6.雍 也 ようや
ことば--------------------------------------------------------------
力足らざる者は、中道にして廃す。いまなんじは画(かぎ)れり」(12)
「質、文に勝てば野。文、質に勝てば史。文質彬彬(びんびん)として然る
後に君子」(18)
「人の生くるや直し。これなくして生くるは、幸いにして免るるなり(19)
「これを知る者はこれを好む者にしかず。これを好む者はこれを楽しむ者に
しかず」(20)
「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」(23)
-------------------------------------------------------------------
24 孔子曰わく、「斉の国が変われば魯の様な文化国家となる事が出来る。
魯の国が変われば道徳政治の理想国家になる事が出来る。」
子曰、齊一變至於魯、魯一變至於道。
Confucius said, "Qi can become a civilized country like Lu. Lu can
become an ideal country of moral politics."
『歩出夏門行;烈士暮年』 曹操孟徳
神亀雖寿 猶有竟時
騰蛇乗霧 終為土灰
老驥伏櫪 志有千里
烈士暮年 壮心不已
盈縮之期 不但在天
養怡之福 可得永年
幸甚至哉 歌以詠志。
亀は長寿といえど命に終あり。
龍は霧に乗り天に舞えども潰に土くれとなる。
老い伏せし天馬の志が千里を抜くがごとく、
老いた男児たる熱き心は已められない。
だが、人の寿命は天だけが定めたものではない。
みずから心を豊かに養えば寿し。
なんと幸せなんだろう、歌をもって吾が志詠わん。
福島第一原発は津波が来る前に壊れていたⅡ
隠されていた重要データ「何かがおかしい」
東電の事故調の報告書を読んだとき、そう感じた。報告書は、八百ページも
あり、公開しているデータは二千ページ、事故当時の操作手順をまとめたも
のも五千ページあるのですが、この膨大な記録をくまなく読み込んで気づい
た。「東電は、すべてのプラントデータを公開していない」と著者の木村俊
雄氏がこう指摘する。「嘘を嘘で塗り固める技」は今に始まったことでない
ことは、"大本営発表"や"トランプのフェイク・ニュース”など類であること
は誰でも知っている。そうだとすれば、これは重大な組織犯罪(稀に個人犯
罪)であり、あるいは、関係者達の体制的な"不作為犯""であると、改めて、
自らの認識の"甘さ"を後悔する。さて、「木村俊雄氏が事故原因を徹底究明
した『福島第一原発は津波の前に壊れた』」を読み進める。
「東電は、すべてのプラントデータを公開していない」と。とくに気になっ
たのは、炉心内の水の流れを示す「炉心流量」に関連するデータが一切公開
されていなかったことでした。これは「過渡現象記録装置」という計算機が
記録するデータで、航空機でいえば、フライトレコーダーやボイスレコーダ
ーに相当するものです。過渡現象記録装置は、福島第一原発の一号機から六
号機まで、すべてのユニットについています。東電に在職中、私は日々、こ
の計算機のデータ解析を行っていました。ですから、このような重要なデー
タが抜けているのは明らかにおかしい、と気づいたのです。東電事故調報告
書は、「安全上重要な機能を有する主要な設備は、地震時及び地震直後にお
いて安全機能を保持できる状態にあったものと考えられる」と述べています。
しかし、「安全機能を保持できる状態にあった」と断言するには、過渡現象
記録装置のデータが不可欠です。2013年7月に記者会見を行ない、公開
質問状という形で東電に不足しているデータの開示を求めましたが、「すべ
てのデータは開示済み」というのが東電の回答でした。ただその後、意外な
ところから事態は動き始めました。東電の廣瀬直巳社長が記者会見で、公開
質問状の内容や炉心流量データが未開示であることについて質問された際、
「すべてのデータを開示する」と表明したのです,おそらく廣瀬社長は、デ
ータの意味や未開示の理由を分かっていなかったのだと思います。
開示されたデータを分析したところ、過渡現象記録装置は、地震発生後、プ
ラントの全計測データを百分の一秒周期で収集し、計算機内に保存していま
した二号機の場合で十分間)。次のグラフを見てください。樹軸は「時間」、
縦軸は「時間当たりの炉心に流れている水の量」を表しています。
福島第一の原子炉圧力容器は、沸騰水型(BWR)で 炉心の中を水が流れ、核
燃料を除熱します。この炉心を冷却する水が、安全性を保つ役割を果たして
いるのです。グラフを見ると、地震が来る前は、「1万8千トン/時」で水
が流れていました。そして14時46分に地震が発生し、原子炉が自動停止
すると、放物線を描いて流量が下がっています。次に電源喪失によって計測
値はいったんマイナスになっています。これ自体は、計測指示計の設計上生
じることで、問題はありません。その後、数値はスパイク(瞬間的に上昇)
して一旦上がっていますが、1分30秒前後から炉心流量はゼロになってい
ます。BWR では、水が原子炉圧力容器内で「自然循環」していれば、電源喪
失でポンプが止まっても、炉心の熱を約50%出力まで除去できる仕組みに
なっています。「自然循環」は BWRの安全性を保障する極めて重要な機能を
担っているのです。逆に言えば、「自然循環」がなくなれば、BWR は危機的
状況に陥ります。「自然循環」による水流がなくなると、炉心内の燃料ペレ
ット(直径・高さともに1センチ程度の円筒形に焼き固めた燃料)が入って
いるパイプ(燃料被覆管)の表面に「気泡」がびっしり張り付きます,この
「気泡」が壁となり、熱を発している燃料被覆管と冷却水を隔離してしまい、
冷やすことができなくなり、次々に燃料が壊れてしまう。
これを「ドライアウト」と言います。過渡現象記録装置のデータを解析して
分かったのは、地震の後、わずか1分30秒後に、「ドライアウト」が起こ
っていた可能性が高い、ということです。ではなぜ「自然循環」が止まって
しまったのか。私が分析したデータや過去の故障実績を踏まえると、圧力容
器につながる細い配管である「ジェットポンプ計測配管」の破損が原因であ
る可能性が極めて高い、と考えられます。また事故当時、運転員が、「自然
循環」の停止を検知できた可能性は極めて低かったと言えます。というのも
運転手順書には、「地震時に『自然循環』の継続と『炉心流量』を確認する
」とは明記されていないからです。つまり、「運転員の過失」というより、
「設計・構造上の欠陥」なのです。いずれにせよ、津波の第一波が到達しだ
のは地震の41分後の15時27分ですが、そのはるか前に炉心は危機的状
況に陥っていた、ということです。「想定外の津波によりメルトダウンした」
という東電の主張は、極めて疑わしいのです。
4つの事故調に参加した専門家も、このデータの欠落には気づきませんでし
た。ただ、開示されていたとしても、このデータをうまく分析することは、
おそらくできなかったと思います。「原発の専門家」と言っても、実は様々
な分野に分かれています。例えば国会事故調の田中三彦さんは圧力容器の機
械設計、後藤政志さんは格納容器の機械設計、小倉志郎さんはプラント全体
のメンテナンス……という具合です。それぞれの分野の権威であっても、炉
心内の細かい挙動に開しては、"素人"なのです。国会事故調の先生方から直
接開いた話です。過渡現象記録装置のデータは、実は東電のパソコン上で見
たそうなのです。ただ、その画面に映っていたデータは、「単なる数値の羅
列」にすぎません。私でも、その「数値の羅列」を見ただけでは、何も読み
取れません。私のように、炉心屋として過渡現象記録装置を長年使用してい
た人間が、しかも「数値の羅列」を「グラフ化」することで、「炉心はこう
なっていた」と初めて読み取ることができるのです。
「炉心の管理」という仕事は、長年経験を積んだ限られた人にしかできま
せん。私は、定期検査ごとに福島の一号機なら約4百本ある燃料集合体(燃
料棒を60~80本東ねたもの)のうち、約4分の1を新しい燃料と交換し、
残りの3百本を全然違うところに配置する仕事をしていました。そして運転
開始後は、毎日、炉心状態を把握するために中央制御室に行き、「設計通り
に核燃料が核分裂しているかどうか」を確認し、新しい炉心の配置で次の定
期検査までの13ヵ月問、「燃料を壊さずに運転できるのか」を確認する作
業をしてきました。「炉心の管理」は、通常、東京大学や東北大学などで原
子力工学を学んだキャリアが担う仕事ですが、私はいわば「現場からの叩き
上げ」です。東電学園高校卒ですが、柏崎刈羽原発で働いていたとき、のち
に副社長になる武藤栄さんに認められ、「お前は何をしたいんだ」と聞かれ
たので、「炉心屋になりたい」と言うと、老舗の福島第一原発に行かせても
らえたのです。福島第一には原発が6基ありますが、当時、炉心屋は9人ほ
どしかいませんでした。それほど特殊な挟い世界で、「炉心」のことは「原
発の専門家」でも一部の人間にしか分からないものなのです。ですから、4
つの事故調がこの点を見落としたのも仕方がなかった面があります。ただ、
事故調査は、形だけの調査委員会を設置して急いで結論を出せばよい、とい
うものではありません必要であれば時間をかけてでも徹底的に究明すべきで
す。多くの人命を危険に晒す原発の事故であれば、なおさらです。
※文藝春秋9月号:木村俊雄氏が事故原因を徹底究明した「福島第一原発は
津 波の前に壊れた」
この項つづく
クルマの未来 “新”モビリティー社会
CASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)と呼ばれる自
動車産業の新潮流をチャンスと捉え、政府は自動車新時代戦略会議で日本の
社会課題の解決に向けた戦略を打ち出した。MaaS(乗り物のサービス化
)の社会実装や電動車の普及拡大がその中核となる。移動弱者ゼロや環境負
荷低減を実現する新たなモビリティー社会の確立に向け、官民を挙げた挑戦
が始まる。「車と社会の融合を目指し、企業と自治体の協調的な取り組みを
後押ししたい」(世耕弘成経済産業相)。経産省と国土交通省は6月、Ma
aSの社会実装に向けたプロジェクト「スマートモビリティチャレンジ」を
始めた。全国の自治体が民間企業と連携し「自家用車中心中規模都市」「郊
外・過疎地」といった地域特性に合わせ、MaaSの実証実験を行う。各地
域の実証成果は広く共有し、MaaSの全国普及につなげる。
東日本大震災で被災した福島県浪江町、南相馬市は同プロジェクトに参加す
る自治体。民間企業と連携し、自動走行やオンデマンド交通、配送ロボット
の実証を行うほか、複数の交通手段を一括で予約・決済できるプラットフォ
ームを構築する。震災による生活環境の地盤沈下や交通機関の運転手不足が
深刻化しており、MaaSの導入で避難先からの帰還住民や観光客らの移動
手段を確保する。新規定住人口の拡大を目指す。一方、環境負荷低減に向け
、経産省は2050年に日系メーカーの新車販売を電気自動車(EV)など
全て電動車にする目標数値を公表。これにより自動車1台当たりの温室効果
ガス排出量を10年比で8割削減することを目指す。電動車を“動く蓄電池”
として活用し、災害時の電力供給源など新たなエネルギーインフラとして活
用する構想も掲げる。
ただ、国内ではEVの普及があまり進んでいない。最大の理由は電池にあり
価格の高さと航続距離の短さから消費者がEVを敬遠している。さらに中古
電池の残存価値が依然として定まっておらず、消費者がEVを下取りに出し
ても高く売れないと考え、購入に二の足を踏むケースも見られる。このため
政府は従来から行ってきた電池の技術革新支援に加え、中古電池の性能評価
の仕組みづくりを進めることにした。経産省主導で発足した官民協議会「電
動車活用社会推進協議会」内に自動車関連企業が参加するワーキンググルー
プを近く発足し、議論を始める。中古電池の価値を明確に示すことで、中古
EVの価格が定まり、新車EVの購入意欲が高まる。産業用蓄電池など車載
以外の用途が広がれば中古EVのさらなる価値向上が期待できる。日本は足
元で高齢ドライバーによる重大事故や豪雨災害が増加傾向にあり、移動弱者
ゼロと環境負荷低減は待ったなしの状況だ。特に高齢化は日本が世界に先駆
け直面している社会課題といえる。課題先進国として一連の取り組みで成果
を出せるか。日本が果たすべき役割は大きい。
細胞分化と共に染色体の形は変化
分化に伴うゲノムの三次元構造変化を1細胞レベルで明らかに
8月13日、理化学研究所生命機能科学研究センタの研究グループは、マウ
スES細胞の分2]に伴う染色体の時間的・空間的な構造変化が、トポロジカル
ドメイン(TAD)と呼ばれる約1Mb(メガベース=100万塩基対)のDNAの塊を単
位とする核内配置変化であることを、1細胞レベルで突き止めたことを公表。
この成果は、哺乳類染色体の三次元構造の構築原理に迫るものであり、染色
体の構造変化と遺伝子発現制御の統合的な理解にもつながる。哺乳類細胞で
は、染色体の1本1本は、TAD が数珠つながりになった形で核内に収納され
ている核内での染色体の形や位置は細胞種によって異なり、細胞分化の際に
は染色体構造が変化すると考えられるが、TAD のようなMbレベルの階層でど
のように変化するかは、全く分かっていなかった。今回、マウスES細胞の分
化に伴う染色体の三次元構造変化を調べ、これがTAD を単位とする核内配置
の変化であることを1細胞レベルで突き止めた。この核内配置の変化は染色
体上のさまざまな領域で生じ、その領域の遺伝子発現の活性化とよく対応し、
しかも核内配置変化が遺伝子発現の活性化よりも先に起きることも分かりま
した。このことから、染色体の三次元構造変化を調べることで、将来の遺伝
子発現変化を予測できる可能性を示唆している。
研究手法と成果
まず、細胞分化に伴う染色体の三次元構造変化を1細胞レベルで経時的に追
跡するには、培養下の細胞を均一に分化できる実験系を必要とする。先行研
究で、核内コンパートメントに大きな変化が見られる時期として、マウスの
胚発生初期に起きるエピブラストの分化の時期が考えられた。そこで、この
時期の細胞分化過程を試験管内で再現するため、まずマウスES細胞を2日間
かけエピブラスト様細胞(EpiLC)に分化させた。そして、このEpiLCにSFEBq
法(無血清凝集浮遊培養法)という方法論を適用することで、7日間でマウ
スES細胞をエピブラスト様の状態を経て、均一に神経前駆細胞へ分化誘導さ
せる実験系の構築に成功する(図2)。
この実験系を用いて、マウスES細胞分化過程において経時的にHi-C解析を行
ったところ、分化前のAコンパートメント→分化後にはBコンパートメントに
変化(あるいはその逆)する様子が、ゲノム上のさまざまな領域で認められ
た(図3)。核内コンパートメントの分布はDNA複製タイミング(ゲノムDNA
複製の際、どの領域から順に複製が進行するかという順序)とよく相関し、
Aコンパートメントは細胞周期のS期前半に複製される領域と、Bコンパート
メントはS期後半に複製される領域とそれぞれ一致する傾向を示すことが知
られているが、今回で再現した細胞分化の過程でも、核内コンパートメント
とDNA複製タイミングは高い相関を示し、さらに、A/Bコンパートメントが入
れ換わる領域と複製タイミングが変化する領域はゲノム上で重複、両者が協
調的に変化(図3、A/Bコンパートメントの赤と緑の色分けと、DNA複製タイ
ミングの青と緑の色分けを比較)。また、核内コンパートメントが変化する
ゲノム領域は、複製タイミングに加え、核内配置、特に核ラミナ[19](核内
膜タンパク質)との距離が変化も確認(図3、核ラミナ結合)。以上のから、
Hi-Cで観察される核内コンパートメント変化が、核内空間における染色体の
物理的な動きを示唆。
このように、核内コンパートメント変化が、ゲノムのさまざまな形質の変化
を伴い。AコンパートメントとBコンパートメントがそれぞれ遺伝子が転写さ
れている領域と転写が抑えられている領域に対応した、核内コンパートメン
ト、複製タイミング、遺伝子発現の3つの変化の時間的な関係を調べると、
特にBコンパートメントからAコンパートメントへの変化が、S期後半から前
半への複製タイミング変化と遺伝子発現の活性化に先立って起きていること
が多く観察(図4)。この3つ変化の中では核内コンパートメントの変化が
最も時間的に先行、その後に起きる複製タイミング変化や遺伝子発現の上昇
を引き起す可能性を示唆する。
次に、7日間にわたるES細胞分化の過程で、核内コンパートメントがいつ、
どのように変化するのかを突き止めるため細胞集団のHi-C解析に加え、1細
胞ごとの DNA複製プロファイルを、独自に開発したscRepli-seq法を用いて全
ゲノム解析。細胞集団中に S期前半から後半を含むさまざまな細胞周期の
細胞が存在(図5a),DNA複製プロファイルの同じ培養日数の細胞集団が、グラ
フ上の一つの曲線(経路)で近似され、かつ培養0日から培養7日にかけて
一定傾向の変化が認めらる(図5b)。この様に個々の細胞も、複製タイミング
の変化に先行して起きる核内コンパートメント分布の変化が細胞集団中で徐
々に一様に起きていることを示唆する(図5b)。また、核内コンパートメン
ト分布と複製タイミングプロファイルが、分化後5日目に一過的にエピブラ
スト幹細胞(EpiSC)に非常に近くなり、ES細胞が分化の過程でEpiSCに極め
て近い状態で神経分化する(図5b、「5日」と「EpiSC」のグラフを比較)。
さらに、ゲノムDNA領域のどの部分が核内コンパートメント変化に関与してい
るか、分化前後での細胞集団の Hi-C解析データを詳細に比較した結果、A/B
コンパートメントの入れ換り現象は、コンパートメント内部に新しいコンパ
ートメントの出現でなく、ほとんどの場合、AコンパートメントとBコンパー
トメントの境界移動で生じることが分かった(図6a、b)。これらのコンパート
メント境界は、ほぼ全てがTADとTADの間に存在し、TADの構造を崩す位置にコ
ンパートメント境界移動せず、変化の大半は約1Mb長のTADの1つ分の変化で
あることを確認(図6c)。また、体細胞からiPS細胞へのリプログラミングの過
程についても同様の解析を行ったところ、やはりTADの1つ分を単位とする核
内コンパートメント変化を観察(図6c)。最後に、細胞集団を対象としたHi-
C解析でコンパートメント変化を示したTADをscRepli-seq 解析を実施、TADを
単位とする複製タイミング変化が1細胞レベルでも多く確認する(図6d)。
以上、細胞分化に伴うコンパートメント変化の実態は、Aコンパートメントと
Bコンパートメントの境界に接すTADの1つ分の核内配置変化でった(図7)。
コンパートメント変化は染色体上のさまざまな場所で起きており、これに引
き続いて起きる複製タイミング変化や遺伝子発現変化の引き金を示唆。また
TADが、細胞集団を用いたHi-C実験で得られた概念であるため、個々の細胞に
TADが存在するか否かの議論は分かれる中、今回の成果は、TADを単位とする
制御が1細胞レベルで起き、個々の細胞のTADの存在を支持するものである
(図7)。
出典:Hisashi Miura, Saori Takahashi, Rawin Poonperm, Akie Tanigawa,
Shin-ichiro Takebayashi, Ichiro Hiratani, "Single-cell DNA replication
profiling identifies spatiotemporal developmental dynamics of chromo-
some organization", Nature Genetics, 10.1038/s41588-019-0474-z
Henry Mancini Lujon
「ルジョン」(「スローホットウィンド」)は、1961年のアルバムMr. Lucky
Goes Latinに登場。Mr。Luckyテレビ番組とは関係のないオリジナルの音楽。
映画「ビッグ・リボウスキ」「セクシー・ビースト」「W.E。」「Two Lovers」
のサウンドトラックの挿入曲。タイトルの由来は、録音で聞いたルジョンの
打楽器。マンシーニは後に「スロー・ホット・ウィンド」のジャズ/スイング
版を録音し、1975年のアルバム「シンフォニック・ソウル」に収録。 この歌
は最終的に1976年にアダルトコンテンポラリーリストの38位。
❦
台風10号は特別だった(まだ、消滅せず、甚大な被害実態の全容もこれか
ら)。自宅周辺の警戒だけでなく、自治会全般に注意を払うということでは
未経験をこの一週間でそれをする。