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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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千マイルを光速で

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第73章 天網恢恢(かいかい) 疏(そ)にして失わず
積極的にふるまうことを固執すれば、結局は身を滅ぼす。消極的に身を守ることを固執すれば、
危賜を冒さずにすむ。だがいずれにしてもひとつの立場に固執する限り、正しいとはいえない。
絶えざる変化は宇宙の本質である。天の真意がいずれにあるかは、聖人といえども察知すべくも
な天道は、自己を主張せずして万物を統括し、命ぜずして万物を適応せしめ、招かずして万物を
おのずと帰一せしめ、作為によらずして秩序を形成する。天の網は網目が荒いが、何ひとつ取り
おとしはない。

天網恢恢 元来は本章に見るごとく、「自然の法則は万物に貫徹している」という意味だが、一
般には、悪には早晩しかるべき報いがくるということのたとえとして用いられている。「天網恢
恢、疎にして漏らさず」ともいう。

第74章 刑罰無用のこと 
悪政のもとで、人民が生きることに絶望してしまえば、刑罰は何の効果も持だない。善政のもと
で、人民が生を楽しみ死を恐れているなら、たま仁ま秩序を乱す看が出ようとも、処刑して見せ
しめにする必要もない。いずれにせよ、刑罰は無用である。天道こそ、いっさいの秩序の根元で
ある。「道」にはずれた行為には、かならず破局が待つ。天道に代わって人を罰するのは、大工
をまねて木を削るに等しい、しろうとが大工をまねれば、けがをするのがおちだ。

〈天道〉 原文は「司役者」。死をつかさどる者の意味。

  Nov. 8, 2018

 
”Anytime, anywhere ¥1/kWh  Era” 
【エネルギー通貨制時代 16】  

 

   Mar. 3, 2017 

✪ ソーラータイル事業篇:水上太陽光は4年未満で百倍超拡大
世界銀行とシンガポール太陽光エネルギー研究所(SERIS)は10月30日、水上太陽光発電に関する
調査報告書を公表。2014年の末に世界中でわずか10MWの設備容量だった水上太陽光発電所が2018
年9月の時点では1.1GWと4年未満で100倍以上に拡大していることなどを明らかにした。水上太陽
光発電に関する市場調査は初めて。同報告書では、控えめな前提条件でも水上太陽光発電のポテ
ンシャルを世界全体で400GWと見積もる。この規模は、2017年末の時点におけるすべての太陽光
発電所の設備容量の総和に匹敵する。例えば、大規模水力発電所で貯水池の表面積のわずか3~
4%に水上太陽光発電を設置するだけでも発電所全体の容量を倍増できる可能性があり、日中の
太陽光による出力を活用することで水資源のより戦略的な活用が可能になる。このブログでオー
ルソーラーシステムとして調査研究されてきた課題でもあるが、いよいよ世界的な展開といsて
認知されてことになる。
 

また、多くの国において水上太陽光は都市や需要の大きい地域の近くでの発電を可能で、初期投
資費用は多少増加するものの、水によりパネルを冷却する効果があり発電効率が向上し、長い目
で見れば水上太陽光の投資対効果は従来の地上設置型の太陽光発電と比較しても遜色ない。



さらに貯水池などでは、水上に並べた太陽光パネルが、水の蒸発抑制や水質改善、ポンプの駆動
や灌漑用の電源などのために役立つ。現在、水上太陽光発電所の建設が相次いでいるのはアジア
であり、数十~数百MW級のメガソーラー(大規模太陽光発電所)が中国、インド、東南アジア
などで建設または計画されつつあると同報告書では分析している。 世銀でエネルギーおよびエ
クストラクティブズ担当上席ディレクター(Riccardo Puliti)は、水上太陽光発電技術は、土地資
源が貴重な地域や電力網インフラが弱い地域で絶大な威力を発揮する。各国の政府や投資家が水
上太陽光発電のメリットに気づき始めており、アジアに加え、アフリカや南米などのさまざまな
国々で関心が高まりつつあるようだと語る。


 

 No.21 
❦ 世界初、iPS由来の細胞を脳移植 パーキンソン病治験
 11月9日、京都大の研究グループは、ヒトのiPS細胞からつくった神経細胞を、パーキンソン
病の患者の脳に移植したと発表した。iPS細胞からつくった細胞を実際の患者に移植したのは
、国内では目の難病に続く二つ目で、脳への移植は世界で初めてとなる。移植手術は10月に実
施。患者は50代の男性で、術後の経過をみていたが、いまのところ手術による脳出血などの問
題は起きていないという。

今回は、公的医療保険を適用した治療にするための「治験」の手続きをふむ。理化学研究所など
が目の難病で進める臨床研究に比べ、より実用化に近い。治験として患者にiPS細胞からつく
った細胞が移植されたのも初めてとなる。京大iPS細胞研究所が保管している第三者のiPS
細胞からつくった神経細胞約240万個を、患者の頭部に開けた直径約1・2センチの穴から、
注射針で移植した。計画では、薬物治療で症状を十分にコントロールできない50~60代の患
者7人が対象。第三者の細胞をもとにしているため、拒絶反応を抑える目的で、1年間は免疫抑
制剤を使う。2年間、経過を観察し、安全性や有効性を調べる。



尚、パーキンソン病はドーパミンという物質をつくる脳内の神経細胞が減少し、手足の震えや体
が動きにくくなるといった症状が出る。厚生労働省の調査で国内に16万人の患者がいるとされ
る。 

 ● 読書日誌:カズオ・イシグロ著『忘れられた巨人』 No.18   

 

    

第4章
「さて、君は昨夜の約束を守ってくれたかな。その優についての約束を?」
「はい、言われたとおりにしました」
「誰にも言わなかったな。君のやさしい叔母さんにも?」
「言っていません。みんなこれが鬼の噛み傷だと注って、それでぼくを憎みますけど、誰にも言
っていません」
「勝手に思わせておけ、若き同志。どうしてその傷がついたか、ほんとうのことを知られるより
十倍もいい」
「でも、一緒に来た叔父さん二人はどうなんですか。あの二人は却っていませんか」
「君の叔父さん二人は勇敢な人たちだが、気分が悪くなって鬼の巣には入らなかった。だから秘
密を守るのは、君とわたしのニ人だけだ。傷が治れば、もう妙なことを考える人もいなくなるし
な。できるだけ清潔にして、絶対に引っ掻くな。昼も夜もだ。わかったか」
「はいI

さっき、谷の斜面を上ってくる途中、エドウィンは立ち止まってブリトン人の老夫婦を待ちなが
ら、この優ができた前後のことを思い出そうとしてみた。点々と生えるヘザーの間に立ち、ウィ
スタンの雌馬の手綱を引きながら一所懸命考えたが、そのときはすべてがまだ曖昧膜瑚としてい
て、よく思い出せなかった。だが、楡の本に登り、枝の間に立って橋の小さな人影を見下ろして
いるいま、いろいろなことが心によみがえりつつあった。あの湿った空気と暗さ、小さな本の慟
にかぶせられた熊の毛皮のきついにおい、檻が揺れたとき頭や肩に落ちてくる小さな甲虫の感触
………檻が地面を引きずられていたことも、檻が飛び跳ねるたび体があちこちへと投げ出されそ
うになって、慌てて姿勢を変え、目の前の格子にしがみついたことも、その格子がぐらぐらして
いたことも思い出した。檻が急停止し、すべてがまた静まったときは、これから何か起こるかわ
かっていたこともだ。これから熊の毛皮が取り除かれ、檻に冷たい空気が流れ込み、近くの火の
明かりで夜の様子がうかがえる………なぜわかったかと言えば、その夜、同じことがもう二度起
こっていたからだ。その繰り返しの中で恐怖の感覚も少し鈍っていた。もっと思い出したことも
ある。鬼の放つ悪臭とか、檻の格子に体当たりを繰り返してきた小さくて凶暴な生き物とか……
あれを避けるため、できるだけ檻の後ろ側に下がっていなければならなかったことも。その生き
物はじつに動きがすばやくて、姿をはっきりとらえるのが難しかった。エドウィンの印象では若
い雄飛くらいの大きさで、形もそれに似ていたが、嘴はなく、羽根もなかった。

歯と鈎爪で攻撃し、攻撃中ずっと甲高く耳障りな声で鳴きつづけた。歯と鈎爪の攻撃は本の格子
で食い止められていたが、ときおり、何かの拍子で尻尾が格子を強く叩くことがあって、そんな
とき、エドウィンの目には格子が突然ずっと頼りないものに見えた。幸い、まだ子供らしく-と
エドウィンには思えた-自分の尻尾の威力には気づいていないようだった。

攻撃されているときは永遠にも等しく思えたが、いま思い返してみると、攻撃時間はさほど長く
なかったような気もする。むしろ、つないである紐ですぐに引き戻されていたのではなかったか。
そして熊の毛皮がどさりとかぶせられ、また真っ暗になり、檻が別の場所に引かれていき、エド
ウィンは格子にしがみつきつづけた。

その繰り返しが何度あったのだろう。二、三回ですんだのか。それとも十回とか、いや十二回ほ
どもあったのか。いや、実際にあったのは一回だけで、あんな状況ながらぼくは眠ってしまい、
残りは夢で見たのではなかろうか………

最後のときは熊の毛皮がなかなか取り除かれなかった。エドウィンは耳を澄ませて待ちつづけた。
例の生き物の鳴き声がときには遠く、ときには近くから聞こえた。鬼どうしが話をするときの、
うなるようなゴロゴロという音が聞こえた。これまでとは違う何かが起ころうとしている、と思
った。恐れに満ちたその予感のなかで、エドウィンは救助者の出現を願った。自分という存在の
根底から願った。ほとんど祈りと言ってよいものだったろう。その願いが心の中で一つの形にな
っていったとき、この願いがかなえられることをエドウィンは確信した。



檻が振動した。見ると、檻の前面が-あの生き物から身を守ってくれていた格子ともども-横に
引かれていくではないか。エドウィンは気づくと同時に身を縮め、後ろに下がったが、下がりき
らないうちに早くも熊の毛皮が引き剥がされ、あの斧猛な生き物が一直徐に飛びかかってきた。
檻の中で尻をついた状態では、できることなどあまりない。本能的に両足を持ち土げて蹴ろうと
したが、相手の動きがあまりにも速く、結局、拳と腕で振り払うのが精一杯だった。一度など完
全にやられたと思い、目を閉じたが、思い直してまた聞くと、ちょうど相手が伸び切った紐で引
き戻され、鈎爪で虚空を掻きむしりながら宙に停ましているのが見えた。相手の速さに翻弄され
つづけていたのに、この稀有の一瞬、エドウィンは相手の姿をはっきりと見た。そして、第一印
象がさほど間違っていなかったことを知った。確かに羽根をむしられた鶏によく似ている。

ただ、頭が鶏ではなく蛇だ。紐で攻撃を邪魔されたその生き物は、再度向かってきた。それをな
んとかしのいでいると、突然、檻の前面がまたもとに戻され、つづいて熊の毛皮がかぶせられて、
闇が戻った。小さな檻の中で丸まっているエドウィンが、左の脇腹に-肋骨のすぐ下あたりに-
ちくちくする痛みを感じ、同時に枯りつくような湿り気を感じたのは、そのあとのことだ。

エドウィンは楡の木のLで少し足の位置を変え、右手を下ろして、そっと傷口に触れてみた。も
う深い痛みはない。谷の斜面を上ってくるときは、シャツの粗い生地でこすれて、思わず顔をし
かめるようなときもあったが、こうやってじっとしていれば、ほとんど何も感じない。今朝、納
屋の戸口で戦士に見てもらったときでさえ、小さな穴がぽつぽつといくつかあいている程度の傷
になっていた。傷としてはごく浅い。これよりひどい怪我をしたことなど何度もある。なのに、
村人が鬼の噛み傷だと信じたぼかりに、こんな大騒ぎの原因になった。あの生き物にもっとうま
く立ち向かっていたら、怪我さえせずにすんだかもしれないのに、と思った。

だが、今回のことで自分に恥じることは何もないのをエドウィンは知っていた。恐ろしさのあま
り叫んだこともないし、鬼に命乞いをしたこともない。あの小さな生き物の最初の突進には不意
をつかれたが、そのあとは真正面から立ち向かった。しかも、あの生き物がまだ子供だと気づく
だけの心の余裕があって、ならば人間が行儀の悪い犬にやるように、相手に恐怖心を叩き込んで
士気をくじくこともできるはずだ、と判断した。だから、じっと目を見開き、相手をにらみつけ、
恐れ入らせようとしながら、こういうぼくなら母もきっと自慢に思ってくれるだろうと思いつづ
けた。しかも、あれは無駄な行為ではなかったはずだ。いま思うと、最初の奇襲のあと、あの生
き物の攻撃には鋭さが欠けていたように思う。戦いの主導権はしだいにぼくの手に移りつつあっ
た………あの生き物が鈎爪で虚空をつかんでいる瞬間を、エドウィンはまた心に描いてみた。

あれは戦いつづけたいという闘争心の表れではなく、伸び切った紐に首を絞められ、ただパニッ
クになっていただけではなかろうか。うん、ありうる。というより、鬼はあの時点で戦いの勝者
をぼくと判定し、だから急いで終わらせたのではなかろうか………

「君を見ていたぞ、少年」と老ステッフアは言った。
「君にはたぐいまれな何かがある。いずれ誰かに出会い、戦士の魂にふさわしい技を敦えてもら
える日が来るだろう。そのとき、君は誰もが恐れる男となる。狼が何匹か村に入ってきたくらい
で、納屋に隠れて好きなようにさせる男にはならん」

それがいま実現されつつある。戦士はエドウィンを選んだ。二人は一緒に使命を果たしに行く。
だが、その使命とは何だろう。ウィスタンははっきり話してくれていない。ただ、遠い沼沢地に
いる王が、この瞬間にも、その使の結末を待っているとしか言わない。それに、なぜブリトン人
の老夫婦と一緒に旅をするのだろう。道が曲がるたびに休みたがるような二人と………

エドウィンは老夫婦をじっと見下ろした。二人はいま戦士と何事か真剣な顔で話し合っている。さすがの
老婦人も、エドウィンを呼び下ろすことはあきらめたようだ。三人で二本の松の大木の後ろに隠れ、橋の
上の兵隊を見ている。本の上にいるエドウィンには、騎手がまた馬上に戻り、何やら身振り手振りを交え
て言っているのが見える。三人の兵隊は納得したのか、馬から離れていく。騎手が馬の鼻面の向きを変
え、橋を下りて、全速力で山を下っていく。

これまで山の本道を極力避け、谷の急斜面に聞かれた切通しばかりをたどってきたのが、エドウ
ィンには不思議でしかたがなかった。だが、いまはわかる。ああいう騎手とできるだけ出会いた
くなかったからだ。でも、これからどうするのだろう。旅をつづけるには本道に出て、滝の前を
通るあの橋を行くしか方法がない。なのに兵隊は橋から動いてくれない。下のウィスタンの位置
からは、騎手がもう去ったことが見えただろうか………エドウィンはそのことをウィスタンに伝
えたいと思った。だが、木の上から大声を出すのはまずい。兵隊が聞きつけないともかぎらない。

やはり木を下りて、ウィスタンのところまで行くしかない。仮に相手が四人だと思って直接対決
をためらっていたのなら、橋に三人しかいなくなったいま、戦士の考えが変わるかもしれない。
最初からエドウィンと戦士の二人だけなら、もうとうに兵隊のいる橋に出て、なんとかしていた
ところだろうが、実際にはあの老夫婦がいる。ウィスタンはあの二人のために慎重になっている
に違いない。ウィスタンなりの事情があって連れてきたのだろうし、あの二人はエドウィンに親
切にしてくれている。だが、やはりいらいらする同行者ではある。

エドウィンはまた叔母の醜く歪んだ顔を思い出した。叔母は金切り声をあげてエドウィンに毒づ
こうとした。だが、そんなことはもうどうでもいい。エドウィンは戦士と一緒にいて、母と同じ
ように旅をしている。途中で母に出会うことだってないとは言えない。出会えたら、戦士と並ん
でいるエドウィンを見て、母は自慢に思ってくれるだろう。そして、母と一緒にいる男たちは震
え上がるだろう..
                         カズオ・イシグロ著『忘れられた巨人』

次回は第5章へ
 
                                    この項つづく 

 ● 今夜の一枚

仏像の中からミニ仏像 彦根の宗安寺、伝承「本当だった」

11月9日、庚申尊の本体は、今回見つかった大日如来像。台座に丁寧な金箔(きんぱく)が施
され保存状態は良好だった。寄木造の仏像の中に仏像や経典を入れる行為は、鎌倉時代から見ら
れるが、意味や目的は詳しく分かっていない。もともと、庚申尊の背中部分に像と経典を奉納し
たことは記され、寺でも胎内仏の存在は把握していたが、誰も中を見たことがなく、本当に入っ
ているかどうかは半信半疑だったという。と竹内真道住職(64)。修復に伴い、檀家からも中
身を確かめてほしいと声が上がり、内部を確認。庚申尊の背部には、縦二十センチ、横十二セン
チの長方形にくりぬき、のり付けしたような痕跡があった。その部分をはがすと、中に隙間を埋
める綿がぎっしりと詰められ、紙に何重にもくるまれた大日如来像と経典が出てきた。竹内住職
は「本当に入ってたんや」と安心。経典には「天下泰平」や「万民豊楽」といった願いが書かれ
ていた。修復を終えた庚申尊が寺に戻ったのは十月中旬。そのまま、秘仏の姿を模して作られた
「前立仏」の背後の棚に収められ、現在は見ることができない。二十三日には、大日如来像経典
とともに公開。竹内住職は、かつては民間で信仰されてきた仏様なので、広く市民にも手を合わ
せに来てほしい。と語る(中日新聞滋賀版 2018.11.09)。
※ 菩提寺


 ● 今夜の一曲

"A Thousand Miles"   Song ; Venessa Carlton  Music Writer ; Venessa Carlton 

この曲はは、米国のポップ歌手、Vanessa Carlton(Born Aug. 16, 1960~)自身より書かれたデビュ
ーシングル。Curtis SchweitzerとRon Fairにより制作される。彼女のアルバム「Be Not Nobody
(2002年)」からシングルカット。彼女は米国ペンシルベニア州ミルフォード出身のピアニスト
でシンガーソングライタ。パイロットの父親とピアノ教師の母親との間に生まれ。ロシア系ユダ
ヤ人と北欧系のハーフ。幼い頃から音楽に興味を持ち、ディズニーランドから帰った時にわずか
2歳で「It's a Small World」をピアノで弾いたエピソードを持つ。14才でニューヨークのバレ
エ学校に入学、卒業後は音楽の世界へ飛び込んだ。コロンビア大学在学中はマンハッタンでウェ
イトレスをし、アヴリル・ラヴィーンらを手がける音楽プロデューサーPeter Zizzoと出会い、
A&Mレコードと契約。2002年にアルバム『Be Not Nobody』でデビュー。Billboard 200アルバム・
チャートで5位、アルバムからの最初のシングル「A Thousand Miles」も自身最高5位を記録。
他オーストラリアで1位、イギリスで6位、その他ヨーロッパ各国でトップ10入りしている。

Making my way downtown walking fast
Faces pass and I'm home bound
Staring blankly ahead just making my way
Making a way through the crowd

And I need you
And I miss you
And now I wonder

If I could fall into the sky
Do you think time would pass me by?
'Cause you know I'd walk a thousand miles
If I could just see you tonight

It's always times like these when I think of you
And I wonder if you ever think of me
'Cause everything's so wrong and I don't belong
Living in your precious memories ....

 

● 今夜の寸評:高齢で千マイルを光速で駈ける

光陰矢のごとし少年老いやすく学なり難し、あるいは加齢とともに時の移ろいは加速するとは聞き慣れ
た言葉だが、それを実感している。それに加え、彼女が体調不良を訴え、料理をつくってもうらおうか
と弱気だ。調査研究作業に加え、メトフルトリンによる白蟻もテスト中、マイホーム・マイカーのDI
Y課題も山積している中、男子厨房に入る準備が加わり(これは自信があるが?)、想定以上に忙しい。

 


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