禍を転じて福となす / 山風蠱(さんぷうこ)
※ 蠱とは、皿(器物)を虫が食い荒らす、または皿に盛った食物に
虫が湧いていることである。素平がつづけば内部に腐敗と混乱が
進行する。卦の形も、山(艮)のふもとに風(巽)が吹きこんで
災害を起こすフェーン現象、また年増(巽)が若い男(艮)を蠱
惑するさまをも表わしている。天変地異、風紀紊乱、まことに多
事多難である。しかし絶望することはない。窮すれば通ず、矛盾
が深ければ深いほど逆に根本的解決が可能となる。これを機会に、
内部に巣くう病根を徹底的に摘出することだ。腐敗と混乱の時は、
同時に革新、新生の時代でもある。
Magical Cuisine / Bump of Chicken
怖かったパパが本当は優しかった事
面白いママが実は泣く時もある事
おはあちゃんが君の顔を忘れたりする事
ひげじいあれは犬だって伝え様がない事
いつか全部わかるすっと先の事
疑いたいのもわかる君だからわかる
メソメソすんなって
君の願いはちゃんと叶うよ怖くてもよく見て欲しい
これから失くす宝物がくれたものが今宝物
君の願いはちゃんと叶うよ大人になった君が言う
言えないから運れてきた思いは育てないままで唄にする
叱られた後にある晩御飯の不思議
その謎は僕より大きい君が解くのかな
こんな風に君に説くのかな
「魔法の料理 ~君から君へ~」
作詞/作曲 藤原基央
BUMP OF CHICKEN
「これから失くす宝物がくれたものが今宝物」の言い回しが耳に残るこの曲。『魔法の
料理~君から君へ~』は、BUMP OF CHICKENの通算17枚目のシングル。2010年
4月21日に発売された歌詞カードのぬいぐるみは藤原が幼い頃に祖父からプレゼント
されたもという(出典:Wikipedia)。一昨日、NHKのEテレビの『みんなのうた』で
久しぶり流れていたのだが、改めて聞き惚れ目頭が熱くなるのを覚える。藤原が30歳
の誕生日直前に作った曲で、藤原基央が「幼い日の自分」に語りかける内容ということ
で、作中のエピソードや表現はほぼ全て藤原の実体験に基づくものというが、年齢意識
を40年、50年前にワープさせる程(時間の相対性理論?)の衝撃を受け、音響とい
うものは、遺伝子や個体をかくも容易く共振させるものかと感嘆する次第。
【はじめてのオールソイタウン Ⅲ】
大豆、エンドウ豆、ヒヨコ豆、レンズ豆などの穀類は低血糖、高繊維食品で、血糖とイ
ンスリンレベルを一定に維持。また、コレステロールは十二指腸で胆汁酸と結びつき、
小腸から吸収された胆汁酸は、肝臓から胆のうを経てまた十二指腸でコレステロールと
結びつき、血中コレステロール値を上げていく。これらの豆たんぱく質はコレステロー
ルよりも、胆汁酸と結びつきやすく、大豆たんぱく質と結びついた胆汁酸は小腸で吸収
されず、そのまま体外に排出、吸収されなかったコレステロールも小腸で再吸収される
ことはなく体外に排出される。この理由から、コレステロールを食事で摂っても、小腸
から吸収されなければ血液中のコレステロール値を上げることがない。昨年は「国際マ
メの年」にも指定されている(下図ダブクリ参照)。
【今宵も魔法の鶏肉チリ豆鍋】
そこで、今夜は、健康と減量に好適な「ホワイト豆(白インゲン)鶏肉チリ鍋」のレシ
ピを紹介。
材料:①事前に味付けしローストしたひと口サイズの無ホルモンと抗生物質の鶏の胸肉
2つ、②無農薬白インゲン豆の缶詰4缶、③玉葱1個、④ニンニク2片、④チキ
ンスープの素適量、⑤チリペッパー適量、⑥クミンシード適量、⑦唐辛子フレー
ク適量、⑧タラゴン適量、⑨グリーン唐辛子適量、⑩ライム(ゆず)など適量
作り方:①白インゲンをフードプロセッサー粉砕しペースト処理、②チリパウダーとク
ミンシードパウダーを各々小さじ1杯加える、塩・胡椒を施しストック。③調
理鍋にニンニク2片を炒め塩・胡椒し玉葱1個を入れ混ぜる。④さらにチキン
スープの素を加え、白インゲン豆を加え、⑤唐辛子フレークとタラゴラとグリ
ー唐辛子を加える。⑥材料①の鶏肉を加え、ライムジュースを加える。⑦これ
を下写真の薪ストーブでコトコトと煮詰めて頂くと、こころ暖まるひとときを
堪能できる。
【RE100倶楽部:スマート風力タービンの開発 19】
● 事例研究:カットイン風速を下げ発電効率を上げる工夫
風力発電装置は、一般的に機械的ロスが大きく、低風速下では発電効率は低い。揚力型
ブレードを有する風車を用いた縦軸風力発電装置、例えば、①縦軸風力発電装置は、互
いに対向する1対の縦長揚力型ブレードを有するロータを備え、②各揚力型ブレードの
上下両端部に、縦主軸方向へ向かって傾斜する内向き傾斜部を形成することで、ブレー
ドの内側面に沿って上下方向に拡散する気流を、内向き傾斜部で受止めて回転力を高め
るとともに、揚力(推力)を増大させ、低風速下においても、ロータが効率よく回転して
、発電効率を高めうるようにしたものである。
縦軸型風車は、起動性が改善され、1~1.5m/s程度の微風速でも、回転を開始しう
るとともに、平均風速が、例えば2m/s程度の低風速下でも、効率よく発電しうると
いう特徴を有すが、風向きは常に変化するため、風車に適する風速が長時間継続するこ
とはなく、低風速下で回転しているロータの回転速度を、③ブレードが揚力により加速
して、効率よく回転しうる一定の周速または回転速度となるまで加速することができれ
ば、発電効率を更に高めることが可能となる。低風速下において、ロータの回転速度を
一定の速度まで原動機で加速させることにより、発電効率を大幅に高めうるようにした
風力発電装置を提供することを目的とするものである。
ている発電機と、主軸に接続され、主軸を回転させうる原動機と、原動機を始動
させる動力源と、ロータの周速または回転速度を検知する回転速度検知手段と、
ロータに向かう平均風速を検知する風速検知手段と、風車の回転速度を制御する
制御手段とを備え、制御手段は、風速検知手段が特定平均風速を検知した時に、
原動機を始動させ、回転速度検知手段が、ロータの周速または回転速度が特定の
速度に達したことを検知するまで、ロータを加速回転させ、原動機を停止させ、
風速検知手段が再度特定平均風速を検知した時に、原動機を再始動させ、ロータ
の周速または回転速度が、特定の速度に達するまで加速回転させて、原動機を停
止させるように繰返し制御する。
このような構成によると、制御手段は、風速検知手段が特定平均風速を検知した
時に、原動機を自動的に始動させ、回転速度検知手段が、ロータの周速または回
転速度が特定の速度に達したのを検知するまで、ロータを加速回転させて、原動
機を停止させうるように制御するので、ロータの回転速度が低い低風速下におい
て発電量が少ない条件下であっても、発電効率を高めることができ、
また、複数の揚力型ブレードを有するロータと発電機とを備える公知の風力発電
装置に、風車の回転速度の制御に必要な最小限の構成部材を追加するだけで、低
風速下における発電効率を高めることができるので、実施が容易で、効率の良い
発電ができる風力発電装置を提供可能となり、制御手段は、ロータの周速または
回転速度を、ブレードが揚力により加速され、効率良く回転する特定の速度に達
するまで原動機で回転させた後、原動機を停止することで制御し、原動機を作動
させる時間が比較的短かく、発電量に対する原動機を駆動する動力源の消費量は
僅かですむ。
第1項で、風車を先端部に傾斜部を形成した複数の揚力型ブレードを備えたロー
タを有する縦軸風車または横軸風車とし、このような構成で、先端部に傾斜部を
形成した複数の揚力型ブレードを備えたロータを有する縦軸風車または横軸風車
は、ブレードの内側面に当って拡散する気流を、傾斜部で受止めることで、回転
力を高めて揚力(推力)を増大させうるので、ロータは低風速時から回転し、かつ
風速が速くなるほど、コアンダ効果により揚力型ブレードに生じる揚力(推力)が
増大して、ブレードは揚力により加速されて、ロータは効率よく回転する。その
ため、ロータの特定周速または回転速度を低めに設定しても、発電効率を高く維
持できる。
第1項、または2項で、主軸に対する原動機とを電磁クラッチを介して接続し、
前記風速検知手段が特定平均風速を検知したとき、電磁クラッチを自動的に接続
し、ロータの周速または回転速度が特定の速度に達したとき、電磁クラッチを自
動的に切断するように、制御手段により制御するようにすることで ロータの周
速または回転速度が特定の速度に達したとき、電磁クラッチを切断するように、
制御手段により制御すると、断続を正確かつ短時間で制御でき、風力を効率良く
利用できる。
第1~3項のいずれかで、原動機をモータにし、このモータを始動させる動力源
を、発電機により発電された電力とすることで、モータを始動させる動力源を、
発電機で発電された電力の一部使用し外部の電源設備が不要になり、外部電源設
備のない場所に風力発電装置が設置できる。
第1~3項のいずれかで、原動機をモータと、このモータを始動させる動力源を、
太陽光発電パネルで発電された電力とし、このような構成によると、モータを始
動させる動力源に、太陽光発電パネルにより発電された電力を使用し、発電機に
より発電された電力の消費を減少させ、その電力を有効に使用できる。
以上のように、タービンブレード構造・構成を工夫し、発電不可風速時に自己蓄電々力
を支援供給し、低風速下において、ロータの回転速度を一定の速度まで加速させること
により、発電効率を大幅に高めうるようにした風力発電装置の提案がなされているが、
①実験データから発電効率が何パーセント増加したのか判断できない。②構造が複雑す
ることのリスクも不明である。
「RE100倶楽部:スマート風力タービンの開発 17」(「ようこそ、SWT工房へ」
2017.01.31)で掲載したように、わたし(たち)が理想とする高性能小型風力発電シス
テムは、例示した「垂直軸型風車の集風装置:特開2017-015094の場合」のように「可動
式集風板」ではなく「固定式集風板」方式でカットアウト風速遮断シリンダ(シェルタ
)方式が簡素で良いだろうと踏んでいる。同シリンダーの工藤は自家蓄電を動力源とし
て電動あるいは圧空で開閉すれば良いと考える。ところで、少しこの事業のイメージ(
特徴)を書いておこう。このユニットの出力を標準で1キロワットとして住宅向けルー
フ型を2ユニット取り付け2キロワットの発電能力を持たせる。また、ポール型ユニッ
トの標準を高さ(地下埋設部を除く)を7メートル、5ユニットの5キロワットとする。
仮に1ユニットの価格を10万円とすれば2ユニットで20万円。国内市場をおおよそ
1億÷4人世帯÷10×20万円/セット=2500億円、世界市場は国内市場×6=
3兆円(1千5百億円/年)、耐用年数の見積もりを10~20年程度考え、売電価格
との関係で、メリット計算が算出される。売電価格を管理する新電力会社は、顧客先の
ユニットからデータ信号(発電量、異常信号、風況信号)を管理し、顧客はその売電料
金からの歩割金額を報酬として支払い管理委託する。電力というインフラを扱うので営
利から公共の色合い強い業界のため、ぼろもうけはできないと想定されるため、メーカ
同士の過当競争による疲弊は未然に防ぐ必要などを考えてみた。
尚、ここでの数字はあくまでも超々概算である。