今年も技術がてんこ盛り
争いは水際まで 天水訟(てんすいしょう) ※ 訟とは訴訟、裁判のことである。人の世に争いごとはつきも のだ。個人、集団、国家間の対立、さらにはそれぞれの内部 における矛盾相剋は絶えることがない。上卦(じょうか)の...
View Article帰ってきたドラッガー
戦いの道 / 地水師(ちすいち) ※ 「人は生まれてれて群なきあたわず」(荀子)。人問は本質的 に社会的存在である。「師」とは多数の集団、または軍隊のこ とである。周代の制度では、五百人を旅(りょう)、二千五百...
View Article作ってみよう風力発電システム
比 : 人の和 / 水地比(すいちひ) ※ 長い戦いのあと、人々は和気藹々と親しみあう。比は、 人が二人並んだ形の字で、親しみ助けあうことである。 卦(か)の形は地(坤:こん)の上に水(坎:かん)が...
View Articleはじめてのオールソイタウン
剛を制する道 / 風天小蓄(ふうてんしょうちく) ※ 畜とは、とどめる、たくわえる、やしなうこと。小なる者(一つ の陰)が大なる者(五つの陽)をとどめようとする。したがって...
View Article玉蜀黍と大豆とシューベルト
虎の尾を踏む / 天沢履(てんたくり) ※ 履は、ふむ、実践することである。実践には常に危険がともなう。 だが危険を恐れてはなにもできない。虎の尾を踏むような危険の 中でどのようにして身を全うすればよいか。この卦(か)は、剛...
View Article馬鹿な壁
上下和合、泰平の道 / 地天泰(ちてんたい) ※ この卦は、天を意味する三(乾)が下にあり、地を意味す三三(坤) が上にある。つまり天地が逆になっているわけだが、これがかえっ てよいのでる。すなわち、天の気は上へ上へと昇り、地のは下へ下...
View Articleオデッサ・ファイル
時代閉塞の現状 / 天地否(てんちひ) ※ 「否」は前項の「泰」と全く逆の卦である。天は上へとへと行き、 地はあくまでも下ヘ行く。なにもかもが行き違い、背きあい、しっ くり行かない。まわりがすべて白い眼を向け、八方塞がりの状態だ。...
View Article天火同人
友を求めて / 天火同人(てんかどうじん) ※ 「同人」とは、人と志を同じくする。同志を求めてともに行くこと。 「同人雑誌」の語源である。上卦の三(乾)は剛健不息の活動力、 下卦の(離)は輝く知性を意昧す。青白きインテリや馬車、馬的...
View Articleソールフード・ジャパン
真昼の太陽 / 火天大有(かてんたいゆう) ※ 体有とは、大いに有(たも)つこと。すべてを包容し、盛運を保 ちつづける卦である。「大有」にとはまた豊年を意味する。穀物 が倉庫に満ち溢れており、裕福で円満具足を表わす卦である。上...
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実るほど頭ををたるる稲穂かな / 地山謙(ちざんけん) ※ 「大有」の卦の次に「謙」の卦が置かれていることに注目しよう。 「大有」は盛大豊有を意味た。「謙」は公平均分である。国総所 得が倍増しても、所抑格差がひろがろのでは社会は不安定となる。...
View Articleデジタル革命の聖地
歓楽の功罪 / 雷地予(らいちよ) ※ 予には三つの意味がある。たのしみ、おこたる、あらかじめ、で 「歓楽」にうつつを抜かせば、「油断」して思わぬ失敗をする。 「あらかじめ」警戒してゆかねばならない。卦の形から見れば、...
View Article雪が降るから考える。
何に随うのか / 沢雷随(たくらいずい) ※ 予には三つの意味がある。たのしみ、おこたる、あらかじめ、で 「歓楽」にうつつを抜かせば、「油断」して思わぬ失敗をする。 ※ 「随」とは、したがうこと。同行、附随、随喜の随である。この卦...
View Article涙の魔法の料理
禍を転じて福となす / 山風蠱(さんぷうこ) ※ 蠱とは、皿(器物)を虫が食い荒らす、または皿に盛った食物に 虫が湧いていることである。素平がつづけば内部に腐敗と混乱が 進行する。卦の形も、山(艮)のふもとに風(巽)が吹きこんで...
View Article革命的な風力タービン
世に臨む / 地沢臨(ちたくりん) ※ 臨とは、上から下のものをほおろすこと、転じて上から支配と保 護を及ぼすことである(君臨)。支配の仕方はさまざまだが、こ の卦は、上下親しみあう状態を表わす。また下に二つの陽(=)...
View Article革命的な風力タービンⅡ
ものの見方について / 風地観(ふうちかん) ※ 観は凝視すること、ただ漠然と見るのではなく、よくよく見つめ る。奥底まで見抜くことである。この卦の形は、陰の勢力(╌)が 上の陽(-)を押しのけんばかりの勢いを見せており、また地上...
View Article革命的な風力タービンⅢ
連帯を阻むもの / 火雷噬嗑(からいぜいこう) ※ 噬嗑とは噛み合わせること。卦の形を見ると、上と下の陽爻(-) はあご、陰爻(--)は歯と歯の間に物があって上下が噛みあうこ とを妨げている状態である。邪魔者を噛み砕けば上下が合する。...
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