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ひとり戦略のトランペット

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2 軍 形

形式というものは、何らかの作用をもたらすためにあるのであり、固定してしまっては用を
なさない。水のように相手に応じて変化し、大きなカを発揮する-無形の形、それが軍形の
理想なのである。

軍 事 力

戦略には五つの要素がある。第一に国土の面積、第二に資源、第三に人口、第四に軍事力、
第五に勝敗である。地勢に基づいて実質的な土地の広狭が決定される。土地に基づいて資源
の多寡が決まる。資源は人口の多少を決定する。人口は軍事力の基礎である。そして軍事力
の強弱によって勝敗が決定されるのだ。彼我の力役の差が、鎰(重さの単位)をもって錬(
沿の約五百分の一)に対するようであれば、必ず勝つ。逆に鋒をもって温に対するようであ
れば必ず員ける。戦上手は、満々とたたえた水を深い谷底に切って落とすように、蓄積され
た力足を最大限に発揮する。熊侍をととのえるというのは、まさにこのためなのである。

     
❦ なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか ❦ No.25       

 ● 対談6 新しい現実をつくる   

『地域の再生エネルギー資源を活かし、地に足のついた経済力を育む』  



加藤憲一小田原市長

1964年神奈川県小田原市生まれ。京都大学法学部卒業。経営戦略コンサルティング会社
民間教育団体、農業、漁業、商業ビル企画管理、地域シンクタンク代表などを経て、200
8年5月より小田原市長。小田原の「恵まれた資源を活かし、地に足のついた経済力を育み
たい」とし、市民と事業者との意見交換会を行ない、お互いの理解を深めながら、さまざま
な再生可能エネルギーの導入促進事業の立ち上げを目的とし、取り組み全体を小田原市がバ
ックアップする官民協働の組織団体である「小田原再生可能エネルギー事業化検討協議会」
を立ち上げた。

小田原でもエネルギーの会社が具体化

鈴木 今日は神奈川県小田原市の市長加藤憲一さんにアドバイスをお願いしました。ほんと
うにお忙しいところ、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。
加藤 とんでもないです、こちらこそ。
鈴木 もちろん、私は小田原市民ですので、関わらせていただいているのですが、いよいよ
小田原でもエネルギーの会社が具体化します。もともと市長は子不ルギーのことを以前から
唱えてこられたわけですが、昨年、2011年の19一月に行政と民間が共同で再生可能エ
ネルギーの事業化を検討する協議会をつくれという号令をかけてくださって、それで協議会
が立ち上がって、いま、半年を経て動き出してきたわけですけれども、まず、そのへんのと
ころから。

加藤 はい。まず、エネ経会議の世話役代表として、鈴木さんが全国を股にして駆けまわっ
ていることに心から敬意を表したいと思います。

鈴木 ありがとうございます。
加藤 会社を立ち上げるに至った思いというか、経緯ですが、振り返れば「3・11」のあと、
原発から300キロ離れている小田原が直接被害を受けた事実が何点かあります。1つが計
画停電に伴う地域の、特に観光産業、製造業にまつわる経済的大打撃。小田原かまぼこの会
社がその最たるものですが、地域を代表する産業の操業が事実上停止に追い込まれる。また
、観光業、宿泊施設をも含めて、売り上げが8割減、9割減ということで、箱根・小田原に
は人がこないという状況でした。いまの電力需給網に不備なり致命的な欠陥があった場合に
は、経済がとまるということをまともに実感させられてしまったわけです。もう一つは何と
いっても地元の代表的ブランド足柄茶から放射性セシウムが検出されてしまったということ
。日々、口から入るお茶から検出されたことはたいへんにショックでありまして、当時、生
産者は安全を保証する目的で自主的に検査を行なっただけに、余計、ショックが大きかった
わけです。

 飯田哲也メッセージ

鈴木 念のためにと受けた検査でしたね。
加藤 そうなんですよ。いずれにしても、私たちが享受してきたエネルギー体制から被害を
受けたということが、いろんな意味で見直しの出発点になりました。いまは再生可能エネル
ギーといわれますが、前はクリーンエネルギーと呼ばれていて、市長になる前から私は飯田
哲也(環境学者、環境エネルギー政策研究所所長)さんの言動に注目して、実際にヨーロッ
パの脱原発事情を視察してまいりましたし、震災前からクリーンエネルギー導入の可能性を
探っていたんですね。

今回、こういった事態を受けて、もう、これはいよいよ自給をしていかなければいけないん
だと決意して、飯田哲也さんに小田原市長の私のアドバイザーになっていただいて、3月こ
ろから練り始めたんですが、彼もなかなか忙しくて、直接会えだのが5月で、7月に小田原
で市民に公開した報告会を開きました。
そこで、環境エネルギー政策研究所の飯田さんから「小田原電力というのを立ち上げたらど
うですか」というお言葉をいただいたので、「それだ」ということで、私もそうですし、そ
れまで一緒に勉強してきた市民の有志の皆さんもわが意を得たりということで、そこからパ
ワーアップしたわけです。まちづくり学校という昨年度(2011年度)から小田原市が始
めた事葉なんですけれども、新しい公共の担い手をつくる必要があるということで、市民の
皆さんと一緒に学習しながらやっております。その公開講座の第1講のテーマに再生可能エ
ネルギーの自給を掲げて勉強したあとですね、12月に、これもたまたまですけど、東日本大
震災がくることを予想して呼んだわけではないんですが、環境省から職員を招聘してました
(2011年中)ので、彼から国の情報を得ながら再生可能エネルギーの地域自給の事業化
の支度ができました。そういったことを大きなテコにして12月に協議会が立ち上がったわけ
です。ちょっと長くなりましたが……。

鈴木 加藤市長にとっては、「3・11」が非常に大きなきっかけにはなったわけですが、
それ以前から当時の言葉でクリーンエネルギーを地域で自給していくことに強い関心をお待
ちでした。加えて、「3・11でいろんな事実が露呈して、一気に計画が進んだ、こういう
ことだと思います。クリーンエネルギー、再生可能エネルギーというのは、水力を除くと全
体のIパーセントもないじやないか、こんなものはオモチャみたいで未来永劫に頼りになら
ないという議論があるわけですが、地域で再生可能エネルギーをつくっていくというなかで
、そのへんのチャレンジというか、可能性についてどのようにお考えですか。

加藤 北欧の再生可能エネルギー先進国を見れば明らかですが、再生可能エネルギーが全体
の1パーセントにすぎない原因は、保存している自然エネルギーを活かす手立てが本格的に
導入されていなかったというだけのことにすぎません。コストが高いという議論もあります
が、導入が進むにつれてコストは低くなりますし、小田原周辺には海があり山があり、山か
ら入ってくるさまざまな流れがあり、また豊かな農業用水があります。豊富な地熱もありま
す。日照もふんだんにあります。
こんなにめぐまれたところはないだろうと私どもは勝手に思ってますけれども、要はこれを
本気になって利用する気があるかどうかということだけだと思います。いま、鈴木さんがい
われた議論は導入しないための理由づけに言われているにすぎないと思います。前向きにや
っていけば再生可能エネルギー先進国のレベルに追いつくのは間違いないと信じています。

鈴木 いろんな議論のなかで、とにかく、日本は資源がないんだ、だから、どうしても化石
燃料に頼らざるを得ない、化石燃料に頼ると温暖化になるから代わりに原子力が必要なんだ
そんなことがいわれてきたわけですが、いま、市長が言われたことからすると、「資源がな
い」ということは「資源として見てなかった」ということになるわけですが、海も山も川も
ある、小田原の場合には箱根という温泉地もある、それらをエネルギーの資源として見て活
用していこうという努力も姿勢もなかった。それが改まれば十分に可能性があるということ
ですね。

加藤 ただ、活用するにしましても、太陽光発電は以前より下がったといいましても、まだ
かかる費用は割高ですし、小水力発電にしてもある程度の落差が必要ですし、風力について
もいろんなデータが出ておりますけれども、いずれにしましても、短期での事業性というこ
とにこだわったら導入できないので、先を見据えつつも果敢に足を踏み入れていく、投資を
していくという姿勢が必要だと思います。これまでは短期ペースの採算性を理由にして予算
化の段階ではじかれてできなかったんですけれども、この局面で国は前向きに転じましたし
、ここは5年後、10年後を見据えて先行投資をしながら、確実に再生可能エネルギーの供給
量を増やす方向へ具体的に踏み込むときだと思います

鈴木 私ども経営者としまして、会社のコストは常に頭にあることですが、発電にかかるコ
ストだけはクエスチョンマークが多くて、確かに太陽光発電にしても、他の再生可能エネル
ギーにしても高いといういわれ方をしているわけですが、それでは、それに代わるものだと
いわれている原子力発電は安いのかと考えたときに、確かにいまの請求書だけみれば安いの
かもしれないけれど、使用済み核燃料の問題とか、バックエンド(核燃料サイクルの終末過
程)の問題まで含めて考えると、ほんとうに安いのか、このへんはちゃんと数字を出して議
論をして、経済的な観点でもう一回検討する必要があるのではないでしょうか。

加藤 ここは浜岡原発から近い場所ですから、ひとたび何かあれば、たいへんな影響が及び
ます。シミュレーションなどによると、首都圏に直結する場所ですから、われわれが暮らす
富士箱根経済圏にはとても人がこられる状態ではなくなってしまう。そういう逸失利益を考
えていくと計り知れない代償ですから、安全性の確保というか、保証のための手立てはコス
トという枠に到底収まらないと思います。

鈴木 会社の経営でいうリスクマネジメントで考えると、この夏、大飯原発が動いた(20
12年8月15日)わけですが、「動かさないで頑張ってみる」というリスクと、「動かして
万が一のことがあった」ときのリスクがあるわけです。市長がおっしゃったように、万が一
福島第一原発のようなことが起きてしまったら、たぶん、この国は駄目になるし、世界的に
信用を失墜するだろうし、このリスクと夏の間だけエネルギーの使い方を工夫してちょっと
努力を強いられるリスクと、どっちを取るかということになると思います。

                                   この項つづく



【エネルギーの肝:エネルギー理論限界効率】

 

  No.178

【エネルギータイル無人機検査篇:インテル社がドローンでソーラーパネルを検査】

Intel社は、ドローンサービスの提供を間もなく日本でも開始する。同社の日本法人インテル
は2018年3月22日に東京都内で記者説明会を開催し、Intel社のドローン事業について戦略な
どを含めて説明した。同社のドローン事業部でマーケティング責任者を務めるCindy Ng(シ
ンディー・ウン)は、提供を開始する時期こそ明確にはしなかったものの、日本で認証を取
得の最終調整を行っているさなかだと説明し、うまくいけば今後1カ月以内には取得できる
見込みがあるとした。価格などの詳細は未公開。



日本でドローン事業を展開する際は、パートナーの選択が重要になると強調し、どのような
サービスプロバイダーと組むのが適切なのかを検討していく。同社は、日本のドローン市場
について、2018年には8億4000万ドル、2022年は20億ドルを超える規模になるという予測を
紹介。太陽光発電パネル検査や農作物検査などの分野に注力する。具体的には、ドローン事
業で注力するのは、建設、公共事業、農業、石油/ガスの4つの分野である。Ng氏は、建設
分野でIntelのドローンが使われている事例として、ドイツにある15世紀に建設された大聖
堂の保全プロジェクトを紹介した。ドローンによって大聖堂の天井や屋根を点検することで、
足場を組む時間やコストを削減できる。



【蓄電池事業篇:電動車用の中古電池で照らす街】

日産が初代リーフを発売したのは2010年12月。その後、2017年10月に全面改良を果たしたこ
とで、中古車市場には初代モデルが潤沢に出回っている。今回は、使い込んだ初代モデルの
電池を活用する見通し。同モデルが搭載するリチウムイオン電池の容量は24kWhで、192個
のセルで48個のモジュールを構成している。街灯11基あたりにこのモジュールを2個使う
とみられる。その場合、電池容量は1kWhほどになる。

日産は、近い将来、バッテリーの多量生産、多量廃棄という問題に直面することが予想され
るとし、電池の再利用に力を入れてきた。その中核となるのが、今回の街灯の製造を担う関
連会社、フォーアールエナジー(4R ENERGY)である。同社は日産と住友商事の合弁会社
で、資本金は約7億7千万円。出資比率は日産が51%、住友商事が49%である。2014年
11月には、同じくリーフの中古電池を複数組み合わせた容量400kWhの蓄電池システム構
築し、日産の研究開発施設にて試験的に稼働させている。


【量子ドット工学講座 No.52:高効率太陽エネルギーデバイス技術】

❏ 事例研究:US 9373734 B1  High-efficiency solar energy device

【概要】

太陽エネルギーの広大で無尽蔵の資源をを捕捉利用は、主要焦点である。化石燃料費の上昇
化石燃料埋蔵量の枯渇、代替エネルギー源の刺激策によってさらに優先さている。高効率の
太陽エネルギー半導体デバイスの創出は、この天然資源を最大限活用できる再生可能エネル
ギー移行プラットフォームを提供する。

さて 半導体ベースの太陽電池デバイスの実現には、いくつかの技術的課題が存在する。例
えば、動作バンドギャップエネルギー範囲を拡張があり、バンドギャップエネルギーと組み
合わせるソーラーデバイス設計は、光子変化速度を配慮し、半導体材料の最適選択し、可能
な限り広いバンドギャップ範囲に集中させる、最大の範囲のフォトニックエネルギーを収集
し、さらに粒界特性の改良が要求される。またこれらのデバイスは熱応力を受け材料粒の歪
み抑制が不可欠となる。2つの粒子間の粒界は、結晶サイズの改善や材料強度の最適で、光
子収集能力であるエネルギー効率の最大化を実現するシステムおよび方法――下図のような
多面体オリゴマーシルセスキオキサン(POSS)材料とインジウム、ガリウム、アルミニウム
および窒素(InGaN、またはInAlN、またはInGaAlNを含む組合せの合金)を含む高効率太陽
電池であって、カーボンナノチューブ、量子ドット、および波状または不均一な表面形状の
うちの1つ以上を含む材料から構成された強化層が提案がなされている。

Mar. 20, 2018 (Jun. 21, 2016)

図4 本件の一実施形態による例示的な単一接合太陽電池の概念断面図
図5 同上の一実施形態による典型的な二重接合太陽電池の概念的な分解断面図

本件の一態様によれば、基板と、窒化インジウムガリウム(InGaN)からなる活性層、また
は窒化インジウムアルミニウム(InAlN)からなる少なくとも一つの活性層、またはインジウ
ムガリウムアルミニウム窒化物(InGaAlN)からなる少なくとも一つと活性層のと、多面体オ
リゴマーシルセスキオキサン(POSS)材料;少なくとも1つの活性層への光子伝播増加の吸
収増強層とを含む。
基板は、非限定的な例として、炭化ケイ素(SiC)、サファイア、窒化ガリウム(GaN)また
は窒化アルミニウム(AlN)などの材料を含むことができる。 InGaNまたはInAlNまたはInGa
AlN活性半導体層は、特定の重複エネルギーバンド内の光子エネルギーを吸収して、UV範囲
内の光子エネルギー吸収を増加させる。
POSS材料は、InGaNまたはInAlNまたはInGaAlN合金に導入され、光電流エネルギーフローを
改善し、合金転位を減少させ、結晶粒界を整列させ、合金強度を増加させる。InGaNまたは
InAlNまたはInGaAlN活性層は、より均一で対称な活性層を形成するためにPOSS材料を含め
ることによって有利に再構成することができる。

吸収促進層は、活性層の上面に配置され、その上に構成されたカーボンナノチューブ(CNT)
および/または量子ドットを含むことができる。


図1Aおよび図1B、太陽スペクトルに対する測定されたInGaN合金バンドギャップグラフ

 
図2、シリコン半導体の縦軸に沿った粒界拡大図
図3Aおよび図3Bは、カーボンナノチューブ「フォレスト」を形成する単層カーボンナノチ
ューブおよび複数のカーボンナノチューブの拡大図


 

図6、本件の一実施形態の突起状ノジュールの形成例示的半導体ベース層の拡大概念図
図7 本件一実施形態の太陽電池の製造方法の一例を示す概念的な工程フロー図



図8 潜在的トンネル接合が識別されるInGaNまたはInAlNまたはInGaAlN多接合セルのシミ
ュレートバンドプロファイル
図9 実施形態のInGaN、またはInAlNまたはInGaAlN多重接合セル効率に結びついた、期待さ
れる少数キャリアの寿命グラフ
図10、InGaNまたはInAlNまたはInGaAlN多重接合セル利用の可能のある格子不整合の図示チャ
ート

【特許請求の範囲】

太陽電池を形成するために有用な半導体構造であって、基板と、POSS材料を気化させ
た後に少なくとも1つの活性層の粒界を整列させるために、InGaAlN粉末と、InGaAlN
粉末に霧化された多面体オリゴマーシルセスキオキサン(POSS)材料との均質な化合
物から形成された少なくとも1つの活性層と、少なくとも1つの活性層への光子伝播を
増加させるための吸収増強層とを含む 前記少なくとも1つの活性層は、前記InGaAlN粉末1重量%~10重量%のPOSSを添加
することによって形成される、請求項1に記載の半導体構造 前記吸収増強層は、前記少なくとも1つの活性層の表面上に配置されたカーボンナノチ
ューブ(CNT)および量子ドットのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の半
導体構造 前記基板は、その上に形成されたノジュールを含み、前記少なくとも1つの活性層は
前記基板上に均一に配置されて波状層を画定する、請求項1に記載の半導体構造 前記吸収増強層は、前記少なくとも1つの活性層上に形成され、第2の起伏層を画定す
る、請求項4に記載の半導体構造 前記少なくとも1つの活性層が、約0.7電子ボルト(eV)から3.4eVまでのバンドギャッ
プにわたって光子吸収を可能にするようにドープされる、請求項1に記載の半導体構造 前記吸収増強層は、前記少なくとも1つの活性層の表面上に配置されたカーボンナノチ
ューブ(CNT)を含む、請求項1に記載の半導体構造 前記CNTが単層CNTを含む、請求項7に記載の半導体構造 前記CNTが、前記少なくとも1つの活性層の表面に対してほぼ垂直に配向されている、
請求項7に記載の半導体構造 前記吸収増強層は、前記少なくとも1つの活性層の表面上に配置されたカーボンナノチ
ューブ(CNT)および量子ドットを含む、請求項1に記載の半導体構造 前記吸収増強層は、前記少なくとも1つの活性層の表面上に配置された量子ドットを含
む、請求項1に記載の半導体構造 前記少なくとも1つの活性層は、正にドープされたベース層と、負にドーピングされた
エミッタ層とを含む

 

 ● 今宵の一曲

『トランペット協奏曲』(Concerto per il Clarino)変ホ長調

フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1796年に作曲した楽曲。ハイドンが一連の交響曲、弦楽四
重奏曲などの大作をほとんど書き終え、オラトリオやミサなどに取り組んでいた晩年の作品
の一つであり、最後に作曲された協奏曲でもある。1800年3月28日にウィーンのブルク劇場
で初演されたが当時は不評に終わった。1929年にようやく出版された。それ以降、今日では
トランペット奏者の主要レパートリーとなっている。

アリソン・ルイーズ・バルサム(Alison Louise Balsom, OBE, 1978年10月7日 - )は英国のト
ランペット奏者。8歳でトランペットを始め、10歳の時ホーカン・ハーデンベルガーの音色
に魅了されてソロ演奏家を目指す。ヨットの名手でもあることがプロムス司会者のクライヴ・
アンダソンによって紹介。1998年BBC主催の「ヤング・ミュージシャン・コンペティション」
のファイナリストとして注目を集め、2000年モーリス・アンドレ国際コンクール「最も美し
いサウンド」部門でプルミエ・プリ受賞。2006年にクラシック・ブリット賞(最優秀若手演
奏者)、グラモフォン賞(クラシックFMリスナー賞)を受賞。2009年にはクラシック・ブリ
ット賞(女性アーティストオブザイヤー)を受賞し、BBCプロムス最終夜コンサートのソリ
ストを務めている。現在ロンドン・チェンバー・オーケストラで首席トランペット奏者、ギ
ルドホール音楽学校のトランペットの客員教授に就任している。2005年NHK交響楽団サマーコ
ンサートに出演。2006年に収録されたアッパークでのサロンリサイタル、2009年のプロムス・
ラストナイトが放映された。



● 今夜の寸評価

あの名門のロイヤル・ダッチ・シェルは2070年までに脱化石燃料計画(スカイシナリオ)
を公表し、国内では森友学園問題-公文書改竄で揺れている。この2つの新聞は時代の転換
を象徴している。 共生と民主制の新たな局面にどう行動するが問われているわけで、アリソ
ン・バルサムを聴きながら、今夜もまた「ひとり戦略のトランペット」を吹き続ける意味を
確認することとなった。

  


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