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人の命の惜しくもあるかな

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2 軍 形

形式というものは、何らかの作用をもたらすためにあるのであり、固定してしまっては用を
なさない。水のように相手に応じて変化し、大きなカを発揮する-無形の形、それが軍形の
理想なのである。

「勝ち易きに勝つ」「まず勝ちて後に戦う」

多くの者に、それとわかるような勝ち方は、真に優れた勝利ではない。勝った勝ったと、世
間でもてはやすような勝ち方では、最善の勝利とはいえないのだ。例えば、毛を一本持ち上
げたからといって、だれも力持とは思うまい。太陽や月が見えるからといって、だれも目が
よいとは思うまい。雷鳴が聞こえたからといって、だれも耳がよいとは思うまい。そのよう
に、だれの気にもつかぬ自然な勝ち方が理想なのである。
本当の戦上手は、まず勝ち得る条件をつくっておき、自然に勝つ。したがって、勝ってもそ
の知識は人の目につかず、その勇敢さは人から称賛されることもない。つまり、戦上手は、
確実な方法で勝ち、打つ手打つ手がすべて勝利に通ずる。戦う前から敗けている敵を相手に
するのだから、勝つのは当然である。自軍を不敗の態勢におき、しかも敵のいささかの隙を
も見逃さない。これが戦上手の戦法なのである。
したがって、勝つか収けるかは、まず勝利の条件をととのえてから戦争をはじめるか、それ
とも、まず戦争をはじめてから勝利をつかもうとするか、によってきまる。勝利を収める軍
隊は前者であり、敗北に追いやられる軍隊は後者である。

スタンドプレーの危険性 『老子』は「作為」を排した。『孫子』はこれを、無理勝ちしな
いこととしている。これはまた、スタンドプレーの危険性を見ぬいた安全な処世なのである。

     
❦ なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか ❦ No.24       

● 対談5 新しい現実をつくる   

『ネイチャー・テクノロジーで未来を拓くパラダイムシフトを』  
  石田秀輝 東北大学教授工学博士

1953年岡山県生まれ。2004年㈱-NAX(現LIXIL)取締役CTOを経て現職。
ものづくりのパラダイムシフトに向けて国内外で多くの発信を続けている。2004年から
は、自然のすごさを賢く活かすあたらしいものづくり「ネイチャー・テクノロジー」を提唱。
また、環境戦略・政策を横断的に実践できる社会人の人材育成や、子どもたちの環境教育に
も積極的に取り組んでいる。ネイチャーテック研究会代表、NPO法人サステナブル・ゾリ
ューションズ理事長、ものづくり生命文明機構理事、アースウォッチ・ジャパン理事ほか。
著書に『ヤモリの指から不思議なテープ』(アリス館/2011)『未来の働き方をデザイ
ンしよう』(日刊工業新聞社/2011)『自然に学ぶ!ネイチャー・テクノロジー』(G
akkenMook/2009)『地球が教える奇跡の技術』(祥伝社/2010)など多数。



勤勉革命から勤勉改悪ヘ

鈴木 先生は勤勉革命という言葉も使われています。
石田 勤勉こそ日本人が世界に訪れる最大の美徳でした。それなのに日本人的勤勉をワーカ
ホリックだとか、そういう横文字に置き換えてしまいました。たとえば残業についていうと、
欧米型の残業というのは要するに効率を追求するために残業代を出すことです。日本の残業
というのはたとえば鈴木さんが残業していたら、自分に仕事がなくても「おまえ、残業なの
か。かわいそうだな。じゃあ、横にいてやるよ。終わったら赤ちょうちんへ行こう」と。こ
れが日本の残業なんです。

あらゆるものを分かち合う。稲作漁労のようにいつも手をつないでお互いがつながっている
ことを確認し合う。それをさらに確認するのがお祭りなんです。そういう概念をブチブチ切
り離してしまった。たとえば昔は残業してもお金つかなかったじゃないですか。それをブチ
ブチ切って、残業というかたちをつくって、残業すれば、「えっ。残業すれば、お金もらえ
るの。それなら残業したほうがよいじゃない」というようなことに持っていってしまった。
勤勉改悪というのが本当かもしれません。欧米の経営者がもっとも恐れたのが「日本人の勤
勉」なのですから、それを批判する欧米に媚びて国民余暇センターなんかつくって、国民に
「もっと遊べ」などといい出したのが、そもそも日本のものづくりというか品質管理がおか
しくなった元凶だと私は見ています。

鈴木 日本本来の働き方を取り戻すということですね。

石田 それで、とてつもなく元気でやっている会社が日本全国至る所にありますから。
だから、日本人の勤勉さは、いまでさえも時代遅れでも旧式でも何でもなくて、ひょっとし
たら世界の最先端かもしれない。

鈴木 外国企業にとって最大の脅威だったわけですからね。日本人は働きすぎだといわれて
も、褒められていると素直に受け取っていればよかったわけですね。勤勉でどこが迷惑を受
けたという話ではないわけですから。

石田 とりわけ物のないときは歯をくいしばって働いた。それをやせ我慢というと精神論に
なってしまいますが、切磋琢磨して日々向上していく技術の裏づけがあるから心から楽しめ
た。やせ我慢ではなくて自然体だから労働さえも「意気」なんです。私が言う「意気」は裏
づけに生命子不ルギーや生命テクノロジーのみならず、ものづくりのテクノロジーも併せて
持っているわけです。鎖国下の自給自足経済でしたから物の種類は限られていましたが、そ
れなりに生産があって、江戸時代の人たちは食べる楽しみ、暮らす楽しさには事欠かなかっ
たのです。


2つの大きな課題

鈴木 先ほど石田先生は「いまのままで私たちが何もしないと2030年には、たいへん、
厳しい状態になる」とおっしゃいましたが、もう少しくわしくお話しいただけますか。
石田 私は何もしないでいれば2030年には我々自身の手で文明壊滅の引き金を引くかも
しれないと思っています。2030年までにネイチャー・テクノロジーを活かしたライフス
タイルに切り替えていかないと、既存の文明では地球がもたないからです。ネイチャーこア
クノロジーについてはさっき説明した通りで、すでに多くのものを考えてきましたが、まだ
まだ十分だとは思いません。残された10年か15年で世の中全体がネイチャー・テクノロジー
の方向に舵を切れるかどうか、舵を切れないと相当きびしい。

そこには7つのリスクがあって、資源、エネルギー、生物多様性、食糧、水、人口、気候変
動のどれが最大リスクになるか、いまの科学ではわかりません。わかりませんが、どれもが
2030年ころまでに限界に近くなることは間違いない。2030年というといまの小学生
が30歳のときです。
鈴木 そろそろというより、遅いくらいかもしれませんが、早々に覚悟を決めて具体的に動
かないと時間切れになりますね。それほど切羽詰まっているということは理屈ではわかって
いるつもりでも、やっぱり実感が薄かったと、今日は反省させられました。

石田 はっきりしていることは、2030年問題に対するソリユーションをわれわれから提
案できなければ絵に描いた餅に終わってしまうということです。だからこそ、エネ経会議の
なかで皆さんにいろんな可能性を議論していただいて、あらゆる実践の種を早くそろえない
といけない。

鈴木 急ぐ必要がありますね。

石田 もう一つ、なんとなくヤバイというのは地球環境問題について話せる人がいないとい
うことです。温暖化の話ができる人、エネルギーについて話せる人、水について、資源につ
いて、食糧について、生物多様性について、個々の問題について話せる人はいるんです。と
ころが、地球環境問題はこれらが合作されたものなんです。どれか一つだけ直そうとしたら、
必ず他にしわ寄せがいって問題が深刻化してしまいますから、こういうリスクがなぜ起きて
いて、おのおののリスクがいまどのような状態なのかをひっくるめて全方位で語らないと駄
目なわけです。



エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議

鈴木 なるほど。よくわかります。お医者さんの世界みたいですね。
石田 そうなんです。専門医ではなくて総合医が必要なんです。大学病院みたいに専門医は
いっぱいいるわけです。ところが、梅ちゃん先生みたいに、全体として診て、「あなたはき
っとこっちが問題だよ」という人がいない、地球環境に問しては……。

鈴木 と、いうより、どこの世界にもいえそうですね。
石田 全体を見ないと部分も見えないでしょう。そういうふうに全体を見ていえることは、
残された10年か15年で世の中全体がネイチャーこアクノロジーの方向に舵を切ることと健全
な危機感を持ってもらうということ、この2つが短期的に見てもソリユーションだろうとい
うことです。それから、長期的に見渡したときに、いま、知っておかなければいけない危機
感、この両方を併せ持っていることがとても大事だと思います。だから、私でお役に立てる
ことがあれば、ここをいつでも使ってください。この場所もぜひ、皆さんで見学にきてくだ
さい。

鈴木 近いうちにエネ経会議のメンバーで見学会をやらせていただきたいと思いますので、
そのときはよろしくお願いいたします。今目はほんとうにどうもありがとうございました。

                              2012年9月23日
                   東北犬学犬学院環境科学研究科石田研究室にて

次回は、加藤憲一小田原市長の「対談6.地域の再生エネルギー資源を活かし、地に足のつ
いた経済力を育む」へと移る。

  No.177


【バイオマス発電事業篇:大生黒潮発電所竣工】

● 地産木材のみを使うバイオマス発電所 国内初のペレット工場も併設

 

 宮崎日々新聞 

3月24日、くしま木質バイオマス(宮崎県串間市)は、串間市で建設を進めている「大生
(おおばえ)黒潮発電所」の竣工式を開催。同発電所の設計・施工を担当した洸陽電機(株)
によると、国内初となるペレット工場を併設した小規模木質バイオマス発電所で、地域産出
木材のみを用いた発電を行うという。 同発電所は、串間市近隣の地元材を活用した燃料ペ
レット製造を敷地内の工場で行っており、エネルギーと経済を地域内で循環させることが特
長。地元企業と連携し雇用創出や林業活性化につなげる。 ペレット製造から発電までのプ
ロセスをパッケージ化した発電所となるため、燃料の安定供給に強みを持つという。さらに、
発電設備として独ブルクハルト社製の木質バイオマス熱電併給システム10基、米アクセスエ
ナジー社製の温水バイナリー発電システム1基を導入。これにより、発電による排熱をバイ
ナリー発電やペレット製造時の乾燥工程で有効活用することが可能となり、工場全体の運用
コストを低減。

【バイオマス発電篇:最新木質バイオマス発電技術】

❏特開2018-002751  木質バイオマス利用と風力利用を組み合わせた地域分散型
の発電方法  

【概要】

再生可能エネルギー発電の各方法は、エネルギー効率、経済性など課題を抱えている。例え
ば、風力はその出力が風速、風向などの影響が大きく、出力制御しにくい、装置が故障し
やすいことなどの欠点をもつ。また、木質バイオマス発電として、木質をガス化し浄化して
からガスエンジン(ガスタービン)などの方式で燃焼発電方式が発電効率が20%以下のも
のが多いく、従来の大型火力発電所の発電効率45~50%に比べて低く普及が遅れている。

再生可能エネルギーとして風力と木質バイオマスを利用した地域分散型の発電法で、発電効
率を高めるとともに、外部に電力供給を調整できる方法の提供にあって、下図のように、風
力発電装置、木質バイオマスのガス化し、ガスを燃焼して発電する装置、および水溶液の活
性化と活性化された水溶液の電解、水素発電装置を併設して、風力発電された電力の1部を
水溶液の活性化・活性化された水溶液の電解装置に供給し、副生した酸素ガスを、木質バイ
オマスのガス化装置、およびガスを燃焼して発電する装置で用いる。水溶液の活性化・活性
化された水溶液の電解装置は、水溶液の活性化装置、電解による水素、酸素の発生装置、そ
の生成物である水素ガスの保留装置、その生成物である酸素ガスの保留装置から構成し、装
置Bの水溶液を装置Aに循環使用する。水溶液に、テラヘルツ波を発生する鉱物を含むセ
ラミックス成型物を浸漬して水を活性化する。
本件の具体的な実施例(比較対象例)など明示ががにので、クエスチョンマークがつく。特にテラヘ
ルツ波の効果については不明である。ここでは下記のように説明されている。

水素ガス、酸素ガスの発生効率をさらに高めるための方法は、水溶液の活性化装置(装置A
)、電解水素/酸素発生装置(装置B)の水溶液にテラヘルツ波を加え液体中にセラミック
スボールのセラミックス成型物を浸漬する。テラヘルツ波とは、周波数が0.1~10THz
の領域の電磁波で、電波と、光の一種である赤外線の中間の領域にあり、光と電波の性質を
併せもち、照射することで分子振動させ活性化できる。電解発生水素/酸素ガスの量を増や
すことができる。また、テラヘルツ波発生法には、ジャオロトロン、後進波管、遠赤外線レ
ーザー、量子カスケードレーザー、自由電子レーザー、シンクロトロン放射、フォトミキシ
ングソースなど。原子番号が57以上の元素が1種あるいはそれ以上含まれている鉱物、と
くに好ましくは、ランタノイド系元素、アクチノイド系元素が2種類以上含まれている鉱物
を含む微粉に、シリカ分を主体とする粗めの粉を混合してボンドを加えて250℃以上、600℃
以下の温度で焼成したもの径が1~4mmに砕いたものを炭酸カルシウム分を主成分とする
カルシウム化合物に、重量比で2~6%配合。これにより、元素発生する電磁波が相互作用
により効率的にテラヘルツ波を発生できる。

水溶液は循環使用を続けるうちに、水分の蒸発などによるナトリウムや塩素の濃縮などが
進行して、電解効率に悪影響を及ぼす。また、何らかの事情で系内の水溶液を外部に排出し
なければならなくなった場合、外部環境に悪影響を及ぼすおそれがあり、成分濃度が許容値
を超えるおそれが生じた場合、白州土を含む粉あるいは成型物を加え調整。この方法は、な
んらかの事情で、循環使用していた水溶液を外部に排出しなければならならなくなった場合
にも、その含まれている成分濃度を低下できる性質で吸着作用があるとしているが。いずれ
にしても、本件は残件扱い処理することに。

❏特開2016-127755発電電力の平滑化システム

【要約】

太陽光または風力を利用した発電により短周期変動をする発電電力を平滑化するために、下
図のように、太陽光または風力により第1の発電電力を発電する再生可能エネルギー利用発
電装置14と、蒸気を発生させる木質バイオマスボイラー11と、木質バイオマスボイラー
11から蒸気供給流路16を介して供給した蒸気により容積型回転機械17を駆動して第2
の発電電力を発電する蒸気発電機12と、第1の発電電力と第2の発電電力とを統合可能な
第1電力統合手段50と、再生可能エネルギー利用発電装置14の第1の発電電力を検出す
る電力トランスデューサ42と、電力トランスデューサ42により検出された第1の発電電
力と第2の発電電力との和が予め設定された設定発電電力となるように、第1の発電電力の
大きさに基づいて第2の発電電力の大きさを制御する制御装置15とを備える。


【符号の説明】

10  発電電力の平滑化システム 11  木質バイオマスボイラー(蒸気発生手段) 12 
蒸気発電機 13A,13B  蒸気バイナリー発電装置 14  再生可能エネルギー利用発
電装置 15  制御装置 15a  第1制御部 15b  第2制御部 16  蒸気供給流路
16A  上流側蒸気供給流路 16B  下流側蒸気供給流路 17 容積型回転機械 17a
蒸気入口  18  発電機本体  19  回転軸  20  送電線  21A,21B  分岐流路(
第1分岐流路)  22A,22B  蒸発器  23A,23B  蒸気入口  24A,24B 
発電部  25A,25B  凝縮器  26A,26B  作動媒体ポンプ  27A,27B  密
閉管路  28A,28B  膨張機  29A,29B  回転軸  30A,30B  発電機本体
31A,31B  蒸気入口  32A,32B  蒸気出口  33A,33B  熱媒体流通路
34A,34B  蒸気出口  35A,35B  送電線  36  還流流路  36a  合流部分
37A,37B  分岐流路(第3分岐流路)  38  ポンプ  39  熱交換器  40  加熱
流路  41  太陽光発電部  42  電力トランスデューサ  43  送電線  46  バイパス
流路 47A,47B  分岐流路(第2分岐流路)  48  減圧弁  49  三方弁  50 
第1電力統合盤(第1電力統合手段)  51  第2電力統合盤(第2電力統合手段) 52 
送電線  53  系統  56  送電線

❏特開2016-127755発電電力の平滑化システム

【要約】

設計段階や製作段階における工数の低減を可能とするバイナリー発電システムを提供にあた
って、バイナリー発電システム100は、熱源である第1流体の熱を用いて発電を行う1つ
または複数のバイナリー発電ユニット1を備え、バイナリー発電ユニット1は、第1流体と
第2流体との熱交換により第2流体を加熱するための熱交換器3と、熱交換器3で加熱され
た第2流体を流通させ、第2流体と作動媒体との熱交換により作動媒体を蒸発させ、蒸発し
た作動媒体により発電を行う1台のバイナリー発電装置4と、熱交換器3とバイナリー発電
装置4とがそれぞれ所定の位置に設置される共通のベース30とから構成される。


【符号の説明】

1  バイナリー発電ユニット 3  熱交換器 3a  底面 3b  メンテナンス面(第1メ
ンテナンス面) 4  バイナリー発電装置 4a  底面 6  カバー 7  冷却塔(冷却装
置)10  制御盤 10a  コントローラ 12  温水循環ポンプ 12a  底面 12b 
メンテナンス面 16  冷却水ポンプ 16a  底面 16b  メンテナンス面 30  ベ
ース 31  第1長辺部(周縁) 32  第2長辺部(周縁) 33  第1短辺部(周縁) 
34 第2短辺部 41  メンテナンス面(第2メンテナンス面) 42  メンテナンス面
(第2メンテナンス面)43  メンテナンス面(第2メンテナンス面) 100、200、
300  バイナリー発電システム

【世界最高水準の高速負荷応答のガスタービン開発】



3月22日、NEDO事業において、川崎重工業(株)は、高速負荷応答性を備えた30MW級
高効率ガスタービンの開発を公表。開発したガスタービンは、同クラスのガスタービンとし
ては世界最高水準の負荷応答性と発電効率を有しており、不安定な再生可能エネルギーと連
系させることで、再生可能エネルギーの有効活用と、CO2排出量削減など環境負荷低減を実
現する。また川崎重工業(株)は、本成果を導入したコンバインドサイクル発電プラント(
CCPP)を2018年3月から販売開始。

【圧空電池事業篇:高度断熱圧縮空気エネルギー貯蔵(AA-CAES)】

 Dec. 27, 2016

以上最新の技術開発動向を掲載。ここでは、バイオマスボイラーよる水蒸気タービンだけで
なく、バイオマス発電のバイナリに注目。熱媒体の有機溶剤系をバイオマスボイラー給湯(
400~100℃)との熱交換によるガスタービンによる発電などが対象になる。さらに、太陽光・
風力などの自然エネルギーによる余剰電力を、圧空(深冷)電池に蓄え、放電時の木質バイ
オマス燃焼/ボイラー給湯熱の利用も「エネルギーの地産/地消モデル」の対象に組み込ん
で構想する。今後はシステムの試作/各種の実証実験段階に、後もう一押しの段階にある。
頑張ろう!
                                    

【下の句トレッキング:人の命の惜しくもあるかな】

忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人のいのちの 惜しくもあるかな  右近

忘れ去られる私の身は何とも思わない。けれど、いつまでも愛すると神に誓ったあの人が(
神罰が下って)命を落とすことに なるのが惜しまれてならないのです。

I really don’t care what becomes of me now that you have forgotten about us. It is I who pity you,
because you who will lose your life to divine punishment for breaking the promise that we made
before God.

 ● 今夜の一曲

『吾亦紅』

作曲家である杉本真人が歌手・すぎもとまさととして発表した楽曲。2007年2月21日発売。
母を亡くした杉本が深く落胆している時に杉本の母と文通していたちあき哲也が「吾亦紅」
を作詞。 ちあきに杉本が「『吾亦紅』は何と読むのか?」と質問すると、ちあきは「われ
もこう」と回答。 ちあきの詞に杉本が曲を付けて自ら歌っている。

 

 


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