運命や宿命とは何かと言われれば、主としてその人と
母親との関係で形成されてきたものだと思うのです。
Takaaki Yoshimoto 25 Nov, 1924-16 Mar, 2012
少なくとも
僕はもういちにち早起きをしたいと思う、
夜明け前に。鳥が起きだすより、さらに早く。
冷たい水で顔をさっと洗って
仕事机に向かいたい。
だんだん空が白み、まわりの
家々の煙突から煙がたちのぼり
始めるころに。
岩だらけのこの海岸に波が打ち寄せるところを
見てみたい。一晩じゅう眠りの中で
それを聞かされるだけじゃなくて。
海峡を抜けていく、世界じゅうの海洋国から
やってきた船をまた眺めたい。
やっと勤いているような古くて汚い貨物船、
あるいは実に色とりどりに塗装されて
水面を割って進んでいく、
スピードの出る新式の荷物運搬船が。
僕はそれらがやってくるのを見張っていたい。
それから、灯台の近くにある水先案内人の
ステーションと船とのあいだの海面を行き来する
小さなボートを眺めていたい。ボートが一人の男を
船から降ろし、別の男を乗船させるところを見たい。
僕は一日を潰して、これが起こるところを見たい。
そして僕自身の結論に達するのだ。
欲が深いと思われたくない! 僕は既に
感謝しなくてはならないことをいっぱい手にしている。
でも僕はもういちにちだけ早起きをしたいのだ、少なくとも。
そしてコーヒーを持って自分の場所に行って、そして待つのだ。
ただ待つのだ、これから何か起こるのか見届けるべく。
At Least
I want to get up early one more morning,
before sunrise. Before the birds, even.
I want to throw cold water on my face
and be at my work table
when the sky lightens and smoke
begins to rise from the chimneys
of the other houses.
I want to see the waves break
on this rocky beach, not just hear them
break as I did in my sleep.
I want to see again the ships
that pass through the Strait from every
seafaring country in the world -
old, dirty freighters just barely moving along,
and the swift new cargo vessels
painted every color under the sun
that cut the water as they pass.
I want to keep an eye out for them.
And for the little boat that plies
the water between the ships
and the pilot station near the lighthouse.
I want to see them take a man off the ship
and put another one up on board.
I want to spend the day watching this happen
and reach my own conclusions.
I hate to seem greedy - I have so much
to be thankful for already.
But I want to get up early one more morning, at least.
And go to my place with some coffee and wait.
Just wait, to see what's going to happen.”
【東日本大震災5年目に再エネ百%の実現を誓う】
● エネルギーの地産地消 蓄電価格下落
ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドなど日本より先行し電力市場の自由化が進んでいる
国々で、電力小売り事業者による蓄電池ビジネスが活発化しているという(日経テクノロジー、
2016.03.11)。それによると、これらの国では電力の小売り料金が高騰傾向にある一方、蓄電池
システム価格が下落し傾向にある。太陽光発電システムなどの自家発電電力を、蓄電池に貯めて
自家消費するエネルギー地産地消が注目されている。つまり、副作用として過剰生産・過当競争
があるが、半導体通信機器の浸透拡大は価格下落に拍車をかけ、基本的には各国の補助金などの
事業支援がある。
3月1日、株式会社 GSユアサは、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー分野に使
用でき、5千回の充放電が可能なサイクルサービス用鉛蓄電池「SLR-1000」を発売。従来の鉛蓄
電池では充電不足などの要因により、蓄電池の交換頻度が高くなる問題があったが、長寿命化を
実現。
【主な特長】
1.5,000サイクルの繰り返し使用が可能です。(放電深度 70%、使用環境温度25℃、最大使用年
数15年)。
2.全ての端子を前面に配置しているため、施工や保守が容易です。(設置方向は横置きのみ)
3.設置効率に優れたユニット構造で、多段搭載でき、省スペース化が可能。
4.大容量(1,000Ah/セル)かつ極めて安全性に優れた蓄電デバイス。
ところで、電力料金の昼夜間の差額によって経済性を見出す用途でコストは重要な要素。蓄電池
に要求されるコストc (円/Wh)は,料金差額をa円 /kWh、電力貯蔵システムの充放電効率を 0.7
電池のサイクル寿命性能をbサイクルとしたとき、以下に示す(1))式であらわす。
C(円/Wh) ≦ a× 0.7 × b × DOD/100 ‥‥‥(1)
たとえば,a=10円 / kWh,DOD 50%において、b=2000サイクルを代入すると、c≦7円/ Whが
得られる.この寿命性能に見合う蓄電池のコストはAh単価にすると,約14円/ Ah以下とならな
ければ導入メリットは出ないという一つの答えが得られる。このAh単価では国内製造においては
非常に厳しい価格であり,これを現実的な価格に近づける方策には(1)長寿命化(2)ローコ
スト化(3)差額時間帯の大きい市場への参入が考えられている。
※ DOD:公称要領に対する放電容量の比率(Depth of Discharge の略語)
● 発電量を最大化(25%超)する「パワーオプティマイザー」
これは、『原発禍5年目の里山汚染』(2016.03.09)に掲載。米国のパワーコンディショナー(
PCS)メーカーであるSolarEdge Technologies社は、「スマートエネルギーWeek 2016」(16年3月2
日~4日開催)に、PCSや「パワーオプティマイザー」と呼ばれる電圧最適化装置など出典。同社
によると、太陽光発電パネルごとにマイクロインバート(電圧一定/電流変換)することで従来
のパワーコンディショナーによる統合システムにくらべ2発電効率を25%以上向上できるとう
たう。
パワーオプティマイザーは、一般的な太陽光パネルが裏面に備えるジャンクションボックスの代
わりに取り付け、ジャンクションボックスの役割に加え、通常はPCSが担う最大電力点(MPPT)
制御、DC/DC変換器の機能――マイクロインバーターなどと呼称されている―――を持つ。MPP
T制御は、最大電力点となる電流と電圧で太陽光パネルの出力を制御する機能で、日本で普及す
るメガソーラーではPCSが担っていた。このシステムの特徴は以下の通り。
出力が大きく異なるパネルが1台のPCSに入力する場合、出力の低いパネルに合わせてM
PPT制御されるため高く出力できる状態のパネルは、出力が抑えられ、本来持っている発
電能力を犠牲となる。 パワーオプティマイザーを追加することになり、導入コストは高くなるが、①パワーオプティマイ
ザーがMPPT制御などを担うことで、PCSの機能を直流/交流変換専用となりPCSコストが
下がる。②前項の効率向上で売電収入増となる。③パネルの出力異常を見つけやすく、O&M(
運用・保守)のコストを低減できる。
尚、導入コストは、複数枚の太陽光パネルでパワーオプティマイザーを共用する方法――太陽光
パネルのジャンクションボックスはそのまま使い、複数枚の太陽光パネルの送電ケーブルを、1
台のパワーオプティマイザーに接続――ことで導入コストは削減できるという(詳細は願ブログ
参照)。
● 水槽に太陽光を当てるだけで水素製造できるシート
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は10日、2種類の粉末状の光触媒を用いた混
合粉末型光触媒シートを開発。この混合粉末型光触媒シートは、可視光を吸収する水素および酸
素発生用の2種類の光触媒の粉末を混合してガラス基板上に塗布し、その上に導電層を蒸着して
形成その後、導電層および光触媒層を剥離する粒子転写法プロセスにより開発。これにより、光
触媒と導電層の接触抵抗を比較的容易に軽減することができ、太陽エネルギーを利用した水から
の水素製造方式でのエネルギー変換効率は、1.1%を達成したとのこと。これをエネルギーに
変換するには直燃及び燃料電池で行なうため、現状では太陽電池より効率が劣り、また触媒の耐
久性が検証できていないものの、10%の変換効率まで向上させ開発を継続する。
以上、直近の再生可能エネルギー情報を例示掲載してみた。今把握している以外にも新規な発明が出
てくる可能性もあり、ナノサイズ・量子ドット型太陽電池の改良技術が飛躍的に向上の他のエネルギー技
術も改良されて、全体として再生エネ百%社会の実現も近いものと考える。その後は?情熱と時間と人
材とそれを支援する強力なパワーということになる。
この項了
● 今夜のアラカルト
【イタリアン野外料理|貝殻パスタのシーフードサラダ】
いよいよ春だ。家では男子厨房に入れずだが、アウトドアーは華麗な腕を遺憾なくふるうことが
できる。今夜は、ガーデンパーティでも華やかな一皿なシーフードサラダ。具材は何でもかまわ
ないが、魚介類は茹でて、冷水に浸してからマリネすると、味が入らず、脂だらけのマリネにな
ってしまうので、粗熱をとり、まだ温かいうちにマリネすると、少量のドレッシングですむ。
人もかなりいる。普段はダメ親父も見直されること間違いない。
を順に入れA)、このドレッシングの中で冷ます。 パスタを加え、全体をよく混ぜる。
ミモザを数枚デジカメしたが、ポイントがぼやけ難しいのがギンヨウアカシヤ。やはり、切り取
って、リースなどフラワーアレンジして近接撮影した方が美しいことを再確認する。ダメだ、こ
りゃ?!
The Blue Hearts 1000 Violins
ブルーハーツは久しぶり。宮崎あおいがCMで歌って衣いたので懐かしくなり、ユーチューブ。
いまは、再結成されザ・クロマニオンとして活動しているという。
きょうは昼食をすませ、風は冷たいが快晴とあって、彼女のリスクエストで水ヶ浜の「シャーレ」
まで走る。オーナは湖岸で護岸工事中で、ふたりで挨拶をして、店で「茶をしばく」?!。夏か
らのカフェテラスを拡張工事する完成していた。比良山系が美麗眺望でき美しく、渚ではパドル・
サーファーが湖と戯れている。
※ 南大阪で「茶をしばく」とは、(いっしょに)お茶をする、お茶を飲むことを意味する。