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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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成長経済理論考 ⑤

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと伝えら
れる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時代の軍団編成
の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編のこと)の兜(かぶと)を合体さ
せて生まれたキャラクタ。

毎年11月28日は世界で水餃子を楽しく頂きましょう!
Let's Eat Dumplings around the world!



今朝の提案:水餃子事業考②

 

 
 
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【再エネ革命渦論 199  アフタ-コロナ時代 186】
● 技術的特異点でエンドレス・サーフィング


京都大学バイオナノマテリアル共同研究拠点

第三の仕事はナノテク➲ネオコンバ-テック
最新木質流動形成技術



木材や竹などの木質系材料と金属などの非木質系材料とを接合した部材を製造す
る場合、接合方式としては、ボルトなどの締結部品を用いる機械的方式、接着剤
などを用いる化学的方式、それらを併用した複合的方式によるものが挙げられ、
これらの接合方式は、使用用途・環境・経済性に応じ利用される。膨潤状態の木
質材料に熱をかけて軟化状態とし、圧力を作用させることで塑性流動する現象を
見出し、この塑性流動を利用した木質系材料の成形に関連する技術について提案
されているが、木質系材料の流動成形技術は、圧縮加工のように木質細胞の内腔
の閉塞によって緻密化させて形状変化を与える方法と比べて、木質細胞間のすべ
り(流動)現象による位置変化によって変形を与えるため、より大きな変形量を
与えることができる。

しかし、従来の接合方式の場合、木質系材料と非木質系材料との接合部において
木質系材料の強度が接合強度の律速になるため、木質系材料の材料強度以上の接
合強度がでないこと、接着やボルト締結などに手間やコストがかかることが問題
となっている。また、木質系材料の膨潤収縮による寸法変化や応力緩和ならびに
クリープなどにより、初期締結力や接着力が漸減し、部材接合強度が低下してし
まうことも問題となるなど、このような接合部材の製造方法として、従来法より
も手間やコストが抑制された製造方法の提供にある。木質系材料と、表面に凹部
および/または凸部を有する非木質系材料とが接合、一体化した接合部材であっ
て、木質系材料は、木質繊維細胞の細胞壁が破壊されることなく、木質繊維細胞
の相互の位置関係が変化した状態で非木質系材料の凹部の内部または凸部の周囲
に入り込んで、充填することで、木質系材料と非木質系材料とが強固に接合した
接合部材を提供する。


図1.
【関連特許1】
・特開2021-088059 接合部材および接合部材の製造方法 国立研究開発法人産
 業技術総合研究所
【特許請求の範囲】
【請求項1】 木質系材料と、表面に凹部および/または凸部を有する非木質系材
料とが接合、一体化した接合部材であって、 前記木質系材料は、木質繊維細胞の
相互の位置関係が変化した状態で前記非木質系材料の前記凹部の内部または前記
凸部の周囲に入り込んで、充填されていることを特徴とする接合部材。
【請求項2】 前記木質系材料は、樹脂が含浸していることを特徴とする請求項1
の接合部材。
【請求項3】 請求項1または2の接合部材を含むことを特徴とする建築用部材、
自動車用部材、家具、日用品および電化製品用部材。
【請求項4】 請求項1の接合部材の製造方法であって、以下の工程: 表面に凹
部および/または凸部を有する非木質系材料が設置された金型内に木質系材料を
投入する第1工程;および、前記金型を加熱することで前記木質系材料を加熱し
て軟化させるとともに、この木質系材料を加圧することで塑性流動させる第2工
程 を含み、 前記第2工程では、塑性流動によって、前記木質系材料が前記非木
質系材料の前記凹部の内部または前記凸部の周囲に入り込んで充填され、前記木
質系材料と前記非木質系材料とが接合、一体化することを特徴とする接合部材の
製造方法。
【関連特許:グリオキザール樹脂用途】
・特開2010-001688 木質床材及び該木質床材の製造方法 パナソニック電工株式会社
【関連情報】
・自動車内装用の高性能木質意匠パネル・部品の作製技術の開発 産総研 2018.02.05
・木質流動成形技術による県産木質資源の用途開発(第1報) 会津若松技術支援
 センタ 2021.06.24



ゲル化凍結法 従来材と比べて約38%削減
2017年2月13日、美濃窯業と産業技術総合研究所(産総研)は熱伝導率0.25W/m・
K以下で圧縮強度10MPa以上の特性を持つ、1450℃まで使用可能なRCF(リフラク
トリー セラミック ファイバー)を含まないファイバーレス断熱性材料を開発し
ている。800℃以上の高温で使用され工業炉の操業中に投入される熱エネルギー
のうち、製品加熱に用いられるエネルギーは約30%で、残りは使用されないまま
廃棄される。中でも1500℃以上で焼成されるセラミックスの工程は、使用する熱
量がわずか数パーセントで、残りの熱量は道具材や炉材への蓄熱や排熱ガスとし
て廃棄されているという。特に炉材への蓄熱や、炉壁からの放熱などの断熱材料
に起因する廃棄熱量は、全体の約45%を占めている。このような使用されずに廃
棄される未利用熱を削減するため、高温で使用可能な高強度、高断熱性材料の開
発が望まれていた。



電磁波ノイズを高効率で電力に
ソニーが生んだ「業界初」環境発電IC
➲2023.11.27 EETimes

1テレビや冷蔵庫といった家電や産業用ロボットなどから常時発生する電磁波ノ
イズを利用し、高効率で電力を生成する環境発電用モジュールを、ソニーセミコ
ンダクタソリューションズが開発。光や熱、振動など環境や生体の中に存在する
微小なエネルギーを収穫(ハーベスト)し、電力を生成する技術であるエナジー
ハーベスティング(環境発電)は、あらゆるものがインターネットにつながるIoT
社会の実現において重要となる、無線/自立給電によるセンサーネットワーク構
築を可能にするものとして期待されている。矢野経済研究所によれば、エナジー
ハーベスティングデバイスの出荷量は2021年の5億8520万個から、2030年には95
億4750万個にまで成長する見込み。



環境発電では光や熱、振動、電波を用いた方式の研究が進んでいるが、今回SSSが
開発したのは、家電やPC/モニター、照明、そして産業用ロボットなど、電気を
使用するあらゆる機器から常時発生する電磁波ノイズを利用する方式のモジュー
ルだ。 具体的には、家庭のAC100Vや工場のAC200Vといった交流からDC5Vや12Vな
どの直流に変換する際や、インバーター制御などで発生する、数ヘルツから100MH
z帯までの電磁波ノイズを利用し、数十マイクロワット~数十ミリワットの電力
を生成。これによって低消費電力の各種センサーや通信機器などへの給電を実現
する。



『厄介者』をエネルギーに、アンテナ開発のノウハウ生かす
同モジュールを開発したのは、SSSのアナログLSI事業部チューナー製品部。同部
署はその名の通り、テレビチューナーモジュールや復調LSI、スマートフォンな
どに取り付けるケーブルアンテナなどを中心に開発していて、いずれも市場で高
いシェアを有している。 環境発電技術とは一見全く関係のない分野の製品を手
掛けてきた部署が、なぜ今回のモジュールを開発することになったのか。同部署
の吉野功高氏によると、近年スマホへのテレビ搭載が減少し、ケーブルアンテナ
需要が減少したことなどを受け、新たなビジネスを探索していたことがきっかけ
だった。これまでの製品開発において「アンテナの感度を高めるとノイズを受け
やすくなり、ノイズ劣化が起こってしまう問題がある。このノイズをいかに抑え
性能を出すかという点に注力してきた。長年、「対策する対象」である電磁波ノ
イズに関する知見を蓄積してきていた。そうした中で、「ノイズをうまく活用し
てエネルギーに変えることができないか」と着想・2019年に同モジュールの開発
に着手した。
SSSが開発したモジュールはアンテナエレメントを2つ備えたダイポール構造アン
テナの技術の応用によって実現したものだ。また、一方のアンテナを、冷蔵庫や
ロボットなど、ノイズの発生源である機器の金属部に取り付けることでアンテナ
の一部として活用。さらにもう一方のアンテナをグラウンド(アース)につなぐ
ことで大きな電位差を生じさせ、数ヘルツから100MHz帯までの低い周波数帯で非
常に大きなエネルギーを取り込むことに成功する。



モジュールは、2つのアンテナのほか、電気への変換効率を高める整流回路(ダ
イオード)および、過充電防止回路というシンプルな構成となっていて、電池な
どの蓄電素子にそのまま出力可能となっている。構成する部品点数を抑えたこと
で安価かつ、サイズも7mm角、薄さは1.2mmという小型化を実現し設計の自由度を
高めた。SSSは「高効率な電力生成を実現する本方式によるハーベスティング技
術は、業界初」と説明。同技術に関し、2023年9月25日時点で14件の特許を出願。

既存の振動や熱、光による環境発電は、エネルギーを電力に変換する素子が必要
となる。電波も、放送波や無線LANに合わせたアンテナが必要だ。一方、開発品は
非常にシンプルで、片方を機器の金属部、片方をグラウンドにつなぐだけで電圧
が発生し、電力を収穫できる。専用の素子が不要でコスト的に大きくメリットが
ある。さらに、ノイズの中でも低い周波数帯をターゲットとしたことで、従来の
電波によるエナジーハーベスティング方式を大きく上回る、数十マイクロワット
~数十ミリワットという電力生成能力を実現したうえ、他のエナジーハーベステ
ィング方式と異なり使用環境(光の明るさや室内環境など)に影響されることも
なく、機器が通電されていれば待機時も含め常に安定した電力の収穫が可能とな
る。このため、幅広いユースケースに適応可能。
同モジュール開発の過程についてうまく整流できなかったり、また、当初はグ
ラウンドを付けず開発を進めていたため、収穫電力の量が少し足りなかったりと
、さまざまな課題があった。また、今回のような低い周波数帯を用いる研究は少
なく、実験結果を基に理論に落とし込むという作業も多かった。試行錯誤の結果
モジュールを完成させた。

12mWの電力生成や、センサーとしての応用も
同モジュールでは、テレビなどのスイッチングレギュレーターを多用する機器や
エアコンなどのインバーター回路を使った機器でより大きな電力を収穫でき、さ
らに、サーボ駆動するロボットなどではかなり収穫が大きい。同社が今回のモジ
ュールを用いた実験では、冷蔵庫に設置した場合、電圧11.37V、電流50μAの環
境で0.57mWの電力を、PCの場合では電圧10.5V、電流0.1mAの環境で1.1mWの電力
が得られた。さらに産業用ロボットでは30V、0.4mAの環境で12mWの電力を収穫可
能だった。この電力を利用し、低消費電力型のIoTセンサーや通信機器にエネル
ギーを供給し、工場のスマート化など、さまざまなIoTネットワーク構築に貢献
できる。今回のモジュールの出力電圧は最大2.7V、出力電流は最大5mAとなって
いる。収穫電力にもよるが、顧客の要望によって変更は可能だとのこと。
また、機器から発生する電磁波ノイズを常に収穫し続けることから、収穫電圧の
変化を検知することで、照明が正常に点灯しているかの検知や、モーターを内蔵
したロボットなどの機器の故障検知など、さまざまな状態検知にも応用可能。
このほか、例えば人間が機器を触った際にノイズが移ることを利用し、タッチセ
ンサーのように応用することもできる。
※そうなんだ「節電」×「付加価値」の相乗効果が期待できそうだ。
 ナノっている。
 

Guidelines for secure AI system development PDF

 風蕭々と碧い時

テンプターズ『エメラルドの伝説』
1968.06.15

 



●  今夜の寸評: 琵琶湖の水位低下。マイナス75センチで節水呼びかけ
      ➲水位がマイナス90センチになると取水制限の可能性



東京都の約2倍の大きさで、37年間にわたって南極の海底に接地していた世界最
大の氷山の一つである「A23a」が、2023年11月頃から移動していることが報告さ
れている。東京都の約2倍の大きさで、37年間にわたって南極の海底に接地して
いた世界最大の氷山の一つである「A23a」が、2023年11月頃から移動している。

 


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