低空飛行して漁船の人たちにここはどこだ、と聞いたが)彼らはただ日をまるくするだけ。
たぶん私の言うことが聞こえなかったのだろう。それとも彼らは私をただの気狂い野郎と
思ったのかもしれない。一時間後、陸が見えた。
チャールズ・リンドバーク
February 4, 1902 – August 26, 1974
They just stared. Maybe they didn't hear lne.0rrnaybe they thought l was just a crazy fool,
An hour later I saw land.
Charles A. Lindbergh
【カラスの中脳指数はなんぼ】
カラスは、姿が見えない別のカラスから見張られているのを察することができるとの研究結果が2日、
発表された。人間に固有のものとかつては考えられていた抽象化の能力を、カラスが持つことを示す
結果となっている。カラスの生態を研究している宇都宮大学の杉田昭栄教授(動物機能形態学)のグ
ループが、カラスには少なくとも1年間は色を記憶できる記憶力があるという研究結果を得た。杉田
教授の研究グループは、餌が入った容器には赤と緑のマークが付いたふたをし、餌のない容器には黄
色と青のマークが入ったふたをして、ハシブトガラス24羽を餌が入った容器を見分けられるように
訓練。その後、24羽を複数のグループに分けて通常の飼育しながら、時期を変えて各グループに、
この2種類のふたをした容器を使って実験を行ったところ、最初の実験から1年間全くこのふたをし
た容器を見ていないグループでも、餌の入った容器を見分けることができたという。研究は、カラス
の営巣による送電鉄塔のトラブル防止対策の一環として中部電力との共同実験により行われた。
杉田教授は、カラスが非常に賢い生き物であることが証明されたと述べ、カラス対策には綿密な計画
が必要だと指摘。 賢い鳥として知られているカラスは、自分の動きを別のカラスが監視しているの
ではないかと疑っている場合、別の個体が実際にそこいなくても、餌を隠すために細心の注意を払う
ことを、研究チームは一連の巧妙な実験で明らかにした。研究チームは、施設内で飼育されたカラス
10羽を6か月間にわたり調査。そして、実験の最初では、カラスを窓で仕切られた2部屋に入れ、一方
が隠すための餌をもらうのを、もう一方の部屋のカラスが覆いのない窓を通して見ることができるよ
うにする。
また、この研究では、15人の人の顔写真を貼った容器の一つだけにカラスの好物であるドックフー
ドを入れて覚えさせると、15人の顔をしっかり覚えて100%近い正解率を出すという。しかも3
週間ほど後に、もう一度同じことを試しても、カラスの成績はほとんど変わらない。またカラスは、
エサをあらかじめ隠しておいて、後で取り出して食べるという行動「貯食」が見られますが、野生の
カラスは、100ヶ所以上の場所に隠しても、その場所をちゃんと覚えているという。仲間のカラス
に隠し場所を見られたときには、あとでこっそり戻ってきて、別の場所に隠し直すんだとか。おまけ
に日持ちがする物、いたみやすい物などをきちんと区別して貯えておき、腐る前に食べにくる能力も
そなえている。また、ひとお言葉を覚えるというから大変面白い。
また、アメリカのモンタナ大学構内では、人の言葉をしゃべるカラスが、犬たちに講義をしてる様子
が目撃されており、「ヒア・ボーイ(こっちだ、おーい)!」と強い口調で人の言葉と口笛音を真似
て、近所の犬たちを一箇所にいっせいに集めて、そこでカラスがオークの木の低い枝に止まり、教え
子の犬たちに何やら講義をしていたという。カラスに呼ばれて集まった犬たちは、カラスの周りに集
まって、カラスを一心に見つめ大人しくカラスの講義を聞いていたとうのだから驚きだ。近未来に、
カラスと人間が普通に会話しながら。共存関係を構築できてる時代が来るが、ヒチコックの映画『鳥』
のように人間を襲うことは避けることをカラス族と話し合う時代がくるかのしれない。あるいは、来
ないかもしれない。
● デンマークのインフィニティ社の有機太陽電池 出典:色素増感太陽電池
● 産総研 染色体の大規模構造変異を高精度に検出 アルゴリズム開発
がんが追い詰められている。群癌症病の撲滅に向けて。近年、がん化した細胞に特徴的な構造変異が頻
繁に観測されており、この構造変異を高精度・高感度に検出することが、細胞のがん化の早期発見と、
構造変化の解析結果をもとにした的確な治療法の選択につながると期待されている。今回開発したCOS
MOSは、超並列シーケンサーから得られたゲノム配列のビッグデータを高速に解析できるソフトウエア
で、マウスES細胞などを用いて検証したところ、既存手法を大幅に上回る精度や感度を実現。この技術
は、細胞のがん化の原因究明やがんの早期発見の実現への貢献が期待される。
この報告は、産総研の、ゲノム配列ビッグデータを高速・高精度に解析する情報・統計技術と。また、
大阪大学 竹田研究室のマウスのES細胞等を用いた遺伝子編集技術とで、ヒトの病態や遺伝子を理解する
技術の開発に取り組んできた。今回、双方の技術を組み合わせて、染色体の構造変異の高性能な検出技
術の開発を行ってきた。
COSMOS の検出原理は、超並列シーケンサーを用いて正常細胞とがん細胞のそれぞれから得た配列を、
非対称比較法と向き付き深度情報を組み合わせて解析し、従来法に比べて高い精度と感度を実現(上図
1)。 従来の構造変異検出法では、がん細胞と正常細胞から別々に構造変異を検出し、その差分を調べ
る。それに対し、COSMOSで用いている非対称比較法では、がん細胞からは構造変異を検出するが、正
常細胞からは検出を行わない。代わりに正常細胞からは異常配列の現れやすさだけを計算し、その結果
をもとに、解析を行う。
その特徴は、採取した組織内のがん細胞の割合が低い場合でも、既存の手法より高い精度で正確な検出
ができる(上図2(A))。例えば、がん細胞が全体の10~20%程度であっても、高精度に構造変異を検
出できる。更に、マウスES細胞を用いて、本開発手法と既存手法で検出された構造変異について、その
変異が実際に起こっているかどうかをPCR法とサンガー法による実験的な配列解析によって検証した。
その結果、COSMOSでは構造変異を正しく検出できた割合が84.5%であり、既存手法での割合である
70.4%よりも14%上回った(上図2(B))。この手法は全ゲノム解析を対象としている。一方、
費用面の安さから遺伝子領域だけを超並列シーケンサーで読む技術のニーズも高いため、それらの技術
への対応を目指す。既存手法に比べ精度向上が認められるが、がん細胞の割合が低い場合には検出感度
が落ちる傾向にあるため、アルゴリズムの改善や実験手法の見直しにより検出感度の向上を目指す。ま
た、ヒトの患者由来のゲノム配列による検証実験を進めることで、精度向上を図る。
怖 い
家の前にパトカーが停まるのを目にするのが怖い
夜に眠りに落ちるのが怖い
眠れないのが怖い
過去が起き上がってくるのが怖い
現在が飛び去っていくのが怖い
真夜中に鳴り始める電話のベルが怖い
激しい雷雨が怖い
順にしみのある掃除女が怖い!
噛まないから大丈夫といわれた大が怖い
不安が怖い!
死んだ友人の身元確認をするのが怖い
お金がなくなってしまうのが怖い
あり過ぎることが怖い(誰も信じてはくれないだろうが)
心理テストによる性格特性図が怖い
遅刻するのも怖いし、自分が誰よりも先にそこに行くのも怖い
封筒に書かれた自分の子供たちの手書きの字が怖い
子供たちが自分より先に死んで、それで罪悪感を覚えることが怖い
年老いた母親と、そして年老いた自分が、一緒に住むのが怖い
混乱が怖い
不幸な余韻を残して今日という日が終わるのが怖い
目が覚めたら君がいなかったというのが怖い
愛せなくなることが、十分に愛せなくなることが怖い
私の愛するものが、私の愛する人たちにとってこのさき命とりになることが怖い
死が怖い
長く生き過ぎることが怖い
死が怖い
これはもう言ったね。
Fear of seeing a police car pull into the drive.
Fear of falling asleep at night.
Fear of not falling asleep.
Fear of the past rising up.
Fear of the present taking flight.
Fear of the telephone that rings in the dead of night.
Fear of electrical storms.
Fear of the cleaning woman who has a spot on her cheek!
Fear of dogs I've been told won't bite.
Fear of anxiety!
Fear of having to identify the body of a dead friend.
Fear of running out of money.
Fear of having too much, though people will not believe this.
Fear of psychological profiles.
Fear of being late and fear of arriving before anyone else.
Fear of my children's handwriting on envelopes.
Fear they'll die before I do, and I'll feel guilty.
Fear of having to live with my mother in her old age, and mine.
Fear of confusion.
Fear this day will end on an unhappy note.
Fear of waking up to find you gone.
Fear of not loving and fear of not loving enough.
Fear that what I love will prove lethal to those I love.
Fear of death.
Fear of living too long.
Fear of death.
I've said that.
Fear
【中国の思想: 墨子Ⅴ】
公輸――墨子と戦争技術者※
尚賢――人の能力を正当に評価せよ
兼愛――ひとを差別するな※
非攻――非戦論
節葬――葬儀を簡略にせよ
非楽――音楽の害悪
非命――宿命論に反対する
非儒――儒家批判
親士――人材尊重
所染――何に染まるか
七患――君子の誤り七つ
耕柱――弟子たちとの対話
貴義――義を貴しとなす
公孟――儒者との対話
魯問――迷妄を解く
● 所染 ― 何に染まるか ―
用いる染料が変われば、仕上がる色も変わるように、君子も臣下も、周囲にいる人のよしあしに
よって運命が左右される。優子が糸を染める光景をみて、ともすれば他人に染まり、自己の判断を
あやまりやすいことを悲しんだ故事として伝えられる一編である。
「蒼に染むれば蒼となり、黄に染ひれば黄となる。入るところのもの変ずれば、その色もまた変ず」
「善く君たる若は、人を論ずるに労して、官を治むるに侁す」
2.湛すところを択べ
ところで君主の地位が安泰であるのは、何によるのか。
その行動がいちいち条理にかなっているからである。君まにこうした行動をもたらすもの、これこ
そ用いる染料がよいからである。そこで、明君といわれるような君主は、まず人材をえらぶのに腐
心する。それができれば、臣下をいかに統括するかという問題で、心をわずらわさなくてすむから
だ。
いっぼう、できそこないの君主であっても、国政の運用にからだや心をつかい果たすのであるが、
にもかかわらず、国運は傾き、他国の辱しめをうけるようになる。先にあげた六人の君主がよい例
である。
かれらとて、自分の国を大切にし、自分の身を愛さなかったわけではない。肝心なことに気づかな
かったからこそ失敗したのである。何か肝心かといえば、つまり用いる染料がよくなかったのであ
る。染料のよしあしは、国だけにかぎらない。士の場合にも当てはまる。友人がみな仁義をこのみ、
誠実で法秩序を尊重する人であれば、家運は栄え、自分の身も安泰であり、役人としてりっぱに職
責を采たすことができる。段干木、禽子、傅説といった人々がよい例であろう。
だが、周囲の友人がみな、役人風を吹かせ、党派をくんで横暴にふるまう者ばかりであるならば、
家運は衰え、わが身もあぶなくなり、評判が地におちて、役人として失格するだろう。子西、易牙、
豎刀といった人々がそのよい例である。
『詩経』にも、
「湛すところを択べ
湛すところを謹しめ」
とうたわれているが、これはこのことを戒めているのである。
段干が姓。木が名。孔子の弟子子夏に学んだとされ、魏の文侯の刑きに応じなかった
賢人。
墨子の高弟禽滑餓を指す。「公輪編」
〈傅脱〉殷の高宗に什えた賢臣。「尚賢編」
〈子西〉春秋時代の楚の宰相。亡命中の平王の孫、白公勝によって殺された。
春秋時代の覇者、斉の桓公の臣下。易牙は桓公の歓心を買うためにわが子を殺して料理してすす
めた。また豎刁は桓公に用いられるためにみずから去勢したと伝えられる。
この詩は、現在の『持経』にはない。
《解辨》文中にあげられている高弟の禽滑釐が「子」という敬祢でよばれていること、また墨子
の時代よりかなり後に生きた中山尚の名がみえることなどから、この編は墨子の弟子の手に成る
か、またはそれより後の成立とみられる。人名の列挙が多くて文意もそれほどおもしろくはない
が、「悲染」の故事として知られているしうに、墨子の思想の発想形態がうかがえる意味で一読
に価する編である。
凡君之所以安者,何也。以其行理也,行理性於染當。故善為君者、勞於論人、而佚於治官、
不能為君者、傷形費神、愁心勞意,然國逾危,身逾辱。此六君者、非不重其國、愛其身也,
以不知要故也。不知要者、所染不當也。非獨國有染也、士亦有染、其友皆好仁義、淳謹畏
令、則家日益、身日安、名日榮、處官得其理矣、則段干木、禽子、傅說之徒是也。其友皆
好矜奮、創作比周、則家日損、身日危、名日辱、處官失其理矣、則子西、易牙、豎刀。之
徒是也。《詩》曰。「必擇所堪。」必謹所堪者、此、謂也。
● イワタニ 日本初の空港内水素ステーションが完成
さあ、電気自動車と水素燃料自動車時代の幕開だ。医療・交通とデジタル革命が大爆発。これは面白い。