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隠れ熱中症探し

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             革新的な製品は手作りの中から生まれてくる。
             一番大切なのは、人間の頭を信じることだから。

                                           大塚薬品 

                                                                           

 

● たかが熱中症、されど熱中症

「前熱中症」と勝手に呼んだものが、実は「隠れ熱中症」であったこと、これは現代病(あるいは文明病)
の症候群の1つだということにきずくのだが、これも彼女の体調悪化があったからで、なければ見過ごすと
ころである。隠れ熱中症とは、もともと体液が減少し、水分や塩分の摂取に重要な食事量も 低下しがちな
高齢者は、発汗による体温調節機構が十分機能せず、 脱水症を起こしやすくなる。 脱水症の症状が出る前、
「かくれ脱水」の段階を早めに気づき、 対策をとっていくことが、高齢者が夏はもちろん 気温が高い季節
を元気に過ごすための基本だと解説されているから、「超高齢社会」の病理的側面の特徴であることがわか
る。そして、その予防には、高齢者が脱水症を起こしやすい環境を改善すること。外出のときに夏の列車内
や量販店など、外気との温度差のある環境での体温調整の工夫し、食事などで防衛体力の保持することとあ
る。

 

また、夏の脱水症状兆候は、高齢者においても普段の生活の中で、経口補水液を摂るための早期対応の目安
となる。夏の目安は、下図の「べた」「だる」「ふら」「いた」。これを覚えておくことと専門家は奨励し
ている。なにも高齢者だけでなく、空調が整備された職場環境下での現代ビジネスシーンでの「隠れ熱中症」
として気をつけておく必要があるようだ。

そもそも、熱中症(hyperthermia、俗に heat stroke, sun stroke という)とは、暑熱環境下においての身体適応
の障害によっておこる状態の総称。本質的には、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多
臓器不全で、表面的な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、
体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)などがある。また、熱中症が原因で死亡する事も
ある。特にⅢ度の熱中症においては致死率は30%に至るという統計もあり、発症した場合は程度によらず
適切な措置を取る必要があるとされている。また死亡しなかったとしても、特に重症例では脳機能障害や腎
臓障害の後遺症を残す場合があると言われ、自律神経失調症などの後遺症は、わたしの体験からも要注意事
項だ。

 熱中症からカラダを守ろう

 

 ● フコイダンの効能に注目

フコイダンとは、モズクやメカブなどの海藻に含まれる、ヌルヌル成分のことで、多糖類と呼ばれる糖の仲間だが、こ
の多糖類は、コレステロールや中性脂肪、血糖値の低下、肝障害の改善、抗がん作用、ピロリ菌の抑制、抗アレルギ
ー作用など、生活習慣病(成人病)といわれているほとんどの症状を改善してくれるというので注目する。

モズク・コンブ・ワカメ・メカブなどの海藻に含まれる滑(ぬめ)り成分の一つで、13年にスウェーデン
の科学者のH・Z・キリンが発見。褐藻類の粘質物に含まれるフコースリッチな硫酸多糖。メジャーな部分構
造は解明されているが、マイナーな構造の正確な構造決定は現実的に不可能。そのため粗抽出物として利用。
混在する色素成分など糖以外の物質による生理作用も存在。その特徴は、(1)多数の生物活性を持つ。
(2)抗凝血作用、細胞接着阻害作用、抗炎症作用、ウイルス感染からの細胞保護、抗腫瘍作用を持ち合わ
せる。(3)フコイダンの構造と生物活性の関係は大部分が謎という。(4)フコイダンは低分子の方がよ
り効果があるとみられている。



フコイダンのがんに対する代表的な作用として、「フコイダンの三大作用:アポトーシス誘導作用、免疫力
強化作用、血管新生抑制作用」が明らかにされている。まず、細胞が「自ら死を選んで自滅していく作用」
のことを「アポトーシス」と呼ばれ、がん細胞はほとんど死ぬことがなく、増え続け、「増殖・転移」し身
体を侵すが、がん細胞が正常細胞の「自ら死を選んで消失」するように、「フコイダン」ががん細胞を包み
込み、消失させるはたらきがあるとされている。

 

 さらに、免疫力強化作用は、がん細胞と戦う兵隊を増やし、また強化し文字通り戦わせ、がん細胞に負けない正常
細胞として作用する。3つめは、がん細胞が栄養を取り込む血管をフコイダンをふさぎ、細胞の内部に栄養を行かせ
ないように兵糧攻めし、内部から「壊死」させる機能をもつとされている。

 

● 技術課題:分子量を小さくし体内吸収を高める

元々の分子量が20万を超えるフコイダンは、体内へ吸収できる分子量(約3,000~4,000)をはるかに超えて
いる。このため、フコイダンを体内への吸収が可能な分子量よりさらに小さい500分子以下まで低分子加工し、
吸収率を高める食品加工技術開発が重要だが、すでに技術開発が進み市販品などので入手可能。そこで、身
近に摂取できる方法を考えていたが、「あさイチ」で特集されていることを知る。ここで注目したのは2点
その1つが「がごめ昆布温かトロトロスープ」のレシピ、もう1つが「とろろ昆布のパウダー化」。



スープレシピ(写真上)は、材料を次のように準備し

がごめ昆布(細切り)1.5グラム チキンスープ250ミリリットル 紹興酒小さじ1 塩2グラム こしょう適量

下記の手順で簡単に作れるので問題は解決。

鍋にチキンスープ、紹興酒、塩、こしょうを入れ、火にかける。 沸いてきたらアクをとって、火をとめる。 80~90度に温度が下がったら、がごめ昆布を入れ、とろみが出るまで混ぜる。

次に、ととろ昆布のパウダー化、ブログ掲載している「フェンネルパウダー」は定着しているが、次のター
ゲットに「とろろ昆布パウダー」の常用に定める。この番組では、。フライパンを使い、弱火で1分間程度
加熱すると、繊維が残り、粘りも感じやすい粉末とろろ昆布になり、2分間程度加熱すると、粉々に使いや
すくなると紹介されているので、これを、吸湿剤袋を入れたストッカーに入れ、あらゆる料理シーンに多用
させることにしたが、すでに「がごめ粉末」(写真上)が市販されているので(値段が高いのでびっくり)、
これを取り寄せるのも手ではある。

 

 

  ● 今夜の一曲

坂本冬美 心もよう 

 

 


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