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Channel: 極東極楽 ごくとうごくらく
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闇の深さや河鹿笛

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5.公冶長  こうやちょう 
ことば --------------------------------------------------------------------------
全28章のほとんどすべてが人物批評である。
「人に禦る(あたる)に口給をもってすれば、しばしば人に憎まる」(5)
「道行なわれず、俘(いかだ)に乗りて海に浮かばん」(7)
「回や一を聞きてもって十を知る。賜や一を聞きてもって二を知る」(9)
「われいまだその過ちを見て、内にみずから訟むる者を見ず」(27) 
----------------------------------------------------------------------------------- 
5 冉雍(ぜんよう)のことをこう批評する人がいた。 「あの男は仁者かもしれないが、お
しいことに口下手だ」
孔子はその批評を逆に批評した。 「口下手だからいいのだ。口先ばかり達者で人をそらさぬ
連中は、かえって恨みを買うことが多い。 雍が仁者であるかないかはともかくとして、口下
手なのはむしろとりえだ」

或曰、雍也、仁而不佞、子曰、焉用佞、禦人以口給、屡憎於人、不知其仁也、焉
用佞也。

Some one said,
"Yong is virtuous but not eloquent."
Confucius heard this and said, "It is unnecessary to be eloquent. If you persuade
people by eloquence, you are often detested.
I don't know whether he is virtuous or not. But he don't have to be eloquent."



磨崖仏河鹿鳴きつゝ暮れたまふ  水原秋桜子

せせらぎの闇の深さや河鹿笛     中村 千久


カジカガエルのなき声で笛の音に似ており、山地の渓流・湖など、水のきれいな所
に棲む小型で灰褐色の蛙。繁殖期の雄が雌を慕って鳴らす声が、雄鹿のそれと同様
に澄んだ美しい音色で、河鹿の名が付けられた。この美しい鳴き声は古くから和歌
などに詠み込まれ、河鹿笛とも呼ばれ、この季語は、夕河鹿(せつか)、河鹿宿な
ど、他の語と組み合わせて俳句に用いられること多し。なお初河鹿とは、新緑の頃
に初めて聴く河鹿の声のことで、特に清々しい印象がある。現代社会の深き闇を癒
す”美しき河鹿笛”を訊ねまた今夜も分け入ることに。

❏  日本→世界に貢献!現代水文環境図

 

  May 31, 2019

5月31日、現在、水文環境図は、地域の地下水や地中熱などの地下水資源の有効利用と、地
下水の環境保護を目的として作成されているが、産業技術総合研究所は、全国水文環境データ
ベースは、ユーザーが見たい情報を選択して簡単に閲覧できる「地下水の地図」である。地下
水の水質、水温、水位などには地域性があるが、「地下水の地図」によってこれらの情報が鮮
明になる。これにより、地下水の商業利用や企業の誘致、省エネルギー効果のある地中熱利用
持続的な地下水の利活用への貢献、さらには、地域や社会の発展に向けたさまざまなアイデア
の創出につながる水文環境図ウェブサイトで公開した。
ところで6月3日、気温50℃超のインド北部で猛暑で水不足が懸念されているが、このよう
な水文環境図システムがあれば、ヒートポンプ冷房や熱電変換発電装置が完備でき、発展途上
などへの環境システム支援事業として日本が貢献できる。

 

【ポストエネルギー革命序論Ⅳ】

 May 30, 2019

❏ 発光収率向上の糸口となる変換過程のメカニズムを解く

再生可能エネルギーを活用した持続可能な社会ではさまざまな局面で太陽光エネルギーの有効
活用が必要とされる。しかし、今後の発展が期待されるペロブスカイト太陽電池や人工光合成
などの太陽光変換デバイスは、750 nmより長波長の近赤外光をほとんど変換できず、利用でき
る太陽光の成分は限られている。太陽光の長波長成分を効率良く短波長に変換する材料を実現
できれば、既存のデバイス自体に手を加えずに長波長成分を利用でき、変換効率の実質的な向
上が期待される。長波長の光から短波長の光への変換は光アップコンバージョン(UC)と呼
ばれ、いくつかの異なる方法があるが、近年、有機色素分子間の三重項-三重項消滅(TTA)と呼
ばれる現象を利用したUC(TTA-UC)が太陽光程度の弱い光にも適応できるため注目されてい
る。従来のTTA-UCは、ほとんどが溶液系であるが、揮発や封止の問題など取り扱いが難しく
、デバイスへの応用には不向きである。そのため、近赤外光から可視光へのTTA-UCのデバイ
スへの応用に向けた固体のTTA-UC材料が求められている。

  June 3, 2019

❏ SDGsでソーラーシェアリングは「2.0」

6月3日、スマートジャパンは「ソーラーシェアリング入門」で「深まるSDGsとソ
ーラーシェアリングの関係性「儲かる」を越えた価値の創出へ」を掲載。千葉市大
木戸アグリ・エナジー1号機で、ソーラーシェアリングが持つ新たな価値を社会実
装するための「農業を化石燃料から解放する」というミッションを掲げて「アグリ
・エナジープロジェクト」───導入メリットとして捉えられていた農業者・農村
のエネルギー事業での単純な収入増加視点から、再生可能エネルギー普及の大きな
ポテンシャルを開拓し、農村と農業の持続可能性を確保し、エネルギーと食料の安
定供給による社会全体の安定と発展というSDGsに対応する視点の導入で「ソーラー
シェアリング2.0」と言える新たな段階───に突入し、ソーラーシェアリング2.0」
の段階では、これまでの単なる農村・農業者の所得向上、発電事業者による地域へ
の収益還元という限られた視野から脱却し、農業という産業自体の価値を向上させ
人類社会全体の発展に寄与する仕組とし取り組んでいることを伝えている。ここで
も、日本の知財が世界貢献事業として存在する。 

  Jan. 21, 2019

 ❏ 廉価な次世代太陽電池:ハイブリッドタンデム型

シャープ・三洋電機の凋落の代表される国産太陽電池パネルメーカだが、残念なが
ら中国勢のシリコン太陽憲池メーカと太刀うちできないが、政府や日本企業が逆襲
できる次世代型太陽電池製造・販売分野が残っている。それが、ハイブリッドタン
デム薄膜太陽電池領域。宮坂勉桐蔭横浜大教授、城戸淳二山形大教授、細野秀雄東
工大教授、南内嗣金沢工業大学教授などが先駆開発した実績や知財があり注目され
されている。



❏ 効率な非酸化チタン系太陽電池の製法開発

5月23日、山形大学の研究グループは、次世代の太陽電池を作る際、高価な酸化
チタンを使わない効率的な製法を開発したと発表した。従来、500℃の高温処理
が必要だった工程を、有機材料を使うことで150℃以下に低減して処理できる。
さらに20%を超える高い変換効率を実現したと公表。この技術は、金属酸化物を
コーティング技術を基に、広瀬文彦教授が開発した室温成膜原子層堆積法(ALD:
RT Atomic Layer Deposition)   技術を使い、医療関連や有機ELなど多様な用途で需要
が期待されているもので、通常300℃の熱処理を必要とするコーティングを室温
で実現。酸化アルミニウムなどの被膜を作る際、従来の10分の1の薄さで安価に
大量に処理できる。空気を遮断し薬品の使用期限を伸ばしたり、有機ELの長寿命化
につながったりするほか、熱に弱い精密部品にも用途を広げられる。



❏ 特開 2017-137550  酸化物薄膜形成方法及び酸化物薄膜形成装置   

下図1のごとく、金属容器1内にナノ粒子6を載置する処理容器を設け、処理容器
内に載置したナノ粒子6を物理的に攪拌する攪拌手段8を設け、処理容器の底面下
方に電極4を部分的に設け、金属容器1には、排気手段と、有機金属ガス導入手段
11と、加湿ガス導入手段12とを連結し、処理容器内にナノ粒子6を載置し、電
極4に金属容器1を基準として電圧を印加し、攪拌手段8により、間欠的または
連続して攪拌し(1)有機金属ガス導入手段11により被処理対象内に有機金属ガ
スの導入工程と、(2)排気手段により被処理対象内の有機金属ガスの排気工程と
(3)加湿ガス導入手段12により被処理対象内に励起された加湿ガスの導入の工
程と、(4)排気手段により被処理対象内の有機金属ガスの排気工程とを実行し
(1)〜(4)の工程を繰り返す金属ナノ粒子の表面への酸化膜形成方法でナノ微 粒子
表面に金属酸化膜を形成する。
JP 2017-137550 A 2017.8.10

 

❏ 高性能ペロブスカイト量子ドットLEDを開発

量子ドットとは、数ナノメートル(nm)から数十ナノメートルの小さな結晶構造をした材料。
次世代材料として注目され、材料や結晶のサイズを変えることで光吸収の波長が変化し、高い
色純度を実現できることから、これまでカラーフィルターなどへの応用が検討されてきた。ペ
ロブスカイト量子ドット(CsPbX3、X=Cl、Br、I)は、高い発光量子効率とシャー
プな発光スペクトルを示すことから、有機EL材料やカドミウム系量子ドットに替わる次世代
型発光デバイス(LED)材料として注目を集めている。ペロブスカイト量子ドットの最大の
特徴は、量子ドットの結晶サイズやハロゲンアニオンによる発光波長の制御が容易。無機ナノ
結晶のペロブスカイト量子ドット表面を有機アルキル配位子で被覆することで、有機溶媒に分
散し、塗布印刷プロセスによるデバイス作製が可能となる。臭素アニオンからなる緑色発光性
CsPbBr3を用いたペロブスカイト量子ドットLEDの 高性能を重点研究する一方で、赤
色発光を示すCsPbI3は、結晶構造が不安定で、LEDへの応用および高性能化が困難と
されていたが、研究グループは、量子ドットの発光材料しての可能性に着目、量子ドットに電
荷注入し発光させる「量子ドットLED」(LED=発光ダイオード)の研究開発を進めてい
る。特に、ペロブスカイト材料を用いた量子ドット(例:CsPbX3,X=Cl、Br、I)
は、液中で高い発光量子効率とシャープな発光スペクトルを示し、次世代発光材料として、デ
ィスプレイや照明への応用が期待されているが、赤色発光を示す量子ドット組成(CsPbI3
)は結晶構造の不安定である。

 Oct.2, 2019

次世代の太陽電池として期待されている「ペロブスカイト太陽電池」について、新材料を使っ
たより簡単な製造方法を発見したと京都大の若宮淳志教授(有機化学)らの研究グループが2
3日、発表した。ドイツの国際化学誌「アンゲヴァンテ・ケミ」の電子版に掲載される。
早期の実用化が期待されるとしている。この太陽電池は、ペロブスカイトという特殊な結晶構
造の材料が太陽光を吸収して発電する仕組みだが、インクのように基盤材料に塗って使うため
フィルム状の軽くて曲げられる太陽電池ができる。一方で、結晶を溶かした溶液が乾きやすく
広い面積への塗布が困難など実用化への課題を抱えていた。研究グループは、有機金属化合物
「ハロゲン化鉛ペロブスカイト」と既存の有機化合物を合わせた新材料を使った溶液を開発。
従来の溶液と比べると、乾きにくく、安定した作業が行えるほか、高い再現性も認められたと
いう。また、この手法によりつくられた22平方センチ大のペロブスカイト太陽電池は従来の
手法で作った同じ大きさの太陽電池とほぼ変わらない性能を示したという。若宮教授は「20
21(令和3)年度中をめどに量産化技術を確立させたい」と話し、災害時の避難用テントへ
の電力供給など従来の太陽電池とは異なる領域での応用に期待できるとしている。

   Mar 17, 2017

❏ 世界一のマッシュルーム:十勝マッシュ

つくり手の「鎌田きのこ」があるのは十勝・帯広市川西町。園内に入ると、ずらりと並んだ大
型ハウスは完全に遮光され、雑菌を防ぐために一般の立入りは制限されている。パッキング室
をのぞくと、いい香りの中でホワイト種とブラウン種がサイズ選別されていた。マッシュルー
ムと言えば丸い形を思い浮かべるが、カサが開くまで育てると旨みが倍になるという。「その
旨み成分が栽培のきっかけでした」と話してくれたのは、マッシュルーム栽培を発案した社長
の池内幸介さん。親会社の「鎌田醤油」は香川県に220年続く老舗で、だしに使う鮭(さけ)節の
製造技術を求めて1998年に帯広工場を設立。次なる旨み原料を探すうち、ヨーロッパの寒冷地
原産で、馬厩舎の麦わら堆肥で栽培するマッシュルームが、小麦産地でばんえい競馬のある十
勝の条件にぴったり合致したのだ。 栽培は菌の「ゆりかご」づくりから始まる。ばんえい馬の
敷わらを熟成させた堆肥を、ハウス内の棚に敷いて菌を植える。菌糸の育ちが進んだところで
栽培用土で覆うと、菌は生殖モードに切り替わってキノコを作る。植え付けから出荷までは、
約1ヶ月。他の菌を餌にして育つ性質のため無菌状態でもダメで、おまけに化学物質をひどく嫌
う。「無農薬でマッシュルームの好む環境を作るには、日々の衛生管理あるのみです。全く、
弱い上にわがままな菌で…。」と、場長の菊地博さんは苦笑する。菊地さんの経験では、きの
こは過保護に育てるほど本来の持ち味が弱くなる。その点、馬の堆肥を使った栽培法は、人工
と自然の中間的環境なので風味が豊かだ。さらに国内の他産地は栽培時に稲わらを使用するこ
とが多いが、とかちマッシュは本場ヨーロッパと同じ麦わらを使って栽培し、加えて清流で名
高い札内川の良質な水を使うことも、味を際立たせている。



マッシュルームは、タマネギと並んで洋風料理に欠かせない旨み野菜。2009年にデビューした
「とかちマッシュ」は、生のままサラダでも、オイルをかけて焼いても、舌にぐっと旨みが広
がる逸品だ。新鮮な味と香り、サクサクの歯触りであっという間に人気の道産食材になった。

❏ 特開2019-068830 誘導性共発現系

下図1のごとく、2つまたはそれ以上のタイプの発現コンストラクトを含む宿主細胞であって
各タイプの前記発現コンストラクトは、誘導性プロモーターおよび該誘導性プロモーターから
転写されるための遺伝子産物をコードするポリヌクレオチド配列を含み、少なくとも1つの前
記誘導性プロモーターは、別の前記誘導性プロモーターの誘導物質と異なる誘導物質に対して
応答性があり、少なくとも1つの前記遺伝子産物は、別の前記遺伝子産物と多量体を形成する、
宿主細胞であり、各遺伝子産物の発現の制御誘導が可能な誘導性共発現系を提供する。



本発明のいくつかの実施形態では、誘導性共発現を用いてMnPを発現し、所定の
実施形態では、MnPはツクリタケMnP(UniProt  Q5TJC2);フ
ミヅキタケMnP(UniProt  G4WG41);レイシMnP(UniPr
ot  C0IMT8);レンジテス・ギッボサMnP(UniProt  C3V8
Q9);ファネロケーテ・クリソスポリウムMnPアイソザイムMNP1(Uni
Prot  Q02567);H3(UniProt  P78733);及びH4(
UniProt  P19136);フレビア・ラジアータMnPアイソザイムMn
P2(UniProt  Q70LM3)及びMnP3(UniProt  Q96T
S6);フレビア・ラジアータ種b19MnP(UniProt  B2BF37)
;フレビア・ラジアータ種MG60MnPアイソザイムMnP1MnP2、MnP
3(それぞれUniProt  B1B554、B1B555、B1B556);ヒ
ラタケMnP3(UniProt  B9VR21);ウスラヒラタケMnP5(U
niProt  Q2VT17);スポンジペリス種FERM  P−18171MnP
(UniProt  Q2HWK0);及びトラメテス・ベルシカラー(コリオラス
・ベルシカラー)MnPアイソザイム(UniProt  Q99058、Q6B6
M9、Q6B6N0、Q6B6N1、及びQ6B6N2)からなる群より選択され
る。ヘムの存在下におけるタンパク質ジスルフィドイソメラーゼとのMnPの共発
現は実施例4に記載する。

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50銘柄程度に厳選投資

大型株から小型株まで投資対象とし、50銘柄程度に投資。50銘柄程度あれば、
分散効果も十分得られる。

リスク回避のタイミングをコントロール

市場の下落リスクなどに基づき、株式の組入れや現金等の比率を調整。リスクを回避す
るタイミングのコントロールを目指す。

剝いた話しは、投資専門家家(機関)への投資委託ということですね。

 ❏ 今夜の寸評:いまやるべき経済政策を見据えよ、

国際通貨基金(IMF)の元チーフエコノミスト、オリビエ・ブランシャール氏が、
公債発行額とその元利払いの公債費を除いた財政の基礎的収支(プライマリーバラ
ンス)の赤字を維持し、さらに拡大すべきだというツイートを日本語で行ったこと
が話題になっている(財政破綻論が、降水確率0%で「外出を控えろ」と言う理由、
高橋洋一の俗論を撃つ!、2019.5.30)。

  

各国国債の信用度は、それらの関わる「保険料」(CDSレート、債券などの債務不履行のリ
スクを対象にした金融派生商品の取引レート)から算出される。これをもとに考えれば、高橋
洋一の試算では、今後5年間以内における日本の財政破綻の確率は1%未満と推定し、確率表
現できないのに、財政破綻リスクを言うのは論外と論断する。「百年国債」ではないが、先行
すべき公共投資課題は多い(併・脱ハード依存/ポストエネルギー革命型/第4・5次産業シ
フト型)。

   


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