彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の井伊
軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(かぶ
と)を合体させて生まれたキャラクタ-。
【季語と短歌:10月16日】
紫金星シャメ-ル届く琵琶湖畔
高山 宇 (赤鬼)
第六十回短歌研究賞受賞後第一作五十首(抜粋6)
擁 腫
坂井修一
玄関のとびら開かれ妻が立っちひさな家のちさきかがやき
兼好の潮のたとへを思ひ出すわが潮はひとより迫りゐるらし
タコ踊りまづはワンマンショーでやり妻に見せれば笑ひ爆たり
春蝉が過ぎ熊蝉が啼きそめぬこの坪庭に初の猛暑日
ステロイドに眠られぬ夜のあけながら熊蝉聴けり自然のなみだ
太古なるかの帝王の不老不死いまITの王に孵りぬ
あと二千歌詠みたし十年の、いや十五年の余命をたまへ
画像:ams OSRAM
⬛ 柔軟な薄型基盤に實相できるLED
10月15日、オーストリアams OSRAMは,デザインと機能性を融合する「A
LIYOS LED-on-foilテクノロジー」を発表。この製品は,透明でフレキシブ
ルな形状の薄型基板上にLEDを実装することが可能。この手法は,同社の
ALIYOSテクノロジーと,LEONHARD KURZのインモールド装飾(IMD)技
術およびファンクショナル・フォイル・ボンディング(FFB)技術を組み合
わせたもの。FFBポストモールドのホットスタンピング工程において熱と圧
力を加えることで,ALIYOS LEDフォイルはカバーの裏に組み込まれるとし
ているという。IMDによる表面装飾と組み合わせることで,デザインの自
由度が生まれ,これまで難しかった表面から光を生み出すデザインが可能
になり,車載照明に新たな可能性をもたらす。
ALIYOSのデモ機は,4つの異なる超薄型照明パネルが搭載され,それぞれ
が独特の表面デザインと照明効果を表現。1パネル上に32分割された点灯
や明暗指定が可能な赤色のセグメントを備え、光のパターンを作り出し,
自動車の内装照明と外装照明の美しさと機能性に働きかける。また、オフ
にすると光源は見えなくなり,オンにしたときに「light out of nowhere」
の効果を生み出すとしている。同社は,最新の業界トレンドに応える選択
肢を自動車のデザイナーに提供。
【完全循環水電解水素製造技術概論 ⑮】 海水淡水化方法・海水資源回収技術へ挑戦
【最新特許技術事例】
1. 特開2024-127600 金属回収システム及び金属回収方法 本田技研工業株式
会社
【要約】下図1のごとく、金属回収システムは、ポンプで加圧した処理対象
液から逆浸透膜により淡水を得る淡水化装置と、淡水化装置から排される
第1排液から金属イオン交換膜を用いて金属イオンを回収する金属回収装
置と、制御装置と、を備え、制御装置は、交換膜温度が予め定めた所定温
度範囲内であるときに、淡水化装置へ流入する処理対象液の流入流量が予
め定めた第1流量となるようにポンプの通電を制御するポンプ制御部と、
交換膜温度が予め定めた所定温度範囲内であるときに、第1排液における
金属イオンの濃度である第1イオン濃度に基づいて、金属イオン交換膜に
電界を印加する電極への通電を制御する交換膜制御部と、を備えることで、
海水等の処理対象液から効率的に特定金属を回収すると共に、処理対象液
の淡水化も行うことのできる金属回収システムを実現する。
図1. 実施形態に係る金属回収システムの構成を示す図
【符号の説明】 1…金属回収システム、2…ポンプ、3…逆浸透膜、4…
淡水化装置、5…金属イオン交換膜、5a、5b…電極、6…金属回収装置、
7…流量センサ、8…温度センサ、9…第1濃度センサ、10…第2濃度セ
ンサ、11…還流路、12…排水路、13…制御弁、14…淡水貯蔵槽、
15…回収液貯蔵槽、16…メッシュフィルタ、17…取水管、18…流入
管、19…連絡管、20…排液管、30…制御装置、31…プロセッサ、
32…メモリ、33…ポンプ制御部、34…交換膜制御部、35…弁制御部、
40…オペレータ端末。
【発明のの効果】 本発明によれば、回収対象となる特定金属のイオンを
含む海水等の処理対象液から、効率的に上記特定金属を回収すると共に、
処理対象液の淡水化も行うことができる。
図2、金属回収システムの動作の一例を示す図
図3.金属回収システムが実行する金属回収方法の処理の手順フロー図
【特許請求範囲】
【請求項1】 処理対象液を加圧して送り出すポンプと、前記ポンプで加圧
した前記処理対象液から、逆浸透膜により淡水を得る淡水化装置と、
前記処理対象液のうち前記淡水化装置から排される排水液である第1排液
から、金属イオン交換膜を用いて、対象とする特定金属の金属イオンを回
収する金属回収装置と、
前記ポンプから前記淡水化装置へ流入する前記処理対象液の流入流量を検
知する流量センサと、前期金属イオン交換膜の温度である交換膜温度を検
出する温度センサと、
前記第1排液における前記特定金属の金属イオン濃度である第1イオン濃
度を検出する第1濃度センサと、
前記金属イオン交換膜に電界を印加する電極への通電および前記ポンプへ
の通電を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記交換膜温度が予め定めた所定温度範囲内であるとき
に、前記流入流量が予め定めた第1流量となるように、前記ポンプの通電
を制御するポンプ制御部と、
前記交換膜温度が予め定めた所定温度範囲内であるときに、前記第1イオ
ン濃度に基づいて前記電極への通電を制御する交換膜制御部と、を有する、
金属回収システム。
【請求項2】前記第1排液のうち、前記金属回収装置から排される排水液
である第2排液における前記特定金属の金属イオン濃度である第2イオン
濃度を検出する第2濃度センサと、前記第2排液を排水する排水路と、
前記第2排液を前記ポンプの吸込口に還流する還流路と、前記第2排液を
前記還流路へ流入させるか又は前記排水路へ流入させるかを制御する制御
弁と、を備え、
前記制御装置は、前記制御弁の動作を制御する弁制御部を更に備え、前記
弁制御部は、前記第2イオン濃度が予め定めた濃度閾値以上であって、且
つ前記交換膜温度が前記所定温度範囲の上限温度以下であるときは、前記
第2排液が前記還流路へ流れるよう前記制御弁を制御し、
前記第2イオン濃度が予め定めた濃度閾値未満であるか、又は前記交換膜
温度が前記所定温度範囲を超えたときは、前記第2排液が前記排水路へ流
れるよう前記制御弁を制御する、請求項1に記載の金属回収システム。
【請求項3】前記ポンプ制御部は、前記交換膜温度が前記所定温度範囲よ
り低温であるときは、前記流入流量が前記第1流量より少ない第2流量と
なるように、前記ポンプの通電を制御し、前記交換膜制御部は、
前記交換膜温度が前記所定温度範囲より低温であるときは、前記交換膜温
度の時間当たりの温度上昇率が予め定めた範囲となるように、前記電極へ
の通電を制御する、請求項1に記載の金属回収システム。
【請求項4】前記第2流量は、前記交換膜温度又は時間に対し所定の流量
増加率で単調増加する値に設定され、前記流量増加率は、前記交換膜温度
が前記所定温度範囲より低温の予め定めた温度閾値以上であるときは、前
記交換膜温度が前記予め定めた温度閾値未満であるときに比べて大きな値
に設定される、請求項3に記載の金属回収システム。
【請求項5】前記ポンプ制御部は、前記交換膜温度が前記所定温度範囲よ
り高温であるときは、前記流入流量が前記第1流量より多い第3流量とな
るように、前記ポンプの通電を制御する、請求項1に記載の金属回収シス
テム。
【請求項6】 前記特定金属はリチウムである、請求項1に記載の金属回収
システム。
【請求項7】前記処理対象液は海水である、請求項1ないし6のいずれか一
項に記載の金属回収システム。
【請求項8】処理対象液を加圧して送り出すポンプと、前記ポンプで加圧し
た前記処理対象液から、逆浸透膜により淡水を得る淡水化装置と、前記処
理対象液のうち前記淡水化装置から排される排水液である第1排液から、
金属イオン交換膜を用いて、対象とする特定金属の金属イオンを回収する
金属回収装置と、前記ポンプから前記淡水化装置へ流入する前記処理対象
液の流入流量を検知する流量センサと、前記金属イオン交換膜の温度であ
る交換膜温
度を検出する温度センサと、前記第1排液における前記特定金属の金属イオ
ン濃度である第1イオン濃度を検出する第1濃度センサと、前記金属イオン
交換膜に電界を印加する電極への通電および前記ポンプへの通電を制御する
制御装置と、を備える金属回収システムのコンピュータが実行する金属回
収方法であって、
前記交換膜温度が予め定めた所定温度範囲内であるときに、前記流入流量
が予め定めた第1流量となるように、前記ポンプの通電を制御する第1ポン
プ制御ステップと、前記交換膜温度が予め定めた所定温度範囲内であると
きに、前記第1イオン濃度に基づいて前記電極への通電を制御する第1交
換膜制御ステップと、を有する、金属回収方法。
【請求項9】前記金属回収システムは、前記第1排液のうち、前記金属回
収装置から排される排水液である第2排液における前記特定金属の金属イ
オン濃度である第2イオン濃度を検出する第2濃度センサと、前記第2排
液を排水する排水路と、前記第2排液を前記ポンプの吸込口に還流する還
流路と、前記第2排液を前記還流路へ流入させるか又は前記排水路へ流入
させるかを制御する制御弁と、を備え、前記第2イオン濃度が予め定めた
濃度閾値以上であって且つ前記交換膜温度が前記所定温度範囲の上限温度
以下であるときに、前記第2排液が前記還流路へ流れるよう前記制御弁を
制御し、及び、前記第2イオン濃度が予め定めた濃度閾値未満であるか又
は前記交換膜温度が前記所定温度範囲を超えたときに、前記第2排液が前
記排水路へ流れるよう前記制御弁を制御する、還流制御ステップを有する、
請求項8に記載の金属回収方法。
【請求項10】前記交換膜温度が前記所定温度範囲より低温であるときは、
前記流入流量が前記第1流量より少ない第2流量となるように、前記ポン
プの通電を制御する第2ポンプ制御ステップと、
前記交換膜温度が前記所定温度範囲より低温であるときは、前記交換膜温
度の時間当たりの温度上昇率が予め定めた範囲となるように、前記電極へ
の通電を制御する第2交換膜制御ステップと、を有する、請求項8に記載
の金属回収方法。
【請求項11】
前記第2流量は、前記交換膜温度又は時間に対し所定の流量増加率で単調
増加する値に設定され、前記流量増加率は、前記交換膜温度が前記所定温
度範囲より低温の予め定めた温度閾値以上であるときは、前記交換膜温度
が前記予め定めた温度閾値未満であるときに比べて大きな値に設定される、
請求項10に記載の金属回収方法。
【請求項12】前記交換膜温度が前記所定温度範囲より高温であるときは、
前記流入流量が前記第1流量より多い第3流量となるように、前記ポンプ
の通電を制御する第3ポンプ制御ステップを含む、請求項8ないし11の
いずれか一項に記載の金属回収方法。
⬛ 最新ペロブスカイトペロブスカイト太陽電池製造方法
1. 特開2024-11974 ペロブスカイト太陽電池およびその製造方法 国立
研究開発法人物質・材料研究機構
【要約】下図1のごとく太陽光を透過する1枚の透明基板を有し、透明基
板の第1主表面側に第1と第2の端子電極を有する第1のペロブスカイト
太陽電池セルが形成されており、透明基板の第2主表面側に第3と第4の
端子電極を有する第2のペロブスカイト太陽電池セルが形成されており、
第1および第3の端子電極は透明基板に接しているペロブスカイト太陽電
池とする、 低コストで光電変換効率および出力が高くかつコンパクトな
タンデム構造型のペロブスカイト太陽電池を提供すること。
図1. 4端子タンデム型ペロブスカイト太陽電池101aの構造模式図
図10 4端子タンデム型ペロブスカイト太陽電池101の製造工程を断面
構造図を用いた工程図
【符号の説明】2 第1の端子電極 (透明電極)3 第1のペロブスカイ
ト層 4 第2の端子電極 4a 透明電極 4b 電極 5 第3の端子電
極 (透明電極) 6 第2のペロブスカイト層 7 第4の端子電極 (裏
面電極) 11 透明基体 (白板ガラス) 12a 第1の透明電極層
(ITO膜) 12b 第2の透明電極層 (ITO膜) 13 第1のホ
ール輸送層 (NiOx膜) 14 表面補償帯 (SCL、MeO-2P
ACz層) 15 第1のペロブスカイト層、広バンドギャップペロブス
カイト層(FA0.84Cs0.12Rb0.04PbI2.3Br0.68)
16 第1の電子輸送層 (PCBM膜) 17 第1のホールブロッキン
グ層 (AZO膜) 18 透明電極、導電性酸化膜 (ITO膜) 19
グリッド電極 (Ag) 20 保護フィルム (カプトンテープ) 21
第2のホール輸送層 (PEDOT:PSS) 22 第2のペロブスカ
イト層、狭バンドギャップペロブスカイト層 (FA0.6MA0.26Cs0.
1Pb0.5Sn0.5I3)-23 第2の電子輸送層 (C60) 24
第2のホールブロッキング層 (BCP) 25 裏面電極 (Ag)
31 透明基板 32 第1のペロブスカイト太陽電池セル 33 第2の
ペロブスカイト太陽電池セル 42 第3のペロブスカイト太陽電池セル
43 第4のペロブスカイト太陽電池セル 51 ガラス基板 52 第3
のITO膜 53 第3のホール輸送層 (NiOx膜) 54 表面補償
帯 (MeO-2PACz層)55 第3のペロブスカイト層、広バンドギ
ャップペロブスカイト層 56 第3の電子輸送層 (C60MC12)
57 第3のホールブロッキング層 (AZO膜)58 第4のITO膜
59 第4のホール輸送層 (PEDOT:PSS) 60 第4のペロブ
スカイト層、狭バンドギャップペロブスカイト層 (FA0.8MA0.1Cs
0.05Pb0.5Sn0.5I) 61 第4の電子輸送層 (C60)
62 第4のホールブロッキング層 (BCP) 63 裏面電極 (銀)
101 4端子タンデム型ペロブスカイト太陽電池 (ペロブスカイト太陽
電池) 101a 4端子タンデム型ペロブスカイト太陽電池 (ペロブス
カイト太陽電池) 103 2端子タンデム型ペロブスカイト太陽電池 (
ペロブスカイト太陽電池)
【発明の効果】 本発明により、低コストで光電変換効率および出力が高
くかつコンパクトなタンデム構造型のペロブスカイト太陽電池およびその
製造方法が提供される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 太陽光を透過する1枚の透明基板を有し、
前記透明基板の第1主表面側に第1と第2の端子電極を有する第1のペ
ロブスカイト太陽電池セルが形成されており、
前記透明基板の第2主表面側に第3と第4の端子電極を有する第2のペ
ロブスカイト太陽電池セルが形成されており、
前記第1および第3の端子電極は前記透明基板に接している、ペロブス
カイト太陽電池。
この項つづく
Only Yesterday 1970s
『22歳の別れ』『あの素晴らしい愛をもう一度』『コスモス』
● 今夜の寸評:憲法九条と宗教戦争と赤色専制主義
ガザ中東では死者は4万人を超え、ウクライナではロシア+北挑戦+(中国
・イラン)との世界戦争前夜様相を呈している。ハンチントンではないが
新ウェストファリア条約締結までの長い道がつづくこととなるが、2035年
までに終結しなければ地球環境の劣化が加速するのではないかと憂慮する。