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オール再エネ小水力発電事業①

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10 先 進 せんしん 
---------------------------------------------------------------------
「顔淵死す。子曰く、『ああ、天われを喪ぼせり。天われを喪ぼせり』」(9)
「いまだ生を知らず、いずくんぞ死を知らん」(12)
「過ぎたるは、なお及ばざるごとし」(16)
「道をもって君に沢え、不可なれば止む」(24)
「なんぞ必ずしも書を読みて、然る後に学ぶとなさんや」(25)
---------------------------------------------------------------------
22.子路がたずねた。「教えを受けたら、ただちに実行すべきでしょうか」
 孔子は答えた。
「父兄がいることだ。父兄に相談もせずに実行してはいけない」
 再有がたずねた。
「教えを受けたら、ただちに実行すべきでしょうか」
 孔子は答えた。
「そうすべきだよ」
公西華は釈然としなかった。
「由が、"教えを受けたら、ただちに実行すべきでしょうか"とたずねたのに対
して、先生は、"父兄がうか" とたずねると、"そうすべきだよ”とのお答えで
した。どうも腑におちません。先生の真意はどちらにあるのでしょうか」
「こうだよ。求は人間が引っこみ思案だ、だから積極性をうながした。由は人
の分までやろうとする、だから手綱を引きしめたのだよ」

子路問、聞斯行諸、子曰、有父兄在、如之何其聞斯行之也、冉有問、聞斯行
諸、子曰、聞斯行之、公西華曰、由也問、聞斯行諸、子曰、有父兄在、求也
問、聞斯行諸、子曰、聞斯行之、赤也惑、敢問、子曰、求也退、故進之、由
也兼人、故退之。

Zi Lu asked,  "Should I put instructions into practice immediately?"
Confucius replied,  "You have your father and elders. Why don't you
ask their opinion?"  Ran You asked, "Should I put instructions into
practice immediately?"  Confucius replied, "Yes, you should."  Gong
Xi Hua was puzzled and asked,
"They asked the same question. Why did you make different answers?"
Confucius replied, "Ran You is passive. So I encouraged him. Zi Lu is
aggressive. So I restrained him."

   

【ポストエネルギー革命序論145】


素材は大腸菌 空気中の湿気で発電するフィルム
マサチューセッツ大学アマースト校が、乾燥地帯でも極薄のフィルムに付着し
た湿気から、発電する技術 「Air-gen」を開発しました。おもしろいのは、フィ
ルムに微生物が生み出した極細の繊維(ナノワイヤー)を貼り付けており、こ
れが発電する。NEW ATLASによると、導電性タンパク質のナノワイヤーを作る
のは、ジオバクターと呼ばれる鞭毛を持つグラム陰性嫌気性桿菌で、その化学
的性質のため繊維が空気から水蒸気を吸収するたびに電流を発生する。フィル
ムは1ミクロン以下という薄さで、両端に電極が備わっている。science alert
ではこの微生物についてもう少し詳細が書かれている。ジオバクターは30年
以上前から、ワシントンDCを流れるポトマック川の底に埋もれており、無酸
素の中で磁鉄鉱を生成する奇妙で珍しい堆積生物として知られている。徐々に
導電性の極細繊維を生み出すことが判明したため、科学者たちはこれをどうに
か活用できないかと試行錯誤を繰り返してきたが----グラフェンなどを使い、
他の種類のナノ材料を使った水力発電が実証されたことがあったが再現性や継
続性がなかった----今回の生物由来のナノワイヤーみたいに、連続発電しなか
た。University of Massachusetts Amherstでは、「Air-gen」に必要なのものは、
厚さ10ミクロン未満のタンパク質ナノワイヤーによる薄い膜のみで、その両端
に電極を付けるだけという簡素な機構である。たとえば、スマートフォンやス
マートウォッチといった小型デバイスに埋め込まれたら便利だし、屋根に設置
する太陽光パネルくらい家屋の電力を賄ったり、発電所くらい大規模な施設か
ら、電力供給することも視野に開発研究するという。


【要約】
環境からエネルギーを収穫することは、自立システムにクリーンな電
力を約束。太陽電池、熱電デバイス、機械式発電機などの既知の技術
には、特定の環境要件があり、それらを展開できる場所を制限し、継
続的なエネルギー生産の可能性を制限している。大気中の湿気の遍在
は代替手段を提供する。ただし、既存の水分ベースのエネルギー収穫
技術では、持続的な変換メカニズムが欠如しているため、周囲環境で
断続的かつ短時間(50秒未満)の電力バーストしか生成できない。こ
こでは、微生物Geobacter Sulfreducens から収穫されたナノメート
ルスケールのタンパク質ワイヤで作られた薄膜デバイスが、周囲環境
で連続電力を生成できることを示す。このデバイスは、厚さ7マイク
ロメートルのフィルムに約 0.5ボルトの持続電圧を生成し、電流密度
は1平方センチメートルあたり約17マイクロアンペア。このエネル
ギー生成の背後にある推進力は、フィルムが空気中に自然に存在する
湿度にさらたときにフィルム内に形成される自己維持型の水分勾配で
ある。複数のデバイスを直線的に接続すると、電圧と電流がパワーエ
レクトロニクスに拡大し、この結果は、他の持続可能なアプローチよ
りも場所や環境条件による制限が少ない継続的なエネルギー収穫戦略
の実行可能性を示す。
✔ 実用可能かのデータがないのでサスペンディング!



スイッチレス多段インバータ式太陽光発電揚水システム
【要約】
太陽光発電を利用した揚水システムは、送電網を接続する機会がない
地域で非常に成功している。太陽光発電技術は、太陽エネルギーを電
気エネルギーに変換して、直流(DC)または交流(AC)モーターベー
スのウォーターポンプを作動させる。ソーラーACモーターウォーター
ポンプの場合、電力調整ユニットで2つのエネルギー変換ステージ(
DC–DCおよびDC–AC)を作動させる。これにより、通常、サイズ、コス
ト、複雑さが増し、システム全体の効率が低下する。既存の2段階イ
ンバーター(DC–AC)ステージは、出力電圧の高調波と電磁干渉を生
成し、ACモーターの性能を直接低下させる。したがって、この論文は、
対処された問題の解決策として、0.5 HP単相誘導モータポンプの動作
用の5つのパワー半導体スイッチ式の7段インバーターを実証実権が
調査された。提案されているマルチレベルインバーターは、より少な
い高調波電圧の提供機能を備え、フィルター要件を軽減。これに加え
他の従来のマルチレベルインバータと比較した場合、他の部品コンポ
ーネントの使用は少なくなる。提案されたトポロジの作業実績に対す
るより良い考察を提供。シミュレーションは MATLAB / Simulink環境
で実行され、同じもののハードウェア実装が描かれている。結果から、
提案されたマルチレベルインバータトポロジでは、1.6034 Wの総電力
損失と98.11%の効率が得られる。マルチレベルインバーターから取
得したこの高品質の出力電圧は、誘導モーターウォーターポンプを駆
動するために供給されている。それに応じ所望の流量で水を汲み上げ
ている。

【序言】
世界的に、太陽光発電による揚水システム(SPVWP)は、太陽光が多
く発電システムが不足している地域で徐々に使用されている。その上、
太陽光発電(PV)システムのハードウェア価格は、過去20年間で80
%に低下。過去10年間に、電力の平準化コスト(LCoE)の測定値は
75%低下し、69ドル(約7,452円)/ MWh(イェーガーヴァルダウ、
2019年)を達成。これらの開発により、PVシステム、特にスタンドア
ロンのPVシステムをより迅速に適用可能なった。SPVWPの取得は、コス
トとメンテナンスを考慮し、他の従来のディーゼルまたは電気ベース
の揚水システムと比較し非常に簡素なものとなる。一般に、SPVWPは、
太陽光発電アレイ、インバータ、およびモータポンプセットのアセン
ブリから構成。 PVアレイは、電気配線された太陽電池の組み合わせる。
それらはフレームに一緒に取り付けられているが、アレイは複数のモ
ジュールを接続し設計する。ソーラーインバータは、PVパネルの重要
な構成要素であり、PVパネルからの直流(DC)出力を交流(AC)電流
に変換し、地下水抽出用のモータポンプセット(BiswasおよびIqbal、
2018)。さらに、現在のSPVWPは 電子システムを利用しており、これ
は主にシステム全体の出力、効率、およびパフォーマンスの向上に役
立ちます。コントローラーには、タンク内の水位を追跡し、モータ速
度を制御し、最大出力点追跡技術を利用して効率的な出力を提供する
機能もある(Poompavai and Kowsalya、2019)。Odeh et.al.2018)S
PVWPの実績は、操作の長さ、放射照度、およびPVアレイサイズに大き
く依存することを示唆。ポンプ効率改善に、ポンプウェルの特性、サ
ブシステムの効率、アレイのサイズ、システムの平均、放射照度の頻
度分布などに基づいてポンプを設計推奨した(Al-Shetwi et al.,201
6)。マイクロコントローラーのプログラミングの助けを借り、手動
追跡から自動2軸追跡システムまで、PVパネル追跡メカニズムでも進
歩が見られた(Chandel et al.,2015)。
SPVWPでは、電力調整ユニット(PCU)はすべての電子変換ユニットで
構成される。したがって、PCUユニットでは、システムが DC-DCコン
バーターまたはDC-ACインバーターのみを使用している場合、これは単
一ステージシステムと見なされる。それ以外の場合、システムが、両
方のコンバーターを使用している場合、これはダブルステージシステ
ムと見なされ(Karampuri et al.,2014)。ダブルステージシステム
では、2つのPCUが インターフェイスされる。1つはPVソースから最
大電力を抽出するために適用され、もう1つはモーターポンプセット
を制御するために使用される。 PCUの既存の2レベルインバータまた
は電圧源インバータ(VSI)は、電力品質の問題を満たすために必要。
また、フィルターの値を増加させるPVシステムのモーター電流の損失
とリップルコンテンツを増加させることもわかっている。回路(Ramu
lu et al.,2016)。したがって、SPVWPには、インバータが出力で2レ
ベル以上の電圧を生成できる単一ステージの電力調整(単一PCU)ソリ
ューションの要件がある(Packiam et al.、2013; Mishra and Singh、
2016、2018)。マルチレベルインバータ(MLI)は、対処された問題に
対する究極のソリューションを提供し、産業用アプリケーション向け
に高電力および中電圧を供給することができる(Kurtoglu et al.,20
19)。さらに、MLIは、高いスイッチング周波数と低いスイッチング周
波数の両方でより少ない入力電流関数を抽出し、負荷側のdv / dt効果
を小さくし、モータのベアリングのストレスを回避するフィルターの
必要性を減す(Poompavai and Vi-jayapriya、2017)。現在、スイッ
チングのメカニズムに基づいて、入力ソース電圧に応じて、多くのMLI
トポロジが利用可能となっている。そのうち、業界で商業的に好まれ
る主要な3つのトポロジーは、カスケードHブリッジ(CHB)マルチレ
ベルインバータ、ダイオードクランプ、およびフライングコンデンサ
ータイプ(Akagi、2017)。

再生可能エネルギーベースのシステムは、より多くの孤立したDC電源
を必要とするため(Amamra et al。、2017)、また、変動の問題と追
加のクランプダイオードとフライングコンデンサの必要性を排除する
ため、通常、最も重要なカスケードHブリッジタイプを採用。ただし、
この種の問題はスイッチカウント。電圧レベルの数が増加ごとに増加
し、かさばる、効率の低い、高価なインバータとなる。この問題を解
決するために、スイッチ数を減らしたさまざまなMLIトポロジが分析さ
れている(Gupta et al.,2016; Siddique et al.,019a、b)。このタ
イプのトポロジは、ドライバ回路の要件を大幅に削減し、システム全
体のサイズと費用を削減。このスイッチ数を最大限に減らし、複雑さ
を最小限に抑えることに焦点を当てて、新しいトポロジが導入された
(Umashankaret al.,2013)。7段インバーターには5つのスイッチの
みを使用。これは、提案されている他のトポロジと比較した場合、ス
イッチ数の削減が非常に少ないことです。トポロジから生成される高
品質の出力電圧は、非同期モーターを駆動できる可能性があります。
給水ニーズを満たすために、一般的に誘導モーターは揚水運転用に選
択されます。さらに、誘導モーターの生産は成熟した段階にあり、発
展途上国でSPVWPアプリケーションに使用する方法を確立しています。
誘導モーターの主な利点には、高い始動トルク、耐久性の低さ、速度
のばらつき、低いメンテナンスコスト、操作の容易さなどがある。速
度と流量は、総高調波歪み(THD)が最小のマルチレベルインバータを
使用して調整される。 Al-ShetwiとSujod(2018)は、太陽放射照度と
THDの間に反比例の関係があることを発見。彼らは、日射量が増加する
と、THDは電流波形と電圧波形のいずれかで減少する傾向があること発
見する。MLIから得られる高品質の出力電圧波形は、V / f制御と呼ば
れる振幅と周波数で制御。この方法により、誘導電動機は異なる速度
で所望の速度を達成する。この研究では、5つのスイッチインバータ
を備えた7段階インバータの動作を、d-SPACE RTI-1104プラットフォ
ームを使用して0.5 HP単相誘導モーターウォーターポンプで実験的に
実験。このトポロジでは、パワースイッチとゲート信号が正弦波パル
ス幅変調技術によって与えられるため、絶縁ゲートバイポーラトラン
ジスタ(IGBT)を使用。提案されたシステムは、SPVWPのDC-DC変換ス
テージの必要性を排除し、MLIトポロジを介したシングルステージソ
リューションを提供。 考察された結果、THDが低く、7段階の5スイ
ッチトポロジからのスイッチング損失が少ない高品質の出力圧を受け
取ることで、誘導モータポンプがスムーズに動作を維持しできること
を示す。 速度と流量は、提案されたMLIトポロジーから得られたパル
スの助けを借り所望の値に調整される。

図1

提案されたシステムのフレームワーク
図1に、太陽光発電のスタンドアロンの水ポンプシステムのフレーム
ワークを示します。これは、PVアレイと、それに続く5スイッチ7レ
ベルインバーターと誘導モーター水ポンプで構成されています。提案
されたスイッチを削減したマルチレベルインバーターは、パルス幅変
調電圧を誘導モーターとポンプアセンブリの入力に単段ソリューショ
ンで提供するために使用される。


ここで、Ipvは入射光によって生成される電流(A)、Ioはダイオード
のリーク電流(A)、qは電子の電荷(1.60217×10−19C)、kはボルツ
マン定数(1.38065×10− 23 J / k)、αはダイオードの理想定数(1
<α<1.5)、RsはPVアレイの等価直列抵抗(Ω)、RpはPVアレイの等価
並列抵抗(Ω)、Nserはセルの数 直列では、Nparは並列セルの数、
TはPNジャンクション温度(K)、VtはPVアレイの熱電圧(V)。

スイッチ数を削減したPV給電マルチレベルインバータ
5スイッチトポロジ表示の7レベルインバーターを図2に示す。これ
は、4つの分離DCソースを含む非常に単純なトポロジであり、9レベ
ルの場合は5DCソースなどになります。PVをソースとして統合するDC
ソースが分離され、非常に簡素。提案されたトポロジでは、PVパネル
がこれらの分離されたDCソースを置き換えた。 相反配置(POD)技術
(Dan et al.,2015)を使用して、ゲーティング信号が生成され、5つ
のパワーIGBTスイッチに与えられます。「Am」の大きさおよび「f m」
の周波数を有する正弦波変調信号は、基準波と搬送波の間で比較が行
われるゲート信号を生成するために取得されます。生成される信号は、
キャリア信号の数に等しくなります。 変調指数(Ma)は、

最初に、スイッチSt1、St2、およびSt3の最初のレグは、50 Hzの周波
数が供給されるスイッチSt4およびSt5の2番目のレグに続いて、2 kHz
のスイッチング周波数でフェッチする必要がありました。スイッチの
最初のレッグのゲート信号パターンは単方向でなければならない。な
ぜなら、出力波形が歪みが発生する。インバーターの2番目のレッグ
は、極性反転パターンを保証。提案されたトポロジのスイッチングパ
ターンを表1に示す。提案のトポロジから、この5スイッチ動作の組
み合わせで7レベルの出力電圧レベルが取得。トポロジにより生成され
る最終出力電圧レベルは、m =(2×n – 3)で表せる。「m」は出力電
圧レベルの数を示し、「n」は電源スイッチの数を示す。 式は、m =
(2×v – 1)でも参照できる。ここで、「v」はDCソースの数を示す。

図2

表1 5段スイッチ式7レベルインバータースイッチングパターン


誘導モーター駆動の水ポンプシステム
より広い範囲では、誘導モーターは低コストでメンテナンスの必要性
が低いため、家庭用および産業用アプリケーションに適用される。一
般に、誘導電動機は対称的な回転子ケージと2つの非対称な固定子巻
線(主巻線と始動コンデンサまたは運転コンデンサを備えた補助巻線)
で、同等の正弦波電圧源が供給される。これに関連して、第2のタイ
プは揚水用途に選択されている。単相誘導モーターのモデリングと解
析には、2つの方法があり、1は二重磁場回転理論で、もう1つは交
差磁場理論。これらのうち、最初のものが三相誘導電動機理論により
似ており、しばしば選好される。理論の文脈では、交互の量の一部は、
比較的反対方向に回転できる2つの軸に分解。一方、図3のように、
両方の固定子巻線の軸が直交しており、モデルのdq軸は巻線の軸に関
連付けられた場合がある。誘導電動機のモデルを説明する基本的な方
程式を以下に示す。 図3
ステータを流れる電流は次のように表される。

             -中 略-
負荷が増加すると、誘導電動機の回転子電流が増加する傾向がある。
さらに、誘導モーターから生成されたエネルギーは、液体の回転をト
リガーすることで液体の流れの運動エネルギーに変換される。遠心ポ
ンプは操作が簡単なため、ポンプ操作に使用されます。特に固定ヘッ
ド用途向けであり、発生する圧力差はポンプの速度とともに増加する。
これらのポンプは、ケーシングに放射状に水を投げて水の運動量を有
効な圧力に変換する回転インペラカテゴリである。

図4

シミュレーション結果と分析
提案されたマルチレベルインバータトポロジが太陽光発電を使用した
揚水システムに実際に適しているかどうかを検証および確認するため
に、MATLA/ Simulink環境を使用して行われたシミュレーション。PV
モデリングを使用し、異なる放射照度条件で取得したSolyndra SL-001
-200 PVパネルで得られたIVおよびPV特性を図4、5に示す。99.7Vの
最大開放電圧(Voc)は 1,000 W / m2の標準放射照度条件。 200 W /
m2の最小放射照度では、84Vの範囲でVocが発生する。電流と電圧の組
み合わせのある点で、電力は最大値に達し、ImpおよびVmpになる。こ
の特定のポイントでは、生成される最大電力は最大電力またはMPPと呼
ばれる。太陽光発電パネルの仕様を表2に示す。


➲後略
以上、この論文によると、インバーターの出力電圧で達成されたより
低い高調波成分で、誘導モーターは強力で動的性能を実証。パルス幅
変調技術により、モータが所望流量で水を汲み上げを検証。「オール
再エネ分散型小水力発電システム事業」の実現が可能となる。面白い!



小水力発電事業で地域社会を元気に
「小水力発電」に明確な定義はないが、2002年にFITに先駆けて導入さ
れた再エネ推進制度(RPS法)では、定格出力1MW未満を「小水力」と
して導入促進の対象になり、「1MW未満」を1つの目安にしている。
その後、2012年7月に施行されたFITでは、水力に関しては30MW未満が
対象だが、現実的に新規開発の件数が多いのは1MW未満である。小水
力の特徴は、①大規模なダムを伴わない「流れ込み式」、つまり、水
を大規模に堰き止めず、もともとの落差を利用する手法が基本。②そ
のため、1MWを超えるような開発が可能な立地は少なく、またメガワ
ット(MW)クラスの設備規模では建設費用が数十億円になるため、投
資資金の調達やファイナンスのハードルも高い。③ただ、「小規模」
と言っても、太陽光のような「低圧」連系は少なく、50kW以上の高圧
連系案件がほとんど。新規開発では、100kW台と数百kW程度のプロジェ
クトが多くなっている。④MWクラスまで大規模化の進む風力や太陽光
に比べると、出力は小さいが、設備利用率が50~90%と高いため、太
陽光発電と比較した場合、同じ設備容量(kW)なら5~8倍の電力量
(kWh)を発電できる。例えば、出力200kWの小水力発電で、1MWのメ
ガソーラー(大規模太陽光発電所)と同等かそれ以上の電力量を生み
出せる。⑤基本的に流量と落差があれば、水の流れをエネルギーとし
て利用でき、この潜在量を「包蔵水力量」の大きい日本は、雨や雪が
よく降り、山地が多いので、世界的にも「包蔵水力量」が豊か。全国
小水力利用推進協議会の試算では、1MW以下の小水力発電の分野で、
未開発の包蔵水力量を3GW(300万kW)と試算。

※実は小水力は、昔から脱穀や籾摺りなど農業の動力源として使われ
「売電事業」として開発され始めたのはRPS法が施行。同法では売電単
価が電力会社との相対で決まり、卸電力市場より安い8~9円/kWhとい
うことで限定的だったが、FITにより売電単価はRPS法当時に比べて3
~4倍に上がっている。
開発速度が期待ほど上がらないのは、①河川法に基づく「水利権」が
あるが、現在は大きな制約要因ではなくなる。②開発に時間がかかる
最大の要因は、「地域の合意」。

富山県内では、県や市など行政による公営事業として早くから小水力
が開発されてきた。この場合、収益は広く地域に還元されるため、理
解が得やすくなる。これらの事業主体に比べ、企業や住民など民間に
よる開発が4カ所に留まっているのは、やはり「地域の合意」を得る
のに時間がかかる。民間主体のプロジェクトにも、地域の人が取り組
む場合と、地域外の企業などによる場合の2タイプがあり、当然、地
域外に売電収益が流出してしまうケースは、地域社会には抵抗感が強
>いが、地域の人たちが主体になった場合なら、すんなりと事業が進む
とかというと必ずしもそう簡単ではない。「地域の合意」を得るうえ
で、問題になりやすいのが、「内水面漁業権」。内水面漁業とは、河
川や湖沼などの内水面で行われる漁業や養殖業で、これらを行う権利
は、河川や湖沼周辺地域の共有財産になる。河川で小水力発電を行う
場合、内水面漁業権に対する補償がネック。地域外の主体の場合、乗
り越えて前に進めるには、補償金額の多寡を巡る「交渉」になる一方、
地域の人が小水力事業を行う場合、漁業権で利益を得るのは「同じ地
域の仲間」になるので、補償金額の問題ではなく、「合意形成」とな
るが、「合意形成」も簡単でない。
風力や太陽光などの再エネは、大規模化することでコストを下げ、国
のエネルギー政策で主力電源を目指すところまで成長したが、小水力
は、ダムのような大規模開発ではなく、小規模な施設で安定的な電力
を生み出すことが特徴。今後、再エネは、大資本による大規模開発と、
地域資本や住民を主体に開発される小規模な電源に2極化しているが。
小水力発電は、後者の「地域活用電源」として地域を支える電源とな
る。例えば、2016年11月に運転を開始した富山県南砺市上平地区の「
小瀬谷発電所」は、小瀬谷支流の流れを利用した小水力発電を建設し、
その収益を積み立てておき、茅葺屋根の葺き替え費用に充てるという
アイデアでプロジェクトが立ち上げ、運転開始している。小瀬谷発電
所の場合、地元の有力酒造メーカーが加わる形で、発電会社を設立し、
同社の信用力も借りてファイナンスに成功。こうした信用力のある地
元企業の参画がなくても、住民主体の小水力の建設に成功したケース
----岐阜県群上市白鳥町の「石徹白(いとしろ)番場清流発電所」---
農業用水路を活用した125kWの小水力。同発電所のある石徹白地区は、
100世帯足らずの中山間地の集落です。同集落のほぼ全世帯が組合に出
資するスキームで、総工費約2億3000万円を賄い、2016年6月に稼働。
年間約2000万円の売電収入から得られる収益は、農業関係に使われる。
とはいえ、こうした地域住民主体の小水力開発は、過疎の進む地域社
会にとって負担が大きく簡単でない。当初は、資金力ある企業が主体
になって投資・建設し、投資回収しながら、徐々に地域の所有に転換
していく形が現実的かもしれない。しかし、小瀬谷発電所の場合は、
地元の有力酒造メーカーが加わる形で、発電会社を設立し、同社の信
用力も借りてファイナンスに成功しており、信用力のある地元企業の
参画がなくても、住民主体の小水力の建設に成功したケースもある。
岐阜県群上市白鳥町の「石徹白(いとしろ)番場清流発電所」がそれ
です。農業用水路を活用した125kW小水力。同発電所のある石徹白地区
は、100世帯足らずの中山間地の集落。同集落のほぼ全世帯が組合に出
資するスキームで、総工費約2億3000万円を賄い、2016年6月に稼働。
年間約2000万円の売電収入から得られる収益は、農業関係に使われる。
とはいえ、こうした地域住民主体の小水力開発は、過疎の進む地域社
会にとって負担が大きく簡単ではなく当初は、資金力ある企業が主体
になって投資・建設し、投資回収しながら、徐々に地域の所有に転換
していく形----当初は、資金力ある企業が主体になって投資・建設し、
投資回収しながら、徐々に地域の所有に転換していく形が現実的----
10~15年での投資回収を想定する民間企業の視点からで、50年から100
年使い続けることで発電コストは安くなる----と考えられる。

✔ 「百年国債」投入対象に、防災・用水。分散型小水力発電開発事業
として、既存のダムへの併設及び新設専用ダム建設と併せ『オール再
エネ型中小水力発電事業』推進できそうである。


【世界の工芸#CraftsOfTheWorld#KiyokoKoyama】



神山清子(こうやま きよこ:1936年8月2日 - )は、日本の陶芸家。滋賀
県信楽を拠点にする日本の女性陶芸家の草分け、日本国内の骨髄バンク
の立ち上げにも尽力]。 1936年長崎県佐世保市生まれ。和洋裁学校を卒
業後、陶器の絵付け助手を始める。1954年、陶器製造会社に「絵付け工」
として就職するが、27歳で独立し作陶を始める。途絶えていた古信楽の
再現に成功し、自然釉薬を使った陶芸の第一人者。30歳の頃、知人に
勧められ公募展に出品すると入選し、当時まだ珍しかった女性陶芸家と
して、神山の名は全国に知れ渡る。神山が作陶を始めたころは女性が窯
場に入ると「穢れる」と言われ、窯焚きをする女性はいなかったが、神
山の存在は後進の女性陶芸家に勇気を与える。神山の長男賢一(同じく
陶芸家)は、29歳のときに慢性骨髄性白血病で倒れ、神山はドナー探
しに奔走し、賢一は骨髄移植によって一時は快方に向かったが、2年後
に死去。この経験から骨髄バンクの必要性を訴える活動を始め、現在は「
滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表を務める。2002年9月、神山と賢
一の闘病生活を描いた本『母さん子守歌うたって―寸越窯・いのちの記
録』がひくまの出版より出版される。2005年1月、『母さん子守歌うた
って』を原作とした映画『火火』(高橋伴明監督)が公開。2019年9月、
神山の半生を参考にして作られる NHK連続テレビ小説『スカーレット』
が放送。ヒロインのモデルではないが、神山を深く取材し、子育てをし
ながら作陶する神山の姿を大きく参考にする。2019年9月25日、神山の
半生を描いた本『緋色のマドンナ 陶芸家・神山清子物語』がポプラ社
より出版。

 


 


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