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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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打破!悪循環

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひ
こにゃん」。

 


● 技術的特異点でエンドレス・サーフィング

✺ ファイナル・オールソーラー・システム論Ⅰ


CO2 利用に当たってのボトルネック課題及び研究開発の方向性
内閣府「ボトルネック課題研究会」2018.4.20


 ❏特許第6092426号
太陽放射から利用される合成ガス生成セルによる、二酸化炭素の炭化
水素燃料への変換
【概要】
太陽エネルギーを使用して、二酸化炭素を炭化水素燃料に変換するた
めのプロセスについての考察をおこなう。



❏特開201353228A 太陽光燃料電池
吸収部材上で太陽光を吸収し、光電気化学的に水を酸化して、その水
の酸化反応による生成物を触媒上で二酸化炭素のような炭素含有化合
物と反応させて、所望の炭化水素化合物を生成させる反応によって、
水と炭素含有化合物とから炭化水素を合成する方法

特開2003275599A 二酸化炭素還元用複合光触媒及びそれを用いた二
酸化炭素光還元方法


❏貴金属・希少金属を用いない固体光触媒
【要約】
光エネルギーを利用してCO2を有用な化学物質に変換する「人工光合成
」の実施に向け,これまでさまざまな光触媒の研究が行なわれてきた。
しかしその大半は,貴金属や希少金属を用いたもので,資源制約やコ
ストの観点から,普遍元素からなる固体光触媒の開発が求められてい
た。配位高分子は有望な光触媒材料となりうる可能性を持つ物質だが
実際にはこれまで配位高分子に可視光を吸収させ,配位高分子上で光
触媒反応を駆動させることは困難だった。そこで研究グループは,単
体で可視光を吸収できる能力を持ちながら,これまでCO2変換の光触媒
としては検討されてこなかった,硫黄と金属イオンの配位結合を構造
内に有する配位高分子に注目した。 光伝導性を持つ配位高分子[Pb(ta
dt)]nは,金属イオンとしての鉛の周囲に硫黄等の配位子が連結した基
本ユニットが硫黄の部分で無数に連結した構造を有する。研究ではこ
配位高分子[Pb(tadt)]nをKGF-9と命名。鉛イオン(Pb2+)を含む水溶
液に配位子であるH2tadtを含むアセトン溶液を加え,100℃で48時間
加熱することにより,[Pb(tadt)]nの構造を持つ光触媒KGF-9を合成。
完成したKGF-9は,比較的大きな比表面積を有するものも少なくない配
位高分子としては珍しく,比表面積が0.7m2/gと非常に小さい数値とな
ったが,それにも関わらず500nm程度までの可視光に応答して,CO2を
ギ酸に高選択的かつ高効率に変換できることがわかった。


図1.デュアル生体触媒を備えた光触媒システムを使用した CO2 とピ
ルビン酸からのフマル酸の可視光駆動型生産
❏人工光合成でCO2から生分解性プラ原料
先日、掲載した大阪公立大学の天尾豊氏らの研究チームが、人工光合
成によって二酸化炭素(CO₂)からフマル酸を合成に成功しているが、
これはフマル酸が、生分解性プラスチックであるポリブチレンサクシ
ネートの原料として石油由来で合成されているが、再生可能エネルギ
ーを用いてCO₂やバイオマス由来化合物から合成できるようになる。
研究グループは,ピルビン酸に二酸化炭素を結合させ,L-リンゴ酸を
生成するための酵素であるリンゴ酸脱水素酵素(MDH)と,L-リンゴ
酸を脱水しフマル酸を生成するための酵素であるフマーゼ(FUM)を,
色素と触媒で構成される光酸化還元系に加え,新たな人工光合成技術
を開発しており、 気体状の二酸化炭素を直接捕集し,これを用いた
人工光合成によるフマル酸合成を目指しているが、わたし(たち)が
現時点で最も注目している技術である。

風蕭々と碧い時代


Jhon Lennon   Imagine



あなたとネ 今日がチャンスネ
次のステップ進みたいの
さっきからネ 気づいてるよネ
夜空にぎわす天使の羽根
今夜は積もるかもしれない
時間も電車も止まってほしい
つないだ手にギュッと力こめた

● 今夜の寸評:(いまを一声に託す)打破!悪循環

 

 

 


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