所得賃金の半分以上を消費に回すような社会の段階で、賃金を得るために
働いたり、企業体を運営したりするのは、なぜなのか?そして何のためな
のかが解明され、認識されなければならないところに、世界の先進地域国
家はやってきてしまっている。そしてわたしたちは現在までのところ、確
かな回答をまったくもっていないといっていい。
「なぜ働くのか:情況との対話 第十二回」サンサーラ 1994
Takaaki Yoshimoto 25 Nov, 1924 - 16 Mar, 2012
※ その答えが、「双頭の狗鷲」「百年国債」という構想なのだが。
New study: neonicotinoid insecticides linked to wild bee decline across England Aug 16, 2016
● 世界中で問題視される「ハチの個体数減少」には農薬
16日、英国のCentre for Ecology&Hydrology(CEH) の研究グループは、ネオニコチノイド系殺虫
剤がミツバチやマルハナバチに悪影響を及ぼすという研究結果を公表。これらの研究結果は実地
実験や研究所内での実験など多岐にわたるが、どれも長期的な影響を調べたものではなかったが、
英国に生息する62種類の野生のハチについて、94年から11年までの18年に亘る長期間の
生態追跡調査を行う。
ネオニコチノイド
同研究チームは18年間分の「ハチの分布と個体数」を、ハチのエサであるアブラナの成長パタ
ーンと比較・分析。94年には50万ヘクタールしかなかったアブラナの作地面積が、11年に
は70万ヘクタールに増加。この作地面積の爆増は、英国で02年に作物用のネオニコチノイド
系殺虫剤の使用許可されたことに関係すると推定。ネオニコチノイド系殺虫剤が使用されるよう
になったことで、多くの作物の種子が農薬の影響を昆虫(ハチ)にとっても有害な物質となる。
現在、害虫駆除のためにアブラナ栽培の85%でネオニコチノイド系殺虫剤が利用されている。
Impacts of neonicotinoid use on long-term population changes in wild bees in England , 16 August 2016
論文執筆者のニック・アイザック博士は、これまでに報告されていた負の効果は長期にわたって
拡大しくと語る。調査期間、ネオニコチノイド系殺虫剤に起因して調査対象となったハチのうち
34種類が個体数を10%減少していることを確認。また、5種類のハチは20%以上の個体数
が逓減、最も影響を受けた種類は30%も個体数が減少。調査対象のハチ全体では、約半数がネ
オニコチノイド系殺虫剤と関連してその個体数を減少。ただし、研究がネオニコチノイド系殺虫
剤とハチ個体数の減少の関係性を観測するものの、その原因や効果についてはまだ明らかになっ
ていない部分があるとしている。
この研究決壊に対して農薬メーカーは、面白い研究だとしつつも、単一の殺虫剤が野生のハチの
個体数の減少の原因調査期間で栽培されたアブラナのほとんどにネオニコチノイド系殺虫剤が使
用されているが、集約農業(生産性)もまたハチの個体数に大きな影響を与えているため、ハチ
の個体数減少原因とは断定できない。巣の不足や花粉など他のハチの個体数減少の重大要因が隠
れている可能性――ではないとバイエル会社のジュリアン・リトル博士は反論している。
これに対し、スウェーデン・ルンド大学のヘンリック・スミス教授は、広範囲にわたって利用さ
れるネオニコチノイド系殺虫剤のハチ個体数に影響の優れた研究結果であると評価している。ま
た、前出のCEHのベン・ウッドコック博士は、アブラナを栽培には、殺虫剤なしで育てることは
できず、もしも、ネオニコチノイド系殺虫剤が使用禁止されても、代替殺虫剤が使用されるだけ
で、その影響も無視できないだろうと注意を促す。
Published 13 Apr 2016. DOI: 10.1098/rspb.2016.0414
● 大気中の二酸化炭素濃度が上がってハチが減少
ハチの個体数の減少は殺虫剤だけではない。二酸化炭素濃度上昇によるケースもある。昆虫の場
合、二酸化炭素濃度の上昇で葉っぱに含まれるタンパク質の量が減少し、生命維持のためには多
くの葉っぱを食べる必要となる。ハチの食糧は主に2つあり、ひとつは「花蜜」で、もうひとつ
は「花粉」。これらは主に「糖分」と「タンパク質」で構成。ハチはより良い花の蜜を探し、発
見したら仲間のハチにその蜜の存在を知らせるが、ハチはタンパク質を伝達する手段を持たず、
自身の食べるタンパク質が良質なものかどうか知覚きない。ハチにはその他の種のように多くの
食糧が存在するわけではない。そして、アキノキリンソウとアスターは、ミツバチや自然界を生
きるハチの唯一の食糧源(ウィリアムズ大学のジョアン・エドワーズ)。タンパク質の量が低下
することが、なぜハチの大量死に影響するのかというと、ハチは晩秋までに冬を越すための食糧
を巣に蓄えます。しかし、花粉に含まれるタンパク質の量が減少していることで、冬を越すのに
必要なだけのタンパク質が蓄えられていないというわけである。
殺虫剤、二酸化炭素濃度のいずれにしても、、ハチが減少していることが報告されているというわけで、
環境変動による負の影響が増加、要注意事項である。
先日の山陰海岸ドライブの続きだが、宿泊地に着いて慌てて襲い夕食をとるのだが、疲労の上限
を超えると、食欲が減退状態に陥るのがいつものだパターンなのだが、いつもなら。食前酒とし
て果実酒(リキュール)やビールで時間をおき食事に入る。酷い場合はそれでも食欲は回復しな
いことも経験しているのだが、今回は、牛肉の鉄板焼きと豚肉の水炊きを頂きながら食事をとる。
そうすると神経系統はアルコールで「欺す」だけなのだが、五臓六腑が元気付くのを感じ、全体
的には疲労が回復していると確信する。そんな体験から、積極的に食肉摂取しようと考え、「ジ
ャーキ-」の現状をネット検索する。
ビーフジャーキーは、ネイティブアメリカンがつくっていた保存用干し牛肉が起源であるとされ、
牛肉等の赤身を食塩や香辛料などの入った調味液に浸漬後、薄くスライスした形態で乾燥させた、
独特の風味をもつ乾燥肉として広く流通していが、硬い噛みごたえに魅力があり嗜好品として人
気があるものの、歯の悪い人や高齢者にとっては、その硬さのため積極的に摂取を望む食品とは
いえない側面もしてきされていたが、近年、噛みやすくするための工夫をした柔らかいビーフジ
ャーキーが多数開発されている。
ジャーキの思い出といば台湾出身の郭くんのホームメイドな干し肉の記憶に刻まれているが、ビ
ーフ・ジャーキーの他には、鮭・鶏のササミ・馬肉・豚肉、珍しいものではカンガルーやワニ、
イノシシ、ネズミの肉などがあるので要注意。また、海外のお土産のビーフ・ジャーキーの加工
過程・原料由来が不明な商品は、牛海綿状脳症(Bovine Spongiform Encephalopathy)問題などが
あり口にしない方が良いだろう。その摂取の効用という側面でみると、蛋白の摂取量は80グラ
ム、1回の食事で20グラムしか効果がない、つまりそれ以上摂取しても無駄というから4回に
分けて摂取しなければならない。それ以外では豊富なビタミン・ミネラルのなかでも亜鉛とビタ
ミンB12が豊富という特徴が生きる。特に男性は加齢とともに男性ホルモン分泌が減退し体調
のバランスを崩す引き金となるが、亜鉛の摂取量は1日8グラムが目安され、ビーフ・ジャーキ
ーだけでは不足し、他の食品(牡蠣・シジミ)やサプリメントなどで補給が必要。また、ビーフ・
ジャーキーの短所は塩分が多いので要注意。
最近はプロテインのサプリメント商品が販売されているからそれで補給するの手もあるが、腹持
ち、咀嚼力、栄養バランスから亜鉛サプリメントをプラスすれば最適食品と考える。次に、ホー
ム・メイドできない考えてみるが、手間暇を考えると買ってきた方が良いと言うことになる。と
はいえ、製法工程や改良点はないか考えてみた。その製法の事例として、(1)原料牛肉に対し、
食塩、砂糖、発色剤、香辛料を成分とする塩漬剤に4倍加水して作ったピックル液を23%混合、
低温・減圧下で0.5~1時間マッサージを行ない、10~12時間静置した後100℃の温度
で2.5~3時間煮沸し、次いで不要な筋膜や脂肪を除きながら肉繊維をほぐし、これに調味料
を加えてニーダーで肉から分離したおおよその水がなくなるまで加熱攪拌し、その後被加工材料
を連続乾燥する熱風乾燥機により水分活性0.85以下になるまで乾燥して冷却し、最後にガス
バリア性を有する包材に脱酸素剤と共に充填して密封する方法(特開平07-274814)やそれを改良
し、従来品よりも格段に噛みやすく、パサパサ感を感じさせず、風味豊かなビーフジャーキーを
調製する手段の提供(特開2014-195449 食感の良好なビーフジャーキーの製造方法 プリマハム株
式会社 2014年10月16日 )などが挙げられる。(2)また、ホーム・メイド法ではネット上でそ
のレシピやジャーキーを使った料理レシピが多数紹介されているが、家庭では燻製工程が面倒だ
が、燻製シートに包み加温処理すれば解決できる(特開2013-221222 燻製シート)ので便利だ。
22日に1粒でいいかも
そんなことがあり、ビーフ・ジャーキと亜鉛サプリを常用するようにしている。毎日のルーム・ウ
ォーキングも攻めのメニューに心がけ、1カ月毎に記録することに決める。