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コークハイとバーボン

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8.泰 伯 たいはく
ことば------------------------------------------------------
「人のまさに死せんとするや、その言うこと善し」(5)
「士はもって弘毅ならざるべからず。任重くして道遠し」(8)
「民はこれによらしむべし。これを知らしむべからず」(10)
「その位に在らざれば、その政を謀らず」(15)
「学は及ばざるがごとくするも、なおこれを失わんことを恐る」(18)
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12.三年も学問をするともう仕官のことを気にする。そんな連中
ばかりだ。(孔子)      

★この訳は新注によった。他に「三年学問した結果、善に達しない
者はない」ととる説や、「三年学問をすれば、だれしも仕官できる
ようになる」と解する説がある。

子曰、三年學不至於穀、不易得也已。

Confucius said, "There are few people who don't want to bec-
ome a bureaucrat after studying for three years."




【ペロブスカイト太陽電池製造事業】
ポーラロン形成(電子輸送を阻害)が防止できそうだ

10月31日、カナダのマギル大学の研究グループはヨウ化セシウ
ム鉛(CsPbI3)ペロブスカイトナノ結晶の電子の挙動をフェムト秒
にわたって観察し液体挙動を示すこと公表。多次元電子分光計で、
電子の観察は非常に短い時間・フェムト秒まで観測。結晶構造の一
部で同研究チームは材料が液体中の電子と同様に振る舞うことを発
見。その結果、同方法でセレン化カドミウム量子ドットなどの共有
固体干渉動力学と質的に矛盾する不可逆的で拡散的な動力学を明ら
かに出来たことで、10フェムト秒の間隔で液体のような構造動態の
発見は、ハイブリッドペロブスカイトの電子輸送に影響するポーラ
ロン形成を防止する研究に有効である。
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2次元電子分光法はCsPbI3ペロブスカイトナノ結晶の液体
様線形動態を解明:Two-dimensional electronic spectroscopy
reveals liquid-like lineshape dynamics in CsPbI3 perovskite nanoc-
rystals, Nature Communications volume 10, Article number: 4962
(2019) ,            

【要約】
ハロゲン化鉛ペロブスカイトは、薄膜太陽電池の性能や、さまざま
な最新の光学特性から大きな注目を集めている。イオン格子内のポ
ーラロン形成による欠陥耐性----これらの材料の重要な側面は原子
ゆらぎの電子状態への動的結合から生じ、これらの変動の特性を測
定することは、潜在的な光学電子応用技術----的側面から不可欠で
ある。ここでは、2次元電子分光法を用いて均一な線形ダイナミク
スを介してCsPbI3ペロブスカイトナノ結晶の電子ギャップ相関の時
間と振幅を調査する。2次元電子分光データは、CdSe量子ドットな
どの共有固体の光学的干渉動態と定性的に矛盾する不可逆的で拡散
的な動態を明らかとする。対照的に、これらの動態は、 100フェム
ト秒間隔のでの液体のような構造動態と一致、溶媒和の概念的な固
体的連続性であるポーラロン形成の光学的特徴に該当する。



図1.CsPbI3ナノクリスタルの光学的および構造的特性の静的測定。
a溶液中のペロブスカイトナノクリスタルの線形光吸収(黒)および
光ルミネセンス(赤)。 挿入図:調査中のサンプルの代表的な透過
型電子顕微鏡画像。スケールバー:20 nm。bナノクリスタルのX線
回折データ(ダーブルー)。 c、dフォノンの漫画表現(c)および
ポーラロン(d)


図2.CsPbI3ナノクリスタルの2DES測定とスペクトル拡散の基本概
念。2D実験の典型的なパルスシーケンス。パルス1は、量子状態の
コヒーレントな重ね合わせを作成し、t1の間にディフェーズします。
パルス2は、コヒーレンスをポピュレーション状態に変換し、ダイ
ナミクスを受ける。パルス3は再びコヒーレンスを作成し、放射さ
れたフィールドが検出。 b、c t2 = 20 nanofs(b)およびt2 =
600 fs(c)の場合のCsPbI3ナノ結晶のアンサンブルの例示的な2Dス
ペクトル。 d t2の増加に伴う2Dスペクトルのピークの切り上げは、
スペクトル拡散のプロセスによって説明できる。 ここで、シミュレ
ートされたOrnstein–Uhlenbeck軌跡は、相関変動によるバンドギャ
ップの変調を示す。ヒストグラムは頻度の分布を示し、初期頻度の
メモリ損失時にガウスに近づきます。 e周波数間相関関数は、相関
の損失をt2の関数として表す。

図3.比較分析は、ペロブスカイトナノ結晶の液体のような挙動を
示す。 a–c 2DスペクトルでE1(ナローポンプ)の値を選択し、E3
(ブロードバンドプローブ)の関数としてスペクトル投影をレポー
トすることで取得された擬似TA投影。 CsPbI3ナノクリスタルの擬
似TAマップ(a)は、E1 = 1.82 eVで示されています。 E1= crystal1.
95ʼeVの場合、CdSeナノクリスタル ʼ(b)およびナイルブルー(c)
疑似TAマップの両方が表示されます。 d–f CsPbI3(d)、CdSe(e)、
およびNile Blue(f)のt2の関数として示された2Dスペクトルから
抽出された反対角線幅


図4.擬似TAスペクトルは、2Dデータセットから抽出できる。a初
期の予測では、以前に報告された冷却特性と矛盾して、t2が増加す
るとテールが青に上昇することが示されています。 b尾は後の個体
群時間でわずかに減少することが観察され、冷却の開始を示す。

 

図5.拡散ダイナミクスによるCsPbI3ナノ結晶の線形進化のモデリ
ング。a CsPbI3ナノクリスタルの反対角線幅(濃い青の曲線)は、
分子の溶媒和または固体ポーラロン形成に典型的な散逸ダイナミク
スに対応するKuboの線形(赤の曲線)によってうまくモデル化され
ています。 b、c(a)のダイナミクスの模式図。光励起後の集合構
造ダイナミクス(赤い矢印)は、溶媒または格子に関係なく、初期
状態Aから平衡Bに向かって進化する励起状態ダイナミクス(オレン
ジのウェーブパケット)になります。d CdSeナノクリスタルの反対
角線幅(濃い青)曲線)は、Huang–Rhysレジーム(赤色の曲線)に
よって十分にモデル化されており、周期TLOの可逆的なウェーブパ
ケットダイナミクスを受ける量子モードとの電子-フォノン結合に対
応しています。 e、f単一の量子座標を使用した(d)のダイナミク
スの概略図。このレジームは、電子パケット(オレンジ色)が状態A
と状態Bの間で振動する波パケットダイナミクスをサポートしている
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ポーラロン(polaron)
ポーラロンとは、凝縮系物理学において、固体中の電子と原子の間
の相互作用を記述するために用いられる準粒子。ポーラロンの概念
は1933年にレフ・ランダウによって初めに提案された。電子が誘電
体結晶中を運動すると、周囲の原子は静電相互作用を受け、平衡位
置からずれて分極を生じ、電子の電荷をほぼ遮蔽する。この機構は
フォノン雲として知られる。ポーラロンとはフォノン雲の衣をまと
った電子をひとつの仮想的な粒子とみなしたものである。ポーラロ
ンは元の電子と比べて移動度は低く、有効質量は大きくなる。金属
物質中の電子とイオンとの間には、束縛状態やエネルギーの低下を
もたらすような相互作用が静電相互作用以外にも存在し、それらに
対してもポーラロンという概念が適用されてきた。

実験的研究の観点からも、数多くの物質について、その物性を理解
するためにはポーラロン効果を考慮しなければならない。例えば、
半導体のキャリア移動度はポーラロンの形成によって大きく低下す
ることがある。有機半導体もポーラロン効果を受けやすく、電荷輸
送特性に優れた有機薄膜太陽電池を設計する際にはポーラロン効果
が重要となる。低温超伝導体(第一種超伝導体)においてクーパー
対形成を担う電子-フォノン相互作用はポーラロンモデルで考えるこ
とができる。また、反対スピンを持った二つの電子はフォノン雲を
共有してバイポーラロンを形成することがあるが、これが高温超伝
導体(第二種超伝導体)におけるクーパー対形成機構として提案さ
れたことがある。さらにまた、ポーラロンはこれらの物質の光伝導
を解釈する上でも重要である。

また、ポーラロンはフェルミ粒子の準粒子であり,ボース粒子の準
粒子であるポラリトン( フォノンポラリトンあるいは励起子ポラリ
トン)と混同してはならない。フォノンポラリトンはフォトン
学フォノン
の混成状態であり,一方励起子ポラリトンはフォトンと
励起子の混成状態)うなものである。

 





ウイスキー・コーク   作曲:矢沢永吉、作詞:相澤行夫

オレ達の出逢いを見つめていたのは
甘くにがいウイスキー・コーク
酔った振りしながらキッスのチャンスを
さがしたのは本気だったからさ
短い映画のような
あの季節はもう帰らない

グラスの向うにおどけたオレ達
知っているのはウイスキー・コークだけさ

オレ達若かったよな
いつも何か追いかけてた
グラスの向うで何かが変った
知っているのはウイスキー・コークだけさ



バーボン人生       作曲:矢沢永吉、作詞:西岡恭蔵  

この手をかえすと
おれの人生が
唄とダンスリズムに乗せて

陽気に始まる
舞台の片隅ピアノ鳴りだせば
ステージ・ラィトに浮んだ
おれの身体唄う
なつかしいあの日
シカゴ セントルイスまで
甘い恋の浮名流し

町から町への
おれの人生

今宵は踊ろか
バーボン人生
酔ってダンス夜どおし躍れば
夢はかなく
いつしか酒とタバコに老いぼれ
自慢の声もひびわれ
おれの身休めぐる
なつかしいあの日
シカゴ セントルイスまで
甘い恋の浮名流し

この手をかえすと
おれの人生が
おれの人生が
おれの人生が

今日は朝から、掃除しHP書き換えを終えショートツーリング、ロ
ードスターでシャーレまで湖岸をドライブ。矢沢永吉のアルバムを
聴着流していたが、そこから2曲をチョイス。12時半過ぎに帰宅。
暫く気分は良くなっていたが、疲れは変わらず。自治会の定例会を
済ませ論文の翻訳を続けるも途中で自己ドゥターストップする。

 


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