7.述 而 じゅつじ
ことば-------------------------------------------------------
「道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に遊ぶ」(6)
「一隅を挙げて三隅をもって反らざれば、復せざるなり」(8)
「不義にして富みかつ貴きは、われにおいて浮雲のごとし」(15)
「子、怪、力、乱、神を語らず」(20)
「三人行えば、必ずわが師あり」(21)
--------------------------------------------------------------
18 葉公(しょうこう)が、孔子の人物評を子路にせまった。子路
は返事ができなかった。 孔子は子路に言「なぜ答えなかったのかね。
熱中すると食事のことも忘れてしまう。興がのると心配事もふっとん
でしまう。そうして老い先の短いのを忘れている男だ、と」
《葉公》楚の葉県の長官、沈諸梁(ちんしょうりょう)の即こと。楚
の重臣で、白公の反乱を鎮定した人として名高い。
葉公問孔子於子路、子路不對、子曰、女奚不曰、其爲人也、發憤忘食、
樂以忘憂、不知老之將至也云爾。
Magistrate of She asked Zi Lu about Confucius, but Zi Lu didn't
reply. Confucius said, "Why didn't you reply? You could reply -
'He forgets to eat when he is absorbed in his study, forgets
having hard time when he solves his problem. And he forgets
his age because he likes studying.'"
IPCC 海面10センチメートルから1.1メートに上方修正
9月24日、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、 温暖化に
よる世界の「水没難民」は2億8千万人(名古屋・大阪の一部も含ま
れる)が、海面上昇によって何億人もが住む場所を追われ、ほぼ確実
に帰れる望みはない状態なると調査報告書を公表。ヒューゴ観測研究
所(Hugo Observatory)の責任者(Francois Gemenne)は、海面上昇
に関しては、帰郷という選択肢のない人口移動になると指摘するよう
に、世界の海洋の水位は1900年以降で15~20センチ上昇----気候変動
の直接的な影響とされ、最近まで、海水の体積が増大するのは水温上
昇に伴う海水の膨張が主な原因だったが、今日では、氷河からの融解
水と、特にデンマーク領グリーンランド(Greenland)および南極大
陸の氷床からの融解水が主な要因----する。海面の上昇速度も加速し
この10年で過去100年間の3倍近くに増大している。
2100年までに海洋がどれほど高く上昇するかは、主に地球温暖化がど
のくらい進行するかによって決まる。AFPが確認した国連「気候変動
に関する政府間パネル(IPCC)」報告書の草案によると、人類が世界
の気温上昇幅を産業革命前の水準から2度未満に抑えても、海水面は
約50センチ上昇する。地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定(
Paris Agreement)」では、気温上昇2℃未満を要となる目標に掲げて
いる。温室効果ガス排出を抑制する取り組みが不十分で気温が3~4
℃上昇すると、海面の上昇幅は1.1メートル近くに達する可能性が高
いこれほどの海面上昇が起こると、沿岸部の多くの巨大都市では大規
模破壊が発生するとともに、多くの島国が居住に適さない状態となる。
海岸線に位置する都市の大半は消失
さらに、氷床は今後数百年にわたって質量を失い続けるため、将来的
には、この何倍もの悲惨な影響がもたらされると、科学者らは警告。
IPCC報告書の草案によると、22世紀には海面上昇速度が現在の年間
3.6ミリから年間数十センチにまで100倍も急加速する可能性が高い。
米気候研究機関クライメート・セントラル(Climate Central)の最
高経営責任者(CEO)らが主導した研究によると、たとえ気温の上昇
幅を2℃に抑えても、最終的には2億8千万人が現在居住している地
域を水没させるほどの海面上昇が起こるのは避けられない。壊滅的な
被害が起きる可能性──今日すでに明白に表れているが──は主に熱
帯暴風雨の急増によってもたらされる。2度の温度上昇は、結果とし
て4.5メートル以上、おそらく6メートルの海面上昇につながり、
現在の世界各地の海岸線に位置する都市の大半を消失させるには、こ
れで十分だとIPCCの報告書に情報提供している。現在沿岸に位置する。
多数の主要都市で気温が2℃上昇することで最終的に水没する地域に
都市人口の何%が居住しているかを推定。どの区域は犠牲にしていい
か、場所のトリアージが必要に「比較的小規模の集団が移住するだけ
で政情不安が引き起こされている現状を考えてみてほしい。将来は、
海が陸地を浸食しているという理由で何千万もの人々が移動すること
になると考えると、ぞっとすると関係科学者は語る。
2℃の気温上昇にり、、人口500万人以上で最終的に現人口の20%
以上が住む家を追われるとして挙げられている都市は、例えば以下の
ような所----バングラデシュのボリシャル(Barisal、38%。以下、
現人口における割合)とチッタゴン(Chittagong、42%)、中国の香
港(31%)、淮安(Huaian、42%)、江門(Jiangmen、55%)、南通
(Nantong、72%)、台州(Taizhou、67%)、インドのコルカタ
(Calcutta、24%)とムンバイ(Mumbai、27%)、日本の名古屋
(27%)と大阪(26%)、ベトナムのハノイ(Hanoi、28%)とホー
チミン(Ho Chi Minh City、45%)、ナイジェリアのラゴス
(Lagos、23%)、フィリピンのマニラ(Manila、26%)、タイのバ
ンコク(Bangkok、42%)----ヒューゴ観測研究所の科学者は、国や
自治体は、どの区域を堤防や土手で保護するのか、どの区域は犠牲に
してもいいのか、トリアージ(優先順位)を決めなければならなくな
るとも語る(AFP/Marlowe Hood and Amelie Bottollier-Depoi:2019.
09.24 AFP).。
❦ 「引き寄せられる混沌」状態。何とかせないけん!(東国原英夫
元宮崎県知事)じゃないけれど、"之即ち亡国なり(田中正造故
衆議院議員)"である。
環境負荷ゼロ経営の道筋
「パリ協定後に拡大する説炭素経営と再エネ電源の利活用」環境
「RE100加盟で2040年度までに再エネ100%を目指す」
ソニーが環境負荷ゼロを目指す背景1990年より環境活動に取り組むソ
ニー。2010年からは、環境負荷ゼロ を目指す環境計雨「Road to Zero」
を掲げる。2015年には科学に基づいた 気候変動に関する目標設定(S
BT)の認定を受け、2018年には日本の再エネ市場の拡大を牽引するた
めRE100へ加盟している。同社は、経営方針として、持続的な社会価値
と高収益の創出を掲げており、なかでも「長期的な社会価値を創出す
るためには、その基盤である地球環境に配慮してビジネスを行ってい
くことが大切」と鶴田氏は力を込める。「Road to Zero」の達成に向け
ては、5年ごとに中期目標を策定。製品の開発から回収・リサイクル
までの6つのライフステージと、4つの視点(気候変動、資源化学物
質、生物多様性)をもとに 「達成年である2050年からのバックキャス
ティング(逆算)で決めている点が特徴」と鶴田氏は話す。
省エネと再エネ導入の両輪で目標達成は具体的には、使用エネルギー
を減らし使う場合は再エネを活用するという方針で、世界各地の工場
やオフィスでの省エネ活動のほか、環境配慮製品を開発し、ユーザの
消費電力削減に貢献するといった取り組みを進めている。再エネ導入
に関し、2000年度より日本最大規模の証書導入企業としてグリーン電
力証書システムの創設に参加し、2008年度には、欧州自社オペレーシ
ョンで再エネ100%化を達成。2015年度には、2020年度までに再エネ
導入による二酸化炭素削減貢献量を30万トンと目標設定し、2018年
のRE100への加盟で、全世界の自社オペレーションの使用電力につ
いて2030年度に再エネ30%、2040年度までに再エネ 100%を目標に
掲げた。調達にあたっては、太陽光発電の導入と自己託送活用、電力
会社からの直接購入、グリーン電力証書の3本柱で進めている。コス
ト削減、供給量確保のために、ブロックチェーン技術を用いた調達の
検討も始めている。日本では、 FIT制度の終了時期を狙い、2030年前
後から導入を加速させていくという。 W3;">現状は、使用量に対する
再エネ導人事が低いので、日本全体の再エネ市場の拡大も念頭に置き
ながら、多様な形の仕組みを関係各所と協力して進めでいきたい。ま
た、エンターテインメントビジネスの特性を生かして、世の中の環境
負荷削減にも寄与していきたいと話す(環境ビジネス, 2019年秋季号)。
富士通株式会社を電力に変換する高感度ダイオードを開発
電源いらずのセンサーネットワーク実現へ
9月24日、富士通株式会社らの研究グループは、微弱なマイクロ波
を電力に変換できる高感度のナノワイヤバックワードダイオード整流
素子を開発、携帯電話基地局などから放射されている環境電波から電
力を生み出す環境電波発電に役立つ技術が注目されていることを公表。
本格的なIoT時代の到来に備え、センサーネットワークのバッテリ
ーレス化を実現する環境電波発電が注目されているが、従来の整流素
子は、微小電圧における整流特性や素子サイズにより、環境電波の多
くが該当するマイクロワット(μW)以下の微弱電波を電力に変換す
することが難しく、高感度なダイオードが求められていた。研究グル
ープは、小さな電圧領域においても優れた整流特性を持つバックワー
ドダイオードを髪の毛の約1000分の1の細さにまで微細化したナ
ノワイヤの形成に成功しました。開発したナノワイヤバックワードダ
イオードは、従来のショットキーバリアダイオードの10倍以上の
感度を世界で初めて達成。本技術により、100ナノワット(nW)
レベルの微弱なマイクロ波を電力に変換し、センサーなどの機器を駆
動させることができます。今後、ダイオードと電波を集積するアンテ
ナの設計を最適化し、定電圧化のための電源制御を追加することによ
り、環境電波発電の実現が期待されている。
本研究グループは、異なる2種類の半導体を接合することによって整
流性が生じ、かつ従来のショットキーバリアダイオードとは異なる原
理(トンネル効果)で電流が流れることにより、ゼロバイアスでの急
峻な整流動作が可能なバックワードダイオードを微細化・低容量化す
ることで、より高感度なダイオードを実現すべく開発を進めた(図2)。
これまでバックワードダイオードは、積層された化合物半導体薄膜を
エッチングによりディスク状に加工して形成されていましたが、加工
による損傷を受けやすい材料のため、サブミクロンサイズまで微細加
工してダイオードを動作させることは困難であった。同グループは、
接合される半導体材料の構成元素の割合(組成)および添加不純物濃
度の精緻な調整により、バックワードダイオード特性に求められるト
ンネル接合構造をn型のインジウム砒素(InAs)とp型のガリウム砒
素アンチモン(GaAsSb)からなる直径150nmのナノワイヤ内の結
晶成長を実現。さらに、そのナノワイヤの周囲を絶縁素材で埋め込む
加工およびワイヤの両端に金属で電極膜を形成する加工において、ナ
ノワイヤを傷つけることなく実装する新技術を活用しました。これら
により、従来の化合物半導体の微細加工技術では困難だったサブミク
ロンサイズのダイオードの形成が可能になり、従来のショットキーバ
リアダイオードと比較して10倍以上の感度を持つナノワイヤバック
ワードダイオードの開発に世界で初めて成功しました(下図3)。
現在の携帯電話用の通信回線規格4G LTE/Wi-Fiで利用されるマイク
ロ波周波数2.4GHzで検証した際の感度は、従来のショットキー
バリアダイオードの感度(60kV/W)に対して、約11倍(700kV/
W)です(上図4)。これにより、100nWクラスの微弱電波を効
率よく電力に変換することが可能となり、携帯電話基地局から環境に
放射されたマイクロ波を、従来と比べて10倍以上の広さのエリア
(携帯電話通信が可能なエリアの10パーセントに相当)で電力変換
でき、センサー電源としての活用が注目される(上図5)。
※関連特許:
特開2019-153639 半導体デバイス、受信機及び半導体デバイスの製造
方法(【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告
)平成29年度、国立研究開発法人科学技術振興機構、戦略的創造研
究推進事業「環境電波発電向けナノワイヤ半導体デバイスの研究開発」
委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願)
【符号の説明】 10 半導体基板 20 半導体ナノワイヤ
21 n-InAs領域 21a 高濃度領域 22 p-GaAs
Sb領域 30 下部電極層 31 n側電極 32 p側電極
40 絶縁膜 41 樹脂層 50 触媒層 60 絶縁膜
❦ 高感度ダイオード技術では問題はないが、マイクロ波禍におい
て安全性の担保が普及の要である。
● 今夜の一曲
ピースサイン 米津玄師 作詞・作曲 米津玄師
いつか僕らの上をスレスレに
通りすぎていったあの飛行機を
不思議なくらいに憧えてる
意味もないのになぜか
不甲斐なくて泣いた日の夜に
ただ強くなりたいと願ってた
そのために必要な勇気を
探し求めていた
残酷な運命が定まっているとして
それがいつの日か僕の前に現れるとして
ただ一瞬この一瞬息ができるなら
どうでもいいと思えたその心を
もう一度
遠くへ行け遠くへ行けと
僕の中で誰かが歌う
どうしようもないほど熱烈に
いつだって目を淵らした君が二度と
悲しまないように笑える
そんなヒーローになるための歌
さらば掲げろピースサイン
転がっていくストーリーを
「守りたい」だなんて言えるほど
君が弱くはないの分かってた
それ以上に僕は弱くてさ
君が大事だったんだ
「独りで生きていくんだ」
なんてさ □をついて叫んだあの日から
変わっていく僕を笑えばいい
独りが怖い僕を
蹴飛ばして噛み付いて息もできなくて
騒ぐ頭と腹の奥が・・・・・・
「ピースサイン」(Peace Sign)は、日本のミュージシャン米津玄師
の楽曲。2017年6月21日にソニー・ミュージックレコーズからシングル
として発売。楽曲は読売テレビ系列アニメ『僕のヒーローアカデミア
』の第2期第1クールオープニングテーマとして使用]。「ピースサイン
」の原型となるデモ音源は2016年の春頃には既に制作される。その後
に米津はTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」の製作者側から楽曲提
供のオファーを受け、かねてより「僕のヒーローアカデミア」を愛読
していたこともあってこれを快諾し、デモ音源を再構築する。
前作「orion」以来およそ4ヶ月ぶりのリリース「ピースサイン」はTV
アニメ「僕のヒーローアカデミア」第2期第1クールのオープニングテ
ーマとしてテレビ放映において解禁された。テレビ放映時に使用され
たものは「ピースサイン(TV edit.)」として2017年4月29日よりiTunes
を始めとする音楽配信サービスで配信リリース。「「ピースサイン」
のミュージックビデオは2017年6月7日に米津の公式YouTubeチャンネル
において公開さる。ビデオは大半のシーンにフィルム撮影が起用。
YouTubビデオは公開からおよそ24時間で100万回再生を突破、翌年の9
月1日には米津の公式ウェブサイト「REISSUE RECORDS」にて1億回再生
の突破。米津の楽曲のビデオが1億回再生超えを記録したのは通算5作
目(Via Wikipedia@Japan)。