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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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急いては事をし損じる

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる "招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編成のこ
と)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。
愛称「ひこにゃん」

【おじさんの園芸DIY日誌:2021.8.26】

【男子厨房に立ちて「環境リスク」を考える ㉞】

 

【盛岡首長市移転構想 ㉙ 環境配慮型インフラ整備指針 ② 】
先回の「オール地熱発電システムによる再エネ先進首長市構想」の中で
触れた、「建材一体型熱電/光電変換モジュール」の熱電変換技術に関
する論文(「世界初の核の自転を利用した熱発電」2021.7.26)で新し
い技術が提案されていたので掲載する。



図1.核スピン、コリンハ緩和、核スピンゼーベック効果実験の模式図
【概要】
吉川貴史東京大学助教らの共同研究開発グループが、原子核の自転運動
である「核スピン」を利用した新しい熱発電を実証したことで、1821年
のゼーベック効果の発見以降、200年にわたって世界中で盛んに研究が行
われてきたが、熱電変換現象を利用すれば、排熱から電気エネルギーを
創出する熱発電が可能で、次世代のクリーンエネルギー技術の基盤要素
として注目されいるが、この現象はパワーデバイス、熱センサー、冷却
技術等へ応用----発現原理は全て物質中の電子が担っているが、電子に
基づく熱電変換は、低温域で電子の動きの凍結でその効率が劇的に抑制
されるため、熱電変換デバイスの適用範囲は高温域(典型的には室温以
上)に制限されてきた。今回物質中の原子核がもつ自転の性質である「
核スピン」を利用した新しい熱電変換現象を実証----核スピンの電子の
動きが完全に凍結する絶対零度(−273.15 ℃)付近の超低温域でも、電
子に比べて極めて小さなエネルギーで熱揺らぎ➲スピントロニクス技
術の適用で----電力変換することに成功する(図3)。この発見により、
200年間、電子制御に限られていた熱電変換に原子核スピンの概念が加わ
り、絶対零度に迫る超低温まで応用可能な新しい熱電変換分野の扉が開
かれた。


図2.核スピン、コリンハ緩和、核スピンゼーベック効果実験の模式図

【ポストエネルギー革命序論 333: アフターコロナ時代 143】  
現代社会のリスク、エネルギー以外も「分散時代」
● 環境リスク本位制時代を切り拓く


 全無機型ペロブスカイト抵抗変化メモリの開発に成功
電気的に切り替え可能な発光メモリデバイスに 2021.07.26 
ペロブスカイト材料における電界誘起イオン移動現象は、光電変換素子
の電気光学特性や最終性能に大きく影響することが知られ、これらは一
般に劣化を招く有害なものとして扱われ、実用化のためにはイオンの動
きを抑えることが必要とされてきた。
九州大学・台湾師範大学の共同研究で、この現象を巧みに利用して、抵
抗変化メモリ(RRAM)と発光電気化学セル(LEC)を同時搭載した、高速
スイッチング可能な全無機CsPbBr3ペロブスカイト量子ドットデバイス
を開発。

□ 希少な元素を使わずにアルミニウムと鉄で水素を蓄える
水素吸蔵合金開発の新たな展開を先導 2021.7.2
量子科学技術研究開発機構(QST)と東北大学の共同研究で、①従来の
ようにレアメタルを含むことなく、資源量が豊富なアルミニウムと鉄の
合金で水素が蓄えられることを発見、②「水素と反応しにくい金属同士
を組み合わせる」という新発想に基づき発見、③今後の水素吸蔵合金の
材料探索の幅を飛躍的に広げ、レアメタルを含まない実用材料の開発に
成功している。



 

特集:黒とナノの革命概論
2019年8月6日、東北大学材料科学高等研究所藪浩准教授らの共同研究グ
ループは、ナノサイズの粒径を持ち、3つの異なる「顔」を持つ「アシ
ュラ粒子」を含む多様なナノ構造を持つポリマー微粒子の作製法を発見
し、実験結果を再現・予測できる数理モデルの構築に成功している。
ポリマー微粒子は塗料などに混合して光の散乱を抑制したり、ディスプ
レイの厚みを規定するスペーサーや潤滑剤、免疫検査・診断用の担体な
ど、多様な用途に用いられている。近年、これらの用途ではポリマー微
粒子の光学特性や表面特性を高度に制御することが求められており、ポ
リマー微粒子の表面構造制御が重要となっている。中でも、2つの異な
る表面を持ち、ローマ神話において2つの顔を持つ神の名前に由来する
「ヤヌス粒子」など異なる材料表面を持つポリマー微粒子は、異なる物
性を一つの粒子で実現できることから、次世代のポリマー微粒子材料と
して期待されている。従来ポリマー微粒子は乳化重合などにより、単一
のポリマーから均一な粒径の微粒子を作製する手法が盛んに研究されて
きたが、従来の手法では、その表面形状や内部構造を精密に制御するこ
とは困難であった。
【要点】
1.ナノサイズで3つの「顔」を持つ「アシュラ粒子」の作製法を発見。
2.組み合わせるポリマーの種類により粒子のナノ構造を自在に制御。
3.実験結果を再現・予測できる数理モデルの構築にも成功。
4.アシュラ粒子を用いた塗料の光学特性の制御や免疫診断技術の高感
 度化などへの貢献が期待される。
これを図示すると以下のようになる。


出典:東北大学材料科学高等研究所(AIMR):3つの異なる顔を持つア
シュラ粒子の作製に成功!

☈  このように、厚みが1ナノ(10億分の1メートル)や分子レベルし
かない2次元材料や3次元材料を使った機能性材料の研究を行っている。
2次元材料としてよく知られたものに炭素原子シートであるグラフェン
がある。通常の材料では達成できなかった特殊構造を、様々な元素を利
用した2次元ナノシートで形成できることを伊田進太郎熊本大学教授ら
が発見しているが、①「太陽光を当てることで、水を水素と酸素に分解
する光触媒の機能を持つ半導体ナノシート」、②「シックハウス症候群
の原因となる揮発性有機化合物を除去」、③戦略的に分子たちが共有結
合してできた分子の膜を作る新しいナノシートの合成、④壁のように立
ち上がるスタンディングナノウォール、⑤表と裏で違う構造を持つヤヌ
スナノシートの表裏の識別、⑥異質なポリマー同士を張り合わせ新しい
ナノシート、⑦親油性ポリマーと親水性ポリマーを貼り合わせた新しい
ナノシートやゲル、⑧無色透明でフレキシブル、かつ耐熱温度約500℃の
無機高分子、また横井裕之准同大学教授は開口端と閉口端を持つ、細長
く奥深いツボ型の炭素物質のカーボンナノポットを開発し、⑨ガス検知
素子、⑩電池電極材料、⑪ドラッグデリバリーシステム(DDS)、⑫特定
のガスに反応するセンサ、⑬燃料電池電極、⑭スーパーキャパシタ、⑮
原発事故汚染水のセシウム除去、あるいは、同大学速水真也教授らは、
酸化グラフェンにくっつくと、新型コロナウイルスが持つスパイクの部
分がなくなりウイルスが死ぬことを世界で初めて発見、⑯ウイルス死滅
材、⑰マスク・空気清浄機への適用事業拡大が見込まれている。


尚、上の商品の導通材のように広く拡販するのはいいが、その弊害・障
害など環境汚染・生体汚染への配慮(研究・調査・対策)が不可欠であ
る。今夜は、ヤヌス・グラフェンスタック(電池セル)の研究論文を掲
載。


2021.8.25 PHYS.ORG

 

❏ ヤヌスグラフェンはナトリウムイオン電池開発を促進
8月28日、持続可能なエネルギー貯蔵研究で、スウェーデンのチャルマ
ース工科大学の研究者らは、ナトリウム電池用の高性能電極材料の製造
の新しい概念を提案。これは、世界で最も一般的で安価な金属イオンの
1つであるナトリウム貯蔵の新型グラフェンに基づくき、その調査研究
結果、今日のリチウムイオン電池性能に匹敵する。

図 グラフェン層の片側に分子スペーサーを追加。層を積み重ねると、
分子がグラフェンシート間に大きなスペースを作り、相互作用点を提供。
することで容量が大幅に向上する。
リチウムイオンはエネルギー貯蔵に適しているが、リチウムは高価な金
属であり、長期的な供給と環境問題が懸念されている。それによると、
新しいタイプのグラフェンを使用して、分子を間に挟んで特別に設計さ
れたグラフェンシートを積み重ねた新しい材料により、ナトリウムイオ
ン(上イメージ図の緑色部分)が効率的にエネルギーを蓄える一方、ナ
トリウムは豊富な低価格の金属、海水(およびの塩)の主成分、ナトリ
ウムイオン電池は、重要な原材料の必要性を減らすための興味深い持続
可能な代替品になるが、大きな課題の1つは、容量を増やすこと。現在
の性能レベルでは、ナトリウムイオン電池はリチウムイオン電池と競合
できず、グラフェンの積み重ねられた層で構成されリチウムイオン電池
アノード(陽極)として使用されるグラファイトが阻害要因。イオンは
グラファイトに挿入され、イオンはグラフェン層に出入りし、エネルギー
使用のために貯蔵する。ナトリウムイオンはリチウムイオンよりも大き
く、相互作用が異なり、グラファイト構造に効率的な保持はできない。
しかし、同上の研究グループ、これを解決するための新しい方法----人
工ナノ構造を持ち、各グラフェンシートの上面に、ナトリウムイオンの
スペーサーとアクティブな相互作用サイトの両方として機能する分子で
あり。2つの積み重ねられたグラフェンシートの間にある各分子は、共
有結合によって下部グラフェンシートに接続され、上部グラフェンシー
トとの静電相互作用を介して相互作用する。グラフェン層はまた、均一
な細孔サイズ、制御可能な機能化密度、およびいくつかのエッジを持つ。

 標準グラファイトの10倍のエネルギー容量
通常、標準的なグラファイトへのナトリウムインターカレーションの容
量は、1グラムあたり約35ミグラフェン層の片側に分子スペーサーを追加。
層を積み重ねると、分子がグラフェンシート間に大きなスペースを作り、
相互作用点を提供。これにより、容量が大幅に向上しますリアンペア時
(mA h g-1)。これは、グラファイトへのリチウムイオンインターカレ
ーション(Intercalation)の容量の10分の1未満。新しいグラフェンで
は、ナトリウムイオンの比容量は1グラムあたり332ミリアンペア時間で
あり、グラファイト中のリチウムの値に近づく。結果はまた、完全な可
逆性と高いサイクリング安定性を示す。このように新しいグラフェンは、
反対側の面に非対称の化学的機能化があるため、ドアと門に関連付けら
れた新しい始まりの神であり、旅の最初のステップである、両面の古代
ローマの神ヤヌスにちなんで、しばしば、ヤヌスグラフェンと呼ばれれ。
ヤヌスグラフェンはローマ神話とよく相関しており、大容量のナトリウ
ムイオン電池への扉を開く可能性があると VincenzoPalermoチャルマー
ス工科大学教授は話す。


【関連論文】
Real-time imaging of Na+ reversible intercalation in “Janus”
graphene stacks for battery applications, Science Advances
表題:バッテリーアプリケーション用の「Janus」グラフェンスタックに
おけるNa +可逆インターカレーションのリアルタイムイメージング


図1 ヤヌスグラフェンの調製
(A)ヤヌスグラフェンと積み重ねられたヤヌスグラフェン薄膜の調製
の概略図。 (B)アミノベンゼン(AB)スペーサーを備えたグラフェン
シートの間に挿入されたNa +イオンを示す漫画。 (C)4-ニトロベンゼ
ンジアゾニウムテトラフルオロボレート(4-NBD)との反応時間を長く
することにより達成された、異なる官能化密度を特徴とするABグラフェ
ンのラマンスペクトル。(D)化学蒸着(CVD)グラフェン、NBグラフェ
ン、およびABグラフェンのN 1sXPSスペクトル。 NBグラフェンの-NH2ピ
ークの存在は、測定中にX線照射によってトリガーされた-NO2から-NH2
への変換によるもの(XPSセクションも参照)。(E)反応時間の増加に
伴うC/N比(XPSで測定)の同時減少とID / IG比(ラマンで測定)の増加。


図2 積み重ねられたABグラフェン多層の特性評価
(A)サンプルエッジで観察されたABグラフェン多層の光学顕微鏡画像。
挿入図:Si / SiO2上のサンプル全体の巨視的画像。(B)光学顕微鏡画
像およびABグラフェンフィルムの2Dバンドの強度の対応するラマンマッ
ピング。(CおよびD)(C)積み重ねられたABグラフェン薄膜および(D)
積み重ねられたCVDグラフェン薄膜の断面高分解能透過型電子顕微鏡(T
EM)画像。 平均強度プロファイルは、各画像の右側に報告される。


図3 ABグラフェンへのNa +インターカレーションのDFTモデリング
(AからD)ABで分離された2枚のグラフェンシート間のNa +インターカレ
ーションのDFT計算によって最適化された構成。 相対エネルギーは、
(A)の最も安定した位置を基準にして示す。 計算されたすべての構成
は、「材料と方法」および「補足資料」に報告。 原子のカラーコード:
H(白)、C(灰色)、N(青)、およびNa(紫)。 (E)(A)で最も安定
した構成のNa +の存在下で計算された微分電荷密度の等値面。


図4.異なる材料でのLi +とNa +のインターカレーションの比較
(A)テストしたすべての材料(HOPG、グラフェン、およびABグラフェン)
で発生するLi +インターカレーション中のGバンド位置のシフト。 (B)
Na +で実行された同じ実験で、HOPGとグラフェンのインターカレーショ
ンは示されていませんが、ABグラフェンのインターカレーションが示す。
Gバンドが大幅に減少し、そのシフトを正確に測定できなかったため、
0V付近の範囲のいくつかの実験ポイントは報告していない。

【考察】
片面のみが官能化されているグラフェンの構造は、両側が対称的に官能
化されているものと比較して独特である可能性がある。反対側の表面の
形状は維持されたまま、官能基を導入した後、表面の特性が急激に変化。
この制御可能な表面変化により、層間相互作用が弱く、元のグラフェン
よりもはるかに優れた配向のスタックされたヤヌスグラフェン層を準備
し、準備されたフィルムをモデルシステムとして使用して、グラファイ
トベースの材料へのナトリウムイオンのインターカレーションを理解で
きた。


Figure S2. Wettability of Janus graphene. Water contact angle of
AB graphene, NB graphene and pristine graphene
Figure S3. Preparation of Janus graphene films. Schematic
illustration of the stacking of Janus graphene to prepare Janus
graphene thin film


ヤヌスグラフェンで観察されたNa +の貯蔵挙動は、Li +を含む高結晶性グ
ラファイトで起こる挙動とは異なる。一連の増加するインターカレーシ
ョンステージ(ステージ4からステージ1)を進める代わりに、ナトリウ
ムイオンの直接的なステージインターカレーションメカニズムがヤヌス
グラフェンで観察され、中間のインターカレーションステージはない(
例:ステージ4)。この証拠は、グラファイトへのイオンインターカレー
ションを説明するために常に使用される古典的なプロセスと互換性がな
い。高度に無秩序な炭素の研究とは異なり、ヤヌスグラフェンのラマン
スペクトルでは、Gバンドの可逆シフトと2Dバンドの強度変化が観察さた。
これらの変化は、順序付けられたスタックで明確に観察可能だが、還元
型酸化グラフェンなどのより無秩序で欠陥のあるグラフェンでは観察で
きない(図S25)。 Na+インターカレーションは、元のグラフェン参照サ
ンプルでは観察されなかったため、AB分子の存在も、インターカレーシ
ョン動作に明確で重要な影響を及ぼします(図4Cおよび図S21)。この
有益な効果は、DFT計算(図3)によって説明される。これは、ストレー
ジプロセスがABグループの存在、特に最も好ましいストレージ構成に関
連している。要約すると、独立した手法によって得られた実験結果は、
AB分子によるグラフェンの非対称官能基化が層状構造を生み出し、ABが
スペーサーとして機能して距離を伸ばし、グラフェンシート間のファン
デルワールス相互作用を最小限に抑えることを示す。 DFT計算は、AB分
子が垂直位置でグラフェンに共有結合でグラフト化され、-NH2基が隣接
するグラフェンシートにそれぞれ固定された方向で近接したままになる
ことを示しす。 DFT計算は、これらの活性基がグラフェンと相乗効果を
持ち、積み重ねられたヤヌスグラフェン膜内のLi +、さらに重要なこと
にNa +イオンを安定化することも示す。使用されるCVDグラフェンの高品
質、平面形状、機能化化学の優れた制御、およびポリマー汚染のないク
リーンなスタッキング手順により、充電/放電プロセス中にラマン、CV、
およびIES実験を実行した。これらの実験により、SIBs(novel sodium
ion batteries)で研究された他の材料とは異なり、グラファイトやス
タックグラフェンとは対照的に、ABグラフェンが可逆的かつ安定した方
法でNa +イオンにインターカレート/デインターカレートできることを示
すDFT結果を確認。 ヤヌスグラフェンに関する現在の研究は、SIBsのア
プリケーションに非対称に機能化された人工グラファイトを使用すると
いう概念実証を提供できると期待する。

✔ 科学技術進歩は速い。2年間のブランクは今日の調査作業で改めて
  実感。といっても、しかし、急いては事をし損じる。ここは、焦ら
  ず落ち着いてGO!


【ウイルス解体新書 71】
⛨ 最新新型コロナウイルス

 

序 章 ウイルスとは何か
第1節 多種多様なコロナウイルス
第2節 生存戦略にたけたウイルス
2-1 人類史上初の"思考"に感染するウイルスか
2-2 人間と共生する生き物か
2-3 インフルエンザウイルスが持つ本当の脅威
2-3-1 どんな薬でもいずれ耐性を持ったウイルスが出現
2-4 ワクチンが秘める可能性とは
2-4-1 ワクチンはウイルスからつくられる
2-4-2 ワクチンの効果を高めるアジュバントの存在
2-4-3 ワクチンとアジュバント研究が医療を変える
第3節 ゲノム構造
第4節 複写、複製、翻訳、遺伝学
第5節 宿主範囲、組織向性およびウイルス増殖 
第1章 ウイルス現象学
第1節 免疫とはなにか
1-5-1 特許事例:免疫応答を高める方法
第2節
第3節 水際検査体制(未然感染防止)
第4節 自国のワクチン及び治療薬開発体制
4-1 国産ワクチン開発:新型コロナウイルス
4-1-1 予算も研究開発活動も限定的
    コロナワクチンの開発で日本が出遅れた背景
4-1-2 国産ワクチン実用化の壁
4-1-2-2 規制の弾力的運用を
第5節 感染パンデミック監視体制
5-1 WEB特集 ワクチン接種 なぜ日本は遅い
▶2021.5.14  新型コロナ ワクチン(日本国内) NHKニュース
5-2 新型コロナウイルス国産ワクチン開発生産体制構築の遅れ
▶2021.6.3 新型コロナウイルス 国産ワクチン開発・生産体制の構築
を急げ」(時論公論)時論公論 NHK 解説委員室
5-3 新型コロナ感染者もワクチンを接種した方がいい
▶2018.8.7 ナショナルジオグラフィック日本版サイト
目標は感染防止ではなく重症化の阻止
目標は重症化や死亡の防止
第6節 エマージェンシーウイルスの系譜
第7節 新型コロナウイルス
7-1 新型コロナウイルスのライフサイクル
7-2 変異ウイルス
7-2-1 感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型
コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について (第9報)
1.VOCsとVOIsの分類の一部変更について
7-2-2 強い感染力裏付け 「N501Y」結合の立体構造
7-2-3 インド由来変異株の2重変異または3重変異とは
7-2-4 急速に広がるSARS-CoV-2変異体
7-2-5 ラムダ株 via crisp_bio
1.南米で拡大しているラムダ型変異ウイルス 現時点で分かること
7-2-6 デルタプラス株 
7-3 人工ウイルスとゲノム編集
7-3-1 新型コロナ、実験室で作られたものか
第8節 感染リスク
1.感染力
2.致死率・重症化率
8-1 予後
8-1-1 死亡リスク
8-1-1-1 新型コロナ生存者の死亡リスク
8-1-1-2.生存者の死亡リスク
8-2-1 脳損傷
8-2-1-1 新型肺炎と脳の関係
8-2-2 後遺症
8-2-2-1.嗅覚障害
8-2-2-2 後遺症の未来
8-2-2-3 新型コロナウイルス感染症の後遺症による認知能力
への影響
第9節 感染予防・検査・治療
9-1 検査方法・装置設備
9-1-1 新型コロナウイルス感染症に関する検査 9-2 ワクチン
9-2-1 変異ウイルスとワクチン
1.ワクチン開発の現状
1-1 国内ワクチン
1-1-1 海外メーカーも国内で臨床試験
1-1-2 なぜ国産ワクチ開発が遅れたのか
1-1-3 国内ワクチン開発の現状
1-1-4 熾烈な国産ワクチン開発競争
9-1-5 新型コロナに感染しても「軽症で済む人」と「重症化する
人」の決定的な違い
9-2-2 ファイザー社製中和作用型ワクチン
1.コロナワクチン開発に 女性科学者の思い
2.ワクチン1回接種費用
3.ETV特集 2021年7月10日放送
2-1-1 EUのワクチン価格「暴露」1回分225~1860円
2-1-2 新型コロナワクチン価格は「インフル並み」の40ドル
9-2-2-1 日本国内での接種効果
1.2回接種、9割に変異株抗体 ファイザー製ワクチン
9-2-3 ワクチン製造技術 最前線
9-2-4 多様なワクチンの違い
9-2-4-1 ウイルスベクターワクチン
9-2-4-2  mRNAワクチンmRNAワクチン
9-2-4-3 DNAワクチン
1.「アンジェス」ワクチン
9-2-4-4 組み換えたんぱく質ワクチン
9-2-4-5 組み換えVLPワクチン
9-2-4-6 不活化ワクチン
9-2-4-7 アジュバント
9-2-5 ワクチンの副作用
9-2-5-1 血栓症
1.脳静脈洞血栓症(CVST)
2.ヘパリン起因性血小板減少症(vaccine-induced immune
thrombotic thrombocytopenia:VITT)
9-2-5-2 接種後の心筋炎、症状Ⅰ
日本版2回目接種後10〜20代の男性に多い通常の心筋炎より早く回復
9-2-6 国産ワクチン
9-2-7 ブレークスルー感染とはワクチン接種を完了した人でも
コロナに感染すること
9-3 治療薬
9-3-1 スーパー中和抗体
9-4 中和抗体/抗ウイルス薬
9-4-1 バムラニビマブ/エテセビマブ
9-4-2 「フレームシフト」阻害薬とは一体何か
9-4-3 スーパー中和抗体とは
9-4-4 国産治療薬開発の現状(2021.7.1 現在時点)
1.国内で使用されている主な薬剤
1-1 ドラッグリポジショニング系治療薬
「レムデシビル」「デキサメタゾン」「バリシチニブ」
2.開発中の主な薬剤
2-1 中外製薬 ロナプリーブ
3 抗体カクテル療法
9-5 「ワンヘルス」にもとづく発生監視
9-6 生物兵器対策
9-6-1 脅威に懸念 防御後手
9-6-2 2001年米国の炭疽菌事件
9-6-3 米ロ、今も根絶した天然痘ウイルスを保有
9-6-4 ゲノム編集可能になり生物兵器も新世代に
9-6-5 国連の原因不明の生物学的事象担当者はゼロ
9-7 公衆衛生
9-7-1-1 新型インフルエンザ等対策特別措置法
9-7-1-2 新型コロナウイルス感染症への適用対象拡大
9-7-2 新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針
9-7-3 予防法
9-7-3-1 飛沫感染防止法
1.3Dプリンタとクリアファイルで作るフェイスシールド 
9-7-3-2 新型コロナウイルスの超高感度・世界最速検出技術
                 汎用的な感染症診断技術としての応用展開に期待
9-7-4  COVID-19の簡易診断感度を向上させる濃縮・精製法
9-7-5 ウイルス抗体価    
9-8 新型コロナウイルスに関する研究課題
1.理化学研究所の取り組み
1-1 新型コロナウイルス感染の分子機構を解明
新型コロナウイルス対策を目的としたスーパーコンピュータ「富岳」
の優先的な試行的利用
②.検出法の開発
1.SmartAmp™ 2019新型コロナウイルス検出試薬について
2.新型コロナウイルス抗原を特異的に検出できるモノクローナル
抗体の開発とその実用化 高精度な抗原検出キットの普及へ
③.治療薬・ワクチン開発のための研究
④.生活や社会を持続させるための研究
⑤.基礎的な研究やその他の研究
9-8 新型コロナウイルスの抗原・抗体検査
.国立感染症研究所 2020.12.22
1-1 病原体検査の原理
1-1-1 ウイルスを検出
①ウイルスゲノム(核酸検出検査≑PCR)
②ウイルスタンパク質(抗原検査)
③ウイルスそのもの(ウイルス分離検査)
1-1-2 免疫反応を検出
①IgG抗体・IgM抗体・IgA抗体
ウイルスの患者体内局在の情報が不可欠(ウイルス検体と菌体数)
②中和試験
検査系精度評価の情報が不可
1-1-2 新型コロナウイルスの体内動態
9-9 感染治療方法及び治療設備・装置
9-9-1 在宅医療
9-9-1-1 在宅医療方法酸素吸入用「酸素濃縮装置」
1.在宅で酸素吸入行う「酸素濃縮装置」確保自治体増
【関連特許事例】
1.特開2020-171875 気体濃縮装置及び気体濃縮方法
2.特開2021-39536 療用酸素供給装置の管理システム
第10節 ウイルスとともに生きる
10-1 バイオハザード対策の発展史
10-2 高度隔離施設の現場へ
10-3 病原体の管理基準
10-4 根絶の時代から共生時代

遺伝遺伝子の謎 ⑲
第3章 遺伝子と健康
第3節 突然変異遺伝子
第4章 遺伝子学の活用


風蕭々と碧い時代

 


 
哀悼
チャールズ・ロバート"チャーリー"ワッツ(Charles Robert "Charlie"
Watts, 1941年6月2日 - 2021年8月24日):イギリスのミュージシャン。
ロックバンド、ローリング・ストーンズのドラマー。 デビュー以来、ミ
ック・ジャガー、キース・リチャーズと共に在籍し続けたオリジナルメ
ンバーの1人。ジャズに影響を受けた独特のドラミングで、ストーンズ
の独自性溢れる音作りを永年にわたって支えた。また、自ら率いるジャ
ズ・バンドでも活動しアルバムも発表している。1963年にメンバーから
の説得により、ローリング・ストーンズのデビューのわずか数カ月前に
加入。ようやくストーンズのオリジナル・ラインナップが揃った。チャ
ーリーはストーンズに加入した際、「数カ月か、もって2年かそこらで
終わるだろう」と思ったのでメンバーになったのだと語っている。1964
年10月14日に、シャーリー・アン・シェパードと結婚、まだストーンズ
の活動が軌道に乗る以前。初の全米ツアーでは、妻と離れているのが寂
しくて泣いたという愛妻家の一面も持っていたという。1968年3月18日に
は、娘のセラフィーナを授かる。1960~1980年には「サティスファクシ
ョン」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ホンキートンク・ウィ
メン」「ブラウン・シュガー」「ダイスをころがせ」「悲しみのアンジ
ー」などの名曲でドラムスを担当。
                             合掌

● 今夜の寸評:感染者数に賭ける愚
いい加減、新型肺炎での死亡者数や感染数を確率で語るのは止めにして
欲しいですね。国内を終息させ世界からの撲滅支援を!



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