東近江市は三重県境の約40キロを周遊する登山道「鈴鹿トレイル」の整備に乗り出す。標高
1200メートル級の名山「鈴鹿10座」も定めて鈴鹿山脈の豊かな自然を発信し、関西や東
海地方から登山客を呼び込みたいという(京都新聞 2015.04.01)。どんなものかと、今夜、
万を侍して?閲覧する。その背景はこうだ、鈴鹿山脈の登山は従来、山頂までの距離が近い三
重県側が主だった。2011年に同市と三重県いなべ市を結ぶ石榑(いしぐれ)トンネルが開
通した後、滋賀県側でも登山客が増えた。山並みや琵琶湖の眺め、豊富な動植物が人気を呼ぶ
一方、滋賀側は登山道の整備が行き届かず、道に迷ったり遭難したりするケースも増えてきた
ため――県警によると14年は13件の遭難があり、死者も1人出ている――東近江市は15
年度一般会計当初予算に整備費など390万円を計上。北の御池岳(1247メートル)と南
の御在所岳(1212メートル)を3泊4日で周遊できるルートを整備することに。地元山岳
会と連携して危険な箇所を洗い出し、案内板やロープを設置して安全を確保するとのこと。
また登山拠点となる道の駅「奥永源寺渓流の里」(今秋開業予定)では、登山用品を販売し、10座を制
覇した登山客には記念バッジを渡す。市は、登山客から登山記録を提出してもらい登山道の状況を把
握。崖崩れや倒木などへの対応や遭難者の素早い救助につなげたいとする。
できれば、「緊急ヘリポート」の設置や「山岳ナビアプリ」などあればなお結構だろう。
● 「インフレ目標」の評価とは
すこし前になるが「高橋洋一の俗論を撃つ!」(ダイヤモンドオンライン、2015.03.19)で、
日銀は17日開いた金融政策決定会合で、現状の金融緩和の継続を決めた。原油安の影響で目先
のインフレ率は上昇しにくく、0%程度になる可能性もあるが、物価の上昇基調は崩れていな
いと公表したことに対し、「インフレ目標はガチガチのルールではない。バーナンキの言を借
りれば、市場とのコミュニケーションツールである。ガチガチのルールではないが、それが達
成できない場合には、説明責任を果たさなければいけない。だから、目標達成ができない場合
には、即辞任というのは、社会部系新聞記者の短絡思考である。」とした上で、説明責任を果
たしていないと批判し、(1)消費増税の影響が大きいかったが(上図/上)、(2)原油価
格下落が、一般物価であるインフレ率の低下ににつながるようにみえるが相関はしていない(
上図/下)として、説明すべきだと指摘していた。専門家ではないので手元にはデータがない
ので、「インフレ目標未達」要因の一番が「消費税増税」かどうかは、原油及び消費税以外の
説明因子をどれほど見積もった分析(解析)なのか分からないので、二者択一だけの説明なら、
高橋の指摘をここは「是」として止めるしかない。
※ 複雑な経済数理解析のためには、高級な電算部門が必要で、この業務を歳入庁や内閣府な
で管轄する整備(但し、解析業務は民営・民間に発注)すべきだとこのブログでも掲載し
てきた(『ケインズをデジタル蘇生』2013.03.23)。また、原油安は、OPECの思惑だ
けでなく、シェールオイル増産や再生可能エネルギーの普及(『再エネが一番安い時代』
2014.11.28)も大きく影響していると考える。この場合、政策評価の目標の主要目的因子
として(1)インフレ目標達成率、(2)雇用率(=失業率)、(3)GDPデフレータ、
(4)格差助長率(=総資本÷総所得)などを評価項目として定義しておく。
界面活性剤不要の水混合燃料(エマルジョン燃料)を株式会社ナノクスが開発(上図)。船舶
やボイラに利用することで、窒素酸化物(NOX)濃度を50%程度低減し、燃費は8%程度
向上する。モーターやミキサーなど同社独自の撹拌(かくはん)・混合システムで、水と重油
の均一な長時間混合を実現。
この水混合燃料は久留米工業大学工学部の高山敦好准教授と共同開発し実現。A重油66.5%
水30%にC重油3.5%を添加して燃料粘度を上昇させ、専用の撹拌機とナノクス製のラモン
ドナノミキサ」と呼ぶ流体混合器を使って微細かつ均一に混合。 同混合器はハニカム構造体で
液体が通過する過程で起きる乱流や圧力変化を利用し、水と油はナノレベルまでせん断。均一
に混合できるので界面活性剤が不要。高山准教授は、1カ月後でも「油水分離が生じない水混
合燃料が精製可能」と話し、すでに船舶用エンジンを使った実証実験を実施中で、NOX濃度
低減や燃費向上のほかに、粒子状物質(PM)の重量および減少も確認している。廃水を混合
する廃水エマルジョン燃料化の研究開発を進めているが、今後エネルギー各社に装置の採用を
働きかけるとのこと。
混合ケース内には、導入口側から導出口側に向けて複数の混合ユニットを相互に間隔をあけ、
直列的に配設して、混合ユニット間に中継溜り空間を形成、導入口と最上流側に配置した混合
ユニットとの間に導入口側溜り空間を形成する一方、最下流側に配置した混合ユニットと導出
口との間に導出口側溜り空間を形成、各溜り空間の間に混合ユニットを連通させて配置し、混
合ユニットに設けた流入口は導入口側に向けて開口配置する一方、混合ユニットに設け流出口
は導出口側に向けて開口配置した構造にすることで、圧力損失を低減、加圧ポンプの電力消費
量の低減化でき、混合処理済み流体の流出量の増大化(効率化)できる流体混合装置を提供す
る(上図クリック↑)。
W/O 2012/029663 窒素処理水生成装置、窒素処理水生成方法、及び、窒素処理水により処理する生鮮魚介類の鮮度保持処理法
全国のゆるキャラブームに火をつけ、燎原の火のごとくゆるキャラ事業を生み出した「ひこに
ゃん」。ひこにゃんは「彦根城築城400年祭」の開催に合わせて2006年に登場。公募で
名前の決まった4月13日が、市の特別住民票にも「誕生日」と記載されている。 有り難う、
ひこにゃん。これからもよろしく、ひこにゃん。