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生命と非生命のあいだ ⓵j

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彦根市ひこにゃんイラスト に対する画像結果
彦根根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる招と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の井
伊軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(か
ぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。

【季語と短歌:11月1日】

     秋雨や拍子木打ちて夜回りかな 
                   高山 宇 (赤鬼)

物騒な世の中になり、ご近所の安念祈り消火栓点検。いつもより声に力籠
りて、午後九時、ペアで巡回を終える。



青緑は細胞核、黄緑は膜構造を持った細胞内小器官、赤紫は葉緑体を示す。
中央の青い細胞核近傍や細胞質に2個から6個の赤紫色の葉緑体が存在して
いる。葉緑体中央部分は青い葉緑体DNAも観察される。

⬛ 光合成活性を持つ葉緑体を動物細胞移植に成功

植物が光をあびて、酸素や糖分をつくりだす光合成。この反応の一部を動
物の細胞でも再現できることを、東京大や理化学研究所などの研究チーム
がハムスター由来の細胞を使った実験で証明した。植物の特徴を持った動
物細胞をつくり、ミニ臓器(オルガノイド)の作製などに役立てたいとい
う。東大の松永幸大(さちひろ)教授(分子遺伝学)らは、藻類を食べて
葉緑体を取りこみ、光合成による糖などの栄養を得ているウミウシの仲間
に着目。哺乳類の細胞に葉緑体を取り込ませて同様の働きを再現できるか
実験した。東大の松永幸大(さちひろ)教授らは、藻類を食べて葉緑体を
取りこみ、光合成による糖などの栄養を得ているウミウシの仲間に着目。
哺乳類の細胞に葉緑体を取り込ませて同様の働きを再現できるか実験した。


【要点】
・類から光合成活性を持つ葉緑体を取り出し、ハムスターの培養細胞内に
移植することに成功した。移植した葉緑体は、少なくとも 2 日間はハムス
ター培養細胞内で光合成活性を保持した。
・今回開発した葉緑体移植法は、従来の導入機械や物理的手法を用いずに、
動物細胞内に葉緑体を導入できる利点がある。
・今回開発した葉緑体移植法は、光合成能を持たない動物細胞に一時的に
光合成能を付与できる技術であり、光合成可能な動物細胞を作製するため
の重要な基盤技術になります。 
【掲載論文】
雑誌名:Proceedings of the Japan Academy, Series B, Physical and Bioー
logical Sciences 
題 名:Incorporation of photosynthetically active algal chloroplasts in
cultured mammalian cells towards photosynthesis in animals 
DOI: 10.2183/pjab.100.035 
URL: https://doi.org/10.2183/pjab.100.035 
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分社新書新書 
ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?
―進化の仕組みを基礎から学ぶ 河田 雅圭【著】
NDC分類 467.5
Cコード C0240
【内容説明】
それは宇宙でたった一度の奇跡だったのか?―地球最初の生命はRNAワ
ールドから生まれた―圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題が
ある。RNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりな
くゼロに近いのだ。ならば生命はなぜできたのか?この難題を「神の仕業」
とせず合理的に考えるために、著者が提唱する「生命起源」のセカンド・
オピニオン。それは「ダーウィン進化」の正しい理解から導かれた!
ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?専門家がイチから徹底解説!
河田雅圭:東北大学教養教育院総長特命教授、名誉教授
ダーウィンの『種の起源』が刊行されてから一五〇年以上が経った今、進
化論のエッセンスは日常にも浸透しています。「常に進化し続ける」「変
化できるものだけが生き残る」。こんな言葉を一度は耳にしたことがある
かもしれません。しかし、実際の生物の進化はそんなにシンプルなのでし
ょうか。すべての進化は生存に役立つもの?否、偶然による生存に役立た
ない進化もあります。生存競争に敗れれば絶滅しかない?否、そもそも生
存競争から逃れ、別の地で生き続けることもあります。生物の進化は私た
ちの想像以上に多種多様なものなのです。本書では、そんな複雑だけども
面白い進化の仕組みを、最新研究も交えて丁寧に解説していきます。はた
して、ダーウィンの時代から人類はどこまで進化の実態を明らかにしてき
たのでしょうか!?
【目次】
第1章 進化とは何か(そもそも進化とはなんだろうか?;有害な進化も
起こりうる;ダーウィン進化論は時代遅れ?)
第2章 変異・多様性とは何か(突然変異はランダムなのか?;多様性は
高ければいいってもんじゃない;受け継がれるのは遺伝子だけか?)
第3章 自然選択とは何か(種の保存のために生物は進化する?;生物は
利己的な遺伝子に操られている?;生き残るためには常に進化しないとい
けない?)
第4章 種・大進化とは何か(進化=種の誕生か?;大進化は小進化で説
明できないのか?)
河田雅圭[カワタマサカド]
1958年、香川県生まれ。帯広畜産大学畜産学部獣医学科卒業、北海道
大学大学院農学研究科修了(農学博士)。2023年から東北大学教養教
育院総長特命教授、名誉教授。専門は進化学、生態学。ヒトを含め様々な
生物を対象に、ゲノムレベルから集団などのマクロレベルをつなぐ進化研
究を行ってきた。’17年に日本進化学会学会賞および木村資生記念学術賞
受賞。’20年に日本生態学会賞受賞。進化についての解説記事をnote
で公開。
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ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?専門家がイチから徹底解説!
集団に存在する遺伝的多様性が大きければ、環境が変化した際に個体の適
応度を上昇させる有利なアレル(対立遺伝子)が含まれる可能性が高まる
という。進化学の第一人者の著者が、遺伝的多様性のメカニズムを徹底考
察する。
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(2)突然変異と負の自然選択のバランス
集団のなかに突然変異によって新しく出現したアレルがそれまで存在して
いたアレルよりも有害な(適応度が低い)場合、新しいアレルは自然選択
によって頻度を低下させるが、出現した当初は致死的な効果がない限りす
ぐには消失しない。このような場合、負の自然選択によって消失する遺伝
的変異の量と、突然変異によって新たに生じる変異の量がつり合ったとこ
ろで、集団中に存在する変異が維持される。※編集部注:自然選択=生物
個体の生存や繁殖に有利な性質と関係する遺伝子が、頻度を変化させるこ
と。負の自然選択=生物個体の生存や繁殖に不利な性質と関係する遺伝子
が頻度を減少させること。

(3)平衡選択
自然選択が積極的に変異を維持する例である。これは、変異が消失しない
ように自然選択が働いている場合である。この仕組みと例は次項で説明し
よう。

◾変異を保つため自然選択が働く仕組み
  ヘテロ接合型の個体がもっとも有利に

変異が維持されるように働く自然選択が平衡選択(balancing selection)。
そのメカニズムの1つが、ヘテロ接合の遺伝型が自然選択で有利になる場
合である。これは超顕性(超優性)と呼ばれる。超顕性によって、遺伝的
変異が維持される例を見てみよう。GアレルとAアレルの一塩基変異サイ
トがあるとする。※編集部注:変異サイト=集団内で変異(異なるアレル
が存在する)のあるゲノム上の位置

環境Aで、それぞれの遺伝型の適応度は、図表2-5のようにGG>GA>AAで
ある。一方、環境BではGG

図表2-5:顕性逆転による限定的超顕性の例

「環境AではGGが有利で、環境BではAAが有利である」という条件だけで
は、GアレルとAアレルは、集団中で維持されない。「それぞれ別の利点
をもっているという理由だけで、異なるタイプが維持されているというこ
とはない」ということだ。GアレルとAアレルが維持されるためには、ヘ
テロ接合の遺伝型の個体の平均適応度が最も高くなる必要がある。
ここで、個体は一生の間に環境Aと環境Bを経験し、それぞれの環境で繁
殖し子どもを残すとしよう。この場合、その個体の適応度は両者を平均し
たものとなる。
つまり、適応度の大小関係がGG<GA>AAとなり、ヘテロ接合の遺伝型
が最も高くなるだろう(図表2-5)。超顕性と同じように、GとAという
アレルは、集団中に維持されることになる。このように、異なる状況で、
平均するとヘテロ接合の遺伝型の適応度が最も高くなる場合を限定的超顕
性(marginal overdominance)と呼ぶ。

さらに、平均的な適応度がヘテロ接合で高くなるという限定的超顕性は、
生物個体が異なる環境を経験する場合だけではない。オスとメスで、遺伝
型が及ぼす影響が異なる場合も当てはまる。 たとえば、遺伝型GGの個体
は体が小さく、AAの個体は大きいとしよう。このとき、オスの適応度は
小さいほうが高く、逆にメスの適応度は大きいほうが高くなっている場合
がある(図表2-5)。
タイセイヨウサケの生き物の製図イラストの 3 つの描画スタイル ベクターイラスト画像とPNGフリー素材透過の無料ダウンロード - Pngtree 図 タイセイヨウサケ

タイセイヨウサケの例が分かりやすい。このサケは、体サイズが大きいほ
ど卵を多く作れるので、メスは遅く成熟して、体サイズを大きくする遺伝
型の適応度が高い。一方のオスは、速く成熟し、体サイズを小さくする
遺伝型の適応度が高い。
そして、この体サイズの違いには成熟年齢に影響するVGLL3という遺伝子
が関与しているが、この遺伝子のヘテロ接合の遺伝型の適応度は、オスと
メスを平均すると最も高くなる。それによって、この遺伝子のアレル変異
が維持され、オスとメスとで体サイズの多型が維持されるのだ。このよう
なヘテロ接合の遺伝型の適応度が高くなるという超顕性は、遺伝的変異を
維持する強力な要因である。

◾ 頻度の低いアレルが有利なケースも 
       淡水魚の口の曲がり方で証明

タイセイヨウサケの例が分かりやすい。このサケは、体サイズが大きいほ
ど卵を多く作れるので、メスは遅く成熟して、体サイズを大きくする遺伝
型の適応度が高い。一方のオスは、速く成熟し、体サイズを小さくする遺
伝型の適応度が高い。そして、この体サイズの違いには成熟年齢に影響す
るVGLL3という遺伝子が関与しているが、この遺伝子のヘテロ接合の遺伝
型の適応度は、オスとメスを平均すると最も高くなる。それによって、こ
の遺伝子のアレル変異が維持され、オスとメスとで体サイズの多型が維持
されるのだ。このようなヘテロ接合の遺伝型の適応度が高くなるという超
顕性は、遺伝的変異を維持する強力な要因である。

これとは別に、自然選択によって変異が維持されるもう1つの重要なプロ
セスは、頻度の低い稀なほうのアレル(あるいは遺伝型)が自然選択で有
利になる場合だ。つまり、頻度が低下すると、頻度を増大させる方向に自
然選択が働くということである。稀なほうのアレルが頻度を増大させメジ
ャーになってくると、今度は、一方の頻度の少ないほうのアレルが自然選
択で有利になる。

これは、アレルの頻度に依存して自然選択の働き方が変化するので、負の
頻度依存選択と呼ぶ。この説明だけだとイメージしにくいかもしれない。
そこで実際の例を見てみよう。アフリカのタンガーニカ湖に生息するカワ
スズメ科の魚(シクリッド)のなかに、泳いでいる魚の鱗を剥ぎ取って食
べるスケールイーター(Perissodus microlepis)という魚がいる(図表2-6)。

図表2-6:スケールイーター

この魚では口が右に曲がっている個体と、左に曲がっている個体がおおよ
そ1:1の割合で存在している。右に曲がるか左に曲がるかは、1つの遺伝
子の遺伝型によって決まっている。口が右に曲がっている個体(左利き)
は、泳いでいる魚(獲物となる別の種の魚)の後方から左側の鱗を剥ぎ取
って食べようとするのに対し、左に曲がっている個体(右利き)は右側の
鱗を狙う。そして、集団のなかで左利き個体が増えてくると、鱗を取られ
る魚は左側をより警戒するので、右利き個体に対しての防御が弱くなる。
そのため、今度は右利き個体が、より多くの餌にありつけることになる。
つまり頻度の少ないほうの個体がより多く餌を採ることができるために、
負の頻度依存選択が働くのである。

◾生息環境が異なる場合の遺伝的変異
     空間的な差以外に交配の様式も深く関係

ある個体が経験する異なる環境での適応度を平均したとき、ヘテロ接合の
遺伝型の適応度が最も高くなる場合、遺伝的変異は維持される。しかし、
実際にはうまい具合に平均適応度が最も高くなる(超顕性)とは限らない。
アブラムシの例で考えてみよう。アブラムシは植物に寄生して、師管液を
吸って生活する。ある限られた時期には、翅をもった個体が出現し、飛ん
で移動することができる。

なかでも、エンドウヒゲナガアブラムシには寄生できる植物として、アル
ファルファ、レッドクローバー、エンドウなどがある。そして、異なる植
物に寄生するエンドウヒゲナガアブラムシを比べてみると、ゲノム上の複
数の位置にある異なるアレルが、寄生先の植物の違いに関係していること
が示されている。エンドウヒゲナガアブラムシという集団のなかで、異な
るアレルが寄主植物の違いと関連して遺伝的変異が維持されているという
ことである。

つまり、生息地内の空間的な違いが、遺伝的変異の維持に寄与していると
いえる。しかし、このエンドウヒゲナガアブラムシの例は注意が必要だ。
生息地内の空間的な違いだけで遺伝的変異が維持されるわけではなく、交
配の様式も関係している。

アブラムシが、レッドクローバーとアルファルファのある環境で生息し、
アルファルファで育ったときに有利な遺伝型(AA)、レッドクローバー
で育ったときに有利な遺伝型(RR)があると、このとき、どの寄主植物
で育ったかと関係なくランダムに交配し、遺伝型RRの個体の平均適応度が、
遺伝型RAや遺伝型AAに比べて、集団のなかで最も高くなってしまうと、
遺伝型AAの個体がアルファルファの環境でたとえ有利であっても、Aアレ
ルは集団から消失する。

アブラムシが、どの植物で育ったかに関わりなく、自然選択によって有利
なRアレルが増加し、やがて遺伝的変異がなくなってしまうのだ。つまり、
生息地のなかに異なる環境があったとしても、個体がランダムに交配して
いる場合、遺伝型RAの平均適応度が高くならない限り、それぞれの環境
の適応に貢献するアレルが集団内で維持されることはないのである。
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光文社新書
死は存在しない―最先端量子科学が示す新たな仮説
これまでの「科学」は、「死後の世界」の存在を、否定してきた。それゆ
え、「死後の世界」を肯定する「宗教」とは、決して交わることが無かっ
た。しかし、近年、最先端量子科学が、一つの興味深い「仮説」を提示し
ている。その「新たな仮説」は、「死後の世界」が存在する可能性を、示
唆している。では、その「仮説」とは、どのようなものか、どのような科
学的理論か。もし、その「仮説」が正しければ、「死後の世界」とは、ど
のようなものか。この「死後の世界」において、「我々の意識」は、どう
なっていくのか。もし、その「仮説」が正しければ、それは、この人生を
生きる我々に、何を教えるのか。もし、この「仮説」が正しければ、「科
学」と「宗教」は、融合していくのか。
目次
この本を手に取られた、あなたへ
あなたは、「死後の世界」を信じるか
現代の科学は「三つの限界」に直面している
誰もが日常的に体験している「不思議な出来事」
筆者の人生で与えられた「不思議な体験」
なぜ、人生で「不思議な出来事」が起こるのか
なぜ、我々の意識は「フィールド」と繋がるのか
フィールド仮説が説明する「意識の不思議な現象」
フィールド仮説によれば「死後」に何が起こるのか
フィールド内で我々の「自我」(エゴ)は消えていく
フィールドに移行した「我々の意識」は、どうなるのか
死後、「我々の意識」は、どこまでも拡大していく
あなたが「夢」から覚めるとき
二一世紀、「科学」と「宗教」は一つになる
田坂広志[タサカヒロシ]
1951年生まれ。1974年東京大学卒業。工学博士(原子力工学)。
1987年米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。1990年
日本総合研究所の設立に参画。取締役等を歴任。2000年多摩大学大学
院教授に就任。現名誉教授。同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。
代表に就任。2005年米国ジャパン・ソサエティより、日米イノベータ
ーに選ばれる。2008年世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal 
Agenda Councilのメンバーに就任。2010年世界賢人会議ブダ
ペスト・クラブの日本代表に就任。2011年東日本大震災に伴い内閣官
房参与に就任。2013年全国から7300名の経営者やリーダーが集ま
り「二一世紀の変革リーダー」への成長をめざす場「田坂塾」を開塾。 



※『瀕死論』以来のぶっ飛びである。仏教の『唯識論』の外延であるが、
 脱宗教である。


【海水有価物回収水素製造並びに炭素化合物製造事業論⓵】
◾特許 7525096 電極触媒及びその製造方法、並びに水素の製造方法
     時空化学株式会社 他
【発明の効果】本発明に係る電極触媒は、水素製造用に電極触媒として使
用することができ、水素製造時の過電圧が低く、ターフェル勾配も小さく、
かつ、電荷移動抵抗も小さい。
表1. 

図2(a)、(b)及び(c)の結果に基づいて導き出した各電極触媒の
10mAcm-2における過電圧、ターフェル勾配及び電荷移動抵抗(Rc
t)の結果を示している。この結果から、実施例1で得られた電極触媒は、
過電圧が最も低く、ターフェル勾配も最高の性能を示し、また、電荷移動
抵抗も最小であった。従って、実施例1で得られた電極触媒は、良好な触
媒反応速度を示すものであって、ラメラナノシート構造が水素発生速度を
高めるだけではなく電子伝導性の向上にも有利であるといえる。

図1は、実施例1及び各比較例で得られた電極触媒表面のSEM画像を示
している。具体的に、図1中のAは、触媒が形成されていないCP表面の
SEM画像であり、Bは比較例1、Cは比較例3、Dは比較例2、Eは比
較例4、F及びGは実施例1の電極触媒のSEM画像である。図1のH及
びIは、実施例1で得られた電極触媒のEDX元素マッピングの画像であ
り、Hは、Ni,V,Cu,O元素の分布状態を、Iはこれらの元素毎の
分布状態を示す。
時空化学株式会社は次の特許の都特許権者の株式会社関兵参加の企業(事
業開発管理会社?)であるり、「製造工程」のみ参考(つまり、前実用段
階)。
◾特開2024-139228 水電解の酸素発生電極用触媒及びその製造方法並
 びに水の電気分解方法
 株式会社関兵 他(※後日掲載予定)

尚、下記特許は、上記開発グループのリチウム金属電池用電解質添加剤は、
リチウム金属電池に優れた高電圧安定性及びサイクル性能をもたらすこと
ができる電解質を形成することができる添加剤の発明例を参考掲載してお
く。
◾特許7539646リチウム金属電池用電解質添加剤、ゲル状高分子電解質及
     びその製造方法


図1.、試験例1-1の結果を示し、実施例1で製作した電解質を備える電
池の電圧推移を示すグラフである。なお、図1には対照として、比較例1
で得られた液体電解質を用いて作製した電池の測定結果(試験方法は試験
例1-1と同様)もあわせて表示。

【特許請求の範囲】 【請求項1】リチウム金属電池用電解質添加剤と、電解質塩と、ポリマー成
分とを含む、ゲル状高分子電解質であって、下記一般式(1)CX1X2X3
―A―R (1)(式(1)中、Rは―(CH2)n―CX4X5X6を表し、
X1、X2、X3、X4、X5及びX6はハロゲン原子又は水素原子を表し、
X1、X2及びX3のうちの少なくとも一つはハロゲン原子であり、
X4、X5及びX6の少なくとも一つはハロゲン原子であり、
Aは―COO―、―C(=O)―、―SO2―、―SO3―、又は、―Si
(=O)―を表す。nは1~5の数である。)で表されるハロゲン含有化合
物を含み、前記ポリマー成分が、カーボネート化合物、環状エーテル化合
物及び鎖状エーテル化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の重合
性化合物の重合体を含む、ゲル状高分子電解質。 【請求項2】前記電解質添加剤が前記重合性化合物に対して、0.1~70
体積%含まれる、請求項1に記載のゲル状高分子電解質。 【請求項3】請求項1又は2に記載のゲル状高分子電解質を備える、リチウ
ム金属電池。 【請求項4】ゲル状高分子電解質の製造方法であって、電解質添加剤と、電
解質塩と、溶媒とを用いてゲル状高分子電解質を得る工程を含み、
前記電解質添加剤は、
下記一般式(1)
CX 1 X 2 X 3 ―A―R (1)
(式(1)中、
Rは―(CH 2 ) n ―CX 4 X 5 X 6 を表し、
X 1 、X 2 、X 3 、X 4 、X 5 及びX 6 はハロゲン原子又は水素原子
を表し、
X 1 、X 2 及びX 3 のうちの少なくとも一つはハロゲン原子であり、
X 4 、X 5 及びX 6 の少なくとも一つはハロゲン原子であり、
Aは―COO―、―C(=O)―、―SO 2 ―、―SO 3 ―、又は、―
Si(=O)―を表す。nは1~5の数である。)で表されるハロゲン含
有化合物を含み、
前記溶媒がカーボネート化合物、環状エーテル化合物及び鎖状エーテル化
合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の重合性化合物を含む、ゲ
ル状高分子電解質の製造方法。

◾特開2024-095341 光触媒装置 株式会社日立製作所(後日掲載)

 今日のカバー曲集 『クリス・ハート|ラブ・ストーリは突然に』 

● 今夜の寸評 :韻律に導かれる(横山未来子)

      旅はむかし樫の木 樫はそのむかし旅人 旅人はただかぜ
            
                   小島ゆかり『はるかなる虹』

 

 


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