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歯のケア効果概論 ①

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彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時
代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編のこと)の兜
(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。

【今朝の水生植物図鑑:アギナシ】



アギナシ(顎無し、学名:Sagittaria aginashi)は、オモダカ科オモダカ属の
抽水性の多年草。 生態葉は 根生、発生初期はヘラ状の葉を中心に形成す
るが、次第に矢尻型の葉をつける。花期は7-10月で、最大100cmになる花
茎に、3枚の白い花弁をもつ花が輪生しまばらな穂となる。穂の上部に雄花、
下部に雌花、雄花には黄色の雄蕊、雌花には緑色の雌蕊が共に多数ある。
果実は翼のある倒卵形。 また夏ごろから、葉柄の基部に大きさ3-6mmほど
の小さな塊茎を多数産生する。この塊茎によって栄養繁殖と越冬を行う。
日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、山間の湖沼や湿地、ため
池、放棄水田等に生育する。世界では、朝鮮半島に分布する。
via  jp. Wikipedia 
※ 見出し写真:ニオイスイレン


歯のケア効果概論 ① 
歯医者でオーラルケアを考える
1ヶ月前に上顎の前歯の治療をうけたエナメル質の補修剤が剥離したため補修
とオーロラケアの歯垢除去施行で通院していた。最後の4回目のアフタケアをウ
ケながら、「私は自分歯を愛していなかった」ことに気がつき、そのことを、歯科医
に正直に告げた。そして治療を受けながら、次のようになケアの要領を教えてい
ただいた。
1.口のケアは睡眠前が最も効果がある。
2.唾液の分泌量が減るため細菌が増殖する➲歯周病をひき起こす原因とされ
 ている歯垢(プラー1ク)は、細菌のかたまり。歯垢lmg中になんと1億個以上の細
 菌が棲みついている。おやすみ中は唾液の分泌量が減るために歯周病、口臭
 などの原因菌が増殖しやすくなり、翌朝の不快感をひき起す原因のひとつとな
 る。 口臭を防ぐには歯周病菌を殺菌して、プラークや舌苔がたまるのを防ぎ、口
 の中を清潔に保つように心掛ける。
3.歯周病は、全身の健康とも関連➲歯周病は、細菌による感染症ですが、近年
 さまざまな生活習慣や全身疾患とのかかわりが明らかになってきた。喫煙、 ス
 トレス、糖尿病などは歯周病のリスク歯周病は、細菌による感染症だが、近年さ
 まざまな生活習慣や全身疾患とのかかわりが明らかになっているた。喫 煙、ス
 トレス、糖尿病などは歯周病のリスクを高めることもわかり、ストレスや疲労をた
 めていたり、夜更かしが多いと生体の防御機能が働きにくくなるので、口のケア
 をていねいにする。
4.とくに歯みがきは、これらの細菌を取り除くことを目的にし、時間をかけててい
 ねいに行う。また、歯ブラシの届かない歯と歯の問の歯垢は、歯間クリーナー(
 歯問ブラシやデンタルフロスなど)で、徹底してきれいにしましょう。CPC(塩化
 セチルピリジニウム)を配合した液体ハミガキ・洗□液は、口のすみすみまで行き
 渡り、歯周病菌の増殖を抑え、さらに気になる口臭の抑制につながる。オーラル
 ケアのための新しい習慣として毎日の歯みがきに加えて洗口液を使用が効果
 的。


歯磨き時間は3分間➲早速、ネル前に3分(タイマー計測)を実践。➲やはり
長い。長いを承知つづけることに。➲継続を快適生活に転換・維持に!

 From Oral to Overall Health

図2.口腔状態と全身疾患の関連性

ところで、口にくわえるだけで歯を磨けるというマウスピース型の“全自動歯ブラ
シ”を、早稲田大学と、同大発のベンチャー企業・Genicsの研究チームが開発、
米ラスベガスで開催中の「CES 2019」に出展しているが、筋力の低下した高齢者
や手に障害がある人でも独力で磨ける。実証実験を進め、年内には試験販売を
始めている(下図)が、非常にメカニカルなもので、関心はするが、ナノバブル噴
射方式がいいのではないかと考えるネットサーフすると間もなくヒットする。



これは199年代に考案していたものだが、ダイアリ-・グッズ(生活用品)
向けはかんがえていなかったが、細菌はシャワーヘッドがその部類が普及
しており、ナノバブル+α(超音波や水素)が普及しているから。二十年
前に「ガレージ開発・販売」していたら、面白い展開になっていたかも(
これは、開発現場を知るものは一様に思うことだが)。と考え特許事例を
調べる。

【関係技術情報】
1.特開2023-50745 泡状口腔用製品 ライオン株式会社
2.特開2022-119841 歯科用ミルブランクおよびその製造方法 クラレノリ
 タケデンタル株式会社
3.特開2013-138919 マイクロストリーミングによってバイオフィルムを
  除去する方法及び装置 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニ
  クス エヌ ヴィ
4.特開2022-171716 ブラシヘッド及び電動歯 パナソニックIPマネジメン
【概要】
下図6のごとく、歯磨き用の植毛部12Cを含むブラシヘッド10と、ブ
ラシヘッド10を保持するハンドル部20とを備えた電動歯ブラシ1であ
って、ブラシヘッド10は、ハンドル部20に着脱自在な外殻部14Aと、
外殻部14Aの内壁部14Bの側にある内殻部12と、外殻部14Aに保
持される第1金属体30等と、内殻部12に保持され、第1金属体30等
と接触する第2金属体32等とを一体的に含む。ハンドル部20は、内殻
部12を振動させる駆動部22を含む。内殻部12は、ハンドル部20に
外殻部14Aを取り付けた状態で駆動部22に接続される。第1金属体3
0等又は第2金属体32等の少なくとも一方は、水との化学反応によって
水素を発生する金属系物質を含有し微細な気泡を発生させて口腔内を洗浄
する小型の電動歯ブラシを提供する。

図6.図2のVI-VI断面に対応した筐体部の断面図

図2.本開示の一実施形態に係る電動歯ブラシを示す正面図
【符号の説明】
1 電動歯ブラシ 10 ブラシヘッド 12 内殻部 12A 筐体部 12C
植毛部 12F 収容部 12G 第1貫通穴 12H 植毛面 12I 第2貫
通穴 12J 貫通部 14A 外殻部 14B 内壁部 20 ハンドル部 22
駆動部 30 第1金属体 31 第1金属体 32 第2金属体 33 第2金
属体 36 第1付勢部材 38 第2付勢部材 40 支持棒 42 突起部
FB 気泡

5.特許7042013 ファインバブル発生装置 栗山 嘉和 他
【概要】
下図2のごとく、略円筒状の本体部10と、液体が流入する側の第1端部
11に形成された液体導入部20と、液体導入部20と連通する貫通孔30
とを備え、液体導入部20は、円形の開口25を有し、本体部10の第1
端部11から第2端部12に向かって徐々に断面積が減少し、貫通孔30
は、本体部10の中心軸L1に垂直な任意の断面において、最も幅の狭い
部分を含む中心領域31と、中心軸L1に対して対称に形成され、最も幅
の広い部分を含む第1周辺領域32及び第2周辺領域33とで形成され、
中心領域31と第1周辺領域32及び第2周辺領域33は連続した曲線で
連通され、貫通孔30を規定する断面は、中心軸L1方向に沿って、第1
端部側11から第2端部側12に向かって少なくとも270度回転してい
る、簡単な構造でありながら、十分な量のナノバブルを発生しうるファイ
ンバブル発生装置を提供する。


図2.本発明に係るファインバブル発生装置の外観構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 ファインバブル発生装置 2 シャワーヘッド 3 ホース 10 本体部
11 第1端部 12 第2端部 20 液体導入部 21~24 斜面 25
円形の開口 30 貫通孔 31 中心領域 31a 第1半径部 32 第1周
辺領域 32a 第2半径部 32b 第3半径部 32c 第4半径部 33
第2周辺領域 33a 第2半径部 33b 第3半径部 33c 第4半径部
34 斜面 

【特許請求の範囲】
【請求項1】 外形が略円筒状の本体部と、液体が流入する側の第1端部に
形成された液体導入部と、前記液体導入部と連通し、前記本体部をその中
心軸方向に貫通する貫通孔とを備え、 前記液体導入部は、前記本体部の前
記第1端部において略円形の開口を有し、前記本体部の中心軸を含む所定
の断面において、前記本体部の前記第1端部とは反対側の第2端部に向か
って徐々に断面積が減少するように形成されており、 前記本体部の中心軸
に垂直な任意の断面において、前記貫通孔は、前記本体部の中心軸を含み
第1方向における最も幅の狭い部分を含む中心領域と、前記第1方向に直
交する第2方向において前記本体部の中心軸に対して対称に形成され、前
記第1方向における最も幅の広い部分を含む第1周辺領域及び第2周辺領
域とで形成され、前記中心領域と、前記第1周辺領域及び前記第2周辺領
域は、角が存在しない連続した曲線で連通され、 前記貫通孔を規定する前
記本体部の中心軸に垂直な任意の断面は、前記本体部の中心軸方向に沿っ
て、前記第1端部側から前記第2端部側に向かって少なくとも270度回
転している、ことを特徴とするファインバブル発生装置。
【請求項2】 前記液体導入部は、前記本体部の中心軸を含む所定の断面に
おいて、角が存在しない連続した曲線状に形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載のファインバブル発生装置。
【請求項3】 前記本体部の中心軸に垂直な任意の断面において、 前記中
心領域は、前記本体部の中心軸に対して内向に凸な第1半径を有し、前記
本体部の中心軸を通り、前記第2方向に平行な対称軸に対して対称に互い
に対向する2つの第1半径部で形成され、 前記第1周辺領域及び前記第
2周辺領域は、それぞれ、前記本体部の中心軸を中心とする第2半径を有し、
前記本体部の中心軸に対して外向に凸な第2半径部と、前記第1半径より
も大きく、かつ、前記第2半径よりも小さな第3半径を有し、前記対称軸
に対して対称で、前記第2半径部と連続する、前記本体部の中心軸に対し
て外向に凸な2つの第3半径部と、前記第1半径よりも小さな第4半径を
有し、前記対称軸に対して対称で、前記第3半径部と前記第1半径部と連
続する、前記本体部の中心軸に対して外向に凸な2つの第4半径部とで形
成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファインバ
ブル発生装置。
【請求項4】 前記本体部の中心軸に垂直な任意の断面において、 前記中
心領域は、前記本体部の中心軸に対して内向に凸な第1半径を有し、前記
本体部の中心軸を通り、前記第2方向に平行な対称軸に対して対称に互い
に対向する2つの第1半径部で形成され、 前記第1周辺領域及び前記第
2周辺領域は、それぞれ、前記本体部の中心軸を中心とする第2半径を有
し、前記本体部の中心軸に対して外向に凸な第2半径部と、前記第1半径
よりも小さい第4半径を有し、前記対称軸に対して対称で、前記第1半径
部及び前記第2半径部と連続する、前記本体部の中心軸に対して外向に凸
な2つの第4半径部とで形成されていることを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載のファインバブル発生装置。
【請求項5】 前記中心領域の前記第1方向における最も幅の狭い部分の寸
法と、前記第1周辺領域及び前記第2周辺領域の前記第1方向における最
も幅の広い部分の寸法の比率は、1:5.75乃至1:9.25の範囲内
とすることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のファインバ
ブル発生装置。



「 Makuake 」にて2023年3月24日(金)より先行発売スタート
「自分の歯でずっといたくないですか?」 岐阜のナノバブル研究家「高納
商店」× モノづくり一筋「藤山商店」の共同開発で、スーパーナノバブル
フロッサーを開発しMakuake クラウドファンディングプロジェクトを実施.
と大々的にネット宣伝が開始されているが、特許情報を見る限り前出掲載
している「5.特許7042013 ファインバブル発生装置」に相当するのでは
と思われるが、特許権利者において該当しないように思える。気になるの
はハンドリングの悪さが、つまり大きすぎる。重いのではと思われる(チ
ューブ分離型にすればノズルの重量でいいはずだ)。コンパクトとと言う
展では「4.特開2022-171716 ブラシヘッド及び電動歯 」の方がいいので
はとおもわれる。洗浄時間は1分間(標準時間?)として最長3分間だと
掲載されている。



①マイナスイオンによる浸透力、②超粒子化による溶存空気が昇圧し衝撃
力が大きくなる、③気泡が小さくなることで気泡の寿命が長くなる3つの
特徴ををもち、下図のように歯間・歯周ポケット洗浄効果を説明している。


※プラトー・レイリー不安定性 via jp.Wikipedia
✔  マイクロからナノバブルによる洗浄効果は界面活性剤による洗浄力効果のデ
  ータを集積していくしかない。高付加価値でコンパクトを実現しながらコモディt
  化することになる。半導体などの電子デバイス洗浄技術開発してきたものに
  はなにやら懐かしい感じがする分野であるが、歯医者通いはこのように刺激
  的な経験だった。世界一のオーラルケアー国をめだしましょう。
                                           この項了




   


【再エネ革命渦論 161: アフターコロナ時代 162】

● 技術的特異点でエンドレス・サーフィング
    特異点真っ直中 ㊶


  モルフォ蝶を参考に光拡散シート
大阪大学の研究グループは,ナノ構造を工夫することで「明るく広角で,
色が偏らず,防汚機能もある」光拡散シートを世界で初めて実作。

 【要点】
1.輝くモルフォ蝶をヒントにナノ構造を工夫し、新たな光拡散シートを作製。その
 機能を実証。
2.通常の光拡散材は、微小な散乱体を埋め込んで光を拡散する。
 か、表面の微小凹凸による屈折で光を曲げることで光を拡散している。しかし、
 散乱体では「明るさ」と「角度広がり」が両立せず、屈折では角度広がりの不足、
 汚れ易い、等の欠点があった。
3.モルフォ蝶の光学原理を参考に、ナノ構造による回折と乱雑さの工夫により、
 明るく広角で、色が偏らず防汚性能ももつ光拡散シートを作製。さらに本シート
 は、拡散光の形状異方性も制御可能。 4.省エネ型の採光窓や、各種照明用
 の光拡散板への応用に期待。
【概要】
これまで光拡散材は、微小な散乱体を  埋め込んで光を拡散するか、表面の微
小凹凸による屈折で光を曲げていした しかし、散乱体では「明るさ」と「角度広が
り」が両立せず、屈折では「角度広が り」の不足、汚れ易い、等の欠点があり、
全てを満たす窓はなかった。 本シートは、一昨年、採光窓として理論的に機能を
証明し、昨年の試作から改良を経て、今回完成した。今回、本研究グループは、
モルフォ蝶の特異な反射特性を透過に転用することで、「明るく広角で、色が偏
らず、防汚機能もある」全条件を満たす構造を発案し、実作により機能を確認し
た。
【成果】
モルフォ蝶の微細構造が「狭い幅からの回折」で光を広角に広げ、「乱雑さ」で色
の偏りを防ぐことを応用し、ナノ構造からの回折に基づく光拡散シートを作製しま
した。回折は表面だけで生じるので、高い透過率も得られる。また表面のナノの
凹凸は、ハスの葉がもつ撥水性(ロータス効果)と同じ効果により、防汚機能が
ある。電磁場シミュレーションにより実作可能な構造を設計し、半導体技術で実
作した結果、この構造が所定の特性を満たすこと(角度広がりは垂直方向から
±40°、透過率~90%、色分散なし、防汚機能あり)を実証しました。さらに設計次
第で、拡散光の形状異方性の制御もできる。
【展望】
省エネに役立つ採光窓や、各種の照明・ディスプレイに役立つ光拡散シートへの
応用が気体できる。
【関係技術情報】
掲載誌:Advanced Optical Materials (2301086)
原 題:Development of a High-Performance, Anti-Fouling Optical Diffuser Inspired
            by Morpho Butterfly's Nanostructure


 風蕭風蕭々と碧い時












John Lennon Imagine

● 今夜の寸評:Yes, I Can Work it Out.


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