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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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危険な時代を生きる。

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  同志と共有出来た時に何倍も嬉しい。    /    孫 正義

 

 

 

【危険な時代を生きる: 第6回 変革の嵐】

たまたま、目を覚まし、テレビスイッチを入れると、「危険な時代に生きる」(NHK BS
ドキュメンタリー)が映し出されたが、概要はこうだ――風力や太陽光など、再生可能エネル
ギーの取材を進める女優のアメリカ・フェレーラは、地球温暖化を否定するあるシンクタンク
が、再生可能エネルギーの利用を促進する法案が可決されないよう、各地の州議会を回って働
きかけていることを知る。ジャーナリストのマーク・ビットマンは、二酸化炭素の排出が少な
いと期待を集めるシェールガスの採掘現場で、二酸化炭素の数80倍の温室効果があるとされ
るメタンが漏れ出していることを突き止める――という筋っだったが、シェールガス採掘中に
排出されるメタンガスの割合は元環境保護庁役人の推定値1.5%であったが、採掘州周辺の
ガス濃度は、環境保護NPO団体の測定は、予測最高値7.9%を超えていた。また、再生可
能エネルギー促進を阻止しようとする地下化石燃料採する大資本家支援をうけた、<地球温暖
化幸福派>の代理弁護士とのインタビューシーン は、<環境リスク本位制>時代の1つの抗争シ
ーンとして、いかにも米国的で面白かった。




【シャープ: ヘテロ接合バックコンタクト型(HBC)ソーラー量産化へ】

シャープは2016年度にも高効率の住宅向け新型太陽電池を投入する。新型は開発段階セルで光
電変換効率25・1%を達成し、量産に向けて開発人員の集中投下を始めた。生産には堺工場(堺市
堺区)の薄膜太陽電池生産ラインを使い、低迷する稼働率改善に役立てる。設備投資はライン改良が
中心のため少額で済む見込み。新型は単結晶シリコン表面にアモルファスシリコン(a―Si)
膜を形成し電圧を高めるヘテロ接合と、電極をセル裏面に作り受光面積を広げて電流を大きく
するバックコンタクト技術を組み合わせた。いずれも新しい技術ではなく、他社も製品化して
いるが、両方を組み合わせた製品化はシャープが初めてだが、住宅用に乗り出すのであれば、
住宅(注文・高級住宅を含む)設計・建設・保全(スマートグリッド・デジタル家電・ホーム
セキュリティを含む)・リサイクルを含めた、強力なジョイント・ビジネス(「未来共有愛」?
)を立ち上げる世界展開する覚悟が必要であろう。頑張ろう!スマートジャパン。 

 

 




【太陽光型植物工場: 年間19回の収穫可能】

オリックスと本多園芸は、このほど農業法人であるオリックス八ヶ岳農園を共同設立し、長野
県諏訪郡富士見町で水耕栽培事業を開始すると発表。太陽光利用型の栽培施設を建設し、15
年8月よりサラダほうれん草やルッコラなどの生食用葉物野菜の生産を開始する。栽培施設内
で行う水耕栽培により野菜の育成期間の短縮できるため、1年を通じて「4定(定価格、定品
質、定時期、定量)販売」が行えるメリットがあるという。年間19回の収穫が可能で、合計
約480トンの出荷を計画。生産した野菜はオリックスグループの営業ネットワークを利用し
首都圏や中部圏の小売業および飲食業に向けて販売する。

今回共同で事業を行う本多園芸は、長野県で約30年にわたって野菜の生産を手掛けてきた農業
生産法人だ。サラダほうれん草などの葉物野菜の生産が中心で、首都圏および中京圏の百貨店
や高級スーパーなどに販売しているが、昨年2月の豪雪でビニールハウスなどが倒壊している。
<環境リスク本位制>時代に入っているにも関わらず、日本の政体は対応は無策状態に等しいこ
とを、このブログで指摘してきたことだが、(1)人為的温暖化対策と同時に、(2)異常気
象に対応できる農業ハウス(工場)への支援ファイナンスの法整備は安全保障の喫緊の課題で
ある。




【百パーセント電磁トラック時代: BMWが施設間輸送で配備】

40トン規模の百%電気トラックを、商用サービスとして配備し公道を走らせることは、欧州
では初の取り組み。電気トラックは、オランダのTERBERG製で、15年7月6日に試験走行を
完了、7日から通常運用に入った。SCHERMグループの物流センターとミュンヘンのBMWグ
ループの工場との間で1日8回の運行を行い、ショックアブソーバーや、スプリング、ステア
リングシステムなどの車両部品を輸送する。電気トラックは百%再生可能エネルギー源からの
電力で充電を行う。完全二酸化炭素フリーであり(トラック製造過程の二酸化炭素を除く)、
排気ガスによる微粒子による汚染や騒音問題などを抑えることができる。ディーゼルエンジン
のトラックに比べて、年間の二酸化炭素排出量を11.8トン抑えられるとしている。バッテリ
ーの充電は3~4時間の時間が必要で、フル充電した場合、車両は最大百キロメートルの移動
が可能。現在の運行状況の場合であれば、理論的には追加の再充電の必要なく1日の業務を遂
行できる。

これで総走行距離が延びると、二酸化炭素排出量は逓減するだけでなく、タイヤ摩擦による粉
塵発生を除く、排気ガスによるPM(微粒子)がゼロとなる。


※ BMW Terberg Electric Truck :https://youtu.be/eAtmvS7qlq8



 

 ● 今夜の一枚

【ひこにゃん: 米国でも人気】

米国はロードアイランド州ニューポート市へ海外出張した彦根市の人気キャラクター「ひこに
ゃん」。行事では、朱色で彩られた彦根藩井伊家の甲冑の着付け体験をする市職員をお手伝い。
持ち前のゆるいしぐさで大勢の人を喜ばせ、幅広い年代の来場者から写真撮影されるなど、米
国でも人気ぶりは健在だったという。

 


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