彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる "招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひ
こにゃん」
1.ク ズ 2.フ ジ 3.サンショウ 4.フユザンショウ
5.キハダ
【樹木×短歌トレッキング:クズ×家族】
の花踏みしだかれて色あたらしこの山道を行きし人あり
釈迢空
人気のない山道をたったひとりで歩いていた釈迢空。ここまで歩いて
誰とすれ違うこともありませんでした。そこで見つけた、踏みにじら
れたあざやかな葛の花。ぐちゃぐちゃに踏まれて広がる赤紫の色彩と
甘酸っぱい匂いに触れたときの感動を写実的に詠んだ歌とされる。
釈迢空(しゃく ちょうくう:1887.1.11~1953.9.3)こと、折口信夫
(おりくち しのぶ)は、日本の民俗学者、国文学者、国語学者であ
り、詩人・歌人でもあった。 折口の成し遂げた研究は、「折口学」
と総称されている。柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築く。みず
からの顔の青痣(あざ)をもじり、靄遠渓(あい・えんけい=青イン
ク、「靄煙渓」とも)と名乗ることもある。歌人としては正岡子規の
「根岸短歌会」、後「アララギ」に「釈迢空」の名で参加し、作歌や
選歌をしたが、やがて自己の作風と乖離し、アララギを退会する。
1924年(大正13年)北原白秋と同門の古泉千樫らと共に反アララギ派
を結成して『日光』を創刊。
『今朝の二首:テーマは家族』
神がかりのようなおみな子の物言いに動かされつつ遊ぶおとうと
花山多佳子『楕円の実』
幼い姉と弟の遊びの場面。姉は弟を征服し、それは「神がかりのよう
な」から分かり、遊びゆえ弟も疑いもせずしたがっているのでしょう
が、作者から見るとすこし異様な光景にも見える。わが子の遊びをこ
うして一歩ひいた目線で眺めているところが面白い一首という。幼き
ころの従兄弟と我が子らと別荘での子供らの支配争いを懐かしく思い
出させる。
花山 多佳子(はなやま たかこ、1948年3月5日 - )は、東京都武蔵野
市出身、千葉県在住。同志社大学文学部在学中に京都大学短歌会およ
び「塔」に入会し、高安国世に学ぶ。現在、選者。河北新報「河北歌
壇」、NHK短歌(2011年-2012年度)選者。
すれちがふ魚のごとくにかへりみぬ家人よわれよ花の香流れたり
葛原妙子『葡萄杢丑』
廊下ですれ違りたのか。お互いどこか無関心を装いながら、存在は確
かめあっているようでもある。「家人よわれよ」という呼びかけに、
家族そのものの在処を問うているのかも知れまない。「花の香流れた
り」からもやはり冷えた幸福感を感じとることができ、魚がすれちが
イメージと重なっていく。あれこれ干渉しあわない、静かな家のうち
を想像できると選者いう。これほどの清涼漂う歌があろうかとわたし
を驚かせた一首。
葛原 妙子(くずはら たえこ、1907年(明治40年)2月5日 - 1985年(
昭和60年)9月2日)は、歌人、潮音社友、日本歌人クラブ会員、女人
短歌会会員。現代歌人協会発起人。南日本新聞歌壇選者。現代短歌女
流賞選考委員。 東京市出身。東京府立第一高等女学校卒業。父は外科
医の山村正雄、母は俳人のつね。夫の葛原輝は外科医。長女は児童文
学者の猪熊葉子。 超現実主義短歌を推進し、戦後の歌壇に大きな影響
を与えた代表的歌人の一人である。日常のうちに「見てはならぬもの
を視、聞いてはならぬものを聴きだし」(菱川善夫)、その景色を自
ら「表現の我儘についてゆるし得る限界」とする破調の歌に詠むその
歌風から、「現代の魔女」「球体の幻視者」(中井英夫)、「幻視の
女王」(塚本邦雄)と称される。via wikipedia
【ポストエネルギー革命序論 444: アフターコロナ時代 254】
現代社会のリスク、エネルギー以外も「分散時代」
● 技術的特異点のエンドレス・サーフィング Ⅵ
✺
家具大手IKEAが米で太陽光に参入 11カ国で太陽光・蓄電池販売
5月12日に、スウェーデン発祥の世界最大の家具メーカーであるイケ
ア(IKEA)が、太陽光発電システム・エネルギー貯蔵のサービスプロ
バイダーである米サンパワー(Sunpower)と米国でパートナーシップ
を組むと発表。同社は住宅用太陽光発電システムのキット販売を通し
て、2014年に住宅用太陽光市場に参入、2017年にエネルギー貯蔵のオ
プションも追加。尚、すでにドイツ、オランダ、ベルギーなどの欧州
諸国とオーストラリアを含む11カ国で住宅用太陽光発電システムを提
供。世界32カ国に389店舗を構えており、世界的に2025年までにエネ
ルギー効率を高めながら、100%再生可能エネルギーで事業を運営す
るという目標を掲げる。
その目標達成の1つの手段として、太陽光発電への投資を大きく拡大。
実際、米国イケアの店舗の90%に当たる54店舗の屋根上に太陽光発電
システムが既に導入済み。
さらに、昨年2月、イケアは、米メリーランド州ボルティモアの店舗
に同社最初のソーラーカーポート(太陽光発電が搭載された駐車場屋
根)を導入したことを発表。その他のメリーランド州とカリフォルニ
ア州の店舗でさらに7つのソーラーカーポートを導入((上図2)。
これらの8つのソーラープロジェクトが完了すると、年間発電量は約
10.7 GWhに達する。さらに、8つのプロジェクトのうち、5つには、
総容量が約5 MWhものエネルギー貯蔵システム(ESS)が含まれており、
この大型貯蔵システムにより、日中に余剰となった太陽光発電電力を
貯めておき、小売店舗では日没後や雨天時でも必要なときにクリーン
なエネルギーを利用できるようになる。イケアが投資しているのは、
屋根置きの分散型発電だけではない。イケアのフランチャイズシステ
ムの戦略的パートナーであるスウェーデンのインカグループ(Ingka
Group)は、米ユタ州とテキサス州にある計403MWの設備出力を持つ2
つのメガソーラー(大規模太陽光発電所)にも投資。さて、太陽光発
電システムの販売事業だが、イケアの顧客が誰でも無料で参加できる
「イケア・ファミリー」と呼ばれるプログラムのメンバーが、サンパ
ワーから住宅用太陽光発電システム、さらにエネルギー貯蔵システム
が購入できる。イケアがサンパワーと米国で繰り広げるこのソーラー
・ソリューション・プログラムは、「ホームソーラー・ウィズ・イケ
ア(Home Solar with IKEA)」と呼ばれ、今年秋より、カリフォルニ
ア州の一部で、イケア・ファミリーのメンバーに提供される。その後、
段階的に全国展開が計画されている。
イケアの米国におけるパートナーとなるサンパワーは、元々世界最高
の変換効率を誇ったバックコンタクト(IBC)技術による結晶シリコ
ン型太陽電池セル(発電素子)・太陽光パネルの製造・販売で知られ
る世界的な太陽電池メーカーであった。かつては日本の三洋電機(現
パナソニック)、韓国LG電子とともに「高効率のプレミアム太陽光パ
ネル」として評価され、住宅用太陽光市場で競っていた。
イケアは、既に11カ国で住宅太陽光システムを提供しているが、ビジ
ネスモデルは、各国(地域)の市場で、トップサプライヤー、そして
サービスプロバイダーと提携し、ターンキーソリューションを提供し
ている。こうした事業モデルはサンパワーのワンストップショップと
同じ方向性であり、両社の組み合わせは相性が良く住宅市場の拡大が
期待されている。via 日経クロステック
進化が止まらないディスプレイ技術
6月2日、矢野経済研究所は,マイクロLED及びミニLEDディスプレー
世界市場を調査し,用途別の市場動向や将来展望を明らかにした。
ミニLEDディスプレーは,High-End TVやAppleのIT製品向けの搭載拡
大が成長の原動力となり、2022年のミニLEDディスプレー世界市場は,
前年比181.7%の2704万台(Units)になると予測。
一方で,マイクロLEDディスプレー世界市場は,2022年に55,000台(
Units)と予測。マイクロLEDディスプレーはSmartWatch向け採用が本
格化する2024年頃より規模が拡大し、マイクロLEDならではのメリッ
トを生かせるXR(AR/VR/MR)向けのHMD(ヘッドマウントディスプレ
ー)や,車載用HUD(ヘッドアップディスレー)等の小型機器用途を
中心に市場が拡大する予測。ミニLEDディスプレーパネルを採用した
TV世界市場は2022年よりマーケットが本格化し,2023年における市場
規模は1542万台(Units)まで拡大し,OLEDパネルを搭載したTV市場
規模を上回る見込み。TVセット最大手であるサムスン電子は2022年よ
りミニLEDディスプレーパネルの調達を拡大させているほか,2023年
以降は中国や日本のTVセットメーカーからのミニLEDディスプレー採
用が本格化していくと予測。ミニLEDディスプレーを採用したTV市場
ではMiddle-Density Mini LED Chipsを中心に使用する,チップ数を
抑えたミニLEDディスプレーが主流になるとみており,このタイプの
採用拡大によりミニLEDディスプレー世界市場は急拡大していくと予
測。また,TVへのマイクロLEDディスプレーの採用は,2023年以降超
大型TVパネルとしてマイクロLEDディスプレーを採用したTVの販売が
本格化していく見込みで,搭載初期では富裕層消費者狙いの8Kクラス・
100インチ以上のTV向け展開がメインとなる見通す。
次世代ディスプレイの本命「マイクロLED」
図1 資生堂グローバルイノベーションセンター“S/PARK””(横浜
市)にある、16K解像度のマイクロLEDディスプレイ
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1画素1画素が、普段我々が照明器具や電気製品のインジケータなどで
慣れ親しんでいるLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)そのも
のになっている映像パネル。ゆえに、各画素の応答速度は有機ELと同
等で、液晶の100倍近く高速。それでいて有機ELのような短寿命特性
や焼き付き等の問題がない利点も兼ね備えている「マイクロLEDディ
スプレイ」
【ウイルス解体新書 120】
序 章 ウイルスとは何か
第1章 ウイルス現象学
第2章 COVID-19パンデミックとは何だったのか
第3章 パンデミック戦略「後手の先」
【概説】 新型コロナウイルスは、世界の仕組みをどう変えるのか。経
済発展に追いつかない中国の統治体制、バルカン化のリスク孕むアジ
ア、米国の社会的分裂、科学への過剰な自信、EUの決断等、顕わに
なった世界経済の危機を活写する。
1.The chain is only as strong as its weakest lin――鎖の強さ はその最
も弱い輪によって決まる
2.パンデミックが起き、世界全体に拡大し、未曽有の経済災害とな
ったのは、グローバル経済のエコシステムにウィーク・リンクがあ
ったのではないか。世界的な供給体制、都市への集中、人やモノの
移動速度と複雑な混じり合い、政治や宗教による対立や断絶が、パ
ンデミックを起点とした世界的な経済危機にどのようにつながった
かをダイナミックに描く。
3.著者は日本経済の長期停滞やリーマン・ショック、ユーロ危機な
どについて、内外の情勢をすばやく集め、ノンフィクション的な筆
致やアカデミックな知見を織り交ぜながら数々の名著を執筆してき
た。経済学者。2019年からは経済財政諮問会議の民間議員も務めて
いる
【目次】
序 章 世界システムの創造と崩壊
第1章 スペイン風邪と新型コロナ
第2章 ソーシャル・ディスタンシング
第3章 自信過剰(Hubris)
第4章 デジタル・デバイド
第5章 中国
終 章 「新冷戦時代」という神話
竹森俊平:1956年東京都生まれ。米ロチェスター大学経済学博士号取
得。慶應義塾大学教授。経済財政諮問会議民間議員。「経済論戦は甦
る」で第4回読売・吉野作造賞を受賞。
ホニグスバウム,マーク【著】
NHK出版(2021/05発売)
【概説】1918年の「スペイン風邪(インフルエンザ)」の流行以来、
人類を襲ったいくつもの感染症。科学史・医療社会学を専門とする著
者は、10年にわたる調査をもとに、未知の病原体の発見と感染の急速
な広がりが大規模な被害とパニックを引き起す過程、それらに対する
科学者たちの懸命の取り組みを克明に描き出す。人間の「認識の盲点
」を突くパンデミックに対抗するには特定の分野の専門知だけでは不
十分であり、生態学的・免疫学的・行動学的要因を総合的に分析する
必要があることを明らかにする一冊。「フィナンシャル・タイムズ」
ベストブック2019に選出された話題作に、新型コロナウイルスの章を
加えた決定版。
【目次】
eサメと感染症―ポリオ
青い死病―スペイン風邪
天使の町の疫病―ペスト
オウムが運んだヒステリー―オウム病
フィリー・キラー―レジオネラ肺炎
在郷軍人病ふたたび―レジオネラ肺炎
アメリカのエイズ、アフリカのエイズ―後天性免疫不全症候群
SARS―スーパースプレッダー―重症急性呼吸器症候群
国境地帯のエボラウイルス―エボラ出血熱
ジカ熱のZ―ジカウイルス感染症
疾病X―新型コロナウイルス感染症
パンデミックの世紀
Mark Honigsbaum,
【著者概歴】ホニグスバウム,マーク(Honigsbaum, Mark): 医学史
家、ジャーナリスト。ロンドン大学シティ校上級講師。「ガーディア
ン」紙での調査報道記者や特集記事の執筆者等、複数の新聞社でキャ
リアを積んだ後、博士号を取得。感染症の歴史を専門としており、医
学・環境人文学と科学社会学の知見を組み合わせて、ワクチンをめぐ
る科学的知識についての研究に取り組む。一般紙「オブザーバー」や
医学誌「ランセット」に定期的に寄稿。学術活動と並行して科学をテ
ーマにしたアニメーションを作成しており、「パンデミックはどのよ
うにして起こるのか?」はYouTubseのTED‐Edチャンネルで300万回
以上視聴されている。
【翻訳者概歴】鍛原多惠子:米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲
学・人類学専攻)。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時
に掲載されていたもの。
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河出書房新社(2021/09発売)
サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
商品コード 9784309228303 NDC分類 345.1 Cコード C0022
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第18章 データ----税務当局の新たな味方
世界各国の中央銀行の多くは、ゆくゆくは国の通貨にブロックチェー
ンの技術を取りこむことになると見て、あれこれと騒いでいる。おそ
らく、真っ先にこれを採用するのはエストニアだろう。この国では、
国民保険、司法、立法、安全保障、商業などの情報データベースに、
すでにブロックチェーンの技術が使われているのである。もしも中央
銀行がブロックチェーンの技術を導入すればの話しだが----の取引情
報が記録され、送金元と送金先のデータが監査可能になる。意図的か
否かロトかかわらず、税金の未納はもっとずっと難しくなり、ダック
ス・ギャップは劇的に小さくなる。
ITは公的機関がしていた仕事をするようになる。あなたがなんら
かの行動を取ったことで税金もしくは罰金を支払わなければならなく
なった場合、ITはその金額をあなたのウオレットから自動的に取り
立てる。何もかもがプログラムコード化できるのである。
電子インボイスも主流化しつつある。「ブラジルでは、税金の徴収
にかかわる処理のほぼすべてがデジタル化されている」
とクリスが敦えてくれた。「インボイスは即時に電子送信することに
なっているから、データは即時に提供される。帳簿は電子化したもの
を期末ごとに提出する決まりだ。だから、いつ発生した事業活動であ
れ、政府は『三次元の視点』でとらえることができる。納税義務が生
じるかどうかを事業者本人と同時に、ことによるともっと早く知るこ
ともできるようになる。違反があれば、〇〇%確実に罰金を取る。事
業者側には、よほどうまくやらないと、納税義務を加重させるリスク
がある」これではあまりにも全体主義的かつオーウェル的で、私は好
きではない。私はそれを伝えた。
「面白いことがある。もっとも進んだ技術を導入している税務当局
はどこにあるかといえば、おそらく新興国だろう」と彼はいった。
「どうしてかというと、新興国の場合、世論をいっさい気にせずに物
事を進めてしまうから。こういう国は民意を気にする必要がない。や
ることをやるだけだ。ブラジルやメキシコがそうだよ。中国もそうな
りつつある。メキシコはすでに電子インボイスの制度を導入している。
事業者は、顧客宛てに発行したすべての請求書を行政機関のポータル
に送信し、データとして保管してもらわなければならない」
「すべての請求書を?」と私はいった。
この項つづく
風蕭々と碧い時代
Album: 『ヘル・フリーゼズ・オーヴァー』
"Love Will Keep Us Alive"; 愛が僕達を生かし続ける 1994.11
Songwriter(s):Jim Capaldi Paul Carrack Peter Vale
Genre: Soft Rock
I was standing
All alone against the world outside
You were searching
For a place to hide
Lost and lonely
Now you've given me the will to survive
When we're hungry
Love will keep us alive
Don't you worry
Sometimes you've just gotta let it ride
The world is changing
Right before your eyes
Now I've found you
There's no more emptiness inside
When we're hungry
Love will keep us alive......
EU/Russia 2027 via 2027 Future Timeline
● 今夜の寸評:再生可能エネルギー革命➢2030
プーチチンのウクライナ侵攻を受け、欧州共同体はロシアからのすべての
エネルギー(ガス、石油、石炭)輸入を終了しため世界的な物価高騰に拍車
をかけた。これは試練ではあるが、『再生可能エネルギー百パーセント社会
実現』の絶好のチャンスでもある。その実現力はわたしたちは持っている。
そして、大規模気候変動禍の克服する共助力(=人類力)をも持ち合わせて
いるはずだ。まずは日本から。
【訃報】
元ソニー取締役社長の出井伸之氏が亡くなられた。
1995年6月の社長就任し、1996年にVAIO 1号機を米国で発表、ソニー
がAV企業からAV/IT企業に大きく発展する舵を切る。「リ・ジェネレー
ション」「デジタル・ドリーム・キッズ」をキャッチ・コピーに戦陣を切った折
の大田区は平和島物流センタでの講演会には丸の内がからになる程の企
業関係の講聴者で溢れる前に、会場の最殿列にわたしは座り彼とアイ
コンタクトを交わ>したシーンが鮮やかに残滓する。享年八十四。
合掌