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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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光アンテナ革命とデジタル革命の融合でわかること。

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救
ったと伝えられる "招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤
備え(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした
部隊編成のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ
ー。愛称「ひこにゃん」

                                 
15 衛霊公 えいれいこう
-------------------------------------------------------------
「人、遠慮なければ、必ず近憂あり」(12)
「これをいかん、これをいかんといわざる者は、われこれをいかん
ともするなきのみ」(16)
「君子はこれをおのれに求む。小人はこれを人に求む」(21)
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」(30)
「仁に当たりては、師にも譲らず」(36)
-------------------------------------------------------------
24.「この一言なら生涯守るべき信条とするに足る----そういう
ことばはありましょうか 子貢しこうにこう問いかけられて、孔子は答え
た。「まず恕じょ----他人の心をもって自分の心とすること。人からさ
れたくないことは、自分からも人にしないことだ」。

子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎、子曰、其恕乎、己所不欲、
勿施於人也。
Zi Gong asked, "Is there any words that I have to obey my
whole life?" Confucius replied, "It is thoughtfulness.
Do to others as you would be done by."

  

❐ ポストエネルギー革命序論 246:アフターコロナ時代 56
♘ 現代社会のリスク、エネルギー以外も「分散の時代」

 

【最新研究映像 NIMSの力 41:光アンテナ革命とはⅠ】
物質の表面にナノサイズの模様を刻むと、光を巧みに操るメタマテ
リアルという材料が誕生する。NIMS(物質・材料研究機構)は欲し
い波長の赤外線だけを出したり、吸収したりする模様を刻み、物質
の検出をおこなえる小型デバイスが誕生する。

※宮崎英樹
①プラズモニクスを利用した熱放射制御とガスセンシングへの応用.
金属. (2019) 392-400
プラズモン共鳴を利用したガス濃度計測用赤外光源. プラズモニッ
ク化学研究会NewsLetter. [1] (2018) 1-2
メタサーフェスの熱輻射制御への応用. R&D支援センター, 2020

「凹レンズにも凸レンズにも!焦点距離を自在に変えられる極薄な
メタレンズ」(ポストエネルギー革命序論 237:アフターコロナ時代
㊼)、「超薄膜レンズの衝撃」(ネオコン工学の此岸:超薄膜メタ
レンズ)でもとりあげているがわずか15年足らずで実用段階に突
入しているのだから驚く。

【関連特許事例】
❐ 特開2020-181609 本人認証装置システムおよび方法 プロテ
  ウス  デジタル  ヘルス,  インコーポレイテッド


図1 対象の身体から個人電気信号を検出するための電極を備える
、モバイルデバイスを使用する対象を示す。
【概要】
 従来の認証モードは、概して、種々の組み合わせで配列された文
字(a、b、c、…)、数字(1、2、3、…)、および/または
記号(!、@、#、…)から成る、文字列から成るパスワードの使
用を含む。携帯電話等の標的認証デバイスにアクセスするための最
低レベルのセキュリティは、概して、個人識別コード(PIN)、
iPhoneブランドの携帯電話の場合はパスコードと称される一
意の4桁の文字を入力するように携帯電話の所有者/ユーザに要求
することによって達成される。PINの再入力を要求する前に携帯
電話がアクセスを可能にする時間量は、所有者の所望のレベルのセ
キュリティに応じて構成可能である。しかしながら、PIN/パス
コードを入力することは、所有者にとって頻繁な負担である。所有
者は、毎日、1日中1時間に数回PIN/パスコードを入力するよ
うに要求され得る。ユーザにとって手間がかかることに加えて、そ
のような最低レベルのセキュリティは、コンピュータシステムの脆
弱性を活用することに熟達した者によって容易に不正侵入される。
従来の認証モードは、セキュリティのためのますます手のかかる不
十分な手段になっている。したがって、ロバストであり、負担が少
ない、新しい認証アプローチが必要とされる。

❐ 特開2004-138586 二次電池評価方法および蓄電装置 株式会
  社日立製作所 新神戸電機株式会社
【概要】
自動車などの車両に二次電池として鉛電池を搭載し、エンジン始動、
灯火、燃料噴射装置などのエネルギー源として用いている。その場
合、鉛電池の残量および寿命を精度良く評価することが必要になる。
たとえば、エンジンを停止後、次回にエンジンを始動するのに十分
なパワーを鉛電池が供給できない場合、エンジンを始動させること
が出来なくなる。
一般に電池のパワーは電池の内部インピーダンスにより制限される。
残量が低いほど、また寿命が近づくほど内部インピーダンスが大き
くなる。エンジン始動パワーを維持するためには、電池の残量と寿
命を精度良く評価し、管理することが望まれている。従来、電池の
内部インピーダンスを測定することにより電池の寿命を検出する方
法が提案されている。特開2001-235525号公報では、電
池に2種類の交流電流を通電してインピーダンスを測定し、この測
定結果から電池の寿命を演算する方法が提案されている。
【特許文献1】 特開2001-235525号公報 (段落004
5-0046、図7)。

【発明が解決しようとする課題】
特許文献1では、過去の判定結果を参照して残量を演算している。
しかし、時間経過に伴う残量変化の影響を考慮していない為、アイ
ドルストップ中にエアコンなどの比較的大きな負荷が動作すると、
残量変化に追随できなくなるという問題がある。また、鉛電池等で
は内部インピーダンスが残量によって変化する為、残量を加味する
ことなくインピーダンスから算出された寿命は信頼性に欠ける。
また、ハイブリッド自動車や燃料電池自動車における駆動用電池の
電池特性は走行中などに測定できなかったので、走行中にパワーア
ップができない、再起動時にエンジンがかからない、などの不都合
を生じる恐れがあった。
本発明の目的は上記課題を解決する為に成されたものであり、電池
の残量と寿命を精度良く検出できる二次電池評価方法、及びそのた
めの蓄電装置を提供することにある。さらに、ハイブリッド自動車
等の駆動用電池の電池特性を走行中等に別電源を用いることなく診
断できる二次電池評価方法、及びそのための蓄電装置を提供するこ
とにある。

【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、車両に載置された1つ又は複
数の電気機器との間で電力を授受する二次電池の特性を評価する方
法において、前記1つ又は複数の電気機器の動作により発生した複
数の周波数に応じて前記二次電池の電流、電圧を測定し、この複数
の測定結果から前記二次電池のインピーダンスを求め、この求めた
インピーダンスに基づいて前記二次電池の電池特性を評価すること
を特徴とする。図10のごとく、CPU40のMG制御処理部10
1からモータコントローラ74を介してMG44を制御し、二次電
池10に流れる状態検知電流の周波数を変えながら、電池10の電
流、電圧を検出し、この複数の検出結果に基づいてインピーダンス
演算部100でインピーダンスを演算する。求めたインピーダンス
とメモリー80に格納されている電池特性から残量演算部102に
より残量を演算する。さらに、残量変化補正部104でインピーダ
ンス測定間の積分電流を残量に加算して補正し、その補正値と残量
とから標準偏差を基に重み係数を決定し、重み付平均部106で平
均する。次に、残量演算の結果を用いて、寿命演算と寿命補正演算
を行い、残量と同様の重み付け平均を行うことで、ハイブリッド自
動車の二次電池の特性を簡単に精度良く検出する。

【要約】図10のごとく、CPU40のMG制御処理部101から
モータコントローラ74を介してMG44を制御し、二次電池10
に流れる状態検知電流の周波数を変えながら、電池10の電流、電
圧を検出し、この複数の検出結果に基づいてインピーダンス演算部
100でインピーダンスを演算する。求めたインピーダンスとメ
モリー80に格納されている電池特性から残量演算部102により
残量を演算する。さらに、残量変化補正部104でインピーダンス
測定間の積分電流を残量に加算して補正し、その補正値と残量とか
ら標準偏差を基に重み係数を決定し、重み付平均部106で平均す
る。次に、残量演算の結果を用いて、寿命演算と寿命補正演算を行
い、残量と同様の重み付け平均を行うことで、ハイブリッド自動車
の二次電池の特性を簡単に精度良く検出する。

「増殖する」光は、超強力な光コンピュータの鍵となる
ケンブリッジ大学とロシアのスコルコボ科学技術研究所の研究グル
ープは、グラフ理論、ニューラルネットワーク、人工知能、誤り訂
正符号に適用される重要なクラスの困難な計算問題は、光信号を乗
算することで解決できことを公表(ジャーナルPhysicalReview Let
ters掲載)。彼らは、必要な光信号の数を劇的に減らし、最良の数
学的ソリューションの検索を簡素化し、超高速光コンピューターを
可能にすることで、アナログ計算に革命をもたらすことができる新
しいタイプの計算を提案。光またはフォトニックコンピューティン
グは、電子を使用する従来のコンピューターとは対照的に、レーザ
ーまたはダイオードによって生成された光子を計算に使用。光子は
本質的に質量がなく、電子よりも速く移動できるため、光コンピュ
ータは超高速でエネルギー効率が高く、複数の時間的または空間的
な光チャネルを介して同時に情報を処理できるという。



光またはフォトニックコンピューティングは、電子を使用する従来
のコンピューターとは対照的に、レーザーまたはダイオードによっ
て生成された光子を計算に使用。光子は本質的に質量がなく、電子
よりも速く移動できるため、光コンピュータは超高速でエネルギー
効率が高く、複数の時間的または空間的な光チャネルを介して同時
に情報を処理できる。光コンピュータの計算要素(デジタルコンピ
ュータの1と0の代替)は、光信号の連続位相で表され、計算は通常、
2つの異なる光源からの2つの光波を加算してから投影することに
よって行われる。結果は「0」または「1」の状態になる。 ただし、
実際の生活では、複数の未知数が多重に相互作用しながら他の未知
数の値を同時に変更する、非常に非線形な問題が発生する。この場
合、光波を線形に組み合わせる従来の光コンピューティングのアプ
ローチは失敗します。現在、ケンブリッジ大学応用数学理論物理学
部のナタリア・バーロフ教授とスコルコボ科学技術研究所の博士課
程の学生ニキータ・ストロエフは、光システムが光を追加する代わ
りに、光波を表す波動関数を乗算することによって光を組み合わせ
ることができることを発見した。光波間の異なるタイプの接続。彼
らは、ポラリトンと呼ばれる準粒子(半光と半物質)でこの現象を
説明し、そのアイデアをファイバー内の光パルスなどのより大きな
クラスの光学システムに拡張した。コヒーレントで超高速で移動す
るポラリトンの小さなパルスまたはブロブは、ポラリトンの物質成
分のために、空間内に作成され、非線形の方法で互いに重なり合う
可能性がある。「重要な要素は、パルスを互いにどのように結合す
るかであることがわかった」とStroev氏は述べる。結合と光の強度
を正しく取得すると光が増殖し、個々のパルスの位相に影響を与え、
問題に対する答えを与える。これにより、光を使用して非線形問題
を解決することができる。これらの光学システムの各要素の光信号
の位相を決定するための波動関数の乗算は、自然に発生する非線形
性、またはシステムに外部から導入される非線形性に由来する。驚
いたのは、バイナリ変数の問題を解決するために必要な「0」と「1」
の状態に連続的な光の位相を投影する必要がない。その代わりに、
システムはベルロフの終わりにこれらの状態を引き起こす傾向があ
る。高次のバイナリ最適化問題はそのようなクラスの1つであり、
光学システムはそれらを解決するのに非常に効率的にできる。
※ Discrete Polynomial Optimization with Coherent
Networks of Condensates and Complex Coupling Switching Phys.
Rev. Lett. 126, 050504 – Published 5 February 2021


✺ 米国加州 世界最大「ギガソーラー+蓄電池」事業が展開
大規模太陽光首都である加州(カリフォルニア)で。巨大な太陽光
発電と大規模なエネルギー貯蔵プロジェクトの建設が始まろうとし
ている。エドワーズ&サンボーン・ソーラー・エネルギー貯蔵」と
呼ばれるこのプロジェクトは、米再エネ・プロジェクト・ディベロ
ッパーであるテラジェン(Terra-Gen)社が開発。出力1118MW (1.
1GW)の「ギガソーラー」と容量2165MWh(2.165GWh)の「ギガスト
レージ」から構成される。使用される太陽光パネルは250万枚を越
え、エネルギー貯蔵設備には、11万個以上のリチウムイオン電池モ
ジュールが使用されている。


スターバックスがPPA締結
このプロジェクトのEPCを担当するモーテンソン社は、今まで米17
州で計7GWの太陽光発電プロジェクトの建設に携わり、エドワーズ
&サンボーンプロジェクトは、同社にとって78番目の太陽光プロジ
ェクト、11番目のエネルギー貯蔵プロジェクトになるという。プロ
ジェクトディベロッパーであるテラジェン社は、これまでに1.3 GW
を超える太陽光、風力、そして地熱発電所を開発・運営する。現時
点でプロジェクトから発電される電力の購入者(オフテイカー)は、
サステイナビリティ(持続可能性)向上を目標とするリーディング
企業、地方自治体、そして大手電力会社が含まれる。まずは、コー
ヒーチェーン世界大手の米スターバックス。同社は、環境負荷を低
減するために、2030年までに、CO2排出量を50%削減することを目指
している。さらに、昨年9月に2025年までに北米1万店舗を環境配慮
型店舗に転換する計画を発表した。同社は、風力発電、太陽光発電
から電力購入契約(PPA)を通じて、米国、カナダ、英国にある直営
店舗について、既に「再エネ100%」の電力で賄っている。2020年
12月、スターバックスは、エドワーズ&サンボーンプロジェクトの
エネルギー貯蔵設備から5.5MW、そして太陽光発電から24MW分を、米
レベルテン・エネルギー(LevelTen Energy)社を通じてPPAを締結
すると発表した。今回のプロジェクトから再エネを調達することに
より、スターバックスは、直営店舗事業とサプライチェーンからの
CO2排出量を50%削減するという目標に一歩近づけるとしている。

米版「地域新電力」も100MW契約
大手電力会社もこのプロジェクトに関わっている。
米国で最大規模の電力会社の1つであり、カリフォルニア州の中部・
沿岸部・南部に及ぶ地域で およそ1400万人に電力を供給しているサ
ザン・カリフォルニア・エジソン(SCE)は、昨年5月に、古い天然
ガスによる火力発電設備を代替するため、計770MWに達するエネル
ギー貯蔵プロジェクトと調達契約を結んだ。全部で7つものプロジ
ェクトの中には、サンボーンプロジェクトが含まれており、エネル
ギー貯蔵設備から出力50MWの電力を10年間、購入する契約になって
いる。
さらに、2つのコミュニティ・チョイス・アグリゲーション(CCA)
もこのプロジェクトからの電力購入を契約している。CCAは日本の
地域新電力に似ていて、市や郡などの地方自治体が設立し、自ら発
電所を開発、または発電事業者から電力を調達し、既存の大手電力
会社が所有する送配電網を利用し地域の需要家に電力を供給する小
売電気事業を展開している。CCAは、既存の大手電力会社との差別
化として、再エネの比率がより高いプランを提供し、その再エネも
「地産地消」型で調達している



契約を結んだのはカリフォルニア州太平洋岸に面しているロサンゼ
ルスとベンチュラ郡を含む同州南部をサービス管轄に持つクリーン・
パワー・アライアンス(CPA)と同州サンフランシスコ・ベイエリ
アの一部であるあるアラメダ郡で電力を供給するイーストベイ・コ
ミュニティ・エネルギー(EBCE)である。CPAはエネルギー貯蔵設
備から100MW分の電力購入に関してPPAを締結した。さらにEBCEは、
100MWの太陽光発電とエネルギー貯蔵のバーチャルPPAをテラジェント
と結んだ。契約期間は共に15年となっている。
CPAとEBCEは共にカーン郡に建設された192MWの太陽光発電所ともP
PAを結んでいる。「ロザモンドセントラル」と呼ばれるこのプロジ
ェクトは今月5日に商業運転を開始したばかりである。


✺ オーストラリア 2023年に世界最大のバッテリー
オーストラリアの再生可能エネルギー専門ファンド会社であ
るCEPEnergyは、これまでで最大の公益事業規模のバッテリー
システムの計画を発表。
ニューサウスウェールズ州のKurriKurriで建設される、ここで
見られる24億ドルのバッテリープロジェクトは、1,200メガワ
ット(MW)の電力容量を持ちます。これは、2017年に150MWで
世界最大のリチウムイオン電池となった南オーストラリア州の
テスラのホーンズデール電力保護区の8倍。2016年に50MWで記
録を更新した日本の豊前変電所の24倍の大きさです。新施設は
段階的に稼働し、2023年に稼働を開始する。CEPエナジーはハ
ンターインベストメントコーポレーションと30年間のリース契
約を締結。



CEP Energyは、4つの実用規模のバッテリー(ビクトリア州に
2つ、南オーストラリア州に1つ)のネットワークを計画。こ
れらのバッテリーの合計容量は2,000MWになる。同社はまた、
工業用地に1,500MWの屋上ソーラーパネルを計画。日光は24時
間年中無休で利用できず、風速は変動する可能性がある。その
ため、公益事業規模のバッテリーは、太陽光、風力、水力など
の再生可能エネルギーからの需要と供給のバランスをとる方法
を提供できる。そうすることで、化石燃料を動力源とする従来
のピーキングおよびコンバインドサイクルプラントのよりクリ
ーンな代替手段を提供する。



近年、バッテリーストレージシステムは、コストが急速に低下
する一方で、印象的なサイズに成長しました。 KurriKurriの
新しいCEPEnergyプロジェクトは、これまでのところどこでも
見られる最大のものであり、他の企業によってこの地域に提案
されたガス火力発電所の実行可能性に真剣に挑戦する規模。
CEPのグリッドスケールのバッテリーネットワークは、オースト
ラリアの企業向けにクリーンで信頼性が高く費用効果の高い電
力を生成および貯蔵し、再生可能エネルギーの増加を確固た
るものにするために国のグリッドで余剰電力を利用できるよう
にするデュアルトラック戦略の一部と、CEPエナジーのCEO、ピ
ーターライトは語った。 1.2GWのバッテリーは、すでに主要な
工事の承認を受けており、既存の変電所に隣接しているKurri
Kurriのハンター経済特区(HEZ)で建設される予定。ライト氏
によると、その場所は「信頼性が高く効率的なグリッド接続の
ためのオーストラリアで最も少数のサイトの1つ。場所の選択
も、ビジネスと政治的な角度から興味深いものです。2019年3
月、香港を拠点とする投資会社は、それぞれ1,000MWの2つの大
型石炭火力発電所を提案した。 HEZサイトを所有するオースト
ラリア合同教会は、その初期のプロジェクトに反対し、土地の
売却を除外しました。 CEPエナジーはまた、ニューサウスウェ
ールズ州の元首相であるモリス・イエマが議長を務め、その労
働党は、石炭とガスを支持する現在のオーストラリア首相スコ
ット・モリソンと彼の自由/全国連合に反対して持続可能なエネ
ルギープロジェクトを推進している。現在予測されている傾向
では、オーストラリアは2034年までに電力供給を完全に脱炭素
化する可能性があり、大規模なバッテリープロジェクトがこの
移行を確実にするのに役立つ。世界的に、エネルギー貯蔵は活
況を呈している産業になるように設定されている。2019年の
BloombergNew Energy Financeのレポートでは、今後20年間で世
界のエネルギー貯蔵容量が122倍に増加し2040年までに1,000GW
を超えると予測する。



村田製作所が野洲事業所に新生産棟を建設
電極材料の生産能力を拡大
株式会社村田製作所は、野洲事業所の敷地内において新生産棟
の建設を2019年7月から開始する。今回の新生産棟の建設は、
中長期的な需要増加に対応するため電極材料の生産能力の拡大
を目的としていた。 新生産棟は地上7階建の鉄骨造で、延床面
積が2万3411m2、建築面積は7082m2となっている。生産棟の建設
により、電極材料の生産能力を拡大し、中長期的な需要増加に
対応する。総投資額は建物のみで約140億円。完成は2020年11月
を予定。



製造コストを爆下げする3D NANDフラッシュ
フラッシュメモリ技術とコスト2025年まで展望
フラッシュメモリとその応用に関する世界最大のイベント「フ
ラッシュメモリサミット(FMS:Flash Memory Summit)」が2020
年11月10日~12日に開催された。FMSは2019年まで、毎年8月上
旬あるいは8月中旬に米国カリフォルニア州サンタクララで実
施されてきた。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の世界
的な大流行(パンデミック)による影響で、昨年(2020年)の
FMS(FMS 2020)は開催時期が3カ月ほど延期されるとともに、
バーチャルイベントとして開催された。



96層の3D NAND技術で512Gビットの大容量シリコンを量産中
Mark Webb氏は始めに、3D NANDフラッシュメモリ(以降は「3D
NANDフラッシュ」と表記)の技術動向と大手ベンダー各社の動
向を説明。3D NANDフラッシュの製造技術は、メモリセル(ワー
ド線)の積層数によって世代を表現することが多い。過去には
24層、32層、48層、64層といった積層数の3D NANDフラッシュが
開発され、量産されてきた。現在(2020年11月の講演時点)の
量産世代は、96層(96L)が最先端の世代である。ビット換算で
生産数量の50%以上を占める。シリコンダイ当たりの記憶容量
は512Gビットが主流で、256Gビットのダイも大手ベンダーは製
造。技術的には1Tビット以上も狙える。次世代は積層数を128層
(128L)に高層化する。112層~144層の3D NANDフラッシュがこ
の世代に含まれる。既に商業生産が始まっている。2020年第4四
半期時点における生産数量はビット換算でNANDフラッシュ全体
の15%未満にとどまる。次々世代は176層(176L)である。おお
よそ160層~192層の3D NANDフラッシュがこの世代に含まれる。
大手ベンダーが開発を完了しつつある世代だ。さらに次の世代
は、256層(256L)になるとみられる。技術的には十分に可能で
あり、大手ベンダーの全てが近い将来に技術開発を完了させる。
96層(96L)以降の高層化は、シリコンダイの大容量化を意味し
ない。この点は重要である。高層化は、記憶容量当たりのコス
ト削減に使われる。記憶容量が512Gビットから1Tビットのシリ
コンダイを、高層化によってどんどん小さくしていく。


3D NAND技術の開発競争で東芝-WD連合とSamsungが激突 - PC Watch
高層化の継続で、製造コストを爆下げする3D NANDフラッシュ
via EE Times Japan





製造コストを削減できるグラフェン製造法

東北大学は2021年2月、グラフェンを用い低環境負荷で超高速の
デバイスを製造する方法を開発。テラヘルツ(THz)帯で動作す
る高品質のグラフェントランジスタを、これまでに比べ100分の
1以下という安価な製造コストで実現できるという。今回の成
果は、東北大学電気通信研究所の吹留博一准教授らによる研究
グループと、信越化学工業、高エネルギー加速器研究機構物質
構造科学研究所、高輝度光科学研究センタ、情報通信研究機構
(NICT)との共同研究による。「Beyond 5G」と呼ばれる次世代
無線通信システムは、理想的な未来社会「Society 5.0 for SD
Gs」の基盤インフラとして期待されている。これを実現するキ
ーデバイスの1つがTHz帯で動作するトランジスタであるが、イ
ンジウム(In)やヒ素(As)などの元素を用いない、新たなTH
z帯デバイスの開発が求められている。



そこで研究グループはグラフェンに注目した。シリコン基板上
に、SiC(炭化ケイ素)薄膜を介してグラフィンを直接成長させ
るGOS(グラフェン・オン・シリコン)技術などを開発してきた
が、成長させたグラフェンの品質に課題があり、これまではグ
ラフェントランジスタによるTHz帯動作は難しかったという。
今回は、新たに開発したグラフェン製造法を用いた。それは、
信越化学工業が開発したハイブリッドSiC基板を用い、その上に
グラフェンを成長させる方法である。ハイブリッドSiC基板とは、
バルクSiC基板に素イオン(H+)を注入し、基板表面から深さ約
1μmのところに切れ目を入れて高品質SiC単結晶薄膜を剥がし、
Siやサファイア基板などデバイス応用に適した基板に転写した
ものである。ハイブリッドSiC基板の大きな特長は、高価なバル
ク基板を繰り返し利用できる点だ。1つのバルクSiC基板から
100枚以上作製することができ、3インチ以上の大面積化が可能
である。これによって、グラフェン製造プロセスの材料コスト
を、従来の100分の1以下に削減することが可能となった。フォ
トンファクトリーやSPring-8などの放射光施設にある角度分解
光電子分光装置や分光型光電子・低エネルギー電子顕微鏡によ
り、得られたグラフェンの品質や物性を確認したところ、世界
最高水準であることも分かった。開発した製造方法を用いて作
製したトランジスタは、入力ゲート電圧(Vg)-出力ドレイン
電流の大きな変調度(gm)と電流飽和を同時に実現していると
いう。動作特性の解析結果から、開発したトランジスタは、THz
帯で動作することが分かったという。



研究グループは研究成果を活用することで、ハイブリッドSiC基
板を共通プラットフォームとした5G用GaNトランジスタやBeyond
5G用グラフェントランジスタを混載した通信回路、超高感度セ
ンサー回路などを実現できると期待する。



塩野義製薬の国産ワクチン
開発・生産ラインを同時に急ピッチ準備
大手製薬会社「塩野義製薬」が生産を委託している医薬品製造工場で
は、国産ワクチンを作る生産ラインが急ピッチで準備されている。延
べおよそ5,000平方メートルのスペースには、遠心分離機やろ過装置
などが並べられ、ワクチンのもととなる、たんぱく質を作るための世
界最大級の培養タンクも備えつけられた。塩野義製薬では、2020年4
月から国産ワクチンの開発をスタートし、2020年12月から臨床試験に
入る。塩野義製薬は、開発が成功するかどうかわからない段階で、並
行して生産体制の構築に踏み切る異例の対応をとった。塩野義製薬広
報部・中川慎也氏は12月末には、年間3,000万人分のワクチンを製造
できるような生産体制の構築を進めている。かなり異例のスピードで
進んでいっているという。塩野義製薬は、安心して使ってもらえる国
産ワクチンを提供していきたいと話す。

つまり、塩野義は最初の臨床試験を去年12月から214人の成人の
日本人を対象に行っています。そのデータは、今月末から順次、集め
ている。頭痛薬やうがい薬などの家庭用医薬品で知られる塩野義。イ
ンフルエンザ治療薬など、これまで数多くの抗ウイルス薬を開発。そ
の塩野義が会社として初めて乗り出したワクチン開発。国からおよそ
400億円の支援を受け、去年4月から取り組み、塩野義が用いる「
伝統的な手法」である、「組み換えタンパク」と呼ばれる技術を用い
る➲新型コロナウイルスの表面には、人体が異物と認識する“目印”
となる「スパイクたんぱく質」という突起があり、その遺伝子情報を
もとに、遺伝子組み換え技術を使って“目印”となるたんぱく質を人
工的に作り出す➲それをもとにワクチンを生成。ヒトに投与するこ
で、体内にウイルスを攻撃する「抗体」がをつくり➲この「抗体」
が、本物の新型コロナウイルスの感染を防いだり、重症化を防いだり
する役割を果たす。特徴は大きく2つ。実績がある手法のため、安全
性の面でも副反応が想定しやすい点。そしてもう1つが温度管理しや
すいという点。➲現時点ではインフルエンザワクチンと同じように
通常の冷蔵保存、2度から8度ぐらいで十分流通させられる(塩野義
製薬 手代木 功社長)。今月中旬にも国内での接種が始まるファイザ
ー製のワクチンは、マイナス70度という超低温管理が課題す。一方、
塩野義のワクチンは冷蔵レベルの温度管理が可能なため、流通も容易
になる。年内にも臨床試験の最終段階に進み、一日でも早い承認申請
を目指したいとする塩野義。海外と比べ、国産のワクチン開発が出遅
れているが、今後も毎年ずっと(海外のワクチンを)買い続けること
ができるんだろうか。グローバルには『いやいや日本ばかりでなく、
私たちの国にも少し下さいよ』という中で、やっぱり一定量について
は我が国で作ることを目指すべきではないだろうか、変異ウイルスへ
の対応も難しくないとい。巷間言われている変異ウイルスに対応でき
る製法。将来的な夢かもしれないが、インフルエンザと(新型)コロ
ナが1つの注射液に入ったような、1回の注射でひと冬安心できるよ
うなことを継続してやっていかなければいけない。組み換えタンパク
で作るワクチンを国全体として持っておくことは、極めて重要度が高
いのではないかその意義を話す。(公開! 国産ワクチンの臨床試験、
TBS NEWS)

⛨ 再表2018/179172 免疫賦活活性を有する核酸誘導体 
  塩野義製薬株式会社
【概要】
感染症や癌領域で利用される医薬品であるワクチンは、抗原に対す
る特異的な免疫応答を利用している。アジュバントとはワクチンの
免疫応答の有効性や持続性を高めるために利用される、免疫賦活活
性を有する化合物であり、アルミニウム塩乳化剤、リポソーム等こ
れまで様々な種類のアジュバントが研究開発されている(非特許文
献1等)。
アジュバントの一つとして、非メチル化シトシン-グアニンのジヌク
レオチド(5’‐CpG-3’)モチーフを含有する一本鎖のオリ
ゴデオキシヌクレオチド(ssCpG  ODN)が知られている。
ssCpG  ODNは、TLR9(Toll-like  rece
ptor  9)のリガンドであり、TLR9を介し非常に効率的に
Th1免疫や細胞傷害性T細胞(CTL)反応を誘導し、免疫を賦
活化する(非特許文献1)。但し、ssCpG  ODNを単独で用
いるには、生体内での安定性、毒性、体内動態等に課題がある。そ
の課題を解決する手段として、脂質の二重膜で形成されたナノ粒子
内にssCpG  ODNを封入する方法(非特許文献2)、脂質を
ssCpG  ODNの5’末端に結合する方法(非特許文献3、特
許文献1)等が知られている。
また、ssCpG  ODNを第1の鎖と第2の鎖としてアニーリン
グすることにより、二本鎖DNA(dsCpG  ODN)として投
与するとアジュバントとしての特性が失われることが知られている
(非特許文献4)。非特許文献5には、dsCpG  ODNのみで
は免疫賦活作用を示さないが、リポフェクチン粒子にdsCpG  
ODNを封入するとCpGモチーフ、GpCモチーフに関わらず、
免疫賦活活性を示すことが記載されている。
【特許文献1】 国際公開第2013/151771号   
【要約】  
   
第1の鎖が、8~50塩基のCpGオリゴヌクレオチドであり、
第2の鎖が、該第1の鎖にハイブリダイズ可能な配列を含む8~60
塩基のオリゴヌクレオチドであり、
第2の鎖に脂質がリンカーを介して結合している二本鎖オリゴヌクレ
オチドからなるアジュバント----ラテン語の adjuvareに由来。免疫
学の分野では抗原性補強剤とも呼ばれ、抗原と一緒に注射され、その
抗原性を増強するために用いる物質で----免疫賦活活性を有する核酸
誘導体として、以下のCpGオリゴヌクレオチドを含む二本鎖オリゴ
ヌクレオチドを提供することにある。

 WO2004/069855 活性発現メカニズムを考慮した新しい糖転移酵
素阻害剤およびその製造法
【要約】
本発明の課題は、新規の酵素活性調節因子の設計機構を提供するこ
とである。本発明において、酵素の基質によるコンフォメーション
変化に着目し、その変化と触媒活性との関連を酵素活性調節因子(
例えば、阻害因子)の設計に応用することによって上記課題が解決
された。好ましい例として、本発明は、ガラクトース転移酵素上の
UDP-Gal結合部位と相互作用し得る部分と、トリプトファン
と相互作用し得る部分とを含む、化合物を提供する。

 特開平07-133295 新規な抗原タンパク質、その遺伝子、及び組み換
えバキュロウイルスとその利用
【要約】
マイコプラズマ・ガリセプティカムの抗原蛋白質の遺伝子をバキュロウイ
ルスの非必須DNA領域に組み込んだ組み換えを生ワクチンとして使用
するか又はウイルス同組み換えウイルスの産生する抗原タンパク質をコ
ンポネントワクチンとして利用することで、鳥類に感染するマイコプラ
ズマ・ガリセプティカム用ワクチンの提供。



風蕭々と碧い時代:

● 今夜の寸評:伊勢大神楽も寒くてたまらない。
10日は伊勢大神楽が町内を回る。ところが、熱はないが(国産体
温計も高性能で30秒で正確測定できてしまう)、兎に角寒く、お
うちでダウンジャケット!で獅子舞に頭を甘噛をしていただくも、
こんな経験ははじめて。伝統を大切にし、最先端技術に没頭するわ
たしがそこにいた。


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