『呉子』
春秋戦国時代に著されたとされる兵法書。武経七書の一つ。『孫子』と併称される兵法書。前四
世紀楚の宰相であった呉子の言を集録したものという。
5.応 変(おうへん)
臨機応変の「応変」。孫子の応寺谷号トの思想に几つくものでふろのにたいし、呉子のそれは法
宗感想を根底としている。
少数で多数を撃つには
武侯がたずねた。
「多勢に対句の不利な戦いに、何か対策があるものであろうか?」
呉起はこたえた。
「地形を利川することです。平坦な場所は多勢の側に有利ですから、このような場所で戦うこと
は避け、小人数で戦うのに有利な、せまい場所で迎え撃つのです。昔からとういわれているでは
ありませんか。
『一つの力で十の敵を撃つ針谷の策は狭い道で戦うことであり、十の力で百の敵を撃つ最善の策
は険しい山地で戦うことであり、千の力で万の敵を撃つに最善の策は狭い谷間で戦うことである』
かりに小人数だったとしても、狭い地形をえらび鐸をうち、鼓を鴫らして.、不意打ちをかけれ
ば、いかに相手が多人数でもおどろきあわてざるを得ますまい。『多数を率いるものは、平坦な
戦場を選ぼうとし、少数を率いるものは、扶隔な戦場を選ぼうとする』といわれています」
※『孫子』虚実篇(69頁)、地形篇(103頁)
【疲労も技術も天こ盛り】
ここ1カ月日あわただしい日々とストレスで二人ともさすがに疲労が隠せないでいる。16日は
叔母(91歳)を美吉野園に見舞いに出かけ、従兄弟夫婦と今後のことを相談し礼を述べ帰って
くる。翌17日は、休養をかねジュブリルタンで、前日の再確認をしながらランチをとる。これ
ほど気がかりなるのは幼いころお世話になった暖かい思い出が絆になっているためだ。個人的に
は森林環境保全やこれからの営林など、バイオマスエネルギーに興味があることは『オールバイ
オマスシステム論』として適宜掲載している通りだが、近いうちにまた考えてみたい。また、佐
々木さんなどの守る会のひとを交えて意見交換もいい。翌18日午前7時58分、大阪府北部で
地震発生。8時2分、激しい縦揺れでブレーカーを切断し外に避難を試みるが、大丈夫と判断、
家で鎮静をまち余震に備える。このとき息子たちは一旦外で退避。しばらくすると尼崎の友達か
ら電話がありしばらく安否、被害の有無確認。NTTドコモでスマートフォーンを親戚関係に電
話するも不通状態が続くので、固定電話で、相川の弟家族や友人に家族の安否確認の電話いれる。
相川は東西の横揺れもありタイル、窓など主に建屋内に影響があるものの軽微な損傷程度。学友
の一人と連絡が取れ無事を確認、また、職場の後輩とも連絡するがJR不通で休業状態であると
のこと。あるいは熊本の義兄から電話があり無事を伝え、豊能の義兄への連絡方法を伝えたり(
無事であった。彼女も井高野、豊能の兄姉に連絡している)。
【2018年6月20日 4時24分 大阪直下地震大阪直下地震 5人死亡 393人けが】
● 大阪直下地震 余震とみられる地震続く 引き続き注意
NHKが各地の自治体や警察などに取材したところ、今回の地震でこれまでに5人が死亡したほ
か、少なくとも393人が負傷。大阪府によると、高槻市で小学4年生の女の子が倒れたブロッ
ク塀の下敷きになって死亡したほか、19日に新たに同じ高槻市内の住宅で、66歳の男性が死亡
しているのが見つかるなど、高槻市、大阪市、茨木市で合わせて5人が死亡。また、大阪や兵庫
など2府4県で少なくとも393人が負傷。府県別には、大阪府は344人で、茨木市で77人
吹田市で71人、大阪市で52人、豊中市で37人、高槻市で35人、枚方市で21人、大東市
で9人、池田市で7人、守口市で7人、寝屋川市で6人、摂津市で6人、箕面市で6人、和泉市
で3人、四條畷市で2人、交野市で2人、東大阪市で2人、富田林市で1人。兵庫県は26人で、
尼崎市で16人、西宮市で4人、伊丹市で3人、神戸市で2人、宝塚市で1人となっている。
震源断層は特定できず 複雑な発生メカニズム
大阪府北部で震度6弱の揺れを観測した地震の発生を受け政府の地震調査委員会は18日、臨時
会合を開き今回の地震に関する評価をまとめ公表した。地震を起こした震源断層は特定できず、
周辺の活断層帯と「関連した活動である可能性がある」との表現にとどまった。会見した平田直
委員長は「(発生メカニズムが)非常に複雑で、どの断層に関連しているかを言うのは難しい」
と言う。今回の震源周辺は地震を起こすひずみがたまりやすい「ひずみ集中帯」に含まれ、近く
には東西に延びる有馬-高槻断層帯のほか、上町、生駒の各断層帯が南北に延びている。
このうち上町断層帯は震源から西に少し離れているが、地下の断層面は東側に向かって傾斜して
おり、震源周辺まで延びている可能性があると判断した。調査委は、今回の地震がいずれかの活
断層帯に関係することは否定できないとしたが、どれか1つを特定するのは困難だという。今回
のようにマグニチュード(M)6程度の規模では、断層が地表に明瞭に露出するとは考えにくい。
調査委が地震のメカニズムを複数の手法で調べたところ、一致しなかった。余震のタイプも活動
域の北側は逆断層型、南側は横ずれ断層型で異なっている。平田委員長は「地下にある震源断層
のずれ動いた面が、途中で折れ曲がっている可能性がある」と推測。 臨時会合は当初予定より1
時間ほど延びて3時間近くに及んだ。平田委員長は「候補となる活断層が多くて時間がかかった。
注意深く議論した」と言う。大阪府の北部で発生した地震の震源周辺で、地面が約2センチ隆起
した可能性があることが、地球観測衛星「だいち2号」が撮影した画像からわかった。リモート・
センシング技術センターが19日、解析結果を公表。センターは、だいち2号が18日深夜に撮
影した画像を、地震が発生する前の4月に撮った画像と比較して解析。2センチほどの隆起を示
すピンク色の領域が、震源となった大阪府北部の高槻市や茨木市、枚方市などの周辺に、東西方
向の帯状に広がっている(上図/右下)。ただ、大気の揺らぎなどによる誤差もあるため、実際
にどれほどの隆起が起きたのかを知るにはさらなる解析が必要である。
マグニチュード(M)6.1を記録した今回の地震は、東西方向から押す力がかかり断層が水平
方向にずれる「横ずれ断層型」と、垂直方向にずれる「逆断層型」が同時に起きたとみられる。
震源は大阪府北部を東西に延びる活断層「有馬-高槻断層帯」(約55キロ)の南だったと、西
村卓也・京都大准教授(測地学)はこう指摘している。有馬-高槻断層帯の東部は過去3000
年間で3回活動したとされる。1596年には推定M7.5の慶長伏見地震が起きた。政府の地
震調査研究推進本部は、この断層帯で今後30年以内にM7.5程度の地震が起きる確率を「ほ
ぼ0~0.03%」と計算している。
また、政府の地震調査委員会は18日の会合で、地震が起きた断層を特定しなかった。M6.1
と比較的小さく、震源断層のずれが地表に現れなかったが(上図/左下)、震源付近には他にも、
大阪府を南北に縦断する「上町断層帯」(約42キロ)▽大阪府北部から淡路島(兵庫県)へ延
び、阪神大震災の震源を含む「六甲・淡路島断層帯」(約71キロ)▽生駒山地の西をほぼ南北
に延びる「生駒断層帯」(約38キロ)などの活断層が集中。西村氏は「M6級の地震は日本全
国で起こりうるが、特に関西ではいつ起きてもおかしくない」と語る。遠田晋次・東北大教授(
地震地質学)は、前震の後に本震が来た熊本地震(2016年)を例に挙げ「今回の地震が種火
となって、周りの断層が動く可能性がある」と注意を促す。
さらに、南海トラフ地震の発生が近づく中、内陸型地震が増える活動期に入っているとみる専門
家もいる。南海トラフは駿河湾から九州沖にかけて延び、過去90~150年間隔で津波を伴う
M8級の海溝型地震が起きてきた。気象庁によると、最大震度6を観測した1944年の昭和東
南海地震以降、今回の地震までに起きた最大震度6弱以上の地震は全国で58回。うち50回が
1995年1月17日の阪神大震災の後。また、梅田康弘・京都大名誉教授(地震学)は「フィ
リピン海プレートが徐々に沈み込むうちにユーラシアプレートの上に乗る日本列島の内陸で圧力
が高まり、活断層による地震が増加すると考えられる」と説明。古村孝志・東京大地震研究所教
授(地震学)は「今回の地震が直接的に南海トラフ地震に関係しているかは現時点では何とも言
えない」と話す。「震源の深さは13キロと浅い。余震活動が活発になることがあり注意が必要
だ」とも。
Jun. 18, 2018
また、高槻市災害対策本部によると倒壊した市立寿栄小学校のプールの周囲を囲む高さ3.5メート
ルの壁のうち、ブロック8段で組まれた上段部分(高さ1.6メートル)。約40メートルに渡って道
路側に倒れ、この小学校の4年生の9歳女児が、壁に挟まれて心肺停止になる痛ましい事故が発生。
病院に緊急搬送されたが、午前9時4分に死亡が確認された。女児は通学中だった。高槻市長は
18日午後の会見で、女児が亡くなったことについて、「児童の保護者、ご家族に対して、心か
らお悔やみ申し上げます。学校施設の一部の壁が倒壊したことにより死亡事故が発生したことに
ついて深くお詫び申し上げます」と謝罪。
尚、大阪府警によると、午後2時10分時点で大阪府内の死者は3人。大阪市東淀川区でも街路
のブロック塀が崩れ、下敷きになった80歳代の男性が死亡。茨木市内では自宅で本棚の下敷きに
なって、80歳代の男性が死亡している。
メルカリ、上場初日終値は5300円 CEO「世界が舞台」
6月19日 フリーマーケットアプリを運営するメルカリ(4385.T)は、東証マザーズに上場。公
開価格3000円に対して、初値は5000円、初日終値は5300円となり、成長期待の高さ
を示した。都内で会見した山田進太郎会長兼CEO(最高経営責任者)は「世界が舞台」と述べ、
全ての国をまたいで取引できることを目指す考えを示す。全ての国をまたいで取引ができること
を目指す考えを示した。山田CEOは「上場を通じて成し遂げたいことは、テックカンパニーと
して世界を目指すこと。米アマゾンやグーグル、フェイスブックなど海外のテックジャイアント
がひとつのモデルになってくる」と述べる。世界での成功の鍵を握るのは、米国事業だ。山田C
EOは「日本に比べて成長スピード遅い」と認めながらも、1年前にジョン・ラーゲリン氏をC
BO(最高ブランド責任者)兼USCEO(米最高経営責任者)として迎え、海外が成功に近付
き、これから楽しみな1年、2年になる」と期待を表明したが、米国事業黒字化の時期について
は明言を避けている。
メルカリは、スマートフォンを使った個人間の物品売買を仲介するフリーマーケットアプリを提
供、2013年の設立から5年で上場を果す。日本、米国、英国で事業を展開している。日本で
のアプリダウンロード数は今年3月末で約7100万件を超えた一方、注力する米国は3750
万件ダウンロード。3末までの3カ月の流通総額も、日本の930億円に対し、米国は60億円
と大きな差がある。メイン事業の「メルカリ」では、商品購入の際に10%の手数料を出品者か
ら受け取る仕組み。2017年6月期の連結売上高は220億円、純損益は42億円の赤字。
18年6月期は連結売上高が358億円(前期比62.2%増)の計画。広告宣伝費によって利
益が左右されるとして、利益計画は非開示とする。
【ソーラータイル事業】
世界最大面積のフィルム型ペロブスカイト太陽電池モジュールを開発
6月18日、NEDOと(株)東芝は、(株)東芝が保有するメニスカス塗布技術に加えて新たなプ
ロセス開発などにより、従来両立の困難であったセルの大面積化と高効率化を実現する、モジュ
ール面積703cm2(世界最大)で、エネルギー変換効率11.7%のフィルム型ペロブスカイト太陽電
池モジュールを開発。面積の広さに加え、しなやかさと軽量性を併せ持つことで、将来の太陽電
池の設置場所拡大につながると期待する。今後、さらなる大面積化を進め、材料塗布・印刷技術
の開発やペロブスカイト層の材料改良などにより、結晶シリコン太陽電池並みの高効率を目指す
とともに、最終的にはプロジェクト目標である2030年に発電コスト7円/kWhの実現に向けて、
さらに研究開発を進める。
● メニスカス塗布技術でモジュールサイズを拡大
大面積向けの塗布プロセスの開発を行い、インク組成を工夫することで、基板上でのヨウ化鉛(
PbI2)とヨウ化メチルアンモニウム(CH3NH3I)(MAI)の反応を制御。また、塗布する際のプロ
セス制御とペロブスカイト結晶成長条件の適正化を行うことで、大面積での面内膜厚均一性、結
晶膜質の均質性を高めることに成功。その結果、実用モジュール(900cm2)に近いサイズ(703
cm2)でも変換効率11.7%が得られ、実用化に一歩近づけた。
連載が終了した『エネルギー革命元年』を最新事業開発の考察を継続しながら、新しい事業開発
の考察として『再生医療』の事業開発を掲載していくことにする。ところで、再生医療こと、再
生医学( Regenerative medicine)とは、人体の組織が欠損した場合に体が持っている自己修復力を
上手く引き出し、その機能回復の医学分野である。
がん転移促進物質発見、滋賀医大 新薬開発に道
19日、滋賀医大の扇田久和教授(分子病態生化学)のチームは、細胞のどの遺伝子が活発に動
いているのかを一度に観察することができる「DNAマイクロアレイ」技術を用いて、がん細胞
がほかの組織に転移する際の遺伝子の働きを調査し、通常の細胞の表面にもあるたんぱく質「E
MP1」が、がん細胞が転移する初期の段階で3倍以上に増加していることがわかった。がんの
転移を促進する「EMP1」というタンパク質を発見したことを公表。EMP1の量を把握でき
れば転移しやすいかどうかの目印になり、働きを抑える物質を見つけられれば、転移や周囲への
広がりを防ぐ新たな薬剤を開発できる可能性があるとしている。扇田教授は、がんで亡くなるの
は転移によるものが多いとし、「転移を抑制することで、がんによる死亡を減らしたい」と話す。
尚、実験では「EMP1」が多い細胞をマウスに移植すると、肺やリンパ節へのがんの転移が促
され、このたんぱく質は細胞の中にあるほかのたんぱく質と結合して細胞の運動を活性化させ、
がんの転移を促している様子が観察に成功している。
Jun. 13, 2018
上写真のようなに、2009年に情報通信研究機構(NICT)が空中で操作できるタッチディス
プレイ(フローティングタッチディスプレイ)開発した空中に浮かぶ実在感のある平面映像を指
先で操作できるシステムが広く普及しつつある。このフローティングタッチディスプレイを使う
と、何もない空中に、あたかもそこに存在するかのように平面映像(立体映像ではない)を表示
でき、それを指先で操作できるというもの。
May 1, 2018
また、5月1日、仮想現実ではカーネギーメロン大学(CMU)の研究チームは、テーブルや壁の
表面を仮想現実(VR)ゴーグルのようなデバイスで仮想的なタッチパネルとして使えるようにす
る技術「MRTouch」を開発したことを公表(上写真)。この技術は、ゴーグルに搭載された深度
カメラなどのセンサから得る情報を解析し、装着者の見ている物体と装着者の手および指の位置
関係をリアルタイムに把握する。そして、この情報にもとづき、物体表面を仮想的なマルチタッ
チ対応タッチパネルとして使えるようにするもの。
MRTouchシステムのプロトタイプは、Microsoftの複合現実(MR)ヘッドセット「HoloLens」を使用
して実現。市販されているHoloLensをそのまま利用し、特別なハードウェアの追加といった改造
は施していない。また、装着するユーザーや使用する環境に合わせてキャリブレーションする必
要もないという。
仮想現実ではないがパナソニックも「AIR TOUCH」――機械式のボタンは故障が心配。タッチパネ
ルによるソフトウエア・ボタンは水に弱いなどの問題を解消するシステム――として応用展開しており、
車載搭載や住宅・高層ビル、インフラなどあらゆる空間に導入されていく。また、4K、8Kな
どの高品位ディスプレイ(視認性の優れた有機EL、量子ドットなどのカラー表示デバイス)の
関連産業に急展開してい行くだけでなく、新しい産業(=第4次産業|図画像処理・マルチメデ
ィア)の伸長も予測される。
【最新特許技術事例】
❑ 特開2018-005815 入力システム及びその入力装置 大日本印刷株式会社
【概要】
従来、非接触入力装置のインターフェイス――❶例えば「座標入力が行われる平面上の領域を撮
像する複数の1次元撮像素子と1または複数の2次元撮像素子を配置した画像入力手段。❷「表
示部に表示された仮想アイテムを用いて情報の入力を行う情報入力装置で、仮想アイテムを操作
する指示体を連続的に撮像して指示体画像データを得る撮像手段と、指示体と撮像手段との距離
検出手段」、❸「操縦者のジェスチャーから制御命令を選択する制御命令選択手段」。❹「撮像
素子と、撮像素子前面に配置した、人間の肌色近傍の波長の光を透過する肌色透過フィルタで撮
像部を構成」したインターフェイス装置―などが提案されている。
しかし、非接触で入力を安価で簡単な操作は困難である。❶は撮影するための装置が複数必要で
ある。また、❷は測距手段が必要であり、❸では操縦者にジェスチャーを覚える訓練が必要、さ
らに、❹では、肌色透過フィルタを必要とする。そこで、非接触による入力を安価な設備と簡単
な操作で実現することができる入力システムとその入力装置を考案にあたり、下図のように、撮
影手段により撮像された映像を特定のタイミングで画像データに変換する撮影装置10と、非接
触による入力装置20と、撮影装置10から出力された画像データと仮想アイテム領域が分かる
ように表示させた画像データを合成する画像合成装置30と、画像合成装置30から出力された
画像データを表示する表示装置50とを備える。そして、入力装置20は、撮影装置10から出
力された画像データに基づいて初期に撮影された画像と過去に撮影された画像をそれぞれ現在に
撮影された画像と比較し、その比較結果に基づいて座標入力が行われたと判断した場合、その座
標に対応した制御信号を出力ことで実現できる。
【符号の説明】
10…撮影装置 20…入力装置 21…仮想アイテム領域選択装置 22…CPU 23…抽
象化装置 24…記憶装置 25…比較装置 26…記憶テーブル選択装置 27…優先領域選
択装置 30…画像合成装置 40…制御装置 50…表示装置
【応用例】
ここで、上図11は、本力システムの応用例図示――手術室において直接手で触れることなくタ
ブレット60を操作する場合―――を例示している。タブレット60には、2つのウィンドウW
1,W2が表示され、ウィンドウW1には、上ボタン81、下ボタン82、左ボタン83、右ボ
タン84、レントゲンボタン85、CTボタン86、内視鏡ボタン87、縮小ボタン88、拡大
ボタン89等の仮想アイテムが表示。一方、ウィンドウW2には、レントゲン写真Pが表示され
ている。操縦者Uが拡大ボタン89に手をかざすとレントゲン写真Pが拡大され、縮小ボタン88
に手をかざすとレントゲン写真Pが縮小される。また、操縦者UがCTボタン86に手をかざす
とウィンドウW2にCT画像が表示され、内視鏡ボタン87に手をかざすとウィンドウW2に内
視鏡映像が表示される。制御装置40は、レントゲン写真P等を管理する医療システムそのもの
と考えることもできるし、このような医療システムを制御する装置と考えることもできる。ここ
では、2つのウィンドウW1,W2が同一のタブレット60内に表示されているが、別々の表示
装置50に表示することも可能である。
● 今夜の映画鑑賞 『ジオストーム』