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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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無限延展性時代の鉄腕アトム

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと伝えら
れる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時代の軍団編成の
せて生まれたキャラクタ「ひこにゃん」。




『ネオコンガーテック』事業が図星で毎日考察ボリュームが膨大でこの新しいブ
ログ掲載作業に追われ(使い勝手が悪い)、書き残しに追われている。ご容赦の
程よろしく。^^;
⌚ コンパクトで汎用性に優れたLED
ams OSRAMは,屋内照明や店舗照明などの業務用途に最適なだけでなく,建築照
明や舞台照明などの特殊分野,さらに医療用としても理想的な,特に強力で汎用
性に優れたLED「OSLON Pure 1414」を発売.。

この製品は,1.4mmx1.4mmのサイズにより,現在市場で最もコンパクトなソリューションとなっている。また,優れた効率を確保しながら,取り扱いと熱管理を向
上している。設置しやすいLEDコンセプトと小型サイズにより,微細な設計と特に
狭いクラスタリングが可能になるという。特にボンドワイヤを使用しておらず,
間に空きスペースを必要としないため,光出力を必要とする高密度クラスターにとって理想的だとする。このようにこの製品は,非常に高い光出力を備えたコン
パクトなLEDが必要な場合に,カスタマイズされた照明ソリューションを実現で
きる柔軟性を提供するとしている。 


レーザー微細加工の分解能を飛躍的に向上
12日、東北大学の研究グループは,ベクトルビームと呼ばれる特殊なレーザー光をガラスの裏面に集光する条件において,ガラス界面での全反射の効果を使うことで界面近傍に極めて微小かつ高強度の集光点を形成できることを明らかにした。


ガラス越しのレーザー照射でナノ加工を実現
空気との界面での光の全反射によって加工分解能が飛躍的に向上
【要点】
1.材料と空気の界面での光の反射・屈折の効果を詳細に検討することで、レー
 ザー微細加工における加工分解能を飛躍的に向上できる条件を発見
2.ガラスの裏面にベクトルビームと呼ばれるレーザー光を照射して裏面に集光
 させると、裏面にはレーザー波長の1/16程度となるナノメートルスケールの微小
 な穴が形
3.半導体産業を始めとしたレーザー微細加工の応用分野でのさらなる微細化・
 高精度化に向けた新たな加工方法を提案
【展望】
本成果によって、ガラスのような光に対して透明な材料の裏面側において、従来
よりも遥かに小さなスケールでの穴あけや線描画などの加工を可能にする新しいレーザー微細加工法の開発につながると期待されます。また、電子デバイス産業
の基本となるシリコンなどの半導体材料に対しても、適切なレーザー波長を用い
ることでガラスと同様に裏面への集光・加工が可能となることから、本技術を適
用した半導体加工技術への展開も期待できます。特に、近年重要度を増している
半導体デバイス製造の後工程での応用が考えられる。また本結果は、材料界面に
おける光の反射や屈折といったよく知られた古典的な光学現象が、ベクトルビー
ムのような特殊な光波の可能性を効果的に引き出すことに成功した好例ともいえ
ます。基礎科学的な観点からも、本原理に基づく新たな光計測法や物質励起・反
応制御法の新規開発につながる重要な成果であると位置づけられる。
【掲載論文】
原 題::Laser nanoprocessing via enhanced longitudinal electric field of a radially   
        polarized beam             
掲載誌:Optics Letters
DOI:10.1364/OL.517382
URL:https://opg.optica.org/ol/fulltext.cfm?uri=ol-49-6-1405&id=547563

✺ IFEフォーラム開催,レーザー核融合への投資が加速
3月7日.レーザー核融合研究を振興するIFEフォーラムは3月7日,東京商工会議所(東京都千代田区)にて,公開シンポジウム「レーザーフュージョンエネルギー ∸学術から産業へ新たな展開ー」を開催。昨年1年間の核融合スタートアップの数を見ると,2022年までは35社程度であっ
たが,現在は43社まで右肩上がりに増加している。また,昨年1年間の新たな追
加投資額は2,106億円で,累計で9,304憶円,さらに民間投資が政府予算を上回る
など,こちらも盛り上がりを見せているとした。また,米やEUなど各国の核融合政策や開発ロードマップ比較,特に英の研究体制
の現状を詳細に説明するとともに,今後の見通しについても述べ,英政府の国家
戦略が触れた将来の核融合マーケット規模が1,000兆円であるといった規模感や産
業化へのロードマップについて触れ,世界的な期待感を示した。

❏ 可視-近赤外に反応する新規光触媒
3月8日、東京工業大学と台湾国立陽明交通大学は,Au@Cu7S4ヨーク-シェルナノ構造
を持つ二重プラズモニック光触媒を新たに開発し,可視光および近赤外線照射下で顕
著な水素生産を達成。
【要点】
1.励起波長2,200 nmで世界最高の量子収率(AQY)を持つAu@Cu7S4新型光触媒
 を開発。
2.Au@Cu7S4ヨーク-シェルナノ構造により、可視光および近赤外光励起の両方
 で長寿命の電荷分離状態を維持可能。
3.Au@Cu7S4ヨーク-シェルナノ構造により、可視光および近赤外光励起の両方
で長寿命の電荷分離状態を維持可能。



図1.Au@Cu7S4ヨーク-シェルナノ構造の特徴。(a)1-Au@Cu7S4、(b)3-Au@Cu7S4、
(c)5-Au@Cu7S4、(d)純粋なCu7S4、(e)純粋なAu、(f)Au+Cu7S4のTEM画像。(g)5-Au@Cu7S4のHRTEM画像。(h)TEM画像と対応する(i)SAEDパターン。(j)TEM-EDSマッピングプロファイル。

【展望】光触媒として機能するAu@Cu7S4ヨーク-シェルナノ構造は、水素製造、環境浄化、
二酸化炭素還元などへの応用が期待できる。今後は、さらなる研究と開発によっ
て効率的な触媒システムとしての実用化が期待されている。これにより、環境へ
の負荷を減らし、エネルギーの効率的な利用を可能にすることによって、脱炭素
社会の実現に貢献できる。

【最新メターネーション製造方法及び装置②】
1.特開2024-021052 触媒構造体 日本特殊陶業株式会社【概要】
プロトンと電子の授受を伴う反応の反応量を増大させる。プロトンおよび電子の
授受を伴う反応を促進する触媒構造体であって、プロトン伝導性セラミックスと、電子伝導性材料と、を含む多孔質部を備え、多孔質部において、プロトン伝導性
セラミックスが占める割合RPが16体積%以上50体積%以下であり、電子伝
導性材料が占める割合REが20体積%以上54体積%以下であり、空孔が占め
る割合RVが30体積%以上55体積%以下(但し、RP+RE+RV≦100
体積%)でプロトンと電子の授受を伴う反応の反応量を増大させる。

図1第1実施形態の触媒構造体の構成を模式的に表す説明図
【符号の説明】 10、100…触媒構造体 12…プロトン伝導性セラミックス
 14…電子伝導性材料  16…空孔  110…多孔質部  170…触媒金属【特許請求の範囲】
【請求項1】プロトンおよび電子の授受を伴う反応を促進する触媒構造体であっ
て、プロトン伝導性セラミックスと、電子伝導性材料と、を含む多孔質部を備え、 前記多孔質部において前記プロトン伝導性セラミックスが占める割合RPが16
体積%以上50体積%以下であり、前記電子伝導性材料が占める割合REが20
体積%以上54体積%以下であり、空孔が占める割合RVが30体積%以上55
体積%以下(ただし、RP+RE+RV≦100体積%)であることを特徴とす
る 触媒構造体。
【請求項2】 請求項1に記載の触媒構造体であって、 前記プロトン伝導性セラミックスが占める割合RP、前記電子伝導性材料が占める割合RE、および、空
孔が占める割合RVが、各々、30体積%以上40体積%以下(ただし、RP+RE+RV≦100体積%)であることを特徴とする 触媒構造体。
【請求項3】 請求項1に記載の触媒構造体であって、 前記プロトンおよび電子
の授受を伴う反応は、二酸化炭素の水素化反応、または、脱水素化反応により水
素を生成する反応であることを特徴とする 触媒構造体。
【請求項4】 請求項1に記載の触媒構造体であって、 前記プロトン伝導性セラミックスは、金属酸化物と、金属リン酸塩のうちの少なくとも一方を含むことを
特徴とする 触媒構造体。
【請求項5】 請求項4に記載の触媒構造体であって、 前記プロトン伝導性セラ
ミックスは、CeO2系酸化物を含むことを特徴とする 触媒構造体。
【請求項6】 請求項1に記載の触媒構造体であって、 前記電子伝導性材料は、
金属であることを特徴とする 触媒構造体。
【請求項7】 請求項6に記載の触媒構造体であって、 前記電子伝導性材料は、
前記金属としてニッケルを含むことを特徴とする 触媒構造体。
【請求項8】 請求項1に記載の触媒構造体であって、 前記触媒構造体が備える
触媒は、電場印加により活性化可能であることを特徴とする 触媒構造体。
【請求項9】 請求項1から8までのいずれか一項に記載の触媒構造体であって、
 前記電子伝導性材料は、前記反応を促進する触媒金属を含むことを特徴とする 
触媒構造体。
【請求項10】 請求項1から8までのいずれか一項に記載の触媒構造体であっ
て、さらに、 前記多孔質部の表面に担持されて前記反応を促進する触媒金属を
備えることを特徴とする  触媒構造体。









【今夜の言葉】音声や文字には、その背後に存在した対象から認識への複雑な過程的構造が関係
付けられているわけで、このようにして音声や文字の種類に結び付き固定された
客観的な関係を、言語の意味と呼んでいるのです。
         —三浦つとむ、『日本語はどういう言語か』(1976年)、44頁


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