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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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万能キラー細胞事業

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から
救ったと伝えられる "招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言え
る赤備え(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗り
にした部隊編成のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキ
ャラクター。愛称「ひこにゃん」

    
                                     

14 憲 問 けんもん
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「士にして居を懐(お)うは、もって士となすに足らず」(3)
「貧にして怨むことなきは難く、富みて馴ることなきは易し」(11)
「古の学者はおのれのためにし、今の学者は人のためにす」(25)
「君子は、その言のその行ないに過ぐるを恥ず」(29)
「人のおのれを知らざるを患えず。おのれの能無きを患う」(32)
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43 為政者が礼の慣習を尊重すれば、人民はよろこんで公役に
従事するだろう。(孔子) 

    

❐ ポストエネルギー革命序論 226:アフターコロナ時代㊱
♘ 現代社会のリスク、エネルギー以外も「分散の時代」  
 
👏 新型コロナウイルスの新しい治療法➲
  iPS細胞から免疫細胞「キラーT細胞」生産
2016年に、河本宏ウイルス・再生医科学研究所教授の研究グルー
プは、ヒトiPS細胞からがん細胞を殺傷する能力をもつキラーT細
胞(ウイルスに感染した細胞やがん細胞を殺すことのできるT細
胞の作製に成功しているが今度はさまざまな臓器や組織の細胞に
分化できる能力を持つ「人工多能性幹細胞」(iPS細胞)の技
術を活用し、新型コロナウイルス感染症の病態解明や治療法開発
に向けた研究が京都大で進められている(コロナ治療、iPSで 
キラーT細胞投与・病態解明へ活用も 京大が研究、 毎日新聞 
2020/11/19)。
コロナ治療、iPSで キラーT細胞投与京都大発のベンチャー
企業「リバーセル」と藤田医科大(愛知県)が、人工多能性幹細
胞(iPS細胞)を使った新型コロナウイルスの新しい治療法開発
を始めると発表。iPS細胞から免疫細胞「キラーT細胞」を作製
し、患者に投与する計画で、新型コロナに感染した細胞を攻撃し、
重症化を防ぐ仕組みである。2~3年以内の臨床試験(治験)を目
指す。キラーT細胞は血液に含まれる免疫細胞の一種。がん細胞
やウイルスに感染した細胞を攻撃し、死滅させる役割を担う。グ
ループでは、新型コロナから回復した患者の血液から、新型コロ
ナを認識するキラーT細胞の遺伝子特定を目指す。この遺伝子を
iPS細胞に入れ、新型コロナへの攻撃力を高めたキラーT細胞に
変化させる。iPS細胞は、京大iPS細胞研究財団が備蓄する、拒絶
反応が起きにくいタイプを使用するという。リバーセル取締役の
河本宏・京大教授は、開発を目指すキラーT細胞は新型コロナの
みを攻撃するため、副作用の懸念も少ない。重症化リスクの高い
患者への有用な治療法となりうるため、早期の実用化を目指した
いと話す。



🗯  リバーセルは、京大ウイルス・再生医科学研究所の河本宏
教授によって2019年に設立された。T細胞の一種であるキラ
ーT細胞はウイルス感染細胞やがん細胞を見つけ出して殺傷する
能力を持つ。T細胞製剤はiPS細胞から再生することで量産も
可能。このほかリバーセルは大塚製薬と他家T細胞を用いたがん
の治療法の研究開発に対し、リバーセルが有する技術を提供する
ためのリサーチライセンス契約を今月1日に締結。大塚製薬は自
家T細胞を用いた養子免疫療法の研究開発を進めており現在は複
数プログラムの臨床試験が進行中。



風蕭々と碧い時代:  
(作詞)(作曲)

 

 

 


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