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がんもどき再考記

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          雨風のおさまりしか花筏 盛り過ぎとて淡く燃えなむ 


 

 

● がんもどき再考記

『進化する代替食品工学』(2015.01.27)の記憶が残っているのか、目が覚めると"がんも
どき"ってダイズ食品だったことを思いつき、がんもどきをアレンジすれば、この商品展開
は大化けするのではないかと考えてみた。

ところで、がんもどきは「がんも」とか「飛竜頭」(ひりゅうず、ひりうず、ひろうす、
ひりょうず)も呼ばれるが、「雁擬き」と字を宛てて表記することもあるという。水気を
しぼった豆腐にすったヤマイモ、ニンジン、ゴボウ、シイタケ、コンブ、ギンナンなどを
混ぜ合わせて丸く成型し油で揚げたものである。おでんや煮物に用いられることが多い。
なお江戸時代の終わりまでは、こんにゃくを油で炒めた料理を「がんもどき」と呼んでい
た。元々、がんもどきは精進料理(もどき料理)で肉の代用品として作られたものである
名前の由来については諸説あるが、最も知られているのは雁の肉に味を似せたとされるこ
とから「がんもどき」だという説である。他にも鳥類の肉のすり身を鶏卵大に丸めて煮た
り蒸したりする料理「丸(がん)」に似せて作ったという説や、がんもどきの中にきくら
げではなく安物の昆布で代用したら丸めた形の表面に糸昆布が現れてその様子が雁が飛ん
でいるかのように見えたからという説などあるとか。また、現在では崩した豆腐に具材を
混ぜ込んで揚げるが、江戸時代には饅頭のように豆腐で包んで揚げていたとも。

 

類似品には、油揚げ――薄切りにした豆腐を油で揚げた食品。厚揚げ(生揚げ)とは違い
薄切りをした豆腐を使用するので内部まで揚がっている。「あげ」(または女房詞が付い
て「おあげ」とも)と略され、「稲荷揚げ」、「狐揚げ」、「寿司あげ」と呼ばれること
があり、厚揚げに対して「薄揚げ」と呼ぶ地域もある――や厚揚げがあるが、様々な具材
が入っている違いある。

まず、思いついたのが、そば、うどん、ラーメンなどの麺類のトッピングや具材。そのつ
ぎに考えたいたのが形、メダル(太鼓饅頭)タイプ、ボール(手鞠)タイプ。なかにいれ
るのは、なんでもよいのだ、つまり、ソーセ-ジ、ラクト食品、挽肉、魚肉、あるいは、
「フィリョース」のように卵を混ぜ合わせもよいし、干し柿などの果実、餡、モッツァレ
ラチーズを雪見大福のようにいれてもよいし、パスタ、そば、ドライカレー、焼きめしを
包み込んでもいいというわけだ。あくまでも大豆が主体のアミノ酸食品として応用展開さ
せるのだ。これは大きな市場となると閃いたという話。

  

  

 

● 最新水電解工学技術Ⅱ              

 『進撃のヘーリオス Ⅴ』(2015.04.13)の残件を調べていたが、セラミックが電極なの
か隔膜なのか明確にすることができなかった。水電解の構成や操作条件をまとめると下表
のようになるが、固体高分子型の水素発生触媒あるいは、陰極材料には炭化ケイ素なども
提案されている。また、炭化チタン(グラフェン)構造やペロブストカイト構造などの電
極(触媒)も研究開発されている。つまり、ひきつづき残件扱いとなる。



※ 参考資料

http://www.hess.jp/Search/data/33-01-019.pdf
http://www.hess.jp/Search/data/36-01-011.pdf
http://criepi.denken.or.jp/jp/kenkikaku/report/leaflet/Q05007.pdf
http://criepi.denken.or.jp/jp/kenkikaku/report/download/AszldE5j1xiug5o3OMsdsee5TXpkCrVB/report.pdf
http://www.hess.jp/Search/data/30-01-042.pdf
http://www.inpit.go.jp/blob/katsuyo/pdf/chart/fippan20.pdf
http://www.yonago-k.ac.jp/tosho/research_rep/archives/47/pdf/03_Ozone_Generation.pdf
http://criepi.denken.or.jp/jp/kenkikaku/report/leaflet/Q09008.pdf
https://www.toshiba.co.jp/tech/review/2005/02/60_02pdf/a07.pdf
http://www.iae.or.jp/wp/wp-content/uploads/2014/06/200810_Vol31_No3.pdf 
http://www.elec.tohoku-gakuin.ac.jp/kimura/reserch/mh/solar_mh.pdf
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2010/pr20100514/pr20100514.html
http://www.f-suiso.jp/bunkakai/H23bunkakai/4th/H23_4_3.pdf

※ 太陽光型水電解装置の特許が三菱化学及び東京大学の共同特許公開されているの参考
  に記載しておく(下図)。

この特許は、太陽光をエネルギー源とし、水を原料とした水素製造装置で、逆反応を抑制
し、生成気体による気泡の発生を抑制し溶液抵抗を低減(光電変換効率を向上させる)。
また、反応に利用できない太陽エネルギーが熱として電極と触媒の加熱抑制(光電変換効
率を向上)させる。加えて、、導電性支持体の開口率を最適化することで、電極表面の溶液抵
抗による電圧降下と、有効受光面積(触媒塗布可能面積)とのバランスを最適化(光電変換効率を
向上)させる。

【要約】

酸素発生用電極、水素発生用電極と非導電性の多孔質構造体を有する電極部、この電極部
に電解質水溶液を供給する電解質水溶液供給機構、ならびに、電極表面へ光を導入する採
光部を備えてなる光水分解反応を利用した水素製造装置の、電極が空間中に存在するもの
とし、装置の運転時に、電解質水溶液供給機構で、電極に電解質水溶液を供給し、電極表
面に電解質溶液の液膜を形成することで、水の分解反応を効率よく進行させることができ
る水素製造装置の提案。

 

 


● 今夜の一品 火を使わないキャンドルライター

従来のものとはまったく異なった、無炎・電子・充電式のキャンドルライター。リチウムイオ
ン電池で動作し、2つのセラミック製の電極の間に、小さな電気アークを作り出し、それを利
用して、キャンドルに点火できる。火を使わないので火傷などの心配が要らなく安全な環境を
つくりだす。

 

 


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