離婁(りろう)篇 / 孟子
※ 「自信と誇りは人間を成長させる。傲慢と虚勢は人間をダメにする。外面
は似ていても両者は全く逆だ。修養からにじみ出るものが前者であり、そ
の欠如を隠そうとするのが後者だ。この篇は、人格完成のための名言で埋
められている。
※ こ と ば
「殷鑒(いんかん))遠からず、夏后(かこう)の世に在り」
「人必ず自ら侮りて、然る後に人これを侮る」
「桀・紂の天下を失うは、その民を失うなり」
「七年の病に三年の艾(もぐさ)を求むるがごとし」
「人を存(み)るものは、眸子(ほうし)より良きはなし」
「虞(おもんばらざるの誉(ほま)れあり。全きを求むるの毀(そし)りあり」
「人のその言を易くするは、責めなきのみ」
「君子は終身の憂いあるも、一朝の患いなきなり」
クリスマス・ツリーを飾る灯の窓を旅びとのごとく見てとほるなり
樅(もみ)の木の灯の明滅をめぐりつつ人は踊れり窓の内側
大野誠夫
【樹木トレッキング Ⅵ:モミ】
モミ(樅、学名:Abies firma)は、マツ科(Pinaceae)、モミ属(Abies MILL)――雌雄同株の
常緑高木。亜高山帯や北海道の森林では非常に重要な種類である。球根は短い円柱形か卵形で
熟すとりん片はばらばらになり、はねのある種子を飛散する。世界に約40種が知られ,日本
には5種ある――の常緑針葉樹である。日本に自生するモミ属で最も温暖地に分布し、その北
端は秋田県、南端は屋久島に達する。北は秋田県から南は屋久島にわたって分布し、葉は線形、
先端は若木や朋(ほう)芽枝では鋭くとがり、老木ではにぶく、ともに2叉(さ)している。
枝には短いあらい毛がある。球果は熟すと、りん片は種子とともに飛び散って果軸のみが残る。
和名の語源は不明で、地方によってはモミソともいう。材は白色で多くは板材として天井板や
棺(かん)材に使われる。モミの造林はまれで、山口県滑山国有林には江戸時代の造林地があ
って、現在その一部分が残されている。モミは暖帯から温帯にわたって分布するものであるが、
これによく似たウラジロモミAbies homlepis SIEB et Zucc.は温帯にはえ、近畿地方ではだいた
い海抜1,000m付近を境界として、下部はモミ、上部はウラジロモミとなっている。本種はモミ
に比べて葉の裏がより白く、枝には毛がないからすぐ区別できる。
また、ツガとともに照葉樹林帯で広葉樹に混じって生育するが、照葉樹林帯と落葉広葉樹林帯
の中間地帯には、往々にして高木にモミとツガが優占する森林が成立することがあり、これを
中間温帯林と称する場合もある。東京近辺の高尾山には、モミの密生する地域があり、また高
尾登山電鉄ケーブルカー高尾山駅の周辺でモミの大木を見ることができる。紀伊半島などでは
トガサワラも混成する。
このシリーズの樹木をメタファとした短歌創作をと考えていたが、参考になる手本を検索する
だけで手こずる有様。これから思いやられると考え込む。
【宅トレ健康日誌Ⅰ:誤嚥性肺炎予防】
毎年およそ8万人の高齢者が亡くなるという「誤えん性肺炎」は、高齢者が「免疫力」が低下
し高熱などの症状が出ず、肺炎を起こしていることに気づかない場合が多く、誤えん性肺炎の
原因となるというが、雑菌を含んだ「だ液」が直接要因の場合が多く、寝ている間に、知らず
に誤えんしてしまっていると言われる。つまり、40~50代から起き始める「ラクナ梗塞」
と呼ばれる小さな脳梗塞。日常生活にはほとんど支障はないが、「せき反射」をコントロール
する脳の部分にできる梗塞と、気管に異物が入っても、吐き出すことができず、誤えんしてし
まうことによる。その予防方法には2つあるされている。1つは、嚥下反射・咳反射能力を高
める――長期的な葉酸とビタミンB12の不足は、全身の動脈硬化リスクを増大させ、脳梗塞の発
症リスクが増加する。また、短期的な葉酸の不足欠乏により、ドーパミンの発生を傷害し、嚥
下反射低下につながる。さらに、ビタミンB12の欠乏は神経伝達を傷害するため嚥下反射の低下
につながる。
※葉酸:命名はほうれん草が由来。 水溶性ビタミンであり、細胞分裂や繁殖に重要な役割を
果たしていると考えられる。欠乏によりDNA合成阻害に伴う大球性貧血(ビタミンB12欠乏に
よる悪性貧血に類似、ただしビタミンB12投与では効果なし)や舌炎、消化器症状、催奇形性
リスクの増加が認められる。生体内に貯蔵されづらいビタミン、高齢者においては欠乏を来
たしやすい(消化吸収能の低下、偏食のため)。 詳細なメカニズムは不明であるが、葉酸は
ドーパミンの合成に不可欠であると考えられている。
※ビタミンB12:植物性食品にはほとんど含まれておらず(光合成で生成されない)、摂取は動
物性のものからとなる。ビタミンB12は単体では生体に吸収されない。胃粘膜より分泌される
内因子と結合することにより腸管より吸収される。胃切除や先天性に内因子が欠乏している
場合、ビタミンB12欠乏症に陥る。また、妊娠中や甲状腺機能亢進症では、通常量の摂取では
不足する可能性があるので注意が必要。欠乏症状の代表的なものは、悪性貧血である。また
ビタミンB12と様々な結合物質が脳神経系の機能を正常に維持することもわかってきている
(脳内のビタミンB12濃度とビタミンB12結合物質量を測定すると、認知症患者のそれは非認
知症患者と比較して低下しているとの報告もある)。
NHKのあさイチでは、 大谷義夫池袋大谷クリニック院長奨励の、葉酸が豊富な「ブロッコリ
ースーパースプラウト」のスムージーが紹介されていた(下表参照)。
2つめは1日4回(1回5分)の歯磨きを励行し口内の雑菌を減らす。歯磨きで口の中を清潔
にし、だ液に含まれる雑菌の量を減らせば、誤えんをしても肺炎のリスクが下がるためで、1
日4回(毎食後と就寝前)、1回5分の歯みがきを励行である。
なぜ、このことにこだわるのかと言うとブログ掲載してきた理由と加齢によるのどの“老化”
と、最近、食事中に咳き込んでしまうkとが増えたためである。そこで1つめのスムージのク
リアは簡単だが、歯磨きの30分は負担感が重い。5分/回を短縮するものがないかとネット
検索するとスタートアップ事例1件をヒットする。
● 3秒で歯磨き!スマート歯ブラシ「Unico」クラウドファンディング中
説明では、まず「Unico」の持ち手部分となっているパワーユニットに専用の歯磨き粉を入れ、パワーユ
ニット部分を2回トントンと叩き、3秒待つ。後は口を濯げば完了という流れ。マウスピース型なので全て
の歯を一度に綺麗にしてくれる。しかも、歯磨き粉は専用のもので無駄遣いすることがなくなる。
また、専用のUVステーションでいつもしっかり殺菌できるので、歯ブラシの清潔さも保つこと
が可能だとある。また、歯ブラシの磨き方はスマートフォンによって、簡単に調整できる。専
用ウェブサイトもあり、いつでも簡単に「Unico」に関するサポートを受けることができて、専
用のアクセサリーを購入することが出来るようになっている。また、通常の歯ブラシよりも短
い時間で済ますことができるので、歯ブラシも長持ちする。そして、新しい専用のマウスピー
ス型の歯ブラシもお手頃価格で再購入できるので、初期費用はかかっても長い目で見ればお得
なアイテムとなっている。また、「Unico」はブラック、ホワイト、グレーの3色展開となっ
ていて、そのシンプルで洗練されたデザインは洗面所に置いても違和感がないところもいいと
評価されている。
ところが、わたし(たち)半導体基板(液晶などのカラー表示器も含め)の製造にたずさわっ
てきた者にとって、この商品の新規性や口腔衛生器具の具備すべき設計項目についての評価に
フォーカシング――組み合わせの機構/構成に関わる新規性を除いてラビングの複数個配置し
上下の歯を同時ラビング(研磨/洗浄)に神経性があるものの、洗浄剤の安全性、処理時間と
洗浄効率性を担保する技術に対する疑問がつきまとい(申し訳ないが足をひっぱつつもりはな
い)いささか休止符がついてしまう(下図クリック参照)。逆に言うとそこをクリアーでき、
誤嚥性肺炎の罹災率逓減できれば世界性を獲得できる。
【宅ラーニング日誌Ⅱ:3つの英会話】
自宅でトレーニングを行うことを「宅トレ」、同じく食事を調理することを「宅メシ」という
が、自宅やサークルで学習するあるいは、ぼけ防止でゲームをで行うことを「脳トレ」という
らしいが、それじゃ、最近はじめだした英会話の学習を情報通信システムで行うことを「宅ラ
ーニング」(「宅トレ」の範疇に含めてもいいのだろうが)と呼ぶことにした。ところで、室
内ランニングマシン」で気がついたことなのだが、一日6千歩ウォーキングを目標に60~7
5分/日の時間がなかなかとれない。腰痛持ちには負荷を上げ短時間で行うとその反動が必ず
と言っていいほどその反動が起きる、起きるのだが、負荷をかけることで「ランナーハイ(ru-
nner's high)」で気持ちよくなる――身体ネットワークが本来の機能能力が発揮し結果、脳を刺
激し内在性カンナビノイドに属する化学物質(「ランナーズハイ」の原因は脳内麻薬だった、
ライフハッカー[日本版]2017.08.13)が分泌されちよくなることを体験しているが、今日、
「宅ラーニング」中にも同じような異変を体験する。
※ 「若返りをもたらす「ランナーズ・ハイ」 プレジデントオンライン、PRESIDENT Online」
東京学芸大学名誉教授 宮崎 義憲 2014.05.10)
作業時間の関係で予定オーバーになり録画しておいた英会話教本(「おとなの基礎英語」「し
ごとの基礎英語」「ニュースで英会話」)をグロス5時間(ネット4時間)を一気に鑑賞、さ
すが最後の1時間はだれるものの最初は違和感を持って学習していが途中から慣れ、能に記憶
されていた記憶が再構成したのか、心地よくなる。これって「ラーナーズハイ(Learner's high)
」)ではないかと。また、たとえばこんな場面では、
Ms.Parker: Well,my husband would always sit in that chair over there and drink his tea.
ええ、主人はいつもそこのいすに座って、お茶を飲んでいたわ。
Yuki: That must be important to you.
とても大切な品なんですね。
NHKテキスト「おとなの基礎英語」2017年12月号 P.16
「~ must be important ~」?これって、どこかでみたことがある、なんだろう、あっそうだ高一
の英語教師が葺く教本にあったのだという記憶がよみがえってきたように、他にも箇所が数箇所あった。
さて、習うより慣れろ、継続は力なるというではないか。1年後には・・・・・・、なんとかなっているのだろう。
楽しみである。