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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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エネルギ-と環境 ㉑

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時
代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜
(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。ひこにゃんのお誕生日
は、2006年4月13日。


まちなか「プロシードアリーナ




福満公園 遺跡がテーマ⁉子供と過ごや駅近公園/防災シェルタ付

この猛暑下で立て続き、「老友会」に除草作業のボランティア作業が入
る(8:30~930)だが2・3日後まで疲れと隠れ日射病状態が続いた。
手直し用杭や土砂流れ防止竹の購入準備に掛かる。長火照りによる、注
意散漫・脱力感に苛まされる。





【季語と短歌:9月20日】

         仲秋や吾が庵にて月見酒       
                    高山 宇 (赤鬼)

【今日の短歌研究】
  <
読書日誌:村上春樹著『街とその不確かな壁』
P1-C16 p118

  どんよりと曇った午後、私と君は旧橋のたもとで待ち合わせ、南の溜
まりに向かう。君は手袋をはめ、粗末な布で作った袋を肩に掛けている。
袋の中には水筒とパンと小さな毛布が入っている。これから休日のピク
ニックに出かけるみたいだ。かつて壁の外の世界で君と-あるいは瓜二
つの君の「分身」とデートしたときのことを思い出さないわけにはいか
ない。そこでは私は十七歳で、きみは十六歳だった。きみはノースリー
ブの緑色のワンピースを着ていた。夏によく似合う淡い緑色-まるで涼
しい木陰のような。でもそれは別の世界、別の時間での出来事だ。季節も違っている。
 道は次第に登りになり、岩場が険しくなり、蛇行する川を眼下に見る
ようになる。密に繁った樹木で視界が遮られ、川の流れが見えなくなる
ことが多くなる。空には鉛色の雲が低く垂れ込め、今にも雨か雪が降り
出しそうだったが、その心配はないと君は前もって断言していた。だか
ら傘も雨具も用意してこなかった。この街の人々はなぜか、天候の予測
に関しては誰もがそれぞれに強い確信を持っている。そして私の知る限
り、彼らの予測が外れたことはない。
 凍りついた三日前の雪が、靴底に踏まれてぱりぱりと音を立てる。途
中で何頭かの獣たちとすれ違う。彼らは痩せた首を力なく左右に振り、
半ば開けた目から白い息を吐きながら、足取りも重く小径を歩いている。そ
して夢見るような虚ろな目で、今は乏しくなった本の葉を探し求めてい
る。彼らの黄金色の毛は冬が深まるにつれて、雪に同化するかのように、
脱色された白へと変化していった。
 急な坂道を登り切って南の丘を越えると、獣たちの姿はもう見えなく
なる。獣たちはその先の領域には足を踏み入れないことになっている--
--君がそう教えてくれる。壁の中の獣たちは、いくつもの絹かいルール
に洽って行動していた。彼らのルールだ。いつどのようにそんなルール
が確立されたのか、誰にもわからない。またルールの多くは存在理由や
意味を解しかねるものだった。
 しばらく坂道を下ったところで、それとわかる小径は終わり、その先
は草の茂った曖昧な踏み分け道になる。川はもう視界から姿を消して、
水音も聞こえない。我々は足元に気をつけながら、人気のない枯れた野
原を越え、何軒かの廃屋の前を通り過ぎる。そこにはかつては小さな集
落が存在したようだが、今では痕跡が辛うじて認められるだけだ。君が
先に立って歩き、私はあとに従う。私が息を切らすような上り坂でも、
君はこともなげに確かな足取りで歩いて行く。君は健康な二本の脚と、
ひとつの若い心臓を持っている。遅れないようにあとをついていくのが
やっとだ。そうするうちにやがて、耳慣れない奇妙な音が耳に届くよう
になる。その音は時に低く大くなり、時に急速に高まり、そしてはっと
急に止む。p120             
                                     この項つづく




【完全循環水電解水素製造技術概論 ⑦】
 

エネルギーをみんなにそしてクリーンに
世界で電力を使えない人は6億7500万人です。環境リスク本位制時代、
完全循環利用が設計理念となる。
----------------------------------------------------------------------------------------
再生可能エネルギーシステム・燃料電池・蓄電池・脱二酸化炭素及びメ
タネ-ションシステム・電気自動車・水素燃料製造システム・水(海水
電解システム)など開発・生産段階から織り込んだ設計(経済の社会へ
の埋め込み政策)をシリ-ズで考察していく。今回は、「水素製造・水
素貯蔵」の最新技術をリサーチで5日目。
----------------------------------------------------------------1.特開2024-85399 二酸化炭素を利用した炭化水素製造システム、炭
 化水素の製造方法、二酸化炭素製造装置、及び、二酸化炭素の製造方
 法 環境工学株式会社
【要約】下図12のごとく、二酸化炭素の削減に寄与可能な炭化水素製
造システムを提供する。二酸化炭素回収装置1009及び炭化水素合成
装置1010を含み、二酸化炭素回収装置1009で回収された二酸化
炭素を炭化水素合成装置1010に供給可能であり、炭化水素合成装置
1010は、合成反応槽(光触媒装置)1014を含み、合成反応槽
1014において、水中で活性酸素の存在下、二酸化炭素を還元するこ
とにより炭化水素が合成される炭化水素製造システム。


図11 二酸化炭素回収装置の具体的な他の一例を示す縦断面図
【符号の説明】1Aから1K 二酸化炭素回収装置 2 電気分解槽
3 反応槽 4 回収槽 10 筺体 11~14、19、22 送ガス手
段 15~18、29、35、41 送液手段 20 陽極電解室 21
陰極電解室 24 陽極 25 陰極 26a,26b 紫外線照射手段
30 燃料電池発電装置 31 太陽光発電装置 100 隔壁 122,
151,161,171,181 ポンプ 1000 システム
1009 二酸化炭素回収装置 1010 炭化水素合成装置 1011
水槽 1012 ナノバブル発生装置 1013 UVランプ 1014
光触媒装置 1016 循環ポンプ 1017  反応管  
【発明の効果】  本開示によれば、二酸化炭素の削減に寄与可能である。
例えば、本開示の合成装置で合成された炭化水素を燃焼させ、発生した
二酸化炭素を空気中に放出した場合、当該二酸化炭素を回収し、再度、
炭化水素の合成原料として使用することが可能となり、二酸化炭素を増
加させない。また、例えば、本開示の合成装置で合成した炭化水素を燃
料電池発電に用い、その電力を利用して二酸化炭素を回収することも可
能であり、この場合は、二酸化炭素の削減になる。

2.特開2024-110285 二酸化炭素回収装置 東邦瓦斯株式会社他
【要約】下図1の如く、二酸化炭素回収装置1は、被分離ガスとの気液
接触により、被分離ガスに含む二酸化炭素を吸収液に吸収させる吸収塔
10と、吸収液に吸収した該二酸化炭素を放散させる再生塔20と、を
備え、放散した該二酸化炭素を回収する。二酸化炭素回収装置1では、
吸収塔10と再生塔20とを繋ぐ第1管路L81に、二酸化炭素を吸収
した状態にある吸収処理後の吸収液(リッチ液)から、混在する水分を
取り除く脱水手段30を備え、吸収液(リッチ液)は、脱水手段30に
より、水分を除去した状態で、第1管路L81を通じて再生塔に供給さ
れる。

図1.二酸化炭素回収装置の要部を示す配管系統図
【符号の説明】1、1A、1B、1C、1D  二酸化炭素回収装置 10 
吸収塔 20 再生塔 30 脱水手段 31、31A、31B 脱水ユ
ニット(第2の脱水ユニット) 31S 内部空間(第2の内部空間)
32 吸水材(分離材) 37 排気管 38 開閉弁 39 熱源(第2
の熱源) 41 第1切替弁(第1の流通制御弁) 42 第2切替弁
(第2の流通制御弁) 50 二酸化炭素回収ライン(二酸化炭素回収
段) 51 第1回収槽(回収槽) 60 回収槽 61 第2回収槽(
回収槽) 64 熱交換器(第1の熱源)131 脱水ユニット(第1の
脱水ユニット)131S 内部空間(第1の内部空間)135 ドレン
231 脱水ユニット(第2の脱水ユニット)231S 内部空間(第2
の内部空間)232 分離膜材(分離材)331 脱水ユニット(第3の
脱水ユニット)331S 内部空間(第3の内部空間)333 流入口(
第3の内部空間への流入側) 334 流出口(第3の内部空間からの
流出側) 335 第1開閉弁(第3の流通制御弁) L2 冷媒回路
L81 第1管路 L82 第2管路 L83 第3管路
【発明の効果】  従って、本発明に係る二酸化炭素回収装置によれば、
再生塔内において、投与するエネルギー負荷を抑制すると共に、水蒸気
等の水分の混在を抑えて、被分離ガスから二酸化炭素を、より高い純度
で回収することができる、という優れた効果を奏する。
3.特開2024-111616 水素製造装置 株式会社日立製作所【要約】下図2のごとく、本発明に係る水素製造装置は、複数の水電解
スタックが直列又は並列に接続された水電解スタック群と、水電解スタ
ック群を迂回する、バイパスダイオードと該バイパスダイオードの下流
側に直列接続された第2抵抗を含むバイパス回路と、水電解スタックに
並列接続された第1ダイオードと、第1ダイオードの下流側に第1ダイ
オードと直列接続された第1抵抗と、水電解スタックの下流側に水電解
スタックと直列接続された第1電流検知機構と、を備えることを特徴と
することで、簡単な構成で個々の水電解スタックの故障、劣化を診断す
ることと、安全、簡便に遮断できる水素製造装置を提供する。
図2.実施例に係る水素製造装置の基本構成図
【符号の説明】 1、2、3、4:水電解スタック  10、11、12、
13:ダイオード  20、21、22、23、24:電流検知器(電流
検知機構) 30、31、32、33、34:抵抗 41、42:回路
遮断機構 100、101、102、103、104:水素製造装置
【発明の効果】 簡単な構成で個々の水電解スタックの故障、劣化を把
握し、故障の程度によっては、故障した水電解スタックを安全、かつ簡
便に遮断できる。発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付
図面から明らかになるものである。また、以上に説明した内容以外の発
明の課題、構成、及び効果は、以下の発明を実施するための形態の説明
により明らかにされる。
懐かしの音楽『時間よ止まれ』

「時間よ止まれ」は、矢沢永吉の楽曲で5枚目のシングル。1978年3月21
日発売。1978年1月、レコーディング。キーボード・坂本龍一、ドラム
・高橋幸宏らで、YMOはこの翌月結成されている。1978年に資生堂のC
Mソングに採用され、男性ロックミュージシャンと化粧品メーカーの異
色のタイアップは、お茶の間の話題を呼び、大ヒット]。64万枚を売り上
げ]、1978年度年間シングル売り上げ9位を記録。シングルの累計売上は
ミリオンセラーを記録]。テレビ番組「ザ・ベストテン」で初のランクイ
ンを果たしたが出演を拒否している。

● 今日の寸評:変革と兼愛
パワハラ疑惑による県政の停滞を招いたとして、議会から不信任案が可
決斎藤兵庫県知事問題を22日(日)をネットサ-フ(巻頭の自治連合会
のボランティアで今日となる)。わたしの結論は、「知事の行政技量不
足が招いた誘因した有能な公務員を自殺をに追いやった。そして「政治
権力生成過程」と「兼愛/博愛精神の醸成」に課題ありと結論する。

斎藤知事は、8月30日、9月6日に県議会ので一連の疑惑に関 
する証言を行い、パワハラの疑いがある県職員への言動をあくまで「業
務上の指導」などと主張。最後まで自身の行為がパワハラに該当するか
は認めず、職員との間での認識の違いが際立った。内部告発した職員に
対懲戒処分などの県の対応も、「法的に適切だった」とする立場を貫く。

❏ ロジックへの異様なこだわり「『この件はこういう方針でいく』と一度決めると、それ以外言えなく
なる。過去との整合性を大事にし、いったん決めた方針からスタンスを
変えないのは、まさに官僚的だ。それは『絶対に知事を辞めたくない』
というところから来ている」(総務省関係者)幹部級職員が内部告発、七つの疑惑疑惑が表面化したのは、前県西播磨県民局長の男性職員が2024年 3月中
旬に報道機関などに送付した告発文書で、次の7項目の疑惑が指摘され
ていた。〈1〉片山安孝副知事(当時)が「ひょうご震災記念21世紀研究機構」
の五百旗頭真理事長(故人)に、副理事長2人の解任を通告し、理事長
の命を縮めた。
〈2〉前回知事選で、県幹部4人が知人らに斎藤知事への投票依頼など
の事前運動を行った。
〈3〉知事が24年2月、商工会議所などに次の知事選での投票を依頼。
〈4〉視察先企業から高級コーヒーメーカーなどを受け取った。
〈5〉片山副知事(当時)らが商工会議所などに補助金カット、知事の
政治資金パーティー券を大量購入させた。
〈6〉23年11月の阪神・オリックス優勝パレードの資金集めで、片
山副知事(当時)らが信用金庫への補助金を増額し、企業協賛金として
キックバックさせた。
 〈7〉複数のパワハラ。「20メートル手前で公用車を降りて歩かされ、
どなり散らす」「気に入らないことがあると机をたたき激怒」「部のチ
ャットで夜中・休日など構わず指示」など。 

兵庫県神戸市須磨区に生まれ。実家はケミカルシューズ製造会社を経営、
長田区と須磨区で事業を行っていた。元彦という名前は、元兵庫県知事
で斎藤の親族の仲人を務めた金井元彦にあやかり祖父が命名。後に泉房
穂(元明石市長)との対話の中で、斎藤が「自分は知事の名前が付いて
いるんだ。だから知事をやるんだ」と泉に言い切る。この祖父は旧日本
海軍の士官で、多くの孫の中でも利発な斎藤を溺愛。斎藤が祖父におね
だりするとすぐにもらえ、大学までの学費も祖父が捻出した。旅行の前
には必ずこの祖父に小遣いをねだりに行くようになり、一度祖父が小遣
いを渡さなかった際には周囲に愚痴るほど、「おねだり」が当たり前の
環境に育ったとか(※大澤伸剛(おおさわ のぶたか、1925年)1月
7日-2018年9月18日は、日本の実業家。旧日本海軍の士官。勲五等
瑞宝章受章者。株式会社オオサワ元代表取締役(私の戦中母校大
阪市立都島工業高校電気科卒)。日本ケミカルシューズ工業組合
元理事長。外孫が第53代兵庫県知事の斎藤元彦)、在日韓国人との関係
が深い。
#「兵庫県知事」の言動に世間が覚えた違和感の正体-職員への異様な要
求は"霞が関文化"の副産物か 」(東洋経済 2024/09/10




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