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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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未来を信じ今日を生きる

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと伝えら
れる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時代の軍団編成の
一種で、あらゆる武具を朱りにした部隊編のこと)の兜(かぶと)を合体させて
生まれた。

📚 あなたが右翼である五つの兆候
世界最大の民主主義国家と呼ばれるインドで、国名を外来語の「インド」ではな
くヒンディー語の「バーラト」とするナショナリズム的な動きが高まったり、ヨ
ーロッパの選挙で右派政党が次々と躍進したりと、右翼的な思想が世界的に勢力
を増している。一部のメディアやSNSでは、こうした「右傾化」を嘆く声が挙が
っているが、「『右翼』という言葉を単なる侮辱語として使うのではなく、その
本当の意味を理解することが重要」だとして、専門家が科学的な観点から右翼的
な人の特徴や右翼思想に傾く要因を解説している。(via GIGAZIN 2024.03.02)

● 科学的に見た右翼
こうした多様な意味を持つため、右翼とは何かを定義することは困難ですが、約5000人のアメリカ人を対象とした2022年の研究により、自分を右派あるいは保守
派と認識している人ほど、次の5つの観念に同調する傾向が強いことがわかった。

1..ヒエラルキーへの信念
政治的に右翼であることの最も強い兆候は、世界は階層的なのが普通だと考えて
いることです。これは、人間から動物、物に至るまであらゆる存在はその重要性、
質、価値に基づいてランク付けできると見なしていることを意味する。ここで
注意する必要があるのは、右翼の人が世界は階層的であるべきだと願っていると
いうわけではなく、単にそういうものだと認識しているというす。
2.宇宙には目的があるという感覚
右翼の人々が「宇宙には単なる分子の機械的な運動を超えた何かがある」と考え
る傾向を持っていることがわかった。言い換えると、右翼は宇宙をある意味で生
きていると信じており、出来事の背景には何らかの深い理由や意味があると感じ
ることが多かったと。
3.現状の許容
 右翼の人は、世界を常に改善しようと努力するより、物事をありのままに受け入
傾向を強く持っているが、右翼は世界を修正したり変えたりする必要があるもの
だとは見なしていない。
4.新しい経験への抵抗
 右翼だということは、新しいことへの挑戦に対するある種の消極性と関連する。
これは、何事も1回は試してみよう、そうする価値はあるはずだという考えに対
して反対するという意味である。
5.公正な世界への信念
右翼の人々は、一生懸命に働き、人に親切にすれば必ず報われると考える傾向が
ある。

● 何が人を右翼にするのか
老齢になると考えが硬直的になって右傾化するという俗説があり、マッカーシー・
ジョーンズ氏によると、実際には多くの人の政治的見解は生涯を通じて変わらな
い場合が多い。
齢よりも思想に与える影響が強いとされているのが、遺伝子。双子の研究により
政治的な信条の差異の約40%は遺伝することが示されているほか、一部の研究者
は遺伝子が経験に対する寛容さなどの人格的側面に影響を与え、それが政治的見
解を形作っているのだと提唱する。また、遺伝子が環境の変化による脅威への敏
感さに関与しており、これが右翼的信念の形成を助長している可能性もあるとさる。
遺伝子以外の要因としては、教育、脳の構造、社会情勢が知られている。例えば、
右翼の若者は権威主義的な親の元で幼少期を過ごしていた可能性が高いという調
査結果がある。また、右翼の若者は恐怖や不確実性への反応に関連する脳の部位
である扁桃体が大きいという調査結果や、失業率、インフレ率、殺人事件の発生
率などが直面している脅威が多い地域ほど右翼思想が一般的になるという論文も
ある。
※サイモン・マッカーシー=ジョーンズ(ダブリン大学トリニティ・カレッジ准
教授)は、アイルランドのダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神
経心理学の准教授。さまざまな心理現象について研究を進めている。幻覚症状研
究の世界的権威。『ニュー・サイエンティスト』『ニューズウィーク』『ハフポ
スト』など多数メディアに寄稿。
※ 右翼と左翼の違い
こうした調査結果が出ると、右翼的な考えを持つのは怖がりだからだとか、チャ
レンジ精神が欠けているからだと思う人もいるかもしれない。実際に、右翼には
しばしば「精神に問題を抱えている」とか「差別主義者である」といったレッテ
ルが貼られる。しかし、実際には右翼だからといって心理学的に不健全というこ
とはなく、幸福度や人生の満足度、自尊心の低さが右翼思想と関連しているわけ
でもない。
また、左翼の人は危害を防ぐことや平等さに重きを置いているのに対し、右翼の
人は権威や純粋さ、忠誠心などの尊重を重視していることから、マッカーシー・
ジョーンズ氏は「不道徳だと決めつけるべきではない。右翼は左翼と道徳的基盤
が異なるだけなのです」と言う。
 一方、俗説として切り捨てられないのが「右翼の人は悪いというより、愚かなの
だ」という見解です。事実として、思考能力が低い人ほど右翼的な信条を支持す
る傾向があるという研究結果があるほか、保守的な政治信条と、状況の変化に適
応する能力の低さとの間に関連性があるとする研究も報告されている。その反面、
経済政策に対する姿勢が右翼的な人は思考能力が高いとする研究や、権威主義的
な左翼は思考能力が低いと主張する文献もあるほか、右翼の人は認知的な能力が
低いのではなく、認知課題で優れたパフォーマンスを示す意欲が低いだけだかも
しれないという説もある。権威主義的な左翼は思考能力が低いと主張する文献も
あるほか、右翼の人は認知的な能力が低いのではなく、認知課題で優れたパフォ
ーマンスを示す意欲が低いだけだかもしれないという説もある。

※「右」と「左」の基本思想(朝日新聞社刊『朝日現代用語知恵蔵』2006年版
より、出筆者:山口二郎氏による記述)。

「左」「左翼」は、人間は本来「自由」「平等」で「人権」があるという理性、
知性で考えついた理念を、まだ知らない人にも広め(「啓蒙」)、世に実現しよ
うと志します。これらの理念は、「国際的」で「普遍的」であって、その実現が
人類の「進歩」であると考えられ、現実に支配や抑圧、上下の身分、差別といった、「自由」と「平等」に反する制度があったら、それを批判し改革するのが左、左翼」と自任する人の使命となり。ゆえに多くの場合、「改革派」「革命派」。また、そうした改革、革命は、支配や抑圧、身分の上下、差別によってわりを食
っていた下層の人々の利益となるはずです。ゆえに「下層階級」と結びつく。以
上の前提には、「政治や経済の仕組みは人間の手で作りかえることができる」と
いう前提があるとする。「右翼」は、「伝統」や「人間の感情、情緒」を重視します。「知性」や「理性」がさかしらにも生み出した「自由」「平等」「人権」では人は割り切れないと考えます(「反合理主義」「反知性主義」「反啓蒙主義」)。ゆえに、たとえそれらに何ら合理性が認められないとしても、「長い間定着してきた世の中の仕組み(「秩序」)である以上は、多少の弊害があっても簡単に変えられないし、変えるべきでもない」と結論します。こうした「伝統」的な世の中の仕組みには、近代以前に起源を有する王制、天皇制、身分制などが含まれ、それらは大方、「階層的秩序」「絶対的権威」を含んでいます。「右、右翼」と称する人は、それら威厳に満ちた歴史あるものを貴く思って憧れ
る「伝統的感情」を重んじ(「歴史主義」「ロマン主義」)、そんなものは人権
無視で抑圧的で差別の温床だなどとさかしら(「知性的」「合理的」「啓蒙的」)に批判する左翼らが企てる「革命」「改革」から、それらを「保守」しようと志
す。ここで「保守」すべき「歴史」「伝統」は、各国、各民族それぞれで独自の
ものとならざるを得ないので、「右」「右翼」はどうしても「国粋主義」「民族
主義」となって、「国際主義」「普遍主義」と拮抗する。
※個人的にはその特徴を記述すれば「左翼=革新」「右翼=保守」となり「保守
は良いものを残す」「革新は悪いもの取り除く」と考えると「保守は悪いものも
残す」となり、「左翼は良いものも切除する」となると簡単に記述できるものと
考える)。



● 「コバルトフリー」を実現する新たなニッケル系層状材料3月1日,横浜国立大学と総合科学研究機構、物質・材料研究機構(NIMS)、住友
金属鉱山らの研究グループは、リチウムイオン電池の正極材料に向けて、新しいニッケル系層状材料を開発。高いエネルギー密度とコバルトフリーを実現できる
という。
【要点】
・高エネルギー密度で長寿命・実用的なコバルトフリーの電池材料の発見 
・簡便な合成法を利用して構造欠陥の制御に世界で初めて成功 
・構造欠陥を利用することでコバルトフリーでありながら劣化を抑制
【概要】
世界的に脱炭素社会実現への動きが加速しており、電気自動車などに用いられて
いるリ チウムイオン蓄電池の市場が急拡大している。同電池のさらなる高エネ
ルギー密度化と低 コスト化を目指して、世界中で活発な研究開発競争が行。近
年、電気自動車の販 売台数が世界中で増えているが、電気自動車用途にはを含
むニッケル系層状酸化 物が正極材料として広く用いられている。コバルトは資
源が偏在しており、主に政情不安定 な国で産出されるためその削減が急務であ
り、世界中で活発な材料開発競争が行われてい た。電気自動車のさらなる普及
において、コバルトフリー構成の正極材料開発は急務であり、 コバルトフリー
と高性能を両立する材料の開発が求められていた。 本研究成果は従来のニッケ
ル系層状材料で10–20%程度含まれているコバルトの役割につ いて詳細に検討し、
コバルト非含有材料では充電状態にニッケルイオンが移動することが 劣化の要
因であることを明らかにしている。さらに、構造欠陥 (層状材料においてイオン
入れ替わったアンチサイト欠陥) を含有するモデル材料を合成し、構造欠陥を有
する材料で は充電状態におけるニッケルイオンの移動を抑制可能であることを
明らかにした。この知見に基づき、実用的な合成法を用い構造欠陥を意図的に導
入することを目的として、2– 3%の極少量のニッケルイオンを過剰な組成とした
材料 (Li0.975Ni1.025O2) を合成した。この材料について詳細に結晶構造を解析
した結果、実際に構造欠陥を有しており、さらに、充電中 のニッケルイオンの
移動を抑制できることを明らかにしている。また、コバルト含有試料以上の高い
エネルギー密度とサイクル特性を実現しているだけでなく、優れた急速充電特性
と出力特性も有している。本研究成果は次世代の電気自動車用の電池料としての
応用が 期待できるものである。
【今後の展開】
今回発見された材料はコバルトフリー材料として高性能な電気自動車用の材料と
し用的に利用可能な性能を有することを明らかにしている。今後、実際に高性能
な電気自動車 用電池材料としての利用が進むことが期待される。しかし、ニッケ
ルは比較的高価な元であり、低価格な電気自動車用用途には適。今後、コバルト
だけではなく、ニッケ ルフリー構成を実現する電池材料も必要であり、また、
そのような材料は今回発見された材 料と同様に実用的な合成法で大量生産可能
であることが求められる。現在、今回の知見をも とにコバルト・ニッケルフリ
ー構成を実現する実用的な材料開発も進めており、次世代の低 価格と高性能を
両立するリチウムイオン電池の実現に繋がることが期待できる。本研究は横浜国
立大学、総合科学研究機構、NIMS、住友金属鉱山株式会社の産学連携共 同研究
成果であり、科研費新学術領域「蓄電固体界面科学」および再生可能エネルギー
最大 導入に向けた電気化学材料研究拠点 (DX-GEM) による助成を受けて実施し
たものである。
【関係技術情報】論文 DOI: 10.1016/j.ensm.2024.103200

● 3Dプリンターを用いて2層構造のチタン製水電解電極
高電流密度対応で効率的な水素製造に利用可能な新素材

三菱マテリアル株式会社と横浜国立大学光島重徳(工学研究院教授、先端科学高
等研究院先進化学エネルギー研究センター長)らのグループは共同研究開発にお
いて、高電流密度条件下においても高効率で作動可能なチタン製の水電解電極を
新たに開発。
【概要】
新開発のチタン製水電解用電極の特徴 ・水電解電極としては一般的な材料であ
るチタン材料を対象に、当社の粉末焼結技術を 3D プリンタ技術に応用し、水を
分解する電極部分と、水電解後の酸素を排出する拡散部分 が一体となった2層構
造を実現。 
・触媒層と広い面積で接触し、触媒利用率を高める層と、水電解反応により生成
 した酸素を 効率的に排出する層とを一体化させた2層構造とすることで、電
 極内部で生成される 酸素ガスの滞留を抑制することが可能。 
・電解後の酸素気泡の排出経路を独自に設け、4 A/cm2以上の高電流密度でも拡
 散過電圧 の上昇を抑えることが可能。水を反応部まで供給するための流路機
 構も兼ねており、本電 極のみで高電流密度で電解が可能。 
・電解セルに合わせた、最適な電極構造を製造可能







It's being here now that's important. There's no past and there's no future. Time is a very misleading thing. All there is ever, is the now. We can gain experience from the past, but we can't relive it; and we can hope for the future, but we don't know if there is one.
● 今日の寸評:目標への道筋は平坦ばかりではありません。
それでも、ゴールを見失うことなく
                あゆみ続けることが大切です。
                                Whether things are going well  not、try your
                               best right now and have trust in the future,                                                                          今月浄土宗の月訓より


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