Quantcast
Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2435

玉蜀黍と大豆とシューベルト

$
0
0

 

 

 

           虎の尾を踏む  /  天沢履(てんたくり)

 

                                     

       ※  履は、ふむ、実践することである。実践には常に危険がともなう。
        だが危険を恐れてはなにもできない。虎の尾を踏むような危険の
        中でどのようにして身を全うすればよいか。この卦(か)は、剛
        強・有為を示す上卦のΞ(乾)に、柔順を意味するΞ(兌:だ)
        が従っている形である。目上の者や経験者の言葉に率直に従い、
        先人の経験から教訓をとり出す心構えが必要である。猪突猛進す
        れば必ず失敗する。自分の力を考えて、着実に進んで.行けば、
        初めは危険に遭遇しても、必ず目的を達することができる。

 



● 除雪で嵌ったドリスト 梅味ストロング

まぁ~何というか、疲れがたまっているのか、テンションは降下し、ディスプレイに向えど頭の中は
まとまらず、気分はバーバル。そこで口にしたのがこの「ドリトス 梅味ストロング」。酸味が嵌り
怖いぐらいに(似非中毒症とでも言うのかなぁ)、食べ続けていた。メーカーのジャパンフリトレー
株式会社は、日本国内で「フリトレー」ブランドのスナック菓子製造・販売する企業。フリトレーは
米国企業ペプシコのブランドで、ジャパンフリトレーはペプシコが出資するカルビーの完全子会社。
ここで、ドリトスとは、すり潰したトウモロコシから作るメキシコ、アメリカ合衆国南西部および中
央アメリカの伝統的な薄焼きパンであるトルティーヤ(スペイン語: tortilla)のこと。現代は、小麦
粉から作られた同様のものもトルティーヤと呼ばれタコス――メキシコを代表する料理のひとつで、
メキシコ人の主食のトウモロコシのトルティーヤで様々な具を包んで食べる。"taco"という単語その
物が「軽食」を意味する――を作るのにも使われる。

「すっぱさがスーパーストロングな梅味ドリトス新登場!口の中がきゅーっとなるほどの強烈なすっ
ぱさにこだわりました。すっぱさの後にさわやかな梅の香りが口に広がります。超すっぱい、だけど
クセになる。ドリトス 梅味ストロングをお楽しみください」が売りのこの商品は、今月23日に発
売されているから、彼女のお陰というほかない。食品栄養学的に課題がないのかというこれはフェル
マータとしておくとして、ここで使用されているトウモロコシが遺伝子組み換えでないと表記されて
いることに安堵する。そして、スパイスとして梅パウダーの製造法に注目するがこれ以上詳細調査は
やらないことにする。

 

【はじめてのオールソイタウン Ⅱ】

昨夜のつづき。どのようなイメージ、夢としてこの構想の特徴を次のように列記する。

タウン人口は5百世帯4人家族として2千人規模。 事業は、①大豆の生産、②大豆の育種、③加工工場企業の誘致、④生産品目は、原料・中間加
工食品(パウダー)・加工品(食品・化成品・医薬品・リサイクル品) 加工食品は①伝統食品、②代替酪農品、③食品・菓子・リキュール・アルコール類・飲料水  国際的な大豆食品展示会及びコンテスト(各シェフ・パティシエ・クリエータ)の恒例化 個人的な顧客との支払い決済はすべて「マイナンバー」(社会保障証)で処理(金融機関との
連動システム)、地産・地消ポイント制の導入(例、所属自治体住民・企業は10%増で還元)

ざっと思いついたことを書いたが、大豆(タンパク・繊維質・ポリフェノール)生産と消費による①
健康増進、②医療貢献、③食糧安全保障、④地方分権・地方活性の促進を目標としている。

 

【RE100倶楽部:スマート風力タービンの開発 15】  

風況を選ばない高出力インテリジェント風力発電機 

● 発電機と制御系の最適マッチング

発電機の基本特性を調べるために図5-1  に示すテストスタンドに、新たに開発した二重回転電機子方
式二重巻線形誘導発電機(3相8極、同期速度 900min-1、定格出力1.2kW、図5-2)を設ける。本来は
内側回転電機子と外側回転電機子が互いに逆方向に回転するが、相対回転状態を知ればよいので、こ
こでは外側回転電機子を固定して、内側回転電機子のみを回転させる。内側回転電機子はトルク検出
器を介して電動機に連結され、インバータにより回転速度を自由に調節できる。発電機の2次側(励磁
側、内側回転電機子)は、電力計を介してインバータに接続され、周波数、電圧を調節することがで
きる。1次側(出力側、外側回転電機子)は、電力計を介して外部負荷としての電球に接続され、点
灯させる電球の数によって負荷を調節する。

● 発電機の特性

1次側の周波数をf1=60Hz、電圧をV1=200V に保ち,種々な負荷P1set(lamp)に対して、2次側の周波数
f2、電圧V2 を調節したときの結果を図5-3 に示す。ここに、2次側周波数f2 が負の値は相を入れ替え
た(逆潮流)ことを示し、NTは相対回転速度である。1次周波数f1=60Hz を得る2次周波数f2は負荷
の大きさには依存せず、回転速度のみで決定されることがわかる。これに対し、3次電圧V2は1次側
の負荷P1set(lamp)に依存し、負荷および回転速度に適した電圧を励磁する必要がある。図5-4 に2次
側への入力P2を示す。同期回転速度NT=900min-1 以上では負の値になる。これは、2次側すなわち励
磁側からも出力が取り出せることを意味しており、真の出力はP0 = P1 - P2 で与えられる(図5-5、P1:
1次側からの出力)、この特徴を生かすためには、出力を一定に保つ定格運転開始の回転速度すなわ
ち風速を幾分速いところに設定したほうがよい。

制御系とのマッチング

以上の発電機特性に基づき、前段風車ロータ径2.7m、定格運転開始風速を10m/s として、1次側の電
圧V1=200V、周波数f1=60Hz を得る運転制御を試みた。図5-6(a)で与えられる回転トルクT と相対回転
速度NT の風車ロータに対しては、入力側の周波数f2 と電圧V2 を図5-6(b)のように制御すれば,図5-6
(c)に示すような1次側出力P1、2次側入力(出力)P2 および真の出力P0 が得られる。本風力発電ユニッ
トは低風速でも風車ロータを回転させることにしている。したがって、極微風速(カットイン風速1
m/s 以下)でも風車ロータを回転させるための導電開始のタイミング(風車ロータは回転しているこ
とが重要なので、発電機を電動機として使用し、風車軸系の静止摩擦をアシストすることに決定)、
および変動する実風況下における出力(回転速度)の安定化も視野に入れた制御が必要となる。

試作2号発電機の励磁特性

開発した二重回転電機子方式二重巻線形誘導発電機2号機(3相10極、3kW 同期速度720 min-1、
定格出力3kW、図5-7)の制御に必要な2次側の励磁特性を調べたが(図略)、出力が高いこともあり、
本格的な実証試験に向けた制御系とのマッチングは今後の宿題として残されている。

同期発電機と風車ロータのマッチング

ダウンウィンド型風力発電ユニットの実証試験で使用した発電機は永久磁石励磁4極3相交流同期発
電機(定格出力1kW、同期回転速度750×2min-1、定格起電圧100V、定格周波数50Hz)である。本事
業で準備したものではなく、比較的回転トルクが大きい既存の相反転方式水力発電ユニットのものを
流用しており、本風車ロータとの適合を考えて製作されたものではない。無負荷運転時における回転
速度と起電圧E の関係を図5-8 に示す。ここに、NGR、NGF はそれぞれ内側および外側回転電機子(R:
後段、F:前段風車ロータと連結することになる)の回転速度であり、回転方向は互いに逆方向(相
反回転)である。両回転電機子の回転速度に比例して起電圧E は当然高くなり、例えば、内側と外側
の相反回転速度が同じ場合(NGF=NGR)の起電圧E は所望通り、外側が固定子(NGF=0)の場合の倍
となる(図示は略)、図5-9 は、ランプ負荷がある場合の起電流 I に対する内外回転電機子に作用す
る相反回転トルクTGR、TGF(回転トルクの方向は逆)の一例を示したものである。両回転電機子に作
用する回転トルクは回転速度に関係なく起電流に比例し、同一起電流では常に両回転電機子に働く回
転トルクは同じことが確認できる。I=0 は無負荷運転に相当し、そのときのトルクは静トルク、すな
わち最低限風車ロータを回転させる(カットイン風速)ために要求されるトルクである。

次回はこの実験の最終項目「電気系と風車ロータの最適マッチング:実証試験」に移るり成果報告は
終了する。

                                      この項つづく

 

 

  ● 今夜の一曲

シューベルト: 弦楽四重奏曲 String Quartet No.14「死と乙女」, in d, Op.posth. 

弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D810は、フランツ・シューベルトが作曲した弦楽四重奏曲。作曲者が
健康の衰えを自覚した直後の1824年に作曲。第2楽章が自身の歌曲「死と乙女」を引用していること
からこの曲も『死と乙女』と呼ばれている。すべての楽章が短調で書かれ、当時のシューベルトの絶
望的な心境が映し出されている。

【構成】

第1楽章 Allegro 4分の4拍子 ソナタ形式。 第2楽章 Andante con moto 2分の2拍子 ト短調による変奏曲。自作の歌曲『死と乙女』D531の
ピアノ伴奏部分を主題とし、それに5つの変奏とコーダが続く 第3楽章 Scherzo: Allegro molto 4分の3拍子 再びニ短調によるこの楽章は、シューベルトの一
連のピアノ曲のレントラーに近い 第4楽章 Presto 8分の6拍子 切迫したタランテラ風のフィナーレは、ロンド・ソナタ形式

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2435

Trending Articles