僖公二十三年:晋の文公、亡命十九年 / 晋の文公制覇の時代
※ 秦におもむく:秦の穆(ぼく)公は、重耳に侍妾五人を与
えて礼遇した。この五人の侍妾のなかに、懐嬴(かいえい)
もいた。ある日のこと、懐嬴が水差を捧げもって垂耳に手
洗いの水をつかわせていた。垂耳が濡れた手を振ったので、
そのとばしりが懐嬴にかかった。懐嬴は、きっとなって垂
耳を詰問した。「秦と晋とはいねば同輩の間柄です。なん
てわたしを賤しむのです」 垂耳は大いに恐縮し、上着を
脱ぎ、囚人姿になって穆公の前に進み出て、許しを乞うた。
また、穆公が垂耳のために宴を張ったときのこと。垂耳は、
子犯を連れて行こうとしたが、子犯は、「わたしは趙衰ほ
ど挨拶がうまくありません。どうか趙衰をお連れになって
ください」と、辞退した。席上、垂耳は『河水』の詩を誦
した。穆公は『六月』の詩を誦して、これに応じた。趙衰
がすかさず口をはさんだ。
「垂耳どの、今のありかたいお言葉にお礼申しあげなさい
ませ」そこで、垂耳は階を下りて拝し、地に額づいた。穆
公が階を一段下りて辞追すると、趙衰は言った。「君にお
かれては、いかにして天子を輔佐したてまつるべきかを述
べ、その大任を垂耳どのにお命じになりました。垂耳どの
として、どうして拝礼せずにおられましょう」
★ 〈懐嬴〉秦の穆公の娘で、もと晋の太子圉(ぎょ)の妻。韓
原の戦いに晋が大敗し、圉が秦に人質となったとき、穆公
がこれに娶せたのである。懐は子圉の温号、嬴(えい)は
秦の姓。子圉はこの前の年(僖公二十二年)晋に逃げ帰っ
た。二十三年九月、恵公が薨ずると、子圉は位を嗣いで懐
公となったが、垂耳は帰国するやこれを殺して文公となっ
た。
〈濡れた手を・・・・・〉垂耳は懐嬴の身分を知らず、戯れてそ
うしたのであろう。一方、懐嬴はなお前夫のことが忘れら
れず、垂耳に好意をもたなかったのであろう。
〈『河水』の詩〉王侯の宴会にはこのように詩を誦する習わ
しがあった。『河水』の詩は、今の『詩経』に収められて
いない、いわゆる逸詩であるが、河の水が結局は東海に流
れこむことを歌い、海を秦になぞらえて、故国に帰ること
ができたならば、河の水が海に朝するように、秦に朝参し
ようとの意を寓したのであろう。
〈『六月』の詩〉『詩経』小雅の一篇。尹吉甫(いんきつほ)
が周の宣王を佐(たす)けて玁狁(けんいん)を征伐した
ことを歌った詩。穆公がこれを誦したのは詩中に「六月棲
棲 我是用急」とあるためで、公子を晋に入れるために、
急いで軍を出そうと言おうとしたのである。それを趙衰は
穆王の真意をよく知りながらも、『六月』の詩中に「王子
出征 以匡王国」および「以佐天子」とあるのを利用して、
尹吉甫の勤王を重耳に比したものとして受け取ったのであ
る。
六月棲棲 戎車既飭 四牡聧聧 戴是常服
玁狁孔熾 我是用急 王于出征 以匡王國
比物四驪 閑之維則 維此六月 既成我服
我服既成 于三十里 王于出征 以佐天子
四牡脩廣 其大有顒 薄伐玁狁 以奏膚公
有嚴有翼 共武之服 共武之服 以定王國
玁狁匪茹 整居焦穫 侵鎬及方 至於涇陽
織文鳥章 白旆央央 元戎十乘 以先啟行
戎車既安 如輊如軒 四牡既佶 既佶且閑
薄伐玁狁 至于大原 文武吉甫 萬邦為憲
吉甫燕喜 既多受祉 來歸自鎬 我行永久
飲御諸友 炰鱉膾鯉 侯誰在矣 張仲孝友
小雅.六月 《詩經》
【RE100倶楽部:エネルギー貯蔵篇】
● 最新アルミニウム空気電池技術:
世界初!アルミニウム-空気電池の初の二次電池化を実現
現在主流のリチウムイオン電池を上回る性能を持つ電池として期待されているアルミニウム空気電池
の課題は充放電が可能な二次電池化の実現冨士色素は電解質にイオン液体系電解液を用いたアルミニ
ウム空気二次電池の開発に成功。空気極に非酸化物セラミック材料を用いることで、二次電池化の障
壁となっていた化学反応の抑制に成功ことを報る(スマートジャパン、2017.06.07)。
正極材料に大気中の酸素を利用し、負極材料に金属を利用する金属空気電池が注目を集めている。空
気中の酸素を正極活物質として用いる金属空気電池は、正極活物質を電池に内蔵する必要がないため
電池容器内の大部分の空間に負極活物質を充填することが可能であり、原理的に化学電池の中で最も
大きなエネルギー密度を有するため、電池の小型軽量化や高容量化が期待できる。しかし、これまで
の金属空気電池は主に一次電池として用いられ、充放電可能な二次電池としての使用には多くの課題
が残されている。
たとえば、✪亜鉛を用いた金属空気電池が、補聴器の電源等に使用されているが、すべて一次電池で
あって二次電池ではない。これは、亜鉛を用いた金属空気電池が低充放電効率である等の解決すべき
課題が多かった。他方、✪アルミニウムを負極に用いた空気二次電池の場合、充放電の繰り返しによ
り水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム等の反応副産物が電極上に蓄積され、二次電池としての機
能が阻害される。➀アルミニウム合金を用いた負極、➁電解液への高分子、オキソ酸塩等の添加によ
り、電極での副生成物の産出を抑制する試みが行われているが十分な効果は得られなかった。
そこで、冨士色素株式会社は、酸化物系材料/カーボン系材料群から一種以上を含有する組成物を用
いて金属空気二次電池用負極に多孔性層を形成し、多孔性層が電解質層に接するように配置、充放電
に伴い生成する副生成物の負極蓄積を防止することに成功する。
具体的には、空気極に窒化チタン/炭化チタンを用いると、酸化アルミニウム生成をが抑制。空気極
側副生成物生成を抑制し完全なる二次電池化へのめどがつく。実際に電解液にイオン液体系を、正極
に窒化チタンや炭化チタンを用いたアルミニウム空気電池を作成し、充放電カーブを測定すると4百
mAh/g以上の電池容量を安定して示すことを確認する(下図)。非酸化物セラミック材料が酸化アル
ミニウムの生成を抑制する理由ははっきりと分かっていない。ただ、従来の炭素系の空気極を用いた
時は、炭素がカーボネート基として存在し、これが何らかの反応で酸化アルミニウムなどの副生成物
になるのに対し、窒化物、炭化物を空気極に用いた場合は炭素がヒドロキシル基で存在する。これが
副生成物の生成を抑制している可能性がある推測する。
● 事例研究:特開2017-050294 組成物、該組成物を含有する多孔性層を有する電極、
および該電極を有する金属空気二次電池
【要約】
空気極層、負極層、および電解質層を有する金属空気二次電池であって、前記負極層が、金属電極層
が多孔性層と当接して被覆された金属空気二次電池用負極を含み、前記金属空気二次電池用負極の多
孔性層が前記電解質層と接している金属空気二次電池である。前記多孔性層の原料組成物が、酸化物
系材料およびカーボン系材料からなる群から選択される一種以上を含有することを特徴とすることで
充放電に伴い生成する副生成物の電極への蓄積を防止して、長期にわたり充放電可能な金属空気二次
電池を提供する(詳細は下図ダブクリ参照)。
【特許請求の範囲】
金属空気二次電池の電極に当接して被覆する多孔性層の原料組成物であって、酸化物系材料およびカーボン系材料からなる群から選択される一種以上を含有する組成物。 前記酸化物系材料が、Al2O3、ZrO2、SiO2、MnO2、TiO2、V2O5、VO2
のうちのいずれか一種以上を含有した請求項1に記載された組成物。 前記カーボン系材料が、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンファイバ、グラ
ファイト、グラフェン、活性炭のうち、いずれか一種以上を含有する請求項1に記載された組
成物。 金属電極層が多孔性層と当接して被覆された金属空気二次電池用負極であって、前記多孔性層
が請求項1~3のいずれか一項に記載された組成物から構成された金属空気二次電池用負極。 前記金属電極層が、アルミニウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、リチウムからなる群から選択さ
れる一種以上を含有する請求項4に記載された金属空気二次電池用負極。 集電支持体を含有する触媒層が多孔性層と当接して被覆された金属空気二次電池用空気極であ
って、前記多孔性層が請求項1~3のいずれか一項に記載された組成物から構成される金属空
気二次電池用空気極。 前記空気極層が、請求項6に記載された金属空気二次電池用空気極を含み、前記金属空気二次
電池用空気極の多孔性層が前記電解質層と接している金属空気二次電池。
JP 2017-50294 A5 2017.4.13
尚、冨士色素は今回開発した新しいアルミニウム空気二次電池の製品化に向けた試作も進めている。
今後は他の企業や研究機関との連携、協業も模索し、商品化に向けた取り組みを加速させる方針だと
いうが、それにしても、世界初を冠する見出しがやけに多すぎるねぇ~と感心する。
● 参考特許:特開2017-092014 アルミニウム空気電池
【要約】
負極にアルミニウムやアルミニウム合金を用い、その負極をポリアニオン性水溶性多糖類でコーティ
ングした構造を特徴とする。これらの構造によりアルミニウム空気電池の最大の問題点である放電生
成物による放電阻害を防ぐことによって、電池を長寿命化することができる。
【特許請求の範囲】
アルミニウム又は、アルミニウム合金の導電体を、ポリアニオン性水溶性多糖類を含む溶液を
浸漬させ、電気分解することによって、正極に接続したアルミニウム又は、アルミニウム合金
の導電体に、ポリアニオン性水溶性多糖類が堆積した、負極電極からなり(2)正極(空気極)
として、活性炭、カーボン、カーボンナノチューブなどの炭素材料、La(1-x)AxMnO3
(0.05<x<0.95;A=Ca,Sr,Ba)で表されるランタンマンガナイトなどの
ペロブスカイト型複合酸化物、Mn2O3、Mn3O4などのマンガン低級酸化物、あるいはポリ
アセチレン、ポリチオフェン類などの伝導性高分子から選ばれる1種以上である、正極からな
り、(3)電解液からなる、アルミニウム空気電池。 前記ポリアニオン性の水溶性多糖類が、アルギン酸塩である、アルミニウム空気電池。 前記アルギン酸塩が、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、又はアルギン酸アンモニ
ウムである、アルミニウム空気電池。 請求項1の電解液は、塩化ナトリウム水溶液、炭酸水素ナトリウム水溶液、過酸化水素、塩化
マグネシウム水溶液、海水、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液からなる群から
選ばれる少なくとも1つである、アルミニウム空気電池。
今月2日、アサヒビールは、2009年からバイオマス発電や風力発電といった自然エネルギーを活用し
て製造。「アサヒスーパードライ」の累計製造本数が、2016年末時点で百億本を超えたと発表。同社
は、2009年4月に日本自然エネルギーとグリーン電力に関する契約を締結。「食品業界で初」という
商品の製造にグリーン電力の活用を始めている。活用した累計のグリーン電力量の累計は約1.6億
kWh(キロワット時)で、一般家庭が1年間で使用する電力の約3万7千0世帯分に相当する。また、
二酸化炭素の削減量に換算すると、累計で約7万7千トンで、杉の木約5百本に相当する二酸化炭素
吸収量に匹敵する。アサヒグループは『環境ビジョン2020』に“自然の恵みを明日へ”という思い
を込めており、今後も太陽光や風力、バイオマスなどの自然エネルギーの利用拡大や省エネルギーを
推進し、低炭素社会の実現に向けて貢献していく。
● ゲルマニウム単結晶の超薄膜化 集積回路の高速化と低消費電力化に貢献
携帯情報端末の普及や、IT機器の高機能化に伴う消費電力の増大により、電子情報機器の消費電力低
減が求められているが、搭載されているLSIを構成する個々のトランジスタの動作電圧の低減が有効
である。これまでトランジスタを微細化することで動作電圧は徐々に下げられてきたが、これまで
LSIで使われていたケイ素(Si)の物性の物理的限界に近づき、近年は1V程度で停滞。ケイ素(Si)よ
り低電圧で動作するゲルマニウム(Ge)を用いた微細なトランジスタの研究開発が進めらている。電
子や正孔の移動度が高く高品質の単結晶Ge薄膜の形成が難しいことがその大きな要因であり、産総研
では、独自の低温貼り合せ技術と高度な半導体転写法を用いた高品質Ge薄膜の形成技術を研究。
今回、半導体転写技術の高度化させ、膜厚10ナノメートルのゲルマニウム単結晶薄膜の作成す法を
開発。上図に今回開発した超薄膜Ge構造の形成法、HEtero-Layer Lift-Off (HELLO)法の概要を示す。
まず、ヒ化ガリウム(GaAs)基板上に剥離層となるヒ化アルミニウム(AlAs)層を形成し、その上に高
品質の超薄膜ゲルマニウム/シリコンゲルマニウム/ゲルマニウム(Ge/SiGe/Ge)の複層膜構造をヘテ
ロエピタキシャル成長させる。SiGe層は後述の選択エッチングプロセスのエッチングストップ層とな
る。ここで、AlAs層やSiGe層のように化学的な性質は大きく異なるがGe結晶の格子とは一致した結晶
成長が肝となる。その後、酸化アルミニウム(Al2O3)絶縁膜を堆積させた。剥離層であるAlAs層を
露出させるために、Al2O3/Ge/SiGe/Ge/AlAs層を部分的にエッチングした後、二酸化ケイ素(SiO2)膜
を付けたSi基板と貼り合わせる。剥離層であるAlAs層だけを薬液により溶解してGaAs基板を剥離する
と、Al2O3/Ge/SiGe/Ge層が転写されたSi基板が得られ、さらに転写されたGe/SiGe/Ge層のうち上側の
Ge層とSiGe層を選択エッチングして順次取り除くと、絶縁膜上に均一な超薄膜Ge構造ができる。最終
的にこの超薄膜Ge構造を、原子層レベルで繰り返しエッチングすることで精密に膜厚を制御できる。
以上、❶半導体転写技術によりゲルマニウム(Ge)単結晶を10 nm以下に超薄膜化、❷薄膜化に伴い、
絶縁膜に挟まれたGe膜中の電子移動度が急激に向上する新しい現象を発見、❸高速情報処理を低消費
電力で行える大規模集積回路実現の貢献が期待される。
June 5, 2017
● 最も熱い惑星発見 4300度と恒星並み
表面温度が約4300度と、これまで観測された中で最も熱い太陽系外惑星を、東京大と国立天文台など
の研究チームが発見し、5日付の英科学誌ネイチャーに発表。太陽系以外の惑星(系外惑星)は1995
年の初発見以来、4000個近くが見つかっているが、恒星に匹敵する温度の惑星は例がなく、従来
の惑星の概念を覆す発見となる。成田憲保東京大の助教らは、地球から約650光年離れた温度約1
万度の恒星「KELT-9」を回る惑星「KELT-9b」を、国立天文台岡山天体物理観測所(岡
山県浅口市)の望遠鏡などで詳しく観測。周期約1.5日で公転するこの惑星から放射される近赤外
線の測定から、惑星の昼側(恒星を向いた面)の温度が約4300度に達していることが分かった。
こうした高温の惑星では、大気成分に二酸化炭素やメタンなどの分子は存在できず、恒星からの強い
紫外線により大気が常に流出している可能性が高いという。成田助教は「太陽系を含め、惑星形成の
過程を知るためには、さまざまなタイプの惑星を調べる必要がある。これまで不足していた高温の惑
星の情報は、全体像を知る手掛かりになる。
読書録:村上春樹著『騎士団長殺し 第Ⅱ部 遷ろうメタファー編』
34.そういえば最近、空気圧を測ったことがなかった
時計は午後二時を少しまわっていた。ひどくくたびれたという感覚があった。私はクローゼッ
トから古い毛布を持ってきて、それを身体にかけてソファの上に横になり、しばらく眠った。目
が覚めたのは三時過ぎだった。部屋に差し込む太陽の光が少しだけ移動していた。妙な一日だっ
た。自分が前に進んでいるのか後ろに下がっているのか、あるいは同じところをぐるぐる回って
いるのか、見定めることができない。方向感覚が乱されている感覚があった。秋川笙子とまりえ
と、そして免色。彼ら三人が三人とも、それぞれに強い特別な磁力のようなものを発している。
そしてその三人に囲まれるように、私が真ん中に置かれていた。どのような磁力をも身に帯びる
ことなく。
しかしどれだけくたびれてはいても、もう日曜日が終わってしまったわけではなかった。時計
の針は午後三時をまわったばかりなのだから。そしてまだ日が暮れてもいないのだから。日曜日
が過去のものとなり、明日という新しい一日が訪れるまでにはたっぷり時間がある。でも何をす
る気にもなれなかった。昼寝をしたあとでも、頭の奥の方にまだぼんやりとした塊が残っていた。
机の狭い抽斗の奥に古い毛糸の玉が詰まっているような感覚だ。誰かがそんなものを無理にそこ
に詰め込んだのだ。おかげで抽斗がきちんと最後まで閉まらない。たぶんこんな日には、私も車
の空気圧を側ってみるべきなのだろう。何もする気が起きないときには、人はせめてタイヤの空
気圧でも測ってみるべきなのだ。
しかし考えてみれば、私はまだ生まれてこの方、自分で車のタイヤの空気圧を測った経験が一
度もなかった。たまにガソリン・スタンドで「空気圧が下がっているみたいだから、測ってみた
方がいいかもしれませんね」と言われて、そのときに測ってもらうくらいだ。もちろん空気圧計
みたいなものも所有してはいない。それがどんな形をしているかすら知らない。コンパートメン
トに入るくらいだから、それほど大きなものではないのだろう。そしてたぶん月賦を使って買わ
なくてはならないほど高価なものでもないはずだ。今度試しに買ってきてみよう。
この講つづく
● 世界一のマ・マーのペペロンチーニ
最近、日本の冷凍食品も悪くないと思えることがあった。確かに加工食品は、農薬・遺伝子組み換え・
添加物による複合汚染リスクがある。最近摂った日清フーズの冷凍「マ・マー THE PASTA ソテー
スパゲティ ナポリタン」(税抜き価格は330円)で日本食糧新聞・電子版によると、今年3月に
発売されているが、5、6百キロワット電子レンジで5~6分程度加熱するだけで頂ける。フライパ
ンでソテーした時のあの香ばしい炒め感が魅力。エクストラ・バージン・オリーブオイルが豊かに香
り、にんにくの旨味と、赤唐辛子の辛味がクセになる味わいとはメーカーのうたい文句だが、その通
り。これに香辛料、アンチョビ、粉チーズなどを加えて和えれば格段に美味くなり手間暇いらず、昼
間の作業にはもってこい。かくして、虜になる、世界一の技術だ!と。