彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと伝えら
れる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時代の軍団編成の
一種で、あらゆる武具を朱りにした部隊編のこと)の兜(かぶと)を合体させて
生まれたキャラクタ。
【スマートトレーニング記:「Galaxy Ring」登場】
さすが、三星電子だ。
さぁ!第二の「ロード・オブ・リング」の探検をスタート。
最新ネオコンバーテック群技術考 ③
2月22日、Microsoftは、生成AIのリスクを特定する自動化ツール(PyRIT(Python Risk
Identification Toolkit for Generative AI)のリリースを発表。生成AIには、誤った情報を
出力する「幻覚」という問題や不適切な結果を出力するといった問題があり、そ
の悪影響排除のを使いすり抜けつため、「いたちごっこ」状態になっている。そ
こで。Microsoftの生成AIであるCopilotも例外でない。同社はAI Red Teamを設
立し責任あるAI開発に取り組む。今回同社が公開したPyRITにより、人間の専門
家がリスクを特定するのにかかる時間が大幅に短 縮される。従来のテストでは
AIがマルウェアを出力してしまったり、学習データセットの機密情報をそのま
ま吐き出したりするのを防ぐために、人間のレッドチームが手動で敵対的なプロ
ンプト生成しなければならい。一方、PyRITを使<うとAIへの敵対的入力の種類指
定だけで、その基準を満たす数千のプロンプトの自動生成ができ る。例えば、
同社tがCopilotで行う演習では、危害カテゴリを選び数千の悪意あるプロンプト
を生成し、それに対するCopilot出力の評価処理時間が数週間から数時 間に短縮
され、敵対的プロンプト生成以外AIモデルの反応を見て、あるプロンプトに対し有
害な出力を行ったかどうかを自動的に判断したりAIの 応答を分析しプロンプト調
整できるため、テスト全体の効率化につながる 。 Microsoft PyRITが手動のAI
Red Team、その専門知識を強化し、面倒なタスク<の自動化でに代わるものでは
なく、セキュリティ専門家が潜在的なリスクをより 鋭く調査できるようにする
ものあることを強調する。しかも、敵対的なプロンプトはテキストや画像といっ
た<が出力する形式ごとに、 そしてとユーザーがやりとりを行う<ごとに生成す
る必要があり、こうした。作業は面倒で時間もかかるタスクであった。
● 有機電子デバイスの製造方法及び装置特許事例研究
1.特開2023-152759 有機半導体材料の製造方法、半導体デバイスの製造方
法、水溶液、pH測定方法、pH測定装置、及び、センサ素子
【概要】
導電性ポリマー材料及びその製造方法、高分子膜及びその製造方法、導電性高分
子膜、光電変換素子並びに電界効果トランジスタ(WO-A1-2020/085342)では、方
法によれば、優れた効率で、高分子半導体をドーピングできたが、系中に水が混
入したり、大気下(酸素存在下)で反応を行ったりすると、ドーパントの劣化が
起こる場合があり、改善の余地があった。そこで、水分、及び、酸素の存在下で
あっても、有機半導体化合物のキャリア密度を増減させ(典型的には、注入し)、
かつ、有機半導体化合物にイオンを導入し、有機半導体材料を製造できる、有機
半導体材料の製造方法を提供することを課題とすることで、以下の構成により上
記課題を解決することができることを見出した。
下図2のごとく、プロトン共役電子移動により、有機半導体化合物を酸化、又は、
還元し、キャリア密度を増減させる酸化還元剤と、塩と、を溶解した水溶液に、
上記有機半導体化合物を、接触させ、上記有機半導体化合物に、上記キャリア、
及び、上記塩に由来するイオンが導入された有機半導体材料を製造する、有機半
導体材料の製造方法。水分、及び、酸素の存在下であっても、有機半導体化合物
のキャリア密度を増減させ、かつ、有機半導体化合物にイオンを導入し、有機半
導体材料を製造できる、有機半導体材料の製造方法の提供。
図2 本方法のドーピングの推定メカニズムの説明図
【特許請求範囲】
【請求項1】
プロトン共役電子移動により、有機半導体化合物を酸化、又は、還元し、キャリ
ア密度を増減させる酸化還元剤と、塩と、を溶解した水溶液に、前記有機半導体
化合物を、接触させ、前記有機半導体化合物に、前記キャリア、及び、前記塩に
由来するイオンが導入された有機半導体材料を製造する、有機半導体材料の製造
方法。
【請求項2】
前記酸化還元剤は、2プロトン、及び、2電子移動により、前記有機半導体化合
物を酸化、又は、還元し、キャリア密度を増減させる化合物を含む、請求項1に
記載の有機半導体材料の製造方法。
【請求項3】
前記酸化還元剤は、1プロトン、及び、1電子移動により、前記有機半導体化合
物を酸化、又は、還元し、キャリア密度を増減させる化合物を含む、請求項1に
記載の有機半導体材料の製造方法。
【請求項4】
前記水溶液のpHを調整して、前記酸化還元剤のレドックスポテンシャルを、前
記有機半導体化合物と前記酸化還元剤との間で電子移動が起こるレベルに調整す
ることを含む、請求項1に記載の有機半導体材料の製造方法。
【請求項5】
電圧の印加により、前記水溶液中に含まれる前記酸化還元剤の酸化体と還元体の
比率を調整し、ドーピング強度を調整することを含む、請求項4に記載の有機半
導体材料の製造方法。
【請求項6】
前記酸化還元剤が、キノン骨格を有する化合物を含む、請求項2に記載の有機半
導体材料の製造方法。
【請求項7】
前記酸化還元剤が、以下のグループA及びBからなる群より選択される少なくと
も1種の化合物、及び/又は、その還元体を含む、請求項2に記載の有機半導体
材料の製造方法。 グループA: 以下の一般式Q1~Q4で表される化合物から
なる群より選択される少なくとも1種
【化1】
(一般式Q1~Q4中、RQ1~RQ6はそれぞれ独立に1価の置換基を表し、
m1は0~4の整数を表し、m2は0~2の整数をし、m3は0~4の整数を表
し、m4は0~4の整数を表し、m5は0~4の整数を表し、m6は0~4の
整数を表す)
グループB:
以下の一般式Q5で表される化合物
【化2】
(一般式Q5中、RQ7、及び、RQ8は、それぞれ独立に、水素原子、又は、
1価の置換基を表す)
【請求項8】
前記酸化還元剤が、以下のグループA及びBからなる群より選択される少なくと
も1種の化合物、及び、その還元体を含む、請求項1に記載の有機半導体材料の
製造方法。
グループA:
以下の一般式Q1~Q4で表される化合物からなる群より選択される少なくとも
1種
【化3】
(一般式Q1~Q4中、RQ1~RQ6はそれぞれ独立に、水素原子、又は、1
価の置換基を表し、m1は0~4の整数を表し、m2は0~2の整数をし、m3
は0~4の整数を表し、m4は0~4の整数を表し、m5は0~4の整数を表し
、m6は0~4の整数を表す) グループB:
以下の一般式Q5で表される化合物
【化4】
(一般式Q5中、RQ7、及び、RQ8は、それぞれ独立に、水素原子、又は、
1価の置換基を表す)
【請求項9】
前記酸化還元剤が、酸化体、又は、還元体にラジカル部分を含む化合物を含む、
請求項1に記載の有機半導体材料の製造方法。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載の有機半導体材料の製造方法を含む、半導体
デバイスの製造方法。
【請求項11】
プロトン共役電子移動により、有機半導体化合物を酸化、又は、還元し、キャリ
ア密度を増減させる酸化還元剤と、塩と、を溶解した水溶液であって、前記有機
半導体化合物に接触させて、前記有機半導体化合物の前記キャリア密度 減し、
か<つ、前記塩に由来するイオンが導入された有機半導体材料を製造するために
用いられる、水溶液。
【請求項12】
前記酸化還元剤は、2プロトン、及び、2電子移動により、前記有機半導体化合
物を酸化、又は、還元し、キャリア密度を増減させる化合物を含む、請求項1に
記載の水溶液。
【請求項13】
前記酸化還元剤が、キノン骨格を有する化合物を含む、請求項11に記載の水溶液
。【請求項14】
前記酸化還元剤が、酸化体、又は、還元体にラジカル部分を含む化合物を含む、
請求項11に記載の水溶液。
【請求項15】
プロトン共役電子移動により、有機半導体化合物を酸化、又は、還元し、キャリ
ア密度を増減させる酸化還元剤と、塩と、を溶解した水溶液、及び、有機半導体
化合物を含むセンサ素子に、検体を接触させ、前記検体のpHに応じて変化する
前記有機半導体化合物の電気伝導度を測定することと、前記電気伝導度とpHと
の関係を規定する予め定められた関数に基づき、前記検体のpHを求める、pH
測定方法。
【請求項16】
前記酸化還元剤が、2プロトン、及び、2電子移動により、前記有機半導体化合
物を酸化、又は、還元し、キャリア密度を増減させる化合物を含む請求項15に
記載のpH測定方法。
【請求項17】
前記酸化還元剤が、キノン骨格を有する化合物を含む、請求項16に記載のpH
測定方法。
【請求項18】
前記酸化還元剤が、1プロトン、及び、1電子移動により前記有機半導体化合物
を酸化、又は、還元し、キャリア密度を増減させる化合物を含む請求項15に記
載のpH測定方法。
【請求項19】
前記酸化還元剤が、酸化体、又は、還元体にラジカル部分を含む化合物を含む、
請求項15に記載のpH測定方法。
【請求項20】
前記検体が、液絡を介して前記水溶液と接触する、請求項15に記載のpH測定
方法。
【請求項21】
センサ素子と、制御装置と、を有し、 前記センサ素子は、基材と、前記基材上
に形成された有機半導体化合物と、前記有機半導体化合物と接するように形成さ
れた電解質と、を有し、前記電解質は、プロトン共役電子移動により、前記有機
半導体化合物を酸化、又は、還元し、キャリア密度を増減する酸化還元剤と、塩
と、を溶解した水溶液を含み、前記制御装置は、検体と前記電解質との接触によ
り変化する前記有機半導体化合物の電気伝導度を測定する測定部と、前記電気伝
導度とpHとの関係を規定する予め記憶された関数に基づき、前記測定部の測定
<値から、前記検体のpHを計算する計算部と、を有する、pH測定装置。
【請求項22】
基材と、前記基材上に形成された有機半導体化合物と、前記有機半導体化合物と
接するように形成された電解質と、を有し、前記電解質は、プロトン共役電子移
動により、前記有機半導体化合物を酸化、又は、還元し、キャリア密度を増減す
る酸化還元剤と、塩と、を溶解した水溶含み、検体と前記電解質との接触により
変化する前記有機半導体化合物の電気伝導度を測定し、前記電気伝導度とpHと
の関係を規定する関数に基づき、前記検体のpHを計算するのに用いられる、セ
ンサ素子。
【請求項23】
更に、前記電解質と前記検体とを隔てる液絡部を有する、請求項22に記載のセ
ンサ素子。