表があれば浦がある。陽があれば陰がある。その変化と発展の法則を見きわめることが勝利
への第一歩であろ。
将にとって5つの危険
将がおちこみやすい5つの危険がある。
その一は、必死になりすぎることである。いたずらにはやりたつだけで、退くべきときを心
得ないならば、無駄に殺されてしまう。
その二は、逆に、何か何でも肋かろうとすることである。これでは命は肋かっても、捕虜に
なるのがおちである。
その三は、短気である。侮られると、前後の見さかいなく腹をたて、みすみす敵の術中にお
ちいってしまう。
その四は、潔獅である。これは名誉を傷つけられると、がまんできずに忠心に分別を忘れ、
みすみす敵の術中におちいってしまう。
その五は、人民への思いやりである。たしかに人民を愛することは必要だが、これにこだわ
ってはいけない。
つまり、この五つが将たる者がおちいりやすい危険であり、戦争遂行のさまたげである。古
来、軍が滅び、将が殺されるのは、必ずこの五つの危険が原因になっているといってもよい。
よくよく考えなければなるまい。
反面の作用 ゆとりを失い、あるいは秋谷するなど、一面にとらわれることの危険性が強調
されている。すべて物事には反面の作用がある。これもまた『老子』の思想と同じ基盤にた
つ。「天下みな美の美たるを知る。これ悪なり」(人はだれしも、「美」はつねに美である
と考える。美は同時に「醜」でもあることを知らない。『老子』二十章)
【下の句×樹木トレッキング 28:キンキマメザクララ】
日のもとに楼さきけり今ぞしるわたくしならぬ神の心を 正岡子規
※いまこの瞬間を生きている、生かされているこの奇跡に感謝せずにいられようか。
近畿豆桜(Prunus incisa var. kinkiensis)は、散策路を歩いているとときどきある、落葉小高木
で、葉は互生。フォッサマグナ植物の一つであるマメザクラの変種で、主に北陸、長野、愛
知、近畿、中国地方に分布。県内では早月川以西に分布し、東ではオクチョウジザクラにな
る。境目には雑種もある。このあたりの丘陵地に多いサクラで、いち早く花が咲く。普通は
葉が出てくる前、又は同時に花が咲く。花は下向きなのに、実はしたの写真のようにだんだ
んと上に向いている(種子散布のため)。この下向きに花が咲くサクラの仲間としては、オ
クチョウジザクラがある。
第4章 プラザ合意は、日本を貶める罠だったのか?
第7節 「前川レポート」はただ状況の変化をなぞっただけのもの
前年の1985年にプラザ合意があり、為替が完全に自由化され、政府の介入はほぼなくな
りました。言い方を変えると、輸出企業が履いていた高いゲタがなくなったということです。
もともと日本は内需の大きい国であり、それほど外需の比率は高くありませんでしたが、有
利な為替相場を使って外需によって猛烈に儲けることができていました。しかし、プラザ合
意でゲタを脱ぐことになったので、もう外需で大儲けをすることはできなくなりました。
それに合わせて内需で儲ける経済構造に変えざるをえなくなります。それで、前川レポート
で「外需で儲けられなくなったから、内需を頑張りましょう。為替を自由化したから、他の
分野もそれに合わせた対応をしていきましょう」という提言が出されたのです。
意味合いとしてはそれだけのことですから、実際には前川レポートは大した役割を果たして
いません。それでも、時の中曽根首相はこの内容をレーガンに伝え、レーガンもこの報告を
評価したといわれます。
しかし、考えてみれば、この提言もある意味では、「どこか恣意的で無理のある歪んだ経済
運営」だといえます。レポートをまとめて「内需拡大をする」と国際的に訴えるのはいいと
して、では日本政府として、どうやってそれを実現するというのでしょう。結局、日本は「
口ばかりる気がない」などと、さらに批判されることになりました。
第8節 「貿易の自由化」のために「金融の自由化」が必要になった
ところで、前川レポートには「金融の自由化・国際化」もうたわれています(前述の4)。
稀に、「金融自由化や規制緩和、市場開放政策によって、ハゲタカのような外国資本が日本
市場に進出しやすくなり、日本経済が食い荒らされた」などという陰謀詰めいたことをいう
人がいますので、一応、ここで金融自由化の背景と実際を説明しておきましょう。
「金融自由化」は、「貿易の自由化」と切っても切れないものです。日本では貿易の自由化
はかなり早い時期に進みました。1964年の東京オリンピックのころには貿易自由化率は
90%を超えています。
実物経済の裏側には金融がありますので、金融の自由化も進めていかないと、貿易はうまく
回らなくなります。多くの場合、金融経済は実物経済に遅れてあとからついていく形になり
ます。金融経済の改革のほうが政策としては実行しにくいので遅れがちになるのです。アメ
リカやイギリスが金融自由化を進めたのも、貿易自由化からかなり経ってからのことです。
「国際金融のトリレンマ」のところでも述べましたが、資本主義国にとっては「資本移動の
自由」は必須の命題です。
資本移動の自由とは、資本を各国で融通するという話です。資本がどこかの国に偏在してし
まうと、実物経済の貿易の自由化を担保できなくなります。貿易の自由化を進めるには、資
本移動の自由が不可欠です。
資本移動の自由を推進していくうえでは、各国の金融市場の自由化が必要になります。各国
の国内金融市場が自由化されていないのに、他国と自由な資本の融通をできるはずかおりま
せん,つまり、経済の流れとしては、貿易の自由化が進み、それを支えるための資本移動の
自由化をいっそう進めなければいけなくなり、各国が金融市場を自由化する必要に追られる
ということです。それゆえ各国とも1980年代、1990年代に金融自由化を進めていきました。
第9節 「金融ビッグバどは小さなことを役人が大げさにいっていただけ
日本では1996年から2001年にかけて金融制度改革が行われました。世にいう 「金
融ビッグバン」です。このとき、金融自由化と称して、銀行と証券の「壁」をなくして相互
参入できるようにしていきましたが、実際には、日本には「壁」などというものは存在して
いませんでした。
なぜなら、「銀行は銀行、証券は証券」という建前はありましたが、昔から銀行は銀行系証
券を持っていたからです。私は、1990年代に大蔵省証券局にいて、銀行系証券も担当し
ていましたので、その実態を知っていました。
当時の旧社名になりますが、新日本証券と和光証券は日本興業銀行の系列、日本勧業角丸証
券は第一勧業銀行の系列、菱光証券は三菱銀行の系列でした。銀行の持ち株規制がありまし
たので、実態は銀行の子会社ですが、表面的には子会社に見えないようになっていました。
銀行は証券子会社の株式を直接保有してはいませんが、迂回して保有していました。
また、銀行から銀行系証券に天下っている人がたくさんいました。出向という形にするとよく
ないので、退職した形にしてから入るなど、かなり気を追っていました。
しかし、名前を見れば想像はつくはずです。日本勧業角丸証券には「勧業」の文字が入って
いますし、菱光証券には三菱の「菱」の文字が入っています。薄々わかっているのですが、
お互い、その点には触れないようにしていました。私は担当者でしたので、各銀行系証券の
役員の経歴もわかっていました。表の経歴には出ていませんでしたが、過去に親銀行で勤め
ていた人がたくさんいました。
それでも、銀行の人は証券参入を認めてほしいと思っていたようです。銀行の人が 「証券
業務をやりたいんです」といってきたときに、「もう、やってるじやないですか」というと
「いや、あれを正々堂々とやりたいんです」といっていました。
大蔵省証券局の幹部の中には、銀行の証券参入という「金融自由化」を本気で心配している
人もいました。そこで、私は実態調査をして証券局の幹部に伝えました。そうすると、「あ
あ、そうだったのか。もう参入しているのか」と懸念が払拭されたようでした。銀行系証券
の実態について行政内部で共通認識を持ちました。
銀行の証券参入は単なる看板の掛け替えにすぎないことがわかっていましたので、私が証券
局を龍れたあとのことですが、銀行の証券参入が認められることになりました。もちろん、
外向けには行政がものすごいことをやったかのように宣伝し、マスコミは 「金融ビッグバン
」とか「銀行・証券の相互参入」と大々的に書き立てました。しかし、実際にはずっと前か
らやっていることなので、大した話ではなかったのです。迂回して持っていた株をダイレク
トに持てるようになったというだけです。あとは看板の書き換えです。たとえば、「菱光証券
」は「東京三菱パーソナル証券」と看板を書き換えて、堂々と銀行系列を名乗れるようにな
りました。
業界内部ではビジネスのやり方が多少変わるということはあったでしょう。銀行が傘下の証
券会社を堂々と紹介できるようになった面はあると思います。しかし、「金融ビッグバン」と
称するほどのことは何もなく、マクロ経済にはまったく影響のないものでした。
大した変更ではないとわかっているのに、一応、大手証券の人は反対しました。「銀行の証
券参入が認められたら、我々にとって死活問題だ」と人げさにいってくれたので、マスコミ
が錯覚して大々的に取り上げてくれました。役所が「改革」という言葉を使うときは、ほと
んどの場合は実質的には何も変えていません。大げさに宣伝して、やったふりをしているだ
けです。
そもそも、本当にドラスティックな改革をするのであれば、抵抗が強くて大騒ぎになります。
仮にやるにしても、実現までには相当な時間がかかります。無理にやろうとすれば、不測の
事態が起こったり、思わぬトラブルが生じたりしかねません。そうなると困るので、あまり
変化が起こらないようにやることがよくあります。何年か経つと「何も変わっていないじや
ないか」と批判を受けますが、それはそうでしょう。初めから何も大きく変わらないように
やっているのですから。
役所のいう「改革」とは、10%くらい変えて、90%は変えないものと思っておいて、ちょう
どいいくらいでしょう。役所はマスコミには、50%以上変えるかのように大げさに伝えます
ので、すごいことが起こるように思えるかもしれませんが、ダマされてはいけません。
この項つづく
【蓄電池事業篇:最新全固体型蓄電池製造技術】
❑ 特開 2018-055898 2018/04/05 全固体電池
【概説】
電池自動車等に用いられる二次電池の形状として、捲回円筒型、捲回角型、積層型等があげ
られる。例えば、集電体、並びに上記集電体の一方の表面に形成され正極活物質を含有する
正極活物質層、および集電体の他方の表面に形成され負極活物質を含有する負極活物質層か
らなる電極活物質層を有すバイポーラ電極と、固体電解質を含有する固体電解質層とで構成
し、この層を介し複数のバイポーラ電極を積層するバイポーラ全固体電池は、電極活物質層
が集電体の端部の内側に形成、電極活物質層の端部と集電体表面との間には集電体表面上に
形成した補強層が配置の特徴をもつバイポーラ全固体電池が開示されている。また、別の例
特許事例には、正極及び負極、並びに、正極及び負極の間に配置構成の固体電解質層の電極
体と、隣接する電極体を電気的に直列に接続する直列集電体と、隣接する電極体を電気的に
並列に接続する並列集電体と、を備える積層体を具備し、少なくとも正極、負極、及び固体
電解質層の端面に、絶縁材が配置されているが、この前者の全固体電池事例では、補強層で
は、集電板の端部でコの字に形成されているため、固体電解質層中に導電性の液体が含まれ
ている場合、その液体が積層体の端部に染み出す際の短絡を防止が難しい。また、後者の絶
縁材層では、並列集電体3が正極端子用集電体6や負極端子用集電体7に接続される箇所を
除く、積層体4の側面配置のため、固体電解質層中に導電性の液体が含まれている場合、同
様に、その液体が積層体の端部に染み出す際の短絡を防止することが難しい。つまり、下図
3のように、常温溶融塩を含む電解質および電極を有する電極体で積層構成、電気的な並列
接続が形成する電池ユニットを複数有し、 積層方向において、電池ユニットの端部には集
電体を形成、積層方向で、電池ユニットが直列に接続され、積層方向で、電池ユニットの間
に隔離集電箔が配置され、 面内方向で、隔離集電箔の端部に絶縁枠体を配置し、面内方向
で絶縁枠体が集電板の外周を覆う構造で全固体電池の短絡が防止を実現する。
❑ 特開2018-055952 非水電解質二次電池、および負極ユニット
【概説】
環境への負荷が少ない非水電解質二次電池は携帯機器だけでなくハイブリッド自動車、電気
自動車などにも利用される自動車用二次電池にはリチウムイオン電池が多く用いられている。
リチウムイオン電池は、充放電サイクルやコスト面の観点から黒鉛等の炭素材料を使用する
ことがよく行なわれている。しかしながら、黒鉛などの炭素材料を用いた負極活物質ではリ
チウムイオンの黒鉛結晶中への吸蔵・放出により充放電がなされるため、最大リチウム導入
化合物であるLiC6から得られる理論容量以上の充放電容量が得られない。これに対し負
極活物質にLiと合金化する材料を用いた電池は、従来の黒鉛などの炭素材料を用いた電池
と比較してエネルギー密度が向上するため、車両用途における負極活物質の材料として期待
されている。例えば、従来から存在する負極は、SiなどのLiイオンを吸蔵・放出する粒
子と黒鉛材料を含有する炭素粒子とで構成される。
このように、Si系負極活物質と炭素材料との混合物を負極活物質として用いた非水電解質
二次電池用負極について研究を進めると、場合によっては非水電解質二次電池のサイクル耐
久性が低下してしまうことを突き止める。耐久性を向上させうる手段として、負極活物質層
の最大圧縮歪みを大きくするような黒鉛系負極活物質を用いて負極を構成することで、非水
電解質二次電池のサイクル耐久性を飛躍的に向上させることが可能となることを見出したも
のの。黒鉛系負極活物質を用いて負極を構成すると、優れたサイクル耐久性が得られる一方
で、レート特性が大幅に低下することを発見。このように、Si系負極活物質と炭素材料と
の混合物を負極活物質として用いた非水電解質二次電池用負極において、レート特性の低下を
抑制しつつ、サイクル耐久性を向上させうる手段――下図3のように、非水電解質二次電池
100は第1の黒鉛系負極活物質を含む負極30aと、第2の黒鉛系負極活物質を含む負極3
0bと、を有する。第1の黒鉛系負極活物質は、負極30aの負極活物質と同じ組成を有する
厚み66μmの活物質層が厚み10μmの銅箔で挟持されてなる積層体に両側から1.0M
Paのまでの圧縮力を印加した際の最大圧縮歪みが15%よりも大きくなる黒鉛系負極活物
質である。第2の黒鉛系負極活物質は、ラマンスペクトルにおける第1周波数バンドDと第2
周波数バンドGのピーク強度の比であるD/G比が0.2より大きい。
【特許請求の範囲】
正極集電体の表面に正極活物質層が形成されてなる正極および負極集電体の表面に負極活物質層が形成されてなる負極を、電解質層を介して積層した単電池層を積層して
なる発電要素を有し、
前記負極活物質層は、下記式(1):
α(Si系材料)+β(炭素材料) (1)
(式中、炭素材料は、黒鉛系活物質を含み、αおよびβは前記負極活物質層における
各成分の質量%を表し、80≦α+β≦98、0.1≦α≦40、58≦β≦97.9
である。)で表される負極活物質を含有し、前記発電要素に含まれる複数の前記負極
は、第1の黒鉛系負極活物質を含む第1負極と、第2の黒鉛系負極活物質を含む第2
負極と、を有し、前記第1の黒鉛系負極活物質は、前記第1負極の負極活物質と同じ
組成を有する厚み66μmの活物質層が厚み10μmの銅箔で挟持されてなる積層体
に両側から1.0MPaまでの圧縮力を印加した際の最大圧縮歪みが15%よりも大
きくなる黒鉛系負極活物質であり、前記第2の黒鉛系負極活物質は、ラマンスペクト
ルにおける第1周波数バンドDと第2周波数バンドGとのピーク強度の比であるD/
G比が0.2よりも大きい、非水電解質二次電池。 前記第1の黒鉛系負極活物質が人造黒鉛であり、前記第2の黒鉛系負極活物質が天然
黒鉛である、請求項1に記載の非水電解質二次電池。 前記第1負極は前記第1の黒鉛系負極活物質を含み前記第2の黒鉛系負極活物質を含
まず、かつ、前記第2負極は前記第2の黒鉛系負極活物質を含み前記第1の黒鉛系負
極活物質を含まない、請求項1または2に記載の非水電解質二次電池。 前記第1負極は、前記単電池層の積層方向において中央部に配置される、請求項3に
記載の非水電解質二次電池。 前記第1負極および前記第2負極は、複数の前記単電池層において交互に配置される
請求項3に記載の非水電解質二次電池。 前記第1負極は、前記単電池層の積層方向において少なくとも一方の端部に配置され
る、請求項3に記載の非水電解質二次電池。 少なくとも一つの前記負極は、前記第1の黒鉛系負極活物質と前記第2の黒鉛系負極
活物質とを混合状態で含む、請求項1または2に記載の非水電解質二次電池。 少なくとも一つの前記負極は、前記第1の黒鉛系負極活物質と前記第2の黒鉛系負極
活物質とを積層状態で含む、請求項1または2に記載の非水電解質二次電池。 定格容量に対する電池体積(電池外装体まで含めた電池の投影面積と電池の厚みとの
積)の比の値が10cm3/Ah以下であり、定格容量が3Ah以上である請求項1
~8のいずれか1項に記載の非水電解質二次電池。 請求項1~9のいずれか1項に記載の非水電解質二次電池に用いられる複数の前記負
極からなる負極ユニットであって、前記第1負極および前記第2負極を含む、負極ユ
ニット。
全固体型二次電池の技術革新もすさまじい勢いで進んできているようにみえる。今夜記載考
察できなかったこともあり残件扱いとする。
この項つづく
【風力発電事業篇:スコトランド海洋で世界最強風力タービン設置】
4月10日、欧州海洋風力発電センタ(EOWDC)のバッテンフォール社は、8.8メガワット
級世界最強の風力タービン1基をスコットランドのアバディーン海洋風力発電所へ設置完了
(計画11基)したことを公表。バタンフォール社によると、8基の8.4MWモデルを9基
搭載と並行して2基のアップグレードタービンを加えEOWDCの発電能力は93.2MWとなり、
アバディーンの需要の70%超を達成、年間134,128トンの二酸化炭素を削減できるだ
けでなく、2030年までに英国、スコットランド両国の数千人の雇用を創出し、スコット
ランドの製エネ需要の50%の供給を実現する。
European Offshore Wind Deployment Centre - Vattenfall
【バイオ燃料事業:キノコ廃棄物からバイオ燃料】
食油や菜の花からバイオ燃料、あるいは特殊な藻からも燃料化できることも周知のこと。さ
らに遺伝子を改変してバイオ燃料できることも。もっとも後者は環境紊乱リスクをともなう。
この間亡くなった宇宙物理学者ホーキンス博士も懸念していた。さて今日届いた新聞では、、
シンガポール国立大学の研究グループがキノコの廃棄物から単離されたThermoanaerobacterium thermosaccharolyticum (TG57)という自然発生細菌が、セルロース(植物由来物質)をバイオ
ブタノールに直接変換できることを突き止めている。この発見は、現在まで、バイオブタノ
ールの商業生産は、セルロース系バイオマスをバイオ燃料に変換する能力のある微生物の欠
如によって妨げられてきたが、その重要性に加えて、TG57株の発酵プロセスは単純であり、
微生物の複雑な前処理または遺伝子改変は必要とされないというもの。これは注目に値する。
Science Advances 23 Mar 2018:Vol. 4, no. 3, e1701475 DOI: 10.1126/sciadv.1701475
● 今夜の一曲
『豆桜』 (2016.12.14)作詞:喜多條忠/作曲:岡千秋/編曲:蔦将
城之内 早苗(じょうのうち さなえ、1968年5月17日 - ):歌手、タレント、女優。
本名、木村 早苗(きむら さなえ)旧姓、城之内。おニャン子クラブ時代の愛称は、
お城(おじょう)。
富士のふもとに咲<花は
うす紅化粧の豆桜
富士がきれいに見られるように
背丈かがめた富士桜
わたしあなたの腕の中
あなたの夢をじゃませぬように
ちょっとかがんでついてゆ<
白い湯煙見上げてる
箱根桜も豆桜
谷の深さも苦労の山も
覚悟承知の恋だから
わたしあなたの腕の中
二人の夢を叶えるまでは
耐えて咲きます豆桜
わたしあなたの腕の中
あなたの夢をじゃませぬように
ちょっとかがんでついてゆ<