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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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富太郎が愛した滋賀

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時
代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編のこと)の兜
(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。



           自由は土佐の山間より

      何の奇も 何の興趣も消え失せて 平凡化せるわれの学問      
      長く通した 我儘気儘 もはや年貢の納め時

                     『武士の紋章 (新潮文庫)』
                             (池波正太郎)の感想(31レビュー)他

      家守りし妻の恵みやわが学び 世の中のあらん限りやスエコ笹
                                             寿衛の墓碑の歌

草津市立 水生植物公園みずの森は、6月1日よりスタートした「牧野富太
郎と水生植物 ~ムジナモの発見~」好評につき会期を10月1日(日)まで
延長する。 展示会では牧野博士にゆかりのある水草10点が紹介されて
いて、このうち「ムジナモ」は、明治23年に牧野博士が国内で初めて発
見し、形がタヌキの尾に似ていることから名付けられた。➲解説パネル
では、ミジンコなどを捕食する食虫植物であることや、ほかの植物と水槽
に入れておかないと弱ってしまう生態なども紹介。また、「ミズトラノオ
」という水草も、牧野博士が新種として紹介した水草で、学名には、牧野
博士に東京大学への出入りを許した矢田部良吉教授の名前を名付けられた。


 
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6月1日(木)~10月1日(日)の期間、ロータス館企画展示室において、
牧野富太郎と水生植物 ~ムジナモの発見~ を開催します。 水生植物のエ
リアでは、博士が日本で初めて発見したムジナモの他、 ガシャモクやタ
ヌキモなど貴重な植物を含む計10種の水草を展示。
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プロフィール:植物学者 牧野富太郎博士(1862-1957)
牧野富太郎博士は、現在の高知県高岡郡佐川町に生まれた。高知の豊かな
自然に育まれ、幼少から植物に興味を持ち、独学で植物の知識を身につけ
ていく。2度目の上京のとき、東京大学理学部植物学教室への出入りを許
され、植物分類学の研究に打ち込む。自ら創刊に携わった「植物学雑誌」
に、新種ヤマトグサを発表し、日本人として国内で初めて新種に学名をつ
けた。94年の生涯において収集した標本は約40万枚、蔵書は約4万5千冊を
数える。新種や新品種など約1500種類以上の植物を命名し、日本植物分類
学の基礎を築いた一人として知られる。現在でも研究者や愛好家の必携の
書である「牧野日本植物図鑑」を刊行。全国からの要望に応じて各地を巡
り、植物を知ることの大切さを一般に広く伝え、植物知識の普及にも尽力
した。1953年東京都名誉都民。1957年文化勲章受章。
                    年譜(高知県立牧野植物園)
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