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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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沸騰大変動時代(五十)

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)
と兜(かぶと)を合体させて生まれたキラクタ「ひこにゃん」。


❏ AI半導体24年市場規模 前年比33%増 11兆円超
5月29日、米Gartner(ガートナー)は、AI(人工知能)向け半導体の
売り上げが、2024年に前年比33%増となる合計約710億米ドル(1米ド
ル=157円換算で約11兆1000億円)に達する見込みと発表。
同社はAI半導体をAIの学習・推論などに必要な「GPU、AIに最適化された半導体デバイス、またはFPGA」と定義。AI処理に特化したNPU(Neural Processing Unit)を搭載する「AI P
C」については、「2024年にパソコン総出荷台数の22%を占めるように
なる」(同社)とする。さらに、「2026年末には購入される企業向け
PCの100%がAI PCになる」(同社)と予測する。 大規模言語モデル(LLM)の処理では、現状GPUが使われることが多い。
ただ、Gartnerは今後GPUを代替するAI処理専用チップ(AIアクセラレ
ーター)の需要が高まると予測する。AI処理専用チップはGPUと比べ、
特定の計算に特化したり、電力効率を良くできたりすることが主な特
徴。 「AI処理専用チップの売り上げは2024年に210億米ドル(約3兆3000億
円)になり、2028年には330億米ドル(約5兆2000億円)に増えるだろ
う」とGarnerのVP AnalystであるAlan Priestley氏は予測する。さら
に、今後も米Google(グーグル)や米Meta Platforms(メタ)のよう
のような大手クラウドベンダーが独自のAI処理専用チップを開発する
「トレンドが続く」(Priestley氏)と言う。


❏ トヨタ 水素エンジン車 改良で航続距離1.5倍カーボンニュートラルの実現に向けてトヨタ自動車が開発中の水素エ
ンジン車が26日まで静岡県で行われた耐久レースに出場した。水素タ
ンクの改良により航続距離が1.5倍に伸びたということで、さらに性
能を高めて市販化を目指す方針。


水素エンジン車の概略
ジェイテクトは水素供給部分の技術を開発している。出所:ジェイテクト)

水素エンジン車は、ガソリンの代わりに水素をエンジンで燃やし、水
素の爆発によるエネルギーを利用して駆動する。水素エンジン車にお
ける高圧水素減圧弁は、高圧水素をエンジンで必要な圧力に減圧して
調整するものである。ジェイテクトは既に、燃料電池車(FCV)向けの高圧水素減圧弁や高圧
水素供給バルブを量産している。直近だと2020年にトヨタ自動車のFCV
「MIRAI」に、同社の第2世代FCV用高圧水素製品が採用となった。
2023年からは、商用車向けに高流量対応の第3世代品を開発している。
同社はFCV用高圧水素製品の量産を通じて培った、小型・軽量化や信
頼性を水素エンジン向けにも生かしていく。


水素エンジン向け高圧水素減圧弁
FCV用の技術を生かす。(写真:ジェイテクト)


【水素エンジン自動車と窒素酸化物分解触媒技術】水素エンジンシステムのリスクとし、①水素漏洩による爆発火災事故、
②空気混合による窒素酸化物輩出による温暖化。大気汚染リスクであ
る・後者は触媒による窒素還元及び吸着除去があり、メタネーション
同様最終段階ある。そこでここに焦点を合わす。
【特許事例研究】
1.特開2024-74655 排ガス浄化装置、排ガス浄化方法、排ガス浄化
  プログラム 豊田中央研究所他
【概要】
図3のごとく、純粋なNOx濃度の限界として設定したしきい値と比
較すると、NOx濃度センサ28の出力値は、適正な再生処理終了時
期の許容範囲よりも早期に当該しきい値に到達し、不完全な再生処理
状態で、再生処理が終了することになる。そこで、SCR触媒18の
再生処理が開始された時点において、NOx濃度センサ28で検出し
た濃度の出力値を、アンモニアの濃度ΔNH3として記憶し、以降、
NOx濃度センサ28で検出した濃度の出力値からΔNH3を減算し
た結果を、しきい値と比較するようにし。ニアンニアを窒素と水に分
解して吸着触媒を再生処理させるために必要な、酸素及び窒素酸化物
を、NOx濃度センサの監視の下で、各々適正量供給することができ、
アンモニアと窒素酸化物の放出を防止する。


図3
【符号の説明】 10 エンジンシステム 12 内燃機関  14 排ガ
ス浄化装置  16 三元触媒(酸化還元触媒)  18 SCR触媒(吸
着触媒) 20 制御部 22 排ガス管 24 空気過剰率センサ(
λセンサ)  26 温度検出部     28    NOx濃度センサ【効果】

【請求範囲】
【請求項1】
アンモニアを含む燃料を、所定の空気過剰率の燃料空気比となるよう
に空気と混合して燃焼させたときの排ガスを浄化するための排ガス浄
化装置であって、燃焼後の前記排ガスが流通する排ガス路に設けられ、
酸化還元機能を備えた酸化還元触媒、及びアンモニア吸着機能を備え
た吸着触媒で構成された触媒装置と、前記吸着触媒から排出される、
少なくとも窒素酸化物の濃度を検出可能なNOx濃度センサと、前記
吸着触媒が活性状態と判断された場合に、前記所定の空気過剰率より
も希薄として、前記吸着触媒へ窒素酸化物及び酸素を供給し、前記吸
着触媒に吸着されたアンモニアを酸化する再生処理を開始すると共に、
前記NOx濃度センサで検出した出力値から、当該NOx濃度センサ
に反応する前記アンモニアの濃度分を排除した補正値が、予め定めた
しきい値に到達した時点で再生処理を終了する制御部と、を有する排
ガス浄化装置。
【請求項2】
前記制御部が、前記吸着触媒の活性状態であると判断した時点に、前
記NOx濃度センサで検出した初期出力値を前記アンモニアの濃度分
とみなし、前記NOx濃度センサで検出した出力値から前記初期出力
値を減算した値を、前記補正値とする、請求項1記載の排ガス浄化装
置。
【請求項3】
前記制御部が、前記NOx濃度センサで検出した出力値の変化率を演
算し、演算した変換率を、前記補正値とする、請求項1記載の排ガス
浄化装置。
【請求項4】
前記窒素酸化物の変化率を用いて、再生処理終了の判定の実行する場
合に、再生処理開始からの所定期間を、判定しないマスキング期間と
する、請求項3記載の排ガス浄化装置。
【請求項5】
前記排ガス路における排ガスが流れる方向に対して、前記触媒装置の
上流側に設けられ、前記排ガス路内を流れる前記排ガスの空気過剰率
を検出する空気過剰率センサをさらに有し、前記制御部による前記再
生処理のための前記窒素酸化物及び前記酸素の供給が、所定の空気過
剰状態よりも希薄の燃焼運転であり、前記制御部が、前記空気過剰率
センサで検出した前記空気過剰率に基づいて、前記燃料空気比をフィ
ードバック制御する、請求項1記載の排ガス浄化装置。
【請求項6】
前記制御部が、前記吸着触媒の温度を測定又は推定し、測定又は推定
した前記吸着触媒の温度に基づいて、当該吸着触媒の前記活性状態を
判断する、請求項1記載の排ガス浄化装置。
【請求項7】
アンモニアを含む燃料を、所定の空気過剰率の燃料空気比となるよう
に空気と混合して燃焼させ、燃焼後の排ガスを排ガス路に案内して、
酸化還元機能を備えた酸化還元触媒、及びアンモニア吸着機能を備え
た吸着触媒を通過させることによって、排ガスを浄化する制御部を備
えた排ガス浄化方法であって、前記制御部が、前記吸着触媒が活性状
態と判断した場合に、前記所定の空気過剰率よりも希薄として、前記
吸着触媒へ窒素酸化物及び酸素を供給することで、前記吸着触媒に吸
着されたアンモニアを酸化する再生処理を開始し、前記吸着触媒から
排出される、少なくとも窒素酸化物の濃度を検出可能なNOx濃度セ
ンサで検出した出力値から、当該NOx濃度センサに反応する前記ア
ンモニアの濃度分を排除した補正値が、予め定めたしきい値に到達し
た時点で再生処理を終了する、排ガス浄化方法。
【請求項8】
コンピュータを、 請求項1~請求項6の何れか1項記載の排ガス浄
化装置の前記制御部として動作させる、排ガス浄化プログラム。   
                          この項了                                                                                              

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