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● 最新スリーディープリンタ事情
3Dプリンターで造形される物の一つに、アクセサリーがある。アクセサリーだと、材質は金属の物を
イメージするが、現状の家庭用3Dプリンターでは金属の出力は困難で、ABSやPLAのプラスチック素
材が主な物となっている。もし金属でアクセサリーなどを出力したいのなら、ShapewaysやDMM等の出
力代行サービスを使うしかなかった。しかし、金属を材料にして造型できる家庭用の3Dプリンター0が
Indie GoGoに登場。金属出力が可能で価格は75,000円と衝撃的な値段。もう「装置産業のジェネコン」
(10数年前私が造後)は傍流になりそうな変化だ。また、下図/右の数センチ四方程度の大きさの物
を作る非常に小さな折り畳み式の3Dプリンターが登場。その3Dプリンターは「LumiFold」。大きさは90
×90×90ミリというち小ささで、UV感光樹脂をの造形方式により、かなりのクオリティのオブジェク
トを造形できる。このプロジェクトもIndieGoGoで出資をつのっており、1500ドル程度の資金を調達し
て、429ドルでプリンターを売ろうとしている。15万円の資金調達で、4万円の商品を売ろうとしてい
るが、安価な資金調達で実現可能なのだろうか?
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「金属3Dプリンター、国内製造業で導入ブーム-量産適用へノウハウ育成」(日刊工業新聞 2015.
03.30)では、国内製造業で金属3Dプリンターの導入が進んでいることを解説。それによると 欧州
主要メーカーの日本向け販売は過去を大きく上回る実績を記録。何度目かの金属プリンターブームと
もいえる状況で、過去のブームと違うのは(1)造形技術が格段に向上していること。(2)積層造
形に対する評価が高まり、(3)金型製造など量産への適用を検討する企業が増えてきた。(4)た
だ、量産で装置を使いこなすには高度なノウハウが必要。(5)国内メーカーによる参入も増え市場
拡大が期待される中、ユーザーの育成が求められているという。また、金属プリンターでトップシェ
アの独EOSが、NTTデータエンジニアリングシステムズを通じ、2014年度に日本で10台近くを販
売。13年度にも同等数を販売したが、それ以前は累計でも計20台程度でここ数年の伸びは顕著だとい
う。
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● マイクロバーバーポールでスマートグリッド
昨年7月11日(上カット図)に掲載した辻本浩章教授大阪市大らが2月に設立した大学発ベンチャー
のSIRC(サーク区)を通じ、1円玉程度の大きさの超小型薄膜センサを市場投入する計画――省
エネルギー化に役立つデバイスとして、幅広い用途を見込んでいる――が前述した日刊工業新聞が取
り挙げている。材料は、パーマロイ(鉄とニッケルの合金)。パーマロイ磁性体薄膜の持つ磁気抵抗
効果で、電流と電圧を計測し電力値を瞬時に算出できる。機器に組み込めば、消費電力の精密な管理
が可能になるという。東日本大震災による電力不足や2016年度に始まる電力の自由化など、電力
需給を取り巻く環境が変わりつつある。こうした状況を踏まえて、省エネ化や電力の有効利用を促進
するデバイスとして売り出す。価格は1個100―200円程度を想定している。従来の電力量計は、
電流センサーや電圧センサーなど多くのデバイスを必要で大型だったものだった。これは、スマート・
グリッドの必需品になるだろう。
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● 居住者向けカーシュアリング検証開始
日産自動車は23日、横浜市郊外の大規模住宅団地に向けて、小型の電気自動車を利用したカーシェア
リングサービスを試行導入。同社が都市再生機構東日本賃貸住宅本部(UR)と共同で実施し、フル
タイムシステムがカーシェアリング事業者として2016年3月31日まで検証する。利用する車は「日産
ニューモビリティコンセプト」と公表。同車はリチウムイオン蓄電池を搭載した前後2人乗りの車。
航続距離は約百キロメートル、最高時速は80キロメートル。約4時間でフル充電が可能。車長は、
2340ミリメートル、車幅は1230ミリメートル、車高は1450ミリメートル。検証内容は、(1)最寄り
駅までのバス便を補完する新たな交通手段として導入可能の是非――山団地(横浜市旭区左近山は、
相鉄線二俣川駅からバスで13分、横須賀線東戸塚駅からバスで20分の位置し、専用団地。百以上の建
物(総戸数2104戸)の「街」。(2)地域の活性化に資するさまざまな団体・個人の活動への活用の
是非を調べる。NPO法人であるオールさこんやまの生活支援等ふれあい助け合い活動を助ける。同NPO
は高齢居住者に対する見守りや、学童に対する交通安全・連れ去り防止を目的とする。(3)団地居
住者の利便性の向上と入居希望者への訴求性の検証。
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Clik here to view. 「チョイモビ ヨコハマ」の使い方
カーシェアリングの特徴:カーシェアリング用の超小型モビリティは5台。左近山団地内に2か所の
貸し出し、返却拠点を設け、7時30分から19時30分まで利用できるようにした。利用料金は最初の20
分間は無料、以後、20分ごとに200円。カーシェアリングでは、フルタイムシステムの24時間無人鍵貸
出機(F-rents)を利用する。同システムはマンションカーシェアリングシステムとして既に60棟に
導入された実績がある。24時間、問い合わせが可能。
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●今夜の一品 噛合チェーン/株式会社椿本チエイン
2本のチェーンがジッパー(=チャック)のように噛み合って、1本の強固な柱状になる特殊なチェー
ンをさすジップチェーンはユニット内に渦巻状に収納されるため、機器のコンパクト化が可能。ジッ
プチェーンリフタの歴史は始まったばかり。エコという観点からみても画期的な製品。ジップチェー
ンには、長い歴史の中で椿本チエインが積み上げてきたノウハウが数多く活かされているという。ジ
ップチェーンの原理は米国生まれだが、同社の1/1000ミリメートルの超加工技術により実用化され
る。また、2009年には四国化工機株式会社との共同で「高速垂直搬送機「SKY ZiP(スカイジップ)」
を開発している。
個人的な関係では、25年前ごろ(正確なことは思い出せなくなっているが、京大卒の元自衛隊ジェ
ット機のパイロット経験の技術者と出会っている)、ネット搬送方法の開発調査で同社の工場で打ち
合わせを数回行っているが、この噛合チェーンモジュールの映像を見て大変驚いたわけで、早速、ネ
ット検索油圧・空圧でなくいわばデジタルで位置合わせ出来るというメリットが大きい("デジタルチ
ェーン"とこれから呼称しよう)。何が凄いか?独占生産しているところだ。
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※平成21年度優秀省エネルギー機器「経済産業大臣賞」受賞・2009年超モノづくり部品大賞「機械部
品大賞」受賞)
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