彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひ
こにゃん」
【今日の世界の工芸品シリーズ】
三浦景生 MIURA,Keisei
末摘花 Screen entitled, "Sue-tsumu-hana"
Cloth Inlay, 1972年 , 166.2×181.6cm
via 極東極楽 2018.1.4
【男子厨房に立ちて環境リスクを考える】
今夜はトリフトとイチゴの話題を取り上げる。
国産トリュフを人工的に発生させることに成功
2月9日、森林総合研究所のグループが、フランス料理などの高級食材
して知られるきのこ、トリュフの人工栽培に国内で初めて成功という。
断念ながら、黒トリュフを口にしたことはあるが白トリフは経験はな
い。このブログでもトリュフ栽培の情報を特集したことがある。
出所:NHK 茨城県のニュース
現在、流通しているトリュフはすべてが海外から輸入、国内でも自生
しているが、人工栽培の技術は確立されていない。同研究グループは
「コナラ」の苗木の根に、国内に自生する白トリュフの1種「ホンセイ
ヨウショウロ」の菌を付けて植えることで、人工的にトリュフができ
るかどうか調査し、2015年から研究を進めた結果、2022年11月、茨城
県と京都府の試験地で、合わせて22個のトリュフができ遺伝情報の
解析から人工栽培によるものだと確認。人工栽培はフランスなどでは
行われたが、国内では今回が初めてだ。
香りに特徴のある高級食材のトリュフは樹木の根についた菌からでき
るきのこで、人工的に管理された環境で栽培できるしいたけなどとは
異なり、野外の生きた樹木がある環境でしか出てこないため、人工栽
培は難しいとされてきた(欧州産はキログラム当たり約8万円;2020年
度財務省貿易統計)。同グループは国内各地に20種類以上自生して
いるとされるトリュフのうち、広く分布していて比較的大きく味や香
りが食用に向いていると考えられる黒トリュフの1種の「アジアクロ
セイヨウショウロ」と白トリュフの1種の「ホンセイヨウショウロ」
を選び、それぞれが育ちやすい土壌について調査。
【成果】
図1. ホンセイヨウショウロを共生させた苗木を植栽した後に発生した
子実体左:京都府内試験地で発生、右:茨城県内試験地で発生
食材として有望な国産白トリュフであるホンセイヨウショウロを共生
させたコナラ苗木を、国内各地の4つの試験地に植えて栽培。茨城県
内の試験地(平成29年10月植栽)および京都府内の試験地(令和元年
4月植栽)にて、令和4年11月に、それぞれ8個および14個の子実体発生
を確認(図1)。
図2. 菌根菌の増殖様式
菌根菌は樹木の根に共生し樹木から光合成産物を獲得します。反対に、
菌根菌は土壌中に栄養菌糸を拡げて、養水分を効率的に集めて、樹木
に供給。菌根菌はこのように樹木との共生関係を成立させて増殖。
【展望】
人工栽培に必要な生育環境の条件をさらに詳しく調べて、10年後を
めどに販売でを目指す。
※ 国産白トリュフの人工発生に初めて成功 | つくばサイエンスニュ
ース
※ 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所の公式
Facebookページ
✔10年後には国産の人工栽培トリュフが輸出され世界を席巻している
ことでしょう。このように人工加工制御能力を高めることで食生活
の安全保障の高度化と食生活の充実を実現、そのイメージ考察はこ
のブログに掲載してもいる。そういえば東大は伊豆でカカオ豆の栽
培研究もされいましが、それほどまでに日本の農畜水殖産技術は、
世界貢献してきましたよね。
さて、2021年4月、農研機構は、イチゴのジャストインタイム生産の実
現に向け、イチゴの生育情報を自動収集する生育センシングシステム
を開発。これにより、生育モデルやAIを活用した生育制御技術とを組
み合わせることで、イチゴの収穫日を将来的に高い精度で制御を実現。
今後、イチゴの需要が高まる時期と出荷の最盛期を確実に合わせ、イ
チゴ農家の所得向上が狙う。
● 技術的特異点でエンドレス・サーフィング
【再エネ革命渦論 91: アフターコロナ時代 292】
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【最後の読書録 Ⅶ】
新・国債の真実―99%の日本人がわかっていない
目次
はじめに
1章 まず「これ」を知らなくては始まらない―そもそも「国債」っ
て何だろう?(企業は金を借りて運営する、国も同じ;政府は予算
を立て、「足りない額の国債」を発行する ほか)
2章 世にはびこる国債のエセ知識―その思い込い込みが危ない(何
の知識もなく語っている人が多すぎる;「倹約をよしとする」と「
借金は悪」となる ほか)
3章 国債から見えてくる日本経済「本当の姿」―「バカな経済論」
に惑わされないために(なぜ財務省は「財政破綻する」と騒いでい
るのか?;財務省ロジックに乗っかる人々もいる ほか)
4章 知っているようで知らない「国債」と「税」の話―結局、何を
どうすれば経済は上向くのか(経済を「道徳」で考えると、大きく
見誤る;政府がお金を使うということは、国内にお金を巡らせるこ
と ほか)
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4章 知っているようで知らない「国債」と「税」の話
教育国情は「将来へのツケ回し」ではない
プロフェッサー・ロングヘア Big Chief
also https://youtu.be/KDjkrNCF1qY