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五坐踏破計画

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                 母なる大地   /  坤為地(こんいち)

  

                                          

       ※ 「坤」の卦(か)は大地の象徴である。大地は静止レているが、しかも豊かな力を蓄え
         てあらゆるものを生み育てる。全部陰爻(--)でできているこの卦(か)は「乾」
         (けん、三 三)の剛強。積極、男性的に対して、柔弱、消極、女性的を意味する。も
         ちろん柔弱であるということは、剛強よりも劣っていろことではない。天のエネルギー
         も地に受けとめられてこそ発現する。男吽の精気も女性を得てはじめて新しい生命を作
         る。陰陽は対立しながら統一されているものである。この卦、消極を守ることによって
         積極をしのぐ、遅れることによって先に立ち、柔よく剛を制する道を示している。




【トレッキング情報:ファーストエイドキッドと医薬品】

● もしもに備える必需品

絆創膏や胃腸薬程度で済ませ、わざわざファーストエイドの一式を持ち歩く人は少ない。だか今まではそれ
で乗り切れたかもしれないが、あくまで結果論。次の山ではどうなるかわからない。そろえ方にもよるが、
本当に大事なものにとどめれば、200グラムほどだ。使わなければ無駄に持ち運ふことになるか、万か一
ヘの安心感にはかなわない。

キットの中身はドラッグストアで集められる。切り傷、擦り傷、出血に備えた包帯やテープ、消毒薬。捻挫
の炎症を抑える塗り薬、頭痛や腹痛の薬、下痢止めなど、すべて市販のものでOKだ。持病を抱えている人
は、病院で受け取った専用薬を予備に入れておく。期限切れには注意。忘れてはならないのが、ビンセット
やハサミ。清潔なものを用意していないと、応急処置がスムーズに行なえない。また刃先の消毒などに使え
るライターも大切。

これらをまとめて袋に入れる。荷物のなかでも最重要といえるものだから、厚手で破れず水も入らない、小
型で強靭なドライバッグが適している。バックパックの取り出しやすい場所に入れ、他の人もすぐに使える
ようにすべき。致命的な問題にはならないか、害虫や日焼け対策用具も万全に。気を抜くとかゆみや痛みでト
レッキングどころではない。サングラスとともに、夏場の山には必携。

 【五坐踏破計画】

昨年は、目標の20%しか達成できなかった。この原因はいろいろあるが、計画のなさにあると反省。目標
の五坐(6月:甲武信岳、7月:焼岳、8月:乗鞍岳、9月:霧ヶ峰、10月:仙丈ヶ岳)に絞る。

 

  

 



【世界のトップを走る加工食品】

● 大豆で作ったジャーキー登場

16年9月6日、カバヤ食品株式会社は、大豆でつくったまるで、ビーフジャーキーのような美味しさの
『ソイジャーキー ブラックペッパー味』全国販売していたことを年末に知ることになるのは、彼女が正月
用お菓子を買ってきたきたことによる。食間や味付けという点では未完商品だが、画期的だと感心する。
と、言っても、ドイツでは大豆ソーセイジやハム、ハンバーガーなど開発し先行している。それにしても、
どのように作っているのか気になるのでいつものようにネットサーフすることに。

May. 23, 2016

上図は、「特開2016-086662  新規焼き菓子およびその製造方法」穀粉を主成分とする構成成分の種類およ
び/または含有量の異なる2種類以上のベース生地を重ね、または重ねて折りたたみ、あるいは無作為に混
合、圧延し、規則的又はランダムな層状構造となった圧延物を焼成することで、重なり合った焼成圧延物の
層間ごとに空間層が形成された層状構造を備えることが特徴の新規焼き菓子により課題を解決し、生地中の
油脂部分が溶けて水蒸気により押し広げられ、何層もの空間層が形成されるというパイの製造原理とは全く
異なる方法により、特別な装置や特別な原材料を使用することなく、生地層と空間層から成る多層構造とク
リスピーな食感を有する新規焼き菓子および新規焼き菓子を容易に製造できる製造方法の提供である。

これは、あくまでも事例の1つでこの方法で「ソイ・ジャーキー」で作られているかどうかは不明。このよ
うに加工方法の延長線上で生産させているわけで、味の素株式会社、日清食品株式会社などの国内メーカの
技術・品質・信頼の実力は半端でないことは誰しも肯首するところ。話を大豆加工食品に戻し、①どのよう
な特性を持った材料を混ぜ合わせるのか。②そして、最終特性の要求はどのようなものか。③どのように材
料を混ぜ合わせるのかのを考える。

 

 



完全なソイ・ジャ-キーに仕上げるにどうすればよい?そこで頭に浮かんだのが、「干し芋」、つまり、あ
の厚みで粘りけ(剪断応力の大きさ)にするためにはどうすればよいか、大豆ペーストと繊維状に裁断した
乾瓢やイカやナモコに動物性タンパク質やつなぎの小麦粉を加え混ぜ、香辛料などを加え、最適な食感と物
性をもったものにすることを考えてみた。これを1日8~10グラム補助食品として持ち歩るく健康老人が
世界に溢れるという(取らぬ狸の?)算段である。


【RE100倶楽部:スマート風力タービンの開発 Ⅵ】 

2.発電機の最適化 

2-1  プロジェクト全体における本研究開発部分の位置づけ 

風車ロータと的確に連携プレーをする二重回転電機子方式二重巻線形誘導発電機を新たに開発し、その最適
化を図る.風力発電機用として、永久磁石同期発電機、直流励磁同期発電機、誘導発電機、巻線形誘導発電
機等が考えられる。昨今の大容量風力発電機については、永久磁石同期発電機の例があるが、コスト、性能
利便性の点で巻線形誘導発電機が採用される傾向にある。相反転方式永久磁石同期発電機については既に保
有しているので、ここでは、将来の大形化を想定し二重巻線形誘導発電機の二重回転電機子方式化を試みる。

2-2 試作1号機(1.2キロワット)

2-2-1  設計仕様

本発電機の試作は事業開始前から準備を進めていたが,事業遂行に際し使用するとともに、2号機開
発の礎になるのであえてここに記しておく。その設計仕様は、

である.初期計画ではフィールド実験の簡便性を考えて独立電源とし,2 次側(内側回転電機子)からすべ
り周波数の2次励磁を行い、一次側は抵抗負荷で所定の負荷に合わせ60Hz で起電圧、起電流を得ることにし
た。次のステップでは,系統連系によって1次側を励磁し、2次側よりすべり周波数の2次励磁を行い、回
転速度可変、負荷制御を行う予定である。なお、ここで試みる二重回転電機子方式二重巻線形誘導発電機は、
独立電源用:2次励磁/定電圧/定周波数巻線形誘導発電機(SEIG, Secondary Excited Induction Generator)、
系統連系電源:二重給電巻線形誘導発電機(DFIG, Doubly Fed Induction Generator)として応用でき,上述のよ
うに当面は前者,将来は後者となる。

2-2-2 発電機の電気設計

設計の基本は小形化の観点から4極クラスが望ましいが、本風車ロータの回転速度範囲から許容される限界、
すなわち同期回転速度のすべりで±0.3 (約300min-1)から8極とした。このときの同期回転速度は、一般的
な発電機の設計法に則れば、両軸の相対経典速度は負荷によって決まるので、両軸間の相対回転速度は同期
で900 min-1 となる.設計に際しては,2次側電圧を低く抑え、通常の制御電源が使用できることを考慮し、
多極では励磁電流が大きくなることによる力率低下をカバーするため、内外回転電機子間のギャップを極力
小さくした。

2-2-3 発電機の機械設計

二重回転電機子方式では1次、2次側への電力授受はスリップリングを介して行うことにした。しかし、比
較的容量の小さいスリップリングの市販品が少なく、軸方向へのリング配置形が標準であるものの、寸法的
に全体の構造が難しくなる。コンパクト化のためには平面形(半径方向リング配置)が望まれるが、最初で
もあり、ここでは、販品を流用することにした.以上を盛り込んだ二重回転電機子方式二重巻線形誘導発電
機の試作1号機を図2-1に示す。

2-3 試作2号機(3kW)

本風力発電機の要の一つである二重回転電機子方式二重巻線型誘導発電機について,上記試作1号機をベー
スにして、カットイン風速1m/s以下の実現に向けて、

①発電機特性の向上
②軸受けの摩擦損失トルクを低減させるための最適軸受種類,最適径の採用
③慣性モーメント低減のための回転径の極限寸法の追求
④スリップリングの摩擦損失トルクを低減させるため、取付け位置と方法、押しつけ圧力の最適化を行う。

2-3-1 設計仕様

系統連系を目指した実証試験が可能となるように、出力3kW(風車ロータ径4m 程度に相当)を試作するこ
とにした。その設計仕様は、

である。機構の概念を図2-2 に示すが,危険防止と容易な実証試験の遂行を考慮して、ブレーキ機構を内蔵
させている。また、制御系に回転速度の情報を伝えるため,回転方向と回転速度の検出器も内蔵させた.図
2-3 に試作2号機を示す。



2-3-2 発電機の特性

2次側を短絡させた場合の出力と電流の関係,電源の回生特性を調べ,所期の特性が得られていることを確
認した。また、長時間連続運転が要求されるので、熱試験も行った(表2-1)、全閉で1次側および2次側
巻線の温度上昇が 105 K 以下に定めた設計条件をクリアしており、冷却能力も申し分ない.

 

2-3-3  摩擦損失トルクの軽減

軸受の摩擦損失トルクを完全に排除するため,磁気軸受の採用を検討したが,機構が複雑となり大型化が避
けられないばかりでなく、発電機の価格が倍程度になることが予想されるので採用は断念した。そこで、軸
受とスリップリングの摩擦損失軽減および回転体の慣性モーメント軽減を図ることにし、次に述べる試作2
号機に盛り込むことにした。そこで、前述した試作1号機に対してトルク比が 3.13 倍と なる低速大容量を目
指した(図 2-3、3相10極、定格出力 3kW、全閉形二重回転電機子方式巻線形誘導 発電機)。 

2-3-4  評価

試作2号機は、

(1)出力 3kW で連続運転ができる。
(2)温度上昇から判断すると、3.4kW 出力でも連続運転できる。
(3)最大トルクに余裕があるので、外側開店電機子のみ変更して、ギャップを 0.5mm とすれば、4.0kW の
 連続運転も可能となる。言い換えれば,現状の33kW を望むなら、発電機径を小さくすることができ、外
 側回転電機子側のブレーキを工夫することにより、全体としてコンパクトな実用機を製作できる。

※ 以上は「風況を選ばない高出力インテリジェント 風力発電機の実用化研究」、財団法人福岡県産業・科
  学技術振興財団 IST 産学官事業より抜粋。

                                                               この項つづく 


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