6.雍 也 ようや
ことば--------------------------------------------------------------
力足らざる者は、中道にして廃す。いまなんじは画(かぎ)れり」(12)
「質、文に勝てば野。文、質に勝てば史。文質彬彬(びんびん)として然る
後に君子」(18)
「人の生くるや直し。これなくして生くるは、幸いにして免るるなり(19)
「これを知る者はこれを好む者にしかず。これを好む者はこれを楽しrむ者
にしかず」(20) 「 知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」(23)
-------------------------------------------------------------------
13 孔子は子夏を論して言った。
「学者は自己完成をめざすべきだ。名声を追うような学者になってはいけ
ない」
子謂子夏曰、女爲君子儒、無爲小人儒。
Confucius said to Zi Xia,
"You should be a Confucian as a gentleman. Do not be a Confucian
as a mere scholar."
#歳時記:時折トレッキング
拭う汗 縁側 風鈴 なつあかり
堤防の草刈りの季節だ。作業を終え、つなぎを彼女に手伝ってもらい脱ぐ
と同時にシャワーを浴び、トランクス姿で休憩をとる。そんなとき、四季
成り性イチゴの"なつあかり"を頂く。そうなのだ、夏でも新鮮な苺が食す
なんてなんて贅沢なのかと、吹き出す汗を拭いながら、そう思う。
【ポストエネルギー革命序論30】
【四季知らず植物連続生産時代:なつあかり篇】
四季成り性イチゴ品種は、冬から春にかけて栽培される一季成り性の主要
品種(さちのか、とちおとめなど)と比較すると、食味をさらに改良する必
要があるといわれてきた。四季成り性品種「なつあかり」は、一季成り性
品種と同等のおいしさを持つイチゴ。四季成り性イチゴは、夏秋期に主に
ケーキ用に生産されているが、「なつあかり」はこの時期の生食用(贈答
用)にも使えまる。また、夏秋期だけでなく、これまでは一季成り性品種
を用いてきた初冬~春の促成栽培に「なつあかり」を使うことで、より長
期間おいしい果実を出荷できる。現在、北東北の一部で栽培が始められて
いる。
なつあかりという苺品種だけではない、人口増による食糧難、気候変動か
ら身をまもるためにも、四季知らずの食糧・食品の営農技術の促進は、大
きな付加価値生み出すとても重要な政策だ。
❦スウェーデンの環境少女 ヨットで 国連出席へ
地球温暖化対策を訴え、注目されているスウェーデンの16歳の少女、グレ
タ・トゥーンベリさん、9月にニューヨークで開かれる国連の会議に出席す
るため、温室効果ガスを排出しないヨットを使い、大西洋を横断する公表。
彼女は、去年8月から毎週金曜日、学校を休んで温暖化対策を求める訴えを
続け、運動はSNSを通じて世界各地の若者に広がっている。その活動が評
価され、ことし9月にニューヨークで開かれる国連の温暖化対策サミットに
招待された。温室効果ガスを排出する飛行機でなく、29日、みずからのツ
イッターで「良いニュースです。ニューヨークでの国連の温暖化対策サミ
ットに参加します」と書き込み、モナコのレースチームのヨット「マリツィ
ア2号」に乗せてもらい、大西洋を横断すること宣言する。「マリツィア2
号」は5人乗りの長さ18m余りで、必要な電力は太陽光パネルなどで賄う
い温室効果ガスの排出はゼロ。彼女は8月中旬にイギリスを出発し、およそ
2週間かけて大西洋を渡る。温室効果ガス排出ゼロを訴えるユニークな旅に
も注目が集まる。
今年に入り北極圏での異常(氷山・氷河融解ペースアップであり、アラスカ、
ロシアの山火事の多発)であり、欧州・カナダでの猛暑・洪水。特に、洪水
は、サイクロン・タイフーン・ハリケーンの多発・猛威によるもの。僅か、
0.1℃で大気中の水蒸気が数10兆トン増えるだけでなく、海水中から二酸
化炭素の大気中への放出アップやシベリアの凍土溶解によるメタンガス放出
さらには、海洋からのメタンハイドレードの溶解噴出をも誘引するであろう
ことは10年前からこのブログで警鐘を鳴らしてきた。もうすでに「特異点
領域」突入しているのではないかと老婆心ながら恐れ、老婆心であって欲し
いと願っている昨今。バイクイーン(双頭の女王)末裔? である環境少女の
勇気ある行動を見守っている。
上顕微鏡画像は、熱光子を閉じ込めてそれらを光に変換して太陽電池により
変換されるカーボンナノチューブ薄膜に整列雌型図(Chloe Doiron/Rice
University)
❦CNTフィル型高温廃熱電変換素子の原理実証
理論効率の80%熱を利用
テキサス州のライス大学の研究グループは、熱をより小さなバンドギャップ
に絞り込み、熱を光に変換する装置を開発。「双曲線型の熱放射体」は、そ
うでなければ熱として浪費されるエネルギーを変換するためにPVシステムと
組み合わせることができ、変換効率を劇的に高めることができる。太陽熱発
電システムの出力と運用寿命を大幅に向上できるため、廃熱は太陽光発電研
究は大きな課題である。洗練された冷却システム、熱電発電、ハイブリッド
システムなど、この課題に対する解決策は広範である。廃熱は他の目的に利
用できる。同グループはカーボンナノチューブを使い廃熱を光変換→太陽電
池で電気変換する。同グループのGururaj Naikは、問題は、熱放射が広帯域
なため、光電変換は、狭帯域にある場合にのみに効率的であると指摘。
効率が飛躍的に向上
同チームは、熱として放出された光子を太陽電池で吸収されより狭い帯域に
絞り込む装置を作製に取り組み、開発した原理実証装置は、双曲線熱エミッ
タ用の耐熱基盤の巨視的な整列カーボンナノチューブ上に搭載(ACS Photon-
ics誌)。この装置は、電子がこの整流デバイス(カーボンナノチューブ整
列薄膜)を使用し、最高700℃の温度で動作できると主張。今後の研究は
「双曲線型熱エミッタ」デバイスと太陽電池を組み合わせることで、無駄に
されたすべての熱エネルギーを小さなスペクトル領域に絞り込み、非常に効
率的に電気変換することだと話す。
※7月25日付ブログ掲載「サーマルタイル事業篇:増感型熱利用直接発電
素子」の東京工業大学の研究グループの低温廃熱(40~80℃)増感型熱
電変換素子(特許:熱電発電素子及びそれを含む 熱電発電モジュール、並び
にそれを用いた熱電発電方法)と比べ広範囲の廃熱に適用できるものである。
Title:Supporting Information: Macroscopically Aligned Carbon Nanotubes
as a Refractory Platform for Hyperbolic Thermal Emitters
図S1:(a)SiO 2 / Si基板上の整列膜の原子間力顕微鏡像、お
よび(b)(a)の黄色い破線を横切る対応する高さプロファイル。
図S2:(a)Kramers − Kronigtransformation
を用いたナノチューブ配向方向に沿った垂直および垂直方向の抽出された室
温 - 温度複合誘電体。 (b)ナノチューブ配向方向に沿った室温での実験
および複素誘電率の適合。 適合はDrude-Lorentzモデルに基づく。
図S3:(a)検出偏光がナノチューブの配向方向に沿っているときの、700
℃におけるCaF2基板上の厚さ110nmのフィルムの実験およびフィッティング
反射スペクトル。(b)最初の加熱についての室温(RT)および700℃
でのフィルムの反射率スペクトル、および(c)抽出された誘電率。強い脱
ドーピング効果が観察されます。(d)より多くの加熱および冷却サイクル
のための様々な温度でのフィルムの反射スペクトル。
図S4:(a)絶対放射率校正に使用されるタングステン基板の高温(700℃)
反射スペクトル。(b)700℃における基準タングステン基板の放射率スペ
クトル。
図S5:(a - c)FDTD計算による分岐点の広がり(d - f)、それぞれ
(0.56、0.38)、(0.63、0.58)、(0.70、1.05)キャビティのEz電界
分布。 (g、h)、(0.63、0.58)および(0.70、1.05)
キャビティについてのFDTD計算Ex電界分布。
図S6:(a)可変同調型L⊥および固定型Lk =0.70μmのさまざまなキャビテ
ィからのFDTD計算による周波数選択性熱放射。 (b)調整可能なL⊥および
固定されたLk =0.60μmの様々なキャビティからの実験的な周波数選択的熱
放射。
❦太陽光発電有効活用のための電気自動車充電管理手法を開発
PVを中心とした再生可能エネルギーの主力電源化を目指して社会環境が変
化するなかで、需要家への普及が期待されるEVの充電にエネルギーマネジ
メントを活用することは、付設されたPVの発電機会の増加につながる。す
なわち、再生可能エネルギーの有効活用を促進することに寄与。また、需要
家の自主性や公平性を担保する本手法は、需要家にとって交通手段としての
EVという利便性を損なうことなく電力コスト削減を可能にとする。加えて
電力供給側は、数多く存在する配電系統における個々の電力品質を維持管理
するための新たなアセット管理手段となることが期待できる。
早稲田大学らの研究グループは、7月、需要家が所有する電気自動車(EV
)を利用した新しいエネルギーマネジメント手法を公表。EVの充電機会を対
象としたオークションの仕組みを利用することで、公平性などを確保しなが
ら、太陽光発電の出力抑制量および電力コストの削減が可能になるという。
近年、太陽光発電などの天候で出力が変動する再生可能エネルギーの導入
拡大に伴って、系統の安定化に向けたエネルギーマネジメント技術の開発が
急務となっている。中でも蓄電池の活用したエネルギーマネジメント技術に
注目が集まっているが、その1つとして“走る蓄電池”であるEVの活用も期待
されている。研究グループによると、今後の普及が予想されるEVは日中に50
%以上の台数が住宅に未稼働のまま駐車されており、適切な時間帯にEVの充
電を実施し、電力需要をコントロールできれば、太陽光発電をより効率的に
活用できる。研究グループでは、こうしたEVによるエネルギーマネジメント
手法を活用する上で必要な要件として、以下の3点を挙げている。
家にとっての利益低下を招く恐れがあるため、それを回避すること 自主性の確保:PVの自家消費への参加は、その対価とEVを移動手段と
して用いたときの価値を比較して各需要家が自主的に決定できること 公平性の確保:EV充電によるPVの自家消費は同一の配電線に接続され
た別の需要家宅で発生するPV出力抑制も削減し得るため、その利益は
自家消費によるエネルギーマネジメントへの貢献に応じて配分される
と。
だが、上記の3つを満たすようなEVのエネルギーマネジメント手法はこれま
で十分に検討されていなかった。そこで、太陽光発電の出力抑制量の削減を
目的として、需要家が所有するEVの充電機会を対象としたオークション形式
に着目したエネルギーマネジメントの手法の開発に取り組む。具体的には、
配電系統エリアの需要家のPV出力抑制が大きく発生することが見込まれる時
間帯において、アグリゲーター主催するEV充電時間を対象としたオークショ
ンを実施す。オークションの参加者(需要家)は、自宅のPV出力抑制が削減
されることによって得られる便益を考慮しながら、指定される時間帯でのEV
充電に対する入札額を決める。落札した需要家は、EVの充電を対象時間に実
施することで報酬を受け取れ。この報酬は、オークションに参加した需要家
がアグリゲーターを介して分配して負担する形となるため、個々の需要家に
とっては自宅のPV出力抑制が安価に軽減・解消されるという恩恵が受けら
れる。
【盛岡首長市移転構想Ⅲ:高付加価値道路全面敷設】
従来の道路より、下記のような機能(安全・防災・雨水リサイクル・情報・
発電・凍結防止・送電など)を付加し付加価値を高めた道路を全面敷設する。
従来の土木工事に多機能舗装のはめ込み敷設及び機能塗装工事要素が加わる。
❦ 流水の熱エネルギー利用に特化した熱交換ユニット
熱交換性能約6倍、圧力損失約1/10で安価な熱回収を実現
NEDO、ジオシステム(株)、(株)角藤は、農研機構、東北大学、金沢大学
らの共同で、農業用水や温泉水などの流水が持つ再生可能エネルギー熱の利
用に特化した樹脂製投げ込み式熱交換ユニットを開発。この熱交換ユニット
は水を強制攪拌するためのエアレーション機構を搭載し、既存の樹脂製投げ
込み式熱交換器と比べて熱交換性能を約6倍に高めた。また、多数細管構造
の熱交換器を採用し、既存の樹脂製熱交換器と比べて循環水の圧力損失を約
1/10に抑え、流水からの安価な熱回収を実現。今回開発した熱交換ユニッ
トは、今後、ジオシステム(株)が「G-HEX」の製品名として販売を開始する
予定。それにより、今まで十分に活用できていない流水熱源からの高効率な
熱利用が可能となり、再生可能エネルギー熱利用の普及拡大が期待できる。
この事業で対象とした流水3はさまざまな異物やスケールを生じる化学成分が
含まれる可能性が高いため、腐食に強く、メンテナンスが容易な樹脂製投げ
込み式熱交器の使用が適しているが、従来の樹脂製投げ込み式熱交換器は、
熱交換性能が低いことなどから投資対効果が合わないことが多く、利用可能
な流水の条件が限られ、熱利用が進んでいない状況にあった。そこで、農業
用水、井水、湧水、温泉水などの流水専用の樹脂製投げ込み式熱交換ユニッ
トを開発。熱交換性能の向上が課題であった樹脂製投げ込み式熱交換器に対
して水に空気を吹き込むエアレーション機構5を搭載することにより、既存
の樹脂製投げ込み式熱交換器と比べて、熱交換性能を約6倍に高め、単位熱
交換能力あたりの費用を従来の樹脂製投げ込み式熱交換器の約1/2に低減
また117本の細管で構成する熱交換器の採用により、既存の樹脂製熱交換
器と比べて循環水の圧力損失を約1/10に抑えることで、流水からの安価
な熱回収を実現する。
道路に埋め込むIoTセンサー、道路状況を自動で予測
7月18~19日に東京都内でソフトバンクが開催したイベント「SoftBank
World 2019」で、イスラエルのスタートアップ企業Valerannは、道路に埋め
込むIoT(モノのインターネット)センサー「Smart stud(スマートスタッド
)」を利用した道路状況監視システムの展示を行った。説明担当者は、「道
路の生の情報をリアルタイムで解析可能。これまでは、マニュアルでカメラ
を見ながら判断していた作業を全て自動化できる。尚、米国のI-95高速道路
や英国M1モーターウェイでは、このシステムの実証実験も実施している。同
社は2018年に、ソフトバンクが技術支援やビジネスマッチングなどを行う「
IoTパートナープログラム」に参加。スマートロードシステムは、複数の物理
センサを搭載したスマートスタッドを、10~15m間隔で道路に埋め込むことで、
走行する車両の分類や、総数、走行速度、そして雪や雨などの環境情報をリ
アルタイムで取得。道路に沿って配置するゲートウェイを通じて同社のクラ
ウドに送信し、独自のアルゴリズムによって、渋滞や事故、落下物などの感
知や、渋滞予測などを自動で行う。
透水性舗装
透水性舗装とは、雨水を舗装内部に浸透させ地中内部に流しこむタイプの舗
装す。雨水が直接地中内部に浸透するので、植生・地中生態が自然環境に近
い状態になり環境改善等の効果がある。透水性舗装は主に歩道や駐車場・公
園などで利用されている。透水性舗装も蓄熱性が小さく夏場では一般のアス
ファルト舗装よりも表面温度は低くなる。ただし、雨水によって路床・路盤
が洗掘されて舗装の強度が保てなくなってしまう恐れがある。
インターロッキング舗装
ブロックを敷き詰め、その隙間から雨水が浸透するので非常に水はけが良く、
冬場の路面凍結時にも他の舗装よりも早く溶ける。ガーデニングとの相性が
非常によく、ブロックの種類やデザイン・カラーバリエーションなどが多彩
なため、他にはない自分だけのオリジナル舗装が可能。
ロードヒーティング舗装
舗装面の下に電熱線を這わせ、熱の力で路面上の雪を溶かす。タイマー機能
があり、通勤時間に合わせてセットすれば毎朝雪かきで貴重な時間を取られ
ずに済む。あるいは蓄熱・熱媒体を循環整列配管で加熱する。
熱電・光電変換(サーマルタイル)舗装
舗装表面の太陽エネルギーを電気に変換デバイスを組み込んだ舗装で上記、
ロードヒーティング舗装と組み合わせて舗装する(例:カスケード型熱電変
換モジュール)。
● 今夜の一曲
Lil Nas X Old Town Road ft. Billy Ray Cyrus S
Songwriter(s) :Montero Hill · Trent Reznor · Atticus Ross · Kiowa Roukema
12月3日に独立してリリース、ソーシャルビデオ共有アプリTikTokで人気を
博す。その結果、Lil Nas XはColumbia Recordsと契約し、現在はそのシング
ルを配信。この曲はYoungKioによってプロデュースされ、Nine Inch Nails
のインストゥルメンタル作品 "34 Ghosts IV"のサンプルが収録。バンドメ
ンバーはソングライティングとプロダクションクレジットを受け取る。それ
はLil Nas XのデビューEPにそのリミックスと一緒に含まれていた。 "オー
ルドタウンロード"はビリーレイサイラス、ディプロ、ヤングサグ、メイソ
ンラムジーとRMを含むゲストアーティストの異なる配列をフィーチャーし正
式にリミックス。2019年3月、この曲はビルボードのホットカントリーソン
グチャートで19位に、それが国のジャンルに合わないという理由でチャート
に含まれず、そのジャンルの定義に関する議論が盛り上がった。この曲はカ
ントリーチャート全体には再入力しなかったが、オリジナルバージョンと
Cyrusをフィーチャーしたリミックスの両方が、記録的な17週間連続でフラッ
グシップのビルボードチャート、Hot 100でナンバーワンとなる。この曲は
Rolling Stone Top 100チャートの最初のナンバーワンの曲だった。