポリロタキサン及び/
又はポリロタキサンに、水又は水溶液中で電離する電離基を導入
し、第1の直鎖状分子とする工程;及び f)得られた擬ポリロタ
キサン及び/又はポリロタキサンを水又は水溶液中で混合させる
工程;を有することにより、前記単離ナノシートを得る、上記方
法。
【請求項22】 請求項1~18のいずれか一項に記載の単離ナノ
シートを有する医薬用担体及び/又は医薬用ビヒクル。
【請求項23】 請求項1~18のいずれか一項に記載の単離ナノ
シートを有する医薬用崩壊剤及び/又は医薬用結合剤。
【請求項24】 前記単離シートが標的箇所と接着する請求項22
又は23に記載の医薬用担体及び/又は医薬用ビヒクル、
医薬用崩壊剤及び/又は医薬用結合剤。
【請求項25】 医薬上許容可能な有効成分;及び請求項1~18
のいずれか一項に記載の単離ナノシート;を有する医薬。
【請求項26】 医薬上許容可能な有効成分; 請求項1~18の
いずれか一項に記載の単離ナノシートを有する医薬用担体及び/
又は医薬用ビヒクル;及び/又は 請求項1~18のいずれか一
項に記載の単離ナノシートを有する医薬用崩壊剤及び/又は医薬
用結合剤;を有する医薬。
2.特開2022-050363 量子ドット、量子ドットの製造方法、及び
量子ドットの使用
【要約】 下記式(1)で表されるハロゲン化鉛ペロブスカイト構造を有す
る化合物と、前記化合物に配位した多価カルボン酸と、を含み、前記多価カルボン酸が、sp3炭素に結合したカルボキシル基を
有する、量子ドット。APbX3 (1)(前記式(1)中、AはCsカチオン又はメチルアンモニウムカ
チオンを表し、Xは塩素アニオン、臭素アニオン及びヨウ素アニ
オンからなる群より選択される少なくとも1種を表す。)で、動
作安定性、量子収率及び貯蔵安定性に優れる量子ドット、その製
造方法、及びその使用方法を提供する。
図1.本発明の一実施形態に係る量子ドットを用いたLED発光
素子デバイス構造を例示する概要図
【発明の効果】本発明によれば、動作安定性、量子収率及び貯蔵
安定性に優れる量子ドット、その製造方法、及びその使用方法を
提供することができる。 【特許請求の範囲】
【請求項1】下記式(1)で表されるハロゲン化鉛ペロブスカイ
ト構造を有する化合物と、前記化合物に配位した多価カルボン酸
と、を含み、前記多価カルボン酸が、sp3炭素に結合したカルボ
キシル基を有する、量子ドット。APbX3 (1)
(前記式(1)中、AはCsカチオン又はメチルアンモニウムカ
チオンを表し、Xは塩素アニオン、臭素アニオン及びヨウ素アニ
オンからなる群より選択される少なくとも1種を表す。)
【請求項2】前記多価カルボン酸が、水酸基、メルカプト基及び
窒素原子からなる群より選択される少なくとも一種を更に含む、
請求項1に記載の量子ドット。
【請求項3】前記多価カルボン酸中に含まれるカルボキシル基の
少なくとも1つが、Pb原子に配位している、請求項1又は2に
記載の量子ドット。
【請求項4】アーバックエネルギーが、10meV以上35me
V以下である、請求項1~3のいずれか1項に記載の量子ドット。
【請求項5】前記多価カルボン酸が、チオリンゴ酸、リンゴ酸、
エチレンジアミン四酢酸、トリカルバリル酸及びクエン酸からな
る群より選択される少なくとも一種を含む、請求項1~4のいず
れか1項に記載の量子ドット。
【請求項6】透過電子顕微鏡観察により測定される平均粒子径が、
2nm以上4nm以下である、請求項1~5のいずれか1項に記
載の量子ドット。
【請求項7】発光スペクトルの波長ピークが、440nm以上4
80nm以下の範囲に極大を示す、請求項1~6のいずれか1項
に記載の量子ドット。
【請求項8】下記式(1)で表されるハロゲン化鉛ペロブスカイ
ト構造を有する化合物を含む量子ドットの製造方法であって、C
s又はメチルアンモニウムと、Pbと、Cl、Br及びIからなる
群より選択される少なくとも1種と、多価カルボン酸とを含む溶
液を調製する工程を含み、前記多価カルボン酸が、sp3炭素に結
合したカルボキシル基を有する、量子ドットの製造方法。
APbX3 (1)
(前記式(1)中、AはCsカチオン又はメチルアンモニウムカ
チオンを表し、Xは塩素アニオン、臭素アニオン及びヨウ素アニ
オンからなる群より選択される少なくとも1種を表す。)
【請求項9】前記多価カルボン酸が、チオリンゴ酸、リンゴ酸、
エチレンジアミン四酢酸、トリカルバリル酸及びクエン酸からな
る群より選択される少なくとも一種を含む、請求項8に記載の量
子ドットの製造方法。
【請求項10】前記多価カルボン酸の添加量が、Pb量に対して
1等量以上3等量以下である、請求項8又は9に記載の量子ドッ
トの製造方法。
【請求項11】請求項1~7のいずれか1項に記載の量子ドット
の光デバイスとしての使用。
3.特開2023-115733 セルロース多孔質体の製造方法
【要約】
発明に係るセルロース多孔質体の製造方法は、置換基の対イオン
にアンモニウムイオンを持つセルロースナノファイバーと分散媒
とを含有する混合液を準備する工程と、前記混合液をゲル化剤に
よってゲル化させてゲルを得る工程と、前記ゲルを凍結乾燥させ
る工程と、を有することを特徴とする。汎用な設備で製造でき、
スケールアップもしやすいという利点を有しつつ、高透光率を有
するセルロース多孔質体の製造方法を提供。
【特許請求の範囲】【請求項1】置換基の対イオンにアンモニウムイオンを持つセル
ロースナノファイバーと分散媒とを含有する混合液を準備する工
程と、前記混合液をゲル化剤によってゲル化させてゲルを得る工
程と、前記ゲルを凍結乾燥させる工程と、を有することを特徴と
するセルロース多孔質体の製造方法。【請求項2】前記ゲル化剤が、沸点が210℃以下の有機酸、硫
酸及びリン酸からなる群から選ばれる少なくとも1種であること
を特徴とする請求項1に記載のセルロース多孔質体の製造方法。【請求項3】前記有機酸がギ酸、酢酸またはギ酸と酢酸の両方を
含むことを特徴とする請求項2に記載のセルロース多孔質体の製
造方法。【請求項4】前記セルロースナノファイバーの置換基が、カルボ
キシル基、硫酸基及びリン酸基からなる群から選ばれる少なくと
も1種であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記
載のセルロース多孔質体の製造方法。【請求項5】前記混合液中の前記セルロースナノファイバーの固
形分濃度が0.1~3.0質量%であることを特徴とする請求項
1~4のいずれか一つに記載のセルロース多孔質体の製造方法。【請求項6】前記分散媒が、水および水と混和する有機溶媒との
混合分散媒であることを特徴とする請求項1~5のいずれか一つ
に記載のセルロース多孔質体の製造方法。【請求項7】前記凍結乾燥をさせる工程において、前記ゲルの周
囲温度が、ゲル中の分散媒の融点よりも20℃以上低いことを特
徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載のセルロース多孔質
体の製造方法。【請求項8】前記ゲルを得る工程において、前記混合液の液面に
前記ゲル化剤の蒸気若しくはミスト又は前記ゲル化剤を含む水溶
液のミストを接触させて、前記混合液をゲル化させることを特徴
とする請求項1~7のいずれか一つに記載のセルロース多孔質体
の製造方法。【発明の効果】 本開示によれば、汎用な設備で製造でき、スケールアップもしや
すいという利点を有しつつ、高透光率を有するセルロース多孔質
体の製造方法を提供することができる。
3.特開2023-107761 水分解光触媒、水素及び/又は酸素の製
造方法、並びに水分解装置
【要約】
図7のごとく光触媒と助触媒とを含む水分解光触媒であって、前
記水分解用触媒の表面の少なくとも一部が金属酸化物で被覆され
ており、X線光電子分光分析(XPS)により測定される、前記
金属酸化物中の金属元素に対する前記水分解光触媒中の金属元素
の原子比が、0.7以上15.0以下であり、気相反応に用いら
れる水分解光触媒。水分解効率が改善された気相反応用の水分解
光触媒を提供する。
図7.実施例1及び2で得た水分解光触媒の活性評価の結果を示
すグラフ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光触媒と助触媒とを含む水分解光触媒であって、前記水分解光触
媒は、表面の少なくとも一部が金属酸化物で被覆されており、X
線光電子分光分析(XPS)により測定される、前記金属酸化物
中の金属元素に対する前記水分解光触媒中の金属元素の原子比が、
0.7以上15.0以下であり、 気相反応に用いられる、水分解
光触媒。
【請求項2】 前記金属酸化物の被覆率が、50%以上である、請
求項1に記載の水分解光触媒。
【請求項3】 前記金属酸化物の形状が、被膜状であり、前記金
属酸化物の膜厚が、0.1nm以上10.0nm以下である、請
求項1に記載の水分解光触媒。
【請求項4】 前記水分解光触媒の標準状態(273.15K、
100kPa、相対湿度80%)における吸着水分量が、前記水
分解光触媒1.0重量部当たり0.001重量部以上1.50重
量部以下である、請求項1に記載の水分解光触媒。
【請求項5】 前記水分解光触媒の総重量に対する前記金属酸化
物中の金属元素の重量の比率が、0.001重量%以上10.0
重量%以下である、請求項1に記載の水分解光触媒。
【請求項6】請求項1~5のいずれか1項に記載の水分解光触媒
の存在下で、相対湿度60%以上の気体に光を照射する水分解工
程を含む、水素及び/又は酸素の製造方法。
【請求項7】請求項1~5のいずれか1項に記載の水分解光触媒
を含む反応管と、前記反応管に相対湿度60%以上の気体を供給
する供給部と、水分解により生成した気体に含まれる水分を低減
させる水蒸気トラップ部と、前記水蒸気トラップ部により水分が
低減された前記気体に含まれる水素と酸素とを分離する分離部と
を有する、水分解装置。
【発明の効果】
本発明によれば、水分解効率が改善された気相反応用の水分解光
触媒を提供することができる。また、本発明によれば、当該水分
解光触媒を用いた水素及び/又は酸素の製造方法、並びに当該水
分解光触媒を備えた水分解装置を提供することができる。
図 1. 第1の環状分子を模式的に示す図であり、Dで示す距離が、「
第1の環状分子の中心軸方向の厚さ」であることを示す図【発明の効果】
本発明により、生体安全性や適合性に優れ、薬剤や生体材料への
応用も可能であり、合成プロセスやフィルム成形プロセスが比較
的簡便であり、コストが低減されたナノシートを提供することが
できる。
また、本発明により、上記効果に加えて、シート同士が付着又は
凝集しない単離ナノシートを提供することができる。さらに、本
発明により、上記効果の他に、又は上記効果に加えて、上記ナノ
シート、特に単離ナノシートを有する材料を提供することができ
る。また、本発明により、上記効果の他に、又は上記効果に加え
て、上記ナノシート、特に単離ナノシートの製造方法を提供する
ことができる。
風蕭々と碧いの時代
● 今夜の寸評 :日々の合唱 心の手当
Thinking of those who have passed and putting your
hands together each day bring you peace of mind.